インターネットの小説投稿サイト、『ロートフルーフ』に自作の小説作品を投稿していた述瑠(のべる)は13年も活動を続けていた。
しかし、小説サイト内の投稿小説ランキングに掲載されず、サイト利用者からの閲覧数も二桁止まり、感想も貰ったこともなかっ
た。
彼は、『地球警備員』としての仕事をこなしながら、空いた時間で小説の投稿を細々と続けていた。
そんな述瑠の元に、一通の宅配物が届く。
彼が届いた小袋を開けると、中にはリストバンドとお守り、そしてメッセージカードが入っていた。
メッセージカードには、リストバンドを身に着けると良いことが起こる、と書かれていた。
述瑠は宅配物に不信さを覚え、ゴミ箱に捨てようとするが、気休め程度に希望を見出し、リストバンドを手首に巻いてみることにする。
その後、『竜と英雄の社交ダンス』という新しい小説を書いていく。
後日、投稿された、『竜と英雄の社交ダンス』には感想が書き込まれていた。
しかし、ランキングに乗ることはなく、リストバンドの効果を実感できなかった述瑠は腕に巻いていたリストバンドを取り外そうとするが、もう少し藁にも縋る思いを抱きながら小説を執筆し続けた。
更に数日後、述瑠が小説サイトのランキングを眺めていると、低い順位に自分の小説のタイトルが乗っているのを発見する。
利用者の閲覧数は増え、高い評価値を貰えた述瑠はリストバンドの恩恵を感じ始めた。
その後日、小説の続きを書いていると、一人の女性が述瑠の家に訪問する。
彼女は、『楽花純恋(らくばなすみれ)』と名乗り、ロートフルールのランキング上位の作者で書籍化もしていた。
純恋は述瑠への好意と尊敬を伝え、彼の部屋に上がらせてほしいと懇願する。
述瑠は拒絶し続けるも、彼女の熱意に負けて家に招く。
純恋と仲良く会話を弾ませると、いつの間にか一夜を過ごす流れになるが、お互いそれを拒むことはしなかった。
翌朝、述瑠が恒例のロートフルールを眺めていると、自分の作品がランキング上位に上がっていることに驚く。
さらに、作品への感想もたくさん届いていて、困惑する。
また、彼に出版編集者から熱意ある書籍化のメールが届いており、述瑠は初めてのことに不安を覚えた。
しかし、起床した純恋がこれからの事を助けるから書籍化することを強く提案すると、述瑠は笑顔で答えるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 14:28:09
10520文字
会話率:50%
引き籠り一五歳の男の子の桜井鈴くんは、ふとしたことから両親と喧嘩をしてしまい家を飛び出してしまいます。しかし脇目も振らずに飛び出した彼は不幸にも自動車に轢かれて彼は死んでしまいました。次に目覚めたのは『転生の間』という現実では無い場所。
「
ここはどこ?」そう思う桜井鈴くんの前に、綺麗な女性が現れて曖昧な説明だけ受けて異世界へと転生されてしまう。そこには女性も一緒に―――
気弱な男の子レイくんと、一緒に付いてきた女神様と、冒険者の女の子との異世界生活。魔物や魔法が存在するファンタジー世界の中で、異世界で過ごすレイくんは異世界で二度目の人生を送る。
※初の投稿作品です。定期更新、最初は10日間は1日3話投稿の予定です。
※「カクヨム」の方でも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-24 17:02:47
3844300文字
会話率:49%
本書は日記の形式で描かれる
最終更新:2024-09-03 17:45:00
1728文字
会話率:17%
ネット小説家の皆さん、貴方はこんな怪異に出会いたいですか?
最終更新:2024-08-28 15:38:38
5734文字
会話率:2%
インターネット小説家のコハルにガチ恋してしまった男子高校生・桐崎冬馬(きりざき とうま)。
しかしコハルの"中の人"は…
最終更新:2024-04-27 01:09:46
1439文字
会話率:15%
冗談で自分が大人気Web小説家だと言ったら本気で信じられて引き返せなくなった神崎さん。しかしなんとクラスメイトに本物がいて助けて貰えることに。でも彼女はひょんなことからその助けを自ら台無しにしてしまい……
最終更新:2023-09-19 21:36:44
7752文字
会話率:45%
急病で死にかけたネット小説家のドキュメンタリー☆
…ってゆーか、3週間ほど前に死にかけましたww
急性心筋梗塞でwww
うはっwww OKKKKKKKKKwwww
何でよ? 何で小生が心筋梗塞? そんなん知らんし!
でも、実際に患いました。
危篤状態で総合病院に担ぎ込まれて……
せっかくの体験なので私小説の形にしてみました\(^o^)/
楽しんでいただければ幸いです♪
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-11 18:15:17
37378文字
会話率:13%
自称天才ネット小説家坂ノ上 右京は幼馴染である十河 悠のことを見下していた。ただ実は悠は天才○○○で……
最終更新:2023-01-30 06:00:00
5406文字
会話率:34%
いつか日の目を浴びることを信じて__。
ネット上に作品を投稿し続ける、「文章は上手いが作品がつまらない」人間と、「作品は斬新だが文章が下手」な人間がタッグを組んだら__。
小説投稿あるあるも織り込んだ、売れない地下ネット小説家たちの逆襲
物語!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-13 20:59:39
36672文字
会話率:54%
私はネット小説家が過去の私を含めて嫌いだ。
自惚れていて「自分に才能がある」と思い込んでるクソつまんねえ気取った凡人の集合。私含めてみんなそう。
最終更新:2022-05-28 23:08:03
355文字
会話率:0%
「あ〜、小説書くのめんどくせー・・・」
エタり常習犯の主人公の前に現れた存在、締め切りちゃん!主人公は一体どうなる?
ま、ネット小説家に締め切りなんてないんですけどね
最終更新:2022-05-02 23:45:45
8605文字
会話率:60%
ネット小説家の高橋理恵は仕事を終えた後コンビニに出掛けた。
途中で近所に住んでいるファンの女の子、青木優と会い一緒に喋りながら歩く。
コンビニ前で別れた二人だったが、その時優に……
これは、事故で右腕と右足を失った女の子を、ネット小説家の先
生が彼女を異世界転生させないように頑張る、涙あり、笑いあり、苦労あり、笑いあり、感動あり、笑いありのハートフルコメディー。
笑いが多くね?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-29 19:00:00
52853文字
会話率:37%
自称コミュ症の俺、天野数多《あまのあまた》にはクラスで唯一話せる人間がいる。自称ネット小説家の大前香苗《おおまえかなえ》だ。
違う道を歩んでいれば学園のアイドルにでもなれただろう彼女はしかし、周囲の生徒から変人のレッテルを貼られている。
「放課後に! 駅前で! 私と天野君が二人揃ってなにをするか! それはズバリ――〝悪漢《あっかん》にナンパされて困っている女子を探し救う〟だッ!」
無理もない。なにせナンパの現場を探そうとか言っちゃうぐらいだから。
「――や、やめてください」
「いいじゃんいいじゃん! 俺らと楽しいことしようぜぇ」
……え、嘘でしよ? マジで見つけちゃったんだけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 16:42:28
6623文字
会話率:48%
【小説家になれる】ファンタジーランキング1位の高木晴一は、【ベータポリス】ランキング1位の空木雨理に勝負を申し込んだ。
「今日の俺の新作読んだか!? ランキング1位だぞ!」
「それはよかったですね。私も1位でした」
互いに譲らない白熱と
したネット小説のバトル。
だけど、そんな二人でもなかなか文字に起こせない言葉があるようで……。
微妙にすれ違い、微妙に息のあった二人の恋愛物語が今、描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-31 15:01:52
6358文字
会話率:45%
頼まれもしないのに「小説家になろう」を主戦場として自称ネット小説家の皆様に塩辛い感想を押し付け、悪名を欲しいままにしてきた神出鬼没の害悪レビュアー、
「シオカラ節」。
今、その全てを、皆様お馴染みである小説の形を借り、「小説家になろう
」という公の場で弁明させて頂きます。
あくまで本物やぞ。
※2021/04/12「小説家になろう」グループ利用規約違反のおそれのある箇所の修正、削除を行いました。
ご了承下さい。
※2022/06/09 拙著でご紹介した、
『彼女が先輩にNTRれたので、先輩の彼女をNTRます』
が書籍化&2巻がスニーカー文庫より発売されました‼︎
遅ればせながらお祝いを申し上げます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-28 19:37:59
63846文字
会話率:5%
高校生ネット小説家の西条輝之は連載作品が増えすぎたので一部作品を休載しようかと思った。
その翌日、放課後の校舎裏に呼び出してきた美少女に小説の更新を頼まれる。
どうやら小説のヒロインが、その小説の大ファンと同調して精神を乗っ取ったらしい
。
西条はヒロインたちの陳情にどう応えるのか?
乗っ取られる女子生徒と乗っ取るヒロインの性格のギャップも見所です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-30 15:56:56
4641文字
会話率:44%
ネット小説家の成宮冬弥はある日謎のsosメールを受けとった
そのメールから異世界転移しそれから波乱万丈な生活をしたりしなかったりする物語である
最終更新:2019-12-01 09:05:35
2108文字
会話率:45%
ネット上でほそぼそと小説を書いていた主人公・名雲蒼太。
彼はある日突然、転校生の球磨神宵子に呼び出される。
なんと彼女は蒼太の小説の大ファンだったのだ。
その日から蒼太は熱すぎるアプローチを受ける羽目になり――。
「先生、今日のお話も素
敵でした!つきましてはこちら、差し入れです。どうかお納めくださいませ♡」
「だから札束は受け取れないって言ってるだろ!?感想だけで嬉しいんだってば!」
億万長者の美少女ファンから、全力で推されて戸惑うしかない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 11:10:30
15177文字
会話率:39%
小説家投稿サイトで不人気作家の主人公と、同じ学校に通うことになった上に、隣の席になった超売れっ子新人作家のヒロインが惹かれ合う恋の物語。
他の作家に興味を持たない個性ばかりが突出した小説で殆ど読まれない小説を書き続ける主人公、その主人公の
作品の貴重な三人の読者である、初作品で超人気になった美人作家のヒロイン、お互いがお互いの正体を知らないまま、作家友達になる二人が織りなす恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 13:14:15
16068文字
会話率:47%
【ヒロインは一人――感情(キャラ)は無限大】
劇場館高校の高嶺の花にして、どんな時でも無表情で有名な『鋼鉄の文学少女』の異名を持つ少女・隠神刑部鉄火(いぬがみぎょうぶ てっか)。
彼女にはとある秘密があった。
それは――、
「
それでだ、わが助手よ! 事件についてなのだが」
「ちょっと聞いてるの!? アンタ!」
「話の途中でよそ見をするでないわ、我が眷属よ」
「よーし、ちょっと一旦黙ろうか? 先輩」
「三人でなく、どうして私に言うのかしら? 百目鬼君。私はただ部室の片隅で本を読んでいただけよ」
「アハハハハっ、何言ってるんですか。今喋っていたのは全員、あなたでしょうが」
彼女はネットの投稿サイトで小説を書いているネット小説家であり、書く作品によって、真顔のままその作品のヒロインになりきるという、変わった癖を持っていた!
様々な偶然や災難が重なり、そのことを知ってしまった主人公・百目鬼深読(どうめき ふかよみ)は、持ち前の超観察眼の目を見込まれて、彼女の作品作りに強力させられるため、文芸部に監禁されてしまう。
「お願いよ、百目鬼君。私には、あなたのその『目』が必要なの」
目指すは、彼女の作品の完成させること。
百目鬼の強力もあって、出来上がっていく物語。
だがそれは後に、隠神刑部鉄火の抱える、忌まわしい過去の事件が絡んでくることになる――。
これは、とある学生二人が織りなす『物語作り』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-25 19:00:00
20985文字
会話率:39%