同接せいぜい30人の弱小配信者――――それが俺だ。
そんな俺を推してくれていたファンが、信じられないことにクラスメイトの大物配信者のギャルだった!
問題はひとつ。
それは、俺が学校では堅物委員長を演じていて、ゲーム趣味を完全に秘密にしてい
ること。
なんなら教室の壁や床と同化したいと思っているくらいで、だれからの注目も望んではいなかった。
そうだというのに、俺はそのギャルから、とある頼まれごとをしてしまう。
「お願い――あたしといっしょに『電甲杯』に出てくれないかな?」
全国の若手ゲーマーが集う夏の国内最大のゲーム大会に、誘われてしまう。
その日から、俺の人生には波乱がもたらされることになった。
――これは、だれよりも偽物のゲーマーが、いつか本物に至るまでの物語。
※カクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-07 23:48:11
248818文字
会話率:33%
夏陽(なつひ)ハルはバスケに夢中な男の子である。彼がバスケを始めたきっかけは小学校時代に見たミニバスの試合。そのコート上に立つ女の子、彼女のプレイに魅了されたからである。そしてその女の子――秋月(あきづき)フユはハルの母親の友人の娘であり
、今ではハルのバスケ仲間の一人となっている。傍から見れば、全然カップルに見えない身長120センチ以下のハルと、身長170センチのフユ。けれどハルの方は明確にフユを異性として意識していた。それも子供の頃に見た試合からずっと。けれど身長差はありすぎて、心の距離は近すぎる関係。それ故にハルの春はまだまだ遠く。バスケ青春恋愛ストーリー開幕。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 10:13:02
60916文字
会話率:35%
高校へ入学して、一週間が経ったある日。柊緋色(ひいらぎひいろ)は告白された。相手は既に学校で一番可愛い女の子の立ち位置を獲得した同級生、姫柊姫(ひめらぎひめ)。しかも告白の時に彼女が手にしていたのは、婚姻届け。最初はその行動が怪し過ぎて、姫
が誰かに頼まれて自分を騙そうとしているのではないか。そう考えていた緋色だが、彼女の可愛い仕草を目の当たりにして、思わずOKをしてしまう。
その次の日から始まる姫の猛アタック。
家まで迎えに来たり、手作りのお弁当を持って来たり、軽々と学校でキスを迫って来たり。子供の頃から姫のことが好きな緋色にとっては、ドキドキの連続で。さらに時々、姫は場の空気を凍りつかせるようなことを平然と口に出したりする始末。
「夫の食事管理も妻の務めですから」
「私の『緋色君とのラブラブ予定帳』にはそんな予定ありません」
「盗聴器は何台までOKですか?」
「では私は緋色君の飲みかけを所望します」
※この作品は、カクヨムにて掲載中の作者の作品『学校で一番可愛い女の子に告白されたけど、絶対嘘告白だと思うので警戒してみる。あれ? もしかしてヤンデレですか?』の大幅改稿版です。
改稿前の作品を見たい方はこちらをどうぞ。
https://kakuyomu.jp/works/16818622171849257143折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 16:54:08
16791文字
会話率:33%
月神虎兎(つきがみこう)はとある組織に所属していた殺し屋兼スパイ兼大怪盗である。
彼が所属していた組織の主な仕事は、法では裁けない悪を始末したり、奪われた機密情報の奪取、さらに不当な方法で取引された美術品の回収だった。しかしある日、ボスから
全員に解散が告げられる。解散の理由は財政破綻。
赤ん坊の頃から組織で育てられた虎兎は特に行き先もなく、友達を作るために学生生活を送ることにする。
場所はボスの勧めもあり日本。しかし彼は組織に居た頃のクセが抜き切らず、常に銃を持ち歩いたり、ふとした拍子に銃を抜きそうになりながら過ごす。しかも高校生活が始まって数日、一人の友達もできないまま。
そんなある日、彼はかつての同僚が経営するバーからの帰り道コンビニ強盗に遭遇した。
さらに店内にはバイトをするクラスメイトの黒髪女子と、客として訪れていた金髪ポニーテールギャルがいて……。
別に普通の高校生になりたいわけでもなく、何となく高校生になったコードネーム『ウサギ』と呼ばれていた少年。
これはそんな彼が送る青春ドタバタ劇。銃や視線に敏感な彼でも鈍感なものはありました。
※都合によりプロローグはやや長めです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 19:27:17
6717文字
会話率:33%
長年遊んできたMMORPG「ユグドラシル」が、ついにサービス終了。
みんなが仲間と冒険に出る中、私は一人、天空に島を作って、
お気に入りのNPCたちとまったり過ごしていた“ソロプレイヤー”だった。
最後の瞬間は、自分で作った超カッコいい棺
に入り、
理想を詰め込んだ天使アバターのままログアウト……のはずだった。
──でも、なぜか目を覚ました私の前には、
まだ世界が残っていて、NPCが話しかけてきて!?
世界は終わったはずなのに、私だけが残ってる?
これはバグ?それとも、第二の人生の始まり?
これは、ちょっと中二な“孤高の天使”が、サービス終了後のゲーム世界で
もう一度、物語を始めるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-08 17:03:55
1653文字
会話率:26%
空前の大ブームを起こし、今もなお話題の中心にあり続けるVRMMOゲーム【Dive To Imaginary Online】
主人公大姫真也はそのゲームにのめりこみ、ついにはソロランク一位に君臨するまでになった。
そしてずっとソロプレイヤー
だった真也は、友人たちの提案でギルドを作ることになった。ギルドを作った真也はギルドのメンバーや友人たちと楽しい日々を送ろうと決める。
ギルドの目標はギルドランキング一位。
これはソロトップランカーがギルドでも仲間たちと共にトップを目指す話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 06:37:43
66454文字
会話率:70%
卓越した蜘蛛の糸と短剣及び神速の速さを巧みに使うプレイヤーであり、攻略組なのかソロプレイヤーなか定かでは無い
ただ、ジライヤは1つの信念を持ち動いている
生き延びるのではないと、彼は蜘蛛の如く、、、、生きるのであると
最終更新:2025-03-04 16:44:29
1330文字
会話率:0%
ソロゲーしかやらない少年ショウ。
毎回毎回クソなほど難しいクソゲーをやっていた。
そこで出会った。何でもOKなゲーム。
そこのゲームで最強のソロプレイヤーになるためにNPCだけの最強ギルドを作った。
その結果は!?
最終更新:2025-02-11 14:46:05
22075文字
会話率:55%
誰にも頼らず、誰にも頼られず。孤高の狙撃手レイヴンは、「アヴァロン・オデッセイ」の広大な世界で一人、狩猟を続けていた。ギルドにも属さず、仲間との交流を拒む彼の記憶に残るのは、ただ静寂と標的を撃ち抜く瞬間の充足感だけ。
そんな彼が挑んだ新ダ
ンジョン「嘆きの渓谷」。そこで偶然出会ったのは、初心者冒険者のリリィとその仲間たち。渓谷を進む中、否応なく巻き込まれた共闘で、彼はこれまで知らなかった「仲間との戦い」の感覚を知ることになる。
互いに補い合い、力を合わせて立ち向かった強大なボス「渓谷の守護者」。その戦いを通して、レイヴンの孤独な記憶に新たな一頁が刻まれる――。
これは、一人のソロプレイヤーが心の中に「共闘」の記憶を残す物語。次の冒険でも彼はまた一人かもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 12:43:41
3015文字
会話率:40%
高校二年生の守日出来高(もりひでゆきたか)は、自称ソロプレイヤーの嫌われ者。
「麗しきミス青蘭」と名高い美少女「八蓮花つばき」が双子であり、姉妹で学校を入れ替わっているという秘密を、彼は偶然知ることになる。
ソロプレイヤーとして孤独に過
ごすはずだった守日出は、不本意ながらも双子姉妹の入れ替わりに巻き込まれていく。
※山口県、福岡県、佐賀県の方言を使用する時があります。翻訳機を使ってますので間違えていたらすみません。それと、ちょっと可愛くアレンジしていることもあるので実際とは異なることもあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-14 20:02:03
275903文字
会話率:58%
一世を風靡したフルダイブ型VRMMO【Creature Hunters】がサービス終了を迎えるとなった。ブラック企業に務める伊藤晋也は、「ルシファー」というプレイヤー名で、10年以上も前に何万時間とプレイした。ギルドを創設またはギルドに所属
することで、大勢のプレイヤーで難易度の高いクリーチャーを倒すのがセオリーだが、「ルシファー」は世界最高のソロプレイヤーとして名を馳せた。伊藤は、最後の思い出のために、久しぶりに【Creature Hunters】をプレイし、サービス終了の最後の瞬間を待った。しかし、サービス終了の時刻になっても、強制ログアウトは起こらず、【Creature Hunters】から抜け出せなくなっていることに気づく。伊藤は、これを「第二の人生」だと考え、【Creature Hunters】の世界を楽しむことにする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-15 23:06:18
32928文字
会話率:52%
MMORPG 『Another Earth』のモンスター好きなソロプレイヤー『夜光』こと刈谷光司は、彼が作り上げたマイフィールドと仲間モンスターとともに、現実でもゲームでもない未知の異世界で目を覚ました。そこは、ゲームのアイテムや知識が流れ
着いたがために戦乱が広がった中世暗黒時代的世界。他のプレイヤーとの出会い、思わぬ脅威に立ち向かいながら、夜光となった光司は、見知らぬ世界を仲間モンスター達と共に駆け抜ける。
現在、一身上の都合により活動を一旦停止しております。
再開の場合は、事前に活動報告にて通知いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:44:17
928422文字
会話率:21%
歴史上初の特殊な災禍、異次元からの侵攻『幻想侵蝕』。それが起きるのと同時に現れたナビゲーターと契約し、私はこの闘争に参戦する『プレイヤー』となった。……が、無職で引きこもり生活中だし、目立たずひっそり単騎でダンジョン探索を楽しもうと思う。
*** 「なんか面白そうだし、ちょっと遊んでみるか」という、ノリ軽く割り切り早く、あまり深く考えない『私』の自由気ままな探索と日常生活。……と、その裏側にあるもの。 *** 主人公(ちょっとメンタル壊れ気味)はガチでソロプレイヤー(ステルス系スナイパー)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-19 10:00:00
178200文字
会話率:20%
最強のソロプレイヤーと呼ばれた主人公。
とあるクエストにて<管理者>というスキルと謎の<権限>をボスモンスターから譲渡されるが、そのスキルと権限により、主人公の格闘系統のスキルが機能しなくなってしまう。
ソロプレイは
到底できない体になってしまったが、このスキルと権限の謎を解明しなければいけない。
主人公は仕方なくパーティを組む決意をする。
孤高の狼の愉快な生活が今、始まろうとしていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 00:02:15
36371文字
会話率:45%
9頭のドラゴンロードによる専制を打ち砕く、という共通目標のあるオンラインゲーム【ドラゴニア・マスカレード】。ドラゴンロードを倒せば現金が山分けされ振り込まれる。
ただし、ドラゴンロードをソロ討伐した者には、次代のドラゴンロードとなり、運営に
莫大な報酬(年俸4000万)を貰ってプレイヤーを倒し続ける権利が与えられる。
そんな権利を手にしたのは、ソロプレイヤーの【シスイ】と、ゲーム攻略のため会社を起こした起業家少女、【バロンヌープ】だった。
膨大なプレイ時間を積み上げラスボスとなったシスイと、多くの支援者からのアドバイスと課金のための投資を受けて成り上がったバロンヌープは、まさに正反対のプレイスタイル。
しかし、ゲームをチートで汚すハッカーを許さないのは同じ。
ドラゴンロードの座を狙うチートプレイヤーや、国際ハッカー集団を、正攻法で叩き潰すラスボスの躍進が始まる。
※ノベルアッププラスにても連載中折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-17 07:08:25
8411文字
会話率:39%
ことがゲームの話となれば、楽しんだ者こそ勝者、楽しむことこそ正義である。
伝統ある白桜高校ゲーム部の部員達は、それをよく知る者達の集まりだ。
部員の一人、ゲーマーネーム『マウス』は、通称『ソロのネズミ』と呼ばれている。
数多のゲー
ム世界を渡り歩いて来た、歴戦のソロプレイヤー。彼が求めるモノは闘争であり、彼が欲するのは強者のみ。つまりまあ、戦闘メインの、シナリオライター泣かせのプレイヤーだ。
国家の危機だろうが、世界の危機だろうが、そんなもの知ったこっちゃねえ。歴史背景? 人々の事情? 要は敵を倒せばいいんだろう!
あらゆるシナリオを無視(スキップ)してとにかく戦闘だ!
仲間? 要らぬ、一人で戦った方が戦いに歯応えが出る!
ヒロイン? 知るか、邪魔だから棺桶で眠ってろ!
自国が滅亡した? やったぜ、味方がやって来ないから一人で戦いたい放題だ!
会話? なにそれ、この拳でぶん殴った方が早いでしょ!
そうしてただ一人、数多のゲーム世界を救ったり滅ぼしたり殴り倒してきた、生粋の蛮族こそが、マウスというゲーマーである。
そんなソロのネズミに、幼馴染から協力プレイのお誘いが入る。
「国盗りしたい」
うーん、乱世思考。
蛮族的ネズミも、こんな楽しそうなお誘いを受けては、ゲーム部員として否はない。
果たして、マウスはゲーム内で平和的なコミュニケーション能力を取り戻せるのか。蛮族を卒業した超蛮族になれるのか。
変わらず蛮族していても見てる分には楽しそうだな。そういうゲーム部員一同の期待の眼差しを向けられながら、ゲームスタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-16 12:00:00
325265文字
会話率:29%
都会の喧騒、辛い仕事、煩わしい人間関係。それらから逃げたい一心で購入したVRMMO『イルミス・アルテリア』。
主人公の斎藤光(ライト)はモンスターと仲良く暮らしたいという思いでゲームを始めるも、女神の思惑やら国の陰謀やらに巻き込まれて意
図せずして波乱万丈な冒険が幕を開けてしまう。
この物語はモンスターをこよなく愛する主人公が楽しくソロプレイをしていく、そんな物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-26 17:06:08
83748文字
会話率:42%
VRゲームが真っ盛りのこの時代において、デスゲーム事件の多発は社会問題だった。しかしそれは過去の話となった。政府が監視体制を徹底的に整え、デスゲームに至るバグやシステムを許さないからだ。
そんな風にデスゲーム事件が歴史の一ページに加わろうと
する折、一本のデスゲーム「エターナル・ケージ」が世に放たれてしまう。
正確には命を落とすことはないがログアウトすることが不可能とされたゲーム。これに、アーリーアクセスとして参加した学生が囚われてしまう。
解放のためにGMが課した条件は一つ。最後のダンジョンのボスを攻略すること。それだけだった。この攻略に先立ち、プレイヤーは、自分という存在を反映した固有スキルが与えられた。
このゲームに疾走王というスキルを得た一人ぼっちの少年が囚われていた。彼は固有スキルの合理的な使い方をすぐに理解し、デスゲーム攻略に乗り出すのだが――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 09:25:40
39490文字
会話率:44%
何の取り柄もなく平凡。ただ、刀が好き。そうして始めたオンラインゲームでは刀使いは厄介者扱いを受けており、主人公は孤独なソロプレイヤーとしてゲームをプレイする日々を送る。
ある時、その風潮を一新しようと奮闘する同じく刀使い"ホワイト
"にギルドへの招待を受けた主人公は、待ちに待った自分の求めるオンラインゲームライフを夢見ていた。
だが、ギルドメンバーとの交流も兼ねたクエスト初日、ふとした出来事をきっかけに心待ちにした日常は終わりを告げてしまう。
「これで……終わりかぁ……ハハ…………」
『―――――力が、欲しいかい?』
刀好きによる刀好きの為の異世界斬撃英雄譚!
※3/4追記
書きたいことが多すぎて日に日に長文化しております…………。
参考にもしたいので、気兼ねなく感想や評価を付けてくだされば幸いです。
※3/8追記
少しプロットを練り直しております。
私事の都合も重なり、毎日投稿ができない日も増えるかと思います。
詳しくは活動報告を見て下されば幸いです。
※4/5追記
プロットの練り直しに合わせ、大幅な改稿を行っています。
少し内容が変化しておりますがご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-29 06:00:00
60654文字
会話率:37%
「VR歌姫」として有名のプレイヤー〝Flower note〟こと灰原花音…彼女は長らくソロプレイヤーだった…、が。
ある日突然に一人の「少女」を側に──と言うか“仲間”にした。
その日からVR歌姫はリアルにも“歌姫(ディーヴァ)”としてデビ
ューすることに…。
ソロプレイヤーに終止符を打ち、二人だけのパーティーはやがて大規模クランへと──
これは“歌姫”を慕い彼女達の成長とほのぼの冒険を見守る温かくも優しい物語だ。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 00:00:00
2191文字
会話率:29%
季節は春。柏木陸は彼のクラスメイト達三十五人と共に異世界に拉致……もとい、召喚されてしまったのだった。
しかも召喚先で告げられた言葉は、彼ら全員が魔王を倒すべく呼び出された勇者なのだとか。
……いやいやゲームじゃないんだし、そんな冗談はいい
ですから……は? 冗談じゃない? 冗談じゃないのはこっちの台詞だ!
心の中でツッコミを入れる柏木陸だった。
一部で異世界ヒャッホー! と叫んでいるおめでたい奴らは放っておくとして、クラスメイトの大半は呆然自失だった。
ともかく彼等はこの世界で無理やり魔王を倒す旅に出される事となった。
せめてもの救いは彼等を召喚した王国が仲間を用意してくれたことか。
だが交渉は自分達で行わなければならない。
柏木陸は少しコニュ将の気があって、初対面の人と話すのが苦手だ。気が付けば仲間もなくボッチに……。
孤高のソロプレイヤーとして覚悟を決めた時、彼の前に一人の美少女が仲間として彼の下へ。
……怪しい。何故理由もなく俺の前に?
柏木陸は訝しがった。
彼は用心深く、甘い言葉には惑わかされない強い意志と、ひねくれた心を持つ少年だったのである。
それからも彼の仲間になるのは美女だったり美少女ばかり、彼の疑心暗鬼は深まるばかり。
そして彼は一つの結論に行き着く。
こいつ等俺を嵌めようとしてやがるに違いない、だってそうだろ? イケメンでもない俺がこんなに女に言い寄られるはずがないのだから、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 12:00:00
449756文字
会話率:29%
とあるVRMMORPGには、伝説のプレイヤーが居た。
ボスが出現した瞬間には討伐し、ゲーム内の全アイテムをコレクションする男。
伝説の最強のソロプレイヤー。だが、名前も素性も、誰も知ることはない。
もはや、残された収集物を淡々と集めるだけの
機械と化したその男に、ゲーム内における障壁というものは存在しなかった。唯一のゲームシステムを除いて。
「結婚システム」または「寿命システム」と呼ばれるそれは、最強の男でさえ逆らえない、大きな障壁だった。
「キャラクターの寿命が来る前に、他のプレイヤーと結婚システムを使い、次のキャラクターへの引継ぎをしなければならない」
普通のプレイヤーなら障壁にもならないそれは、最強のソロプレイヤーには大きすぎる障壁だった。
「相手を探さなければ……」そう思い立ち、男は素性を隠し婚活を始める。
相手の条件は「戦闘職を経験していない者」ただそれだけだった。
◆◇この作品は、ノベリズムでも掲載しています◇◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-21 18:00:00
108414文字
会話率:48%