円環の聖女によって結ばれた四聖の和合。
その誓約によって守られるマルクト国は緑のベルデ、赤のロホ、白のブランカ、青のアスールの四つの領地からなる。
そして大地と植物を司る緑のベルデは地の加護を。
焔と熱を司る赤のロホは焔の加護を。
光と風を
司る白のブランカは風の加護を。
水と冷を司る青のアスールは水の加護を受け、それぞれの領地に住む人々には、受ける加護がその髪や瞳に表われる事が多い。
だが黒い瞳に黒い髪を持って生まれた少女ノエルは、不吉だ、気味が悪いと嫌われ、虐げられてきた。
そんな彼女を案じた父クラウスは、亡くなる直前に一通の手紙を出す。
その手紙によってノエルの運命は大きく動き始める。
黒が不吉といったのは誰?
※本作は【カクヨム】でも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 01:49:04
411047文字
会話率:25%
代々騎士団寮の寮母を務める家に生まれたレティシアは、若くして騎士団の一つである「群青の騎士団」の寮母になったが、若いことで騎士団員から揶揄われたりしてなかなか寮母としてうまく仕事ができていない。
幼少の頃から仲の良い騎士団長のアスールは、そ
んなレティシアを陰からずっと見守っていた。レティシアにとってアスールは兄のような存在だが、次第に兄としてだけではない思いを持ちはじめてしまう。
アスールにとってもレティシアは妹のような存在というだけではないようで……。
すれ違う恋心、アスールとライバルの心理戦。じれじれだけどハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-02 20:10:40
30158文字
会話率:46%
台湾の侯孝賢とスペインのビクトル・エリセは私にとって特別な映画監督、別格の存在です。昨年の侯孝賢がアルツハイマーを患い引退したという報道と、今年に入ってのビクトル・エリセの31年ぶりの新作長編の公開は、私にとっては一連のもののように感じら
れました。
侯孝賢には個人的な思い出もあり、何かまとまった文章を書くのは、大げさに言えば生涯の課題かもしれません。
というわけで、随分時間がかかりましたが、ビクトル・エリセの新作「瞳をとじて」公開にかこつけて、エリセ論と言うのもおこがましい雑文をものしました。「ミツバチのささやき」(1973年)と「瞳をとじて」のあれやこれや及び「エル・スール」(1983年)とその原作との関係などについて、2つの論考をnoteと小説家になろうで公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 22:57:30
3160文字
会話率:0%
台湾の侯孝賢とスペインのビクトル・エリセは私にとって特別な映画監督、別格の存在です。昨年の侯孝賢がアルツハイマーを患い引退したという報道と、今年に入ってのビクトル・エリセの31年ぶりの新作長編の公開は、私にとっては一連のもののように感じら
れました。
侯孝賢には個人的な思い出もあり、何かまとまった文章を書くのは、大げさに言えば生涯の課題かもしれません。
というわけで、随分時間がかかりましたが、ビクトル・エリセの新作「瞳をとじて」公開にかこつけて、エリセ論と言うのもおこがましい雑文をものしました。「ミツバチのささやき」(1973年)と「瞳をとじて」のあれやこれや及び「エル・スール」(1983年)とその原作との関係などについて、2つの論考をnoteと小説家になろうで公開します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-25 23:15:28
3985文字
会話率:0%
小さな国、モデラドに住む少年ラナダは父を待っていた。出迎えるため外に出ると、父ではなく白い麗人が立っていた。
麗人はラナダと妹をある施設に連れて行き言い放った。
「君たちには父親の跡を継いでもらおう」
最終更新:2024-06-25 20:56:36
4421文字
会話率:24%
2023年6月23日(金)~2023年7月31日(月)にカクヨムにて開催された公式自主企画「百合小説」応募作品です。
先生に恋した女の子は、何度も告白と玉砕をくりかえしその果てに……。
最終更新:2024-06-14 21:00:00
9332文字
会話率:45%
雨の中、灰色の瞳に映るのは……。
36に登場するスールイティ団のリーダーライメゼの物語。
最終更新:2024-06-01 01:44:35
13282文字
会話率:44%
メルコスールにおける課題。
最終更新:2024-05-10 18:56:52
244文字
会話率:0%
暗殺者の事務所に勤める少年、錯良アイネ。彼のもとに、オーナーである小倉カイとの共同任務が舞い込んだ。『能力者』である大統領フィスト・イーンスールの暗殺任務である。
アイネは様々な難を乗り越え、任務を遂行することは出来るのか――!?
最終更新:2024-04-03 20:08:00
9964文字
会話率:52%
ガルスール国には忘れ去られた第三王女が存在する。
身分は低いが美しく聡明だった女性官吏を見初めた王が無理矢理召し上げ作った王女。幼い頃にその母親が亡くなってからは王妃によって王宮の離れに閉じ込められ、今となっては王宮の使用人でさえ第三王女の
顔を知る者はほとんどいなかった。
…………そんな忘れられた第三王女オリヴィア・ティア・ガルスールは、実は顔を知られていないのをいい事に、探し当てた隠し通路から離れを抜け出しては王宮図書館の蔵書を読み尽くす日々を過ごしていた。そんなオリヴィアに、ある日隣国の王弟レンブラントとの政略結婚の話が持ち上がる。レンブラントはオリヴィアにある契約を持ちかけてきて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 13:04:00
11581文字
会話率:36%
ある日、人工知能によってあり得ないものが証明されてしまった。それは、魔法が実在するということであった。
これまで、科学的に魔法や呪術、霊能などは存在しないと言われ続けていたが、なんと人工知能という科学の結晶が魔法の実在を証明してしまっ
たのである。
そうして、世界に新たに魔法学が誕生。未来では科学よりも、魔法というファンタジーが発展していくのであった。さらに、魔法はあらゆる分野に利用されるようになった。
しかし、軍事的にも使われるようになり、第三次世界大戦が勃発する。
中国とアメリカ、ロシアの三つの大国による巨大な戦争は、長年も続くのであった。しかし、永遠ではない。そんな大戦も終わり、もう三十年である。
だが、未だに世界では常に睨み合いが起こり、いつ戦争が起こってもおかしくないような、安定しない平和であった。
そんな世界で主人公である和夏は、世界平和の維持を掲げている組織であり、魔法の存在証明を行い、世界に広めた人工知能、88=WEによって創設された国連の非公式軍ニュー・ラスールに所属し、今日も世界のために戦い続けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-25 13:46:58
70976文字
会話率:28%
創世から紡がれる歴史を持つ大国イグナーツ。その地で、国を支える優秀な人材を育てる学び舎、アンスール学園に入学した少年アーディ。良家の子女が集う学園で彼が出会ったのは、才能溢れる美少年だった。ただし、彼には秘密がある。
最終更新:2023-10-22 17:00:00
261224文字
会話率:37%
西暦2222年。魔王の操る魔物の侵略を受ける日本には、魔物に対抗する魔導士を育成する『魔導高専』という学校がいくつも存在していた。
魔力に恵まれない家系ながら、突然変異的に優れた魔力を持つ一匹狼の少女、井川佐紀(いかわさき)はその中で唯一
の女子校『征華女子魔導高専』に入学する。姉妹(スール)制を導入し、姉妹の関係を重んじる征華女子で、佐紀に目をつけたのは3年生のアンナ=カトリーン・フェルトマイアー、異世界出身で勇者の血を引くという変わった先輩だった。
征華の寮で仲間たちや先輩達と過ごすうちに、佐紀の心に少しづつ変化が現れる。でもそれはアンナも同じで……?
終末感漂う世界で、少女たちが戦いながら成長していく物語。
素敵な表紙イラストは、つむりまい様(Twitter→@my_my_tsumuri)より折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-11 17:53:26
123193文字
会話率:59%
トラックに轢かれるわけでもなく逆に原付で猫を撥ねてしまった正にのその瞬間に異世界転移したみたいだけれどもどうにもそこはクソゲーと呼ぶに相応しいほどの無理無茶無謀な不条理不合理世界なのであってそれでも逆らえば死という全方位塞がり状態の中で模索
するうちに何となく噛み砕いて咀嚼できるようになった難解な仕様とかルールを逆手にその世界を救う英雄へと駆け上がるかそうでないかは今後に委ねられることも無きにしもあらざらむこと山の如し件折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 20:08:51
99137文字
会話率:24%
公爵令嬢であるが、騎士団に在籍し、一個師団を率いる第8師団長であるアリシアローズは、心の中で大いに頭を抱えていた。何故なら、次の縁談として用意された相手が、『氷の騎士』の二つ名をもつ第3騎士団長だったからだ。
それも彼はアスールヴェン
ト公爵家の嫡男であり、女嫌いで有名な人物だった。
そんな公爵令嬢のアリシアローズの36番目の婚約者候補に上げられた公爵令息であり師団長であるレイラファールとの間に繰り広げられる攻防とは?
*作品の内容に不快感を感じましたら、そのままそっと閉じてください。
*作者の目は節穴のため、誤字脱字は存在します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-22 16:11:57
57237文字
会話率:46%
異世界転移したS級冒険者のウキョウは元第五王子だと言うことを隠し、ダンジョン攻略を進めるべくパーティーメンバーの打ち合わせに向かったのだが、そこで相棒であり片恋相手の魔法剣士カノンが突如脱退宣言をする。
「冒険者をやめる、亡命ってどういうこ
とだよ? きっちり説明されないと俺は納得しないからな」
「ウキョウ。私が異世界転生者だって話した時に伝えるべきだったのかもね。……カノンは冒険者名で、本名はセシリー・ルフォール。公爵令嬢なの。そして私の婚約者はレオナード・レーネック・ロード。つまりは王太子殿下ということ」
レオナード王太子。
うん、あー、これは──長兄じゃん。「あははは」と顔に手を当てて笑ったのち、「はあああああああああああああああああああ!?」と叫ぶウキョウ。
話を聞くともうすぐ『棘姫と呪縛の憂国』乙女ゲームのシナリオ展開通りに婚約者に婚約破棄されて破滅すると言い出す。
失恋。しかも婚約相手は実の兄。
さらにウキョウはこの世界はMMORPG『イルミンスール』を模倣世界だと勘違いしており、確認のため王位継承権争いを防ぐため野に放たれた兄姉たちに助けを求めるのだが、調べていくうちに国家転覆を企てる存在を知りある計画を立てる。それは奇しくも乙女ゲームのシナリオ展開通りの断罪イベントだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 19:11:58
27857文字
会話率:47%
私の婚約者である第二王子メンスール・ヘラクリウス殿下はメンヘラ。
「ヤミレ・デュ・リチャードソン! 君との婚約を破棄するッ!」
今日も今日とてそんなことを言い出していらっしゃいます。
でも大丈夫。私は彼を溺愛していますもの。泥棒猫にだ
って二人の関係を壊すことなどできませんわ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 08:20:22
3000文字
会話率:29%
水龍国《スールン》の南部で、田舎貴族の娘として育ったカナンは、ある日突然、自分の出生の秘密を知る。
男女の双子は忌むべきもの。
そんな王都の慣習によって赤子のうちに遠い南部へと運ばれ、十四歳まで平穏に育ってきたカナンに、「病弱なシオン
王子の代わりに男装して大国の皇子を接待しろ」という、とんでもない王命が下されたのだ。
大国、月紫国《ユンシィ》は、ここ数十年の間に周辺諸国を取り込み、属領としてきた国だ。皇子の来訪も、次に取り込む国を水龍国に定めてのことだろう。
慣れぬ王都で王子の身代わりとなったカナンは、決死の思いでトゥラン皇子を迎えるが────。
カナンと月紫国の皇子トゥランの出会いが、やがて世界に変革をもたらすことになる。
★この作品は「カクヨム」様にも掲載しています!(続編もあります)
https://kakuyomu.jp/works/1177354054891566487
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-10 08:00:00
115704文字
会話率:50%
16歳の高校一年生の歌川カエは、学校帰りに商店街へ寄ってくじ引きをする。運よくハワイ旅行を当て喜んで帰るが、突如異世界召喚されてしまう。そして問答無用でブドウジュースを飲まされて、いきなり王女に改造されてしまった!
ヴァルヨ・ハリータの能力
と外見を手に入れシャンティ王女となったカエは、半年後に迫るイリスアスール王国国王後継者の座を必ず手に入れるために、王女教育やソティラス確保に乗り出す。
※他サイトへも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 17:00:00
68355文字
会話率:52%
王子の婚約者として将来の王妃の座を約束された上級貴族令嬢、エーデルワイス・サンドライト。
彼女は平民の少女、サーシャ・イスールへの非道な行いを王子に断罪され、婚約破棄と貴族の身分の剥奪を言い渡される。
しかし、それは全てエーデルワイスの計画
だった。
貴族として生きる事に耐えられなかった彼女の目的は平民としての自由な暮らし。
そしてもう一つ、あまりにも遠大で夢想的な、とある『野望』だった――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-09 19:42:54
132381文字
会話率:45%
ユーツベ動画で今季のアニメの面白かったランキング
みたいなものを見ていたのですが、
個人的に一番面白かったアニメ「ダンスダンスダンスール」が
入ってなかったので、エッセイにしました。
海外のアニメサイトのMALとかアニメ初心者や子供が
多いのではないかと思っていて普段から、評価があわないと
思っていたのですが、やっぱりあわない!
ダンスダンスダンスールの感想ですが、
バレー部分は面白かったのですが、恋愛関係は二股糞野郎に
なりそうな主人公がちょっといらつかせてそれ以外はなかなか
良かったと思います。
一部、境界戦線が現実の戦争と被って炎上してたらしい?
ですが、個人的には、現実でも西側の方が悪党だと思っているので、
中国やアメリカが改心して良い人?国になってくれる事を願うばかりです。
アメリカのドルは戦争や物価高でインフレになっていて
ピンチらしいですよ。
今までもドルは刷り放題でいつ破綻してもおかしくないと思っていたのですが、
いよいよなんでしょうか。
日本もドルを買い支えて安くなっているという話です。
他人事ではないですね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-03 12:27:36
455文字
会話率:0%