中部地方から台北へと上京した、どこか反応が鈍くて、思ったことをすぐ口にしてしまう藤毅騰(トン・イートン)。彼は個人ジムのトレーナーとして働いているが、そのストレートな性格のせいで営業成績はいつもピンチ。ジムのオーナーである奥さんからも「この
ままだと辞めちゃうんじゃない?」と心配される始末。
そんな毅騰が、ジム一の売上を誇るボス・アキ兄貴に助けを求めたところ、なぜか教えてもらったのは「マッチングアプリの使い方」だった!?
「アキ兄貴、なんで俺、スワイプしても男ばっかりなんですか?」
「それはね、ゲイ専用のマッチングアプリだからさ。今やノンケ男子も韓流イケメンが流行ってるし、うちも“筋肉と男好き”のゲイ層から生徒を掴まないとね。見てよ、俺、今月だけでこんなに体験希望の連絡来てるんだから。」
こうして、小心者ノンケトレーナー・藤毅騰の人生には、いつしか“6色にきらめく華やかな世界”が広がり始める――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-09 17:49:58
15298文字
会話率:44%
そのとき、ふと表示されたのは、小学生のグループがブランコで「何回こげるか」を競っている──ただそれだけの、しょうもないShort動画だった。
何でこんなものが俺のおすすめに?
普段は見ない系統の動画に、スワイプしかけて手が止まった。
再
生回数はそう多くないのに、高評価:1.7万。
どうして──たったこれだけの動画が、こんな数字を?
ここから始まる呪いのお話折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-02 00:58:26
2786文字
会話率:12%
空が燃えるように真っ赤に染まった夕刻。強烈な向かい風を受けながら地下鉄の駅から一人の女がカバンを片手に、一段飛ばしで出てきた。スマートフォンの画面を灯して時間を確認する。十八時を少し回ったところだ。お腹が少し空いてきた。何を食べようか?な
どと思いを巡らせながら家路に着く。
玄関を開け、呟くように「ただいま」と言いながら靴を脱ぐ。返事がないことは分かっていた。なのに、習慣というものは、なかなか抜けないものだ。
彼女は着替えもせずにベッドに横たわると、スマートフォンの画面を灯した。一度スワイプして、あるアイコンをタップする。『Over Land』と書かれた『それ』は画面を暗転させると、パーセンテージが添えられたゲージを増やしていく。
彼女はふぅ、と一度呼吸を吐き、天井を見つめる。
「………、何食べよっかな」
リモコンで部屋の電気を消し、眠るように目を閉じる。スマートフォンの画面は、百パーセントを示した。
同時に、彼女の姿はベッドから消えた。
2017年5月28日:ようやくプロローグを終えました。
2018年6月15日:ようやく『Over Land』が始まりました。
2019年12月29日:最近、蓮くんが主人公っぽくないので、長期休暇(年末年始、GW、お盆など)限定で『OverLand〜How toWalk〜』というものを書き始めました。https://ncode.syosetu.com/n1857fy/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 08:51:41
888215文字
会話率:46%
今、『あっち向いてホイ』が世界で大流行している。
最終更新:2024-01-21 17:00:00
1850文字
会話率:0%
800文字で完結するショートショート
7/19 noteより再掲
カクヨムにて掲載
最終更新:2023-09-20 06:00:00
800文字
会話率:0%
親の束縛から離れ、憧れであった東京へ大学進学を機に上京した未来(みく)は好奇心から出会い系アプリをインストールする。
右か左か、そんな単純な二択から始まる出会いと今まで知らなかった世界に出会っていくうちに未来はこの世界の「沼」に浸かっていた
。
-そんなスワイプから始まる男女を描く-折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 06:44:01
705文字
会話率:6%
久々に書籍化された偉人の小説を読んで刺激を受けましたので新作を書いて見ました。
スマホのスワイプのし過ぎで腱鞘炎になりそうになりながら書きました。
面白いと思って頂ければ、幸いです。
※この作品は東方projectの二次創作です。
※キャ
ラ崩壊などをしているかも知れませんので、お許し下さい。
※作者の都合上、手掛けている作品は全て不定期更新です。また何が更新されるかは完全なランダムですので、それに関しても御容赦願います。
※作者である陰猫(改)の作品はそれぞれ、異なる書き方をしておりますので、他の作品を読んでから、此方を読むと違和感を覚えるかも知れませんので御注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-17 20:42:04
7903文字
会話率:7%
22:18に着信があった。
こんな時間に掛けてくるのは炎上した仕事のチームメンバーかカヨコだ。
スワイプして電話に出、耳に当てて「なによ」とあたしは言った。
最終更新:2019-10-05 19:42:15
1513文字
会話率:32%
冴えない「俺」が同窓会で出会ったAに教えて貰いダウンロードしたマッチングアプリ。
「俺」はAがアプリでゲットしたセフレとの写真や話を聞かされる。
帰宅後、酔った勢いで「俺」は真夜中にアプリを開く。
けれどその画面に表示されたのはさっきまで
一緒に居たAだった。
何かのイタズラかと思いスワイプを続ける「俺」だったが、途中で異常な事態が起こっていることに気がつく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 19:17:36
9266文字
会話率:5%