「おふたりってカップルの方ですよね?」モブで非リアな男子高校生の辻。彼のクラスには、【氷の女王】と呼ばれるクール系美少女・日暮鈴夜がいる。男女問わず人気な日暮に、辻は片思いをしていた。恋人がいない寂しさから、辻はリア充御用達のスイーツカフェ
にひとりで来店し、リア充気分を満喫しようと試みる。すると、なぜか店内には別の目的で【氷の女王】がひとりで来店していた。店員にカップルと誤認されたふたりは、成り行きで一緒に食事をすることに。間違えてパフェの間接キスをしてしまい、日暮さんは。「私、キスは間接でも直接でも付き合うまではしないって決めてたのにぃ」「……それってどういう意味かな?」話を聞く限り、これって両片思いじゃないの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-04 22:08:06
4405文字
会話率:47%
『少林(しょうりん)JK』
勝った者だけがあなたの隣にいられる。
ラブストーリーとアクションが融合した切ない恋物語。
ミスマッチな場所で始まるバトル。ネイルサロン、カラオケ、スイーツ食べ放題。
彼女たちの驚異的な身体能力による日常も魅力的に
描く。
二千年以上続いてきた一子相伝の秘拳、竜神拳法の嫡男には、ある掟があった。
それは、史上最強の女を嫁にすること。最強の遺伝子を遺すために先祖代々受け継がれてきた定めだ。平成の現代でもそれは、密かに続けられていた。
竜神家の嫡男(ケント)の嫁の座を狙っている女拳法家は大勢いる。
女子格闘家の間では、既に幼いころから“ケントの恋人の座” をめぐる戦いは始まったおり、13歳の夏の日から、舞が勝ち続けている。勝つ限り、ケントの横で恋人として過ごすことが許される。
だが、竜神家の掟で、ケント本人の希望は口にしてはならない。ほんとは誰と付き合いたいとか、誰を応援しているとか、絶対言ってはならない。さらに、負けた相手とこっそり会うことも禁じられている。
優しいケントは、いつも笑顔で舞と話してくれる。一緒に歩いてくれる。
だが、ときどきその顔に暗い影がよぎるのを舞は見逃さない。
本当は私なんかより好きな子がいるんじゃないの?
私が勝っちゃいけなかったんじゃないの?
強い女なんて嫌いなんじゃないの?
だが聞くことはできない。それが掟だ。
ケントの気持ちは永遠に確かめられない。
ならば私は自分の気持ちに正直に生きるだけ。
今日もケントの恋人の座をねらう女がやってくる。
「見ていて、ケント」
舞の必殺の回し蹴りが炸裂する。
「私は負けない! あなたが好きだから! アタアアアアア!!」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 14:13:33
7936文字
会話率:33%
不思議なスイーツカフェ店があったそうな
その店長が作るスイーツはただのスイーツではない。
お客さんが抱えてきた「闇」にそっと光を差し込んでくれるという、魔法のスイーツだそうだ
その店長は変わった人で、いつでも仮面をつけている
顔を見られた
くないのか…私たちにはわからない
さて、
今日はどんなお客様がご来店されるでしょう折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-11 06:48:27
15498文字
会話率:37%