猫好きに捧げるSF系ファンタジー。
人類が滅亡した世界にたった1人残された青年と、高い知性と超能力を持った猫たちとのほのぼの系ストーリーです。
毛皮の海に落ちる夢を見た主人公・玉那覇光一が目を覚ますと、20匹の猫が体の上でモフモフまつりを
開催中だった。
コールドスリープから目覚めた光一に、黒猫の考古学者モリオンは、地球人が遥か昔に滅亡したことを告げる。
古代遺跡の中から光一を発掘して目覚めさせたのは、人類と交代して文明を築いた猫たちだった。
彼らは人類の文明の遺品から、使えそうなものを発掘して使ったり、アレンジしたものを作りだして生活している。
「君は文字が読めるかい? これを解読してくれないか?」
モリオン博士に頼まれて、光一は失われた文明の調査を手伝うことになる。
※カクヨムコン10読者選考通過、最終選考落ち(受賞なし)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 05:10:00
104884文字
会話率:32%
戸田嶋早妃(へたしま さき)は、ブラックなデザインカンパニー、ワイズデザイン株式会社に勤める22歳。
戸田嶋には、ある持病があった。
それは、意外な人から告られたり、気になる男性とふたりきりになったりすると過呼吸の発作を起こす、とい
う厄介なもの。
戸田嶋が発作を起こすのを何度も見てきた親友の梨田玲夢(なしだ れいむ)は、『ヘタ子はきっと男性恐怖症に違いない』と思っていたくらいだ。
だが、戸田嶋は別に、男が嫌いなわけでも、怖いわけでもない。
戸田嶋早妃は、ある日突然、底なしの恋に落ちた。
過呼吸の発作に怯えながらも、彼を求める気持ちは日に日に高まっていく。
しかし追い込まれれば追い込まれるほど、正々堂々、真っすぐにしか進めない戸田嶋早妃である。困難に向き合うたびに、事態は複雑さを増していくのだった。
真剣ゆえに、ちょっと可笑しみのある、210日間の、奇跡の恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 04:50:00
29587文字
会話率:33%
泳げない水泳選手とトライバルタトゥーの法律屋、ふたりが見つける港町の小さな謎
街の法律屋、司法書士兼行政書士の五百蔵のもとに集まる、港町横浜の小さな謎。
泳げなくなった競泳選手、新井蒼とともに、繁華街の片隅で生きる人々が抱える見えない悩み
も解決していくお話。
新井蒼(アライアオ)25歳
夢破れ過ぎた男。
元実業団水泳部員。ブレスト200mの選手だった。
世界レベルに手が届きそうだったが、よんどころない事情で退部した。
会社の雇用は継続されているが、東京から横浜へと異動になり、入社以来住んでいた社員寮を出ることに。五百蔵の事務所の隣に引っ越してきた。
五百蔵悠(イオロイユウ)35歳
司法書士兼行政書士事務所を、横浜の風俗街の片隅で、ふんわり営業中。
外国語も堪能で、在日外国人たちの困りごとを解決している。
どちゃくそ逞しい系だが、性格は温和。
ポリネシアン・トライバルタトゥーを全身に彫っている。
趣味はハンドパン演奏。奏者としては一流。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 04:30:00
14421文字
会話率:14%
世の中には説明のつかないことが多いですよね 説明のつかない怪談を書いていきます
なんかなろうさんの仕様で文藝ジャンルに入っていますがライトノベルだと思っています
なお、登作はカクヨムで書いた『https://kakuyomu.jp/work
s/16817330666175649496』作品をなろうにお引っ越ししてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 04:22:07
455401文字
会話率:31%
主人公「篠原 彩子(しのはら あやこ)」
前世:日本の50代スーパー看護師。医師とほぼ同等の医療スキルを持つが、家事能力は壊滅的。
転生後:25歳
性格:情に厚く、プロ意識が強い。「目の前の命には全力で」ということを信条にしている。
事故で
命を落とし、異世界に転生する。
---
目覚めたのは辺境の貧しい村。
そこでは病気も怪我も「祈る」か「簡単な魔法」「薬草」という状況だった。それは「病気」にはほとんど効果がなかった。
彩子は自らの医学知識を駆使し、応急処置や感染症対策を村人に教え始める。
彩子のいる村はアデルナ王国の辺境地、隣接には魔国、帝国が存在。
転生により魔法も使えることに気付いた彩子は転生前医療を取り入れながら村人や出会った人の治療にあたる。
万能ではないけれど、できる限りの知識と技術で新しい医療を確立していく。そんな彩子に対し王国、魔国、帝国が取り込もう、排除しようと画策する。
恋愛下手で家事壊滅的な彩子に、淡い恋心を抱く者も現れる?
一方で、彼女に救われた者たちの中から少しずつ「新しい医療の教え」を広めようとする仲間が現れる。
やがて「命を尊ぶ者たち」の小さなネットワークが生まれ、世界を少しずつ変え始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 04:17:01
107256文字
会話率:30%
主人公は17歳、神代 直(カミシロ ナオ)現世では高校2年生
学園では成績は常に「中」、スポーツも「中」という、いたって平凡。
しかし、実は忍者の末裔の家に生まれ、今も脈々と受け継がれているものがあった。
あらゆる武器に精通し、武術の習得と
勉強面での知識習得。
ーある日、教室の隅に現れた黒い点
それに気づいて指を近づけた瞬間、意識が飛んで昏倒した。
次に目覚めたのは、薄暗い石造りの部屋の中だった。
そこには人類とは程遠い異形の姿をした生物が複数存在していた。
目覚めた場所は"ダンジョン50階"
上階を目指すか、下階を目指すか、それとも.....。
神代家に伝わる伝承、神代の血、常に求められていた忍びとしての動き、『目立たないように』と言われ続けたナオの冒険が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:09:24
22139文字
会話率:27%
ラランは平凡な毎日に飽き飽きして村を飛び出した。
名をあげるため参加した英雄祭で、フルアーマーなのに
見るからに弱そうな少年騎士アリエスと出会う。
悪漢からアリエスを助けた(?)ラランは、
ヘルメットに覆われたアリエスの素顔を垣間見るが……
。
疾風怒濤の冒険ロマン活劇、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 04:10:00
105444文字
会話率:35%
おてんばで、破天荒で、美人な、火剣の姫。
そんな私の前にメッキをはりつけたような笑顔の王子がやってきた。
隣国の王子。
数多くの貴族の女性を恋に落とし、
その全てを振ったと噂される王子。
その相手の家はことごとく没落するという。
けれどそ
んな悪評にもかかわらず、父上は最初からノリノリで、私の背中をぐいぐい押してくる。
私はこんな嘘つきメッキ王子、願い下げなのに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-06 17:30:00
87524文字
会話率:35%
魔法使いの少年とその弟子の少女が、旅の途中で立ち寄った港町で料理を食べたり、仕事をしたりするお話です。
最終更新:2023-12-09 16:22:42
13528文字
会話率:64%
人生のほとんどを病院で過ごしてきた少年、伊南《いなみ》 強一《きょういち》。
その少年が余命宣告を受けた。
いきなりのことで動揺……することはなく、むしろ安心した。
やっと終われると。
そして最期の時間をどうするか問われた。
今ま
で通りの入院生活、一発逆転の手術、そして病院に通いながらの自由。
これ以上無駄なお金を使って欲しくなかった強一は三番目の選択肢を選ぶ。
そして担当医のつてを使って学校に通うことになった。
そこで生きる希望が出てくる可能性があったから。
そんなことはありえないとは思いつつも、強一は学校に行く。
そして出会う。
自分の人生を大きく変える存在と。
カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 04:00:00
100376文字
会話率:54%
バイト先の後輩である島田 珠唯を家の近くのコンビニまで送っていた佐久間 悠夜は、珠唯にいきなり寄り道を提案された。
もう夜も遅く、肌寒くもなっていたが特に断る理由もないので帰り道の公園に向かった。
そこで珠唯が悠夜に告白をした。
悠夜
は珠唯のことを『後輩』としか見てなかったので、反応に困ったが、告白は断った。
だけど悠夜は珠唯のことが嫌いというわけでもないので関係は続いていく。
そして珠唯も諦めることはしない。
そんな二人の恋愛物語。
カクヨムにも掲載してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-04 04:00:00
111393文字
会話率:55%
高校に入学してから一ヶ月、ぼっちを決め込む桐崎《きりさき》舞翔《まいと》。
無理に友達を作ったところで疲れるだけだと人を避けてきた。
とある昼休み、いつものように教室では食事をせずにいつもの場所に向かうと、話し声が聞こえてきた。
どう
やらいつもの場所が告白場所に選ばれてしまったらしい。
女子の方は誰もが知る有名人の森谷《もりや》水萌《みなも》。
容姿端麗、文武両道、いわゆるラブコメヒロインみたいな人だ。
少し待っても終わりそうになかったからと、舞翔は進む。
そうして一生で一回あるかないかの微妙な雰囲気を味わった舞翔は、放課後に謎の女子と出会う。
名前、年齢全て不詳で、わかるのは容姿が整っていることだけ。
その日を境に舞翔の人生は変わっていった。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 04:00:00
1005090文字
会話率:59%
冒険者をサポートするギルド関連のお話。
基本ほのぼのとしています。
最終更新:2025-06-09 04:00:00
18058文字
会話率:35%
帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者によって国家存亡の危機に陥る。
従属せよ。
このたったの一言により、サナリア王国は窮地に立つことになった。
これに従わないで、もし帝国と戦うとなれば全
滅覚悟の死の戦争をしなければならない。
それはアーリア大陸を二分している国家との全面戦争を意味しているからだ。
苦悩の末にサナリア王アハトは、従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わることはなく。
従属したという証を示せとの命令が出される。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事。
更に苦悩することになったアハト王が最終的に決断したのは第一王子フュン・メイダルフィア。
彼を人質として差し出すことに決めたのだ。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では国を背負うことは出来ないだろうとして、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この事がきっかけで、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わる。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
のちに、アーリア大陸に現れることになる偉大なる英雄。
フュン・メイダルフィアの英雄譚が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 18:00:22
3133468文字
会話率:46%
パンを焼くだけの令嬢が、
今度は“香りのない世界”で、パンを焼いた――。
旅の途中、香りの風が一切吹かない地に辿りついたリディア。
そこでは、誰もが無表情で、香りを記録できず、
「焼きたてパン」は“文明干渉”とみなされるという。
なぜ彼
らは香りを持たないのか。
なぜパンを焼くと、神様まで故障するのか。
そして「あなたのパン、焼きたてじゃない」と呟いた、あの少女は――?
世界の端でパンを焼くだけの“なんでもない旅”が、
再び、文明と神の記憶を揺るがし始める。
第一部を読んでいなくても大丈夫。
パンの香りは、誰の元にも届きます。
ただし――焼きたてに限る、けれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 04:00:00
57905文字
会話率:36%
俺、エースのスキルは魔法化学!
最初こそ、何だそのクソスキルは!?
と、思っていたが、これが実はクッソ強い!!!
※予測
【衝撃の炎LV1】+【魅惑LV2】→【誘惑の炎LV1】
※観察
【誘惑の炎LV1】
炎の中に幻覚の美女又は美男子が
現れて、敵を炎の中に誘う魔法。
幻覚中は熱さを感じないが、身体は確実に焼かれていく。
LV1では、美女の再現度や炎の強さも弱い。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 03:36:19
2107文字
会話率:10%
えぇ!?
ポーションが買える!?(便利ダネ!)
えっ!?
ドラゴンってあのドラゴン!?(めっちゃ高いけど)
え!?
ペガサス居たらチートでしょ!?(目ん玉飛び出るくらい高いけど)
嘘だろ!?
ヴァンパイアも買えるのか!?(家買えるくら
い高いです)
俺は異世界ネットショップの力を手に入れ、ダンジョン配信界で無双する…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 21:00:00
86992文字
会話率:26%
私、シェリエ=ライザリアはライザリア侯爵家のご令嬢。
ライザリア家の次期当主として育てられ、非の打ち所がない美貌、剣の才能、魔力を身につけていた。
が…
ライザリア家は治癒魔法がお家芸であり、代々秘伝として伝えられてきた。
しかし、シェリエ
には大きな魔力はあるものの、治癒魔法が使えない事が発覚した。
これは困った、と、父母は急に冷たくなり、妹のサラナを当主に立てる事にする、と宣言した。
居場所のなくなったシェリエに、縁談が言い渡された。
それは、爵位も領地も持たないロロドロアという魔導士団副団長との結婚だった。
侯爵家のご令嬢にはあんまりにも酷い縁談ではないか!?と父母を恨むも、私にはイエスと言うしか無かったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-10 01:03:18
48244文字
会話率:27%
「今日から俺がお前のボディガードだ」
そう言われてしまった私は両親が経営するADグループと言う日本屈指の会社で沢山の会社を保有する会長と社長の両親の下に生まれ高校三年生の時に黒ずくめの集団に襲われている所を同級生のとある男の子に助けてもらい
その子とは実は二年前にも助けてくれた男の子でその時とは見間違えるくらいの変わりようだった。
そんな同じ学校で同い年の男の子にボディガードとして守ってもらう事になってしまったが実は男の子にも色んな過去があった。
そんなどこぞの漫画展開だよとか思ってしまうがこれは私が体験したとても濃い高校最後の半年間の出来事だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 03:22:15
170476文字
会話率:78%
信じていた弟子たちに裏切られた大賢者アデルハイト。無惨にも命を落としてしまった。────はずだった。だが彼女は子供の時まで若返った姿になっていて、五年後の未来で目を覚ます。
五年間ずっと探し続けていたと言う親友ユリシス・ヴィセンテを信じて
全てを話して協力を得たアデルハイトだったが、その対価として魔法学園へ通う事に。
弟子たちを止めるべく計画を練りながら、魔法学園で初めての学生生活を楽しむアデルハイトの新たな物語が始まる────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 03:11:00
448947文字
会話率:60%
「一緒に旅に出よう、アダム」
魔物に襲われて壊滅した第三騎士団の再編で、唯一の生存者だったアダムスカは、第三騎士団に志願してきた遺族の騎士たちからの憎しみと怒りによって疎外されるのを甘んじて受け入れていた。
問題解決のために王室親衛
隊から派遣されてきたニコールは現状を目の当たりにすると、今のままでは必ず悪い事が起きると断じてアダムスカの味方になる事を決意する。
打ち解けたニコールとアダムスカだったが、ある晩に団長殺しの汚名を被せられ、でっちあげられた証拠に反論するが聞き入れてもらえないまま。ふたりは納得できないまま騎士団から除名されてしまうのだが────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 23:09:47
11207文字
会話率:57%
魔女は世界にひとりしか存在しない。
モナルダ・フロールマンは世界各地をめぐるさすらいの旅人だが、各地で名前が通っていて、魔女として名誉な地位を持ち、繋がりある者たちから依頼を受けるのを生業としていた。
ぶっきらぼうだったり、朗らかに
笑ったりとつかみどころのない彼女は、ある日そうして、ヴェルディブルグ王国の女王・フロランスから依頼を受けるために都市を訪れた。
依頼は娘のレティシアを隣国であるリベルモントへ連れて行く事だと分かって頭を抱えたくなりつつも、本人が嫌でないのならと引き受けた。
やがてフロランスの目的を理解したモナルダは────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-11 01:17:52
181658文字
会話率:59%
スラムに捨てられた兄妹。スラムで一緒に生活する仲間たち。
奴隷狩りに遭い攫われる。
帝国領に向かう途中、崩落に巻き込まれる。
最終更新:2025-06-09 03:08:37
978676文字
会話率:37%
魔王オルトは――疲れていた。
魔界を統一してから三百年。
昼も夜もなく働き詰め、文句も言わず国を治め続けた。
そんなオルトが、今、心の底から望むものはたった一つ。
「……散歩がしたい。」
森でも、海辺でも、花畑でもいい。
ただ、自然の
中を、のんびり歩いていたい。
何も考えず、風に吹かれ、陽の光を浴びて、自由に歩きたい。
その願いは、魔王としてはささやかすぎるものであり、
それでいて誰よりも叶えがたい願いだった。
――けれど、その日。
オルトはついに、決意する。
「……よし!全部ほっぽりだそう!!」
たった一度の、魔王の散歩の旅が、今――始まる。
そしてその途中、オルトは一人の少年と出会う。
その名は、ハル。
この出会いが、二人の運命を大きく変えていくとも知らずに……。
※こちらは、初心者が自身の妄想を元に綴った創作小説です。文章力に自信がないため、ChatGPTの力を借りて読みやすく整えております。あらかじめご了承のうえ、お楽しみいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 03:00:00
95831文字
会話率:41%
かつて家族が手放した山が、時を経て甥の手に戻った——。
「次の世代のために使いたい」と語られた贈与の提案は、孫の進学を機に家族の心を揺らし始める。
すれ違い、葛藤、そして希望。
春のカフェから始まる、静かな再生の物語。
最終更新:2025-06-09 02:49:13
23272文字
会話率:17%
高校一年生の露梨紗夜(つゆなしさや)は、クラスメイトの歳桃宮龍(さいとうくろう)と犬猿の仲だ。お互いのことを殺したいぐらい嫌い合っている。
だが、紗夜が、学年イチの美少女である蒲谷瑞姫(ほたにたまき)に命を狙われていることをきっかけに、
二人は瑞姫を倒すまでバディを組むことになる。
二人は傷つけ合いながらも何だかんだで協力し合い、お互いに不本意極まりないことだが心の距離を縮めていく。
ところが、歳桃が瑞姫のことを本気で好きになったと打ち明けて紗夜を裏切る。
紗夜にとって、歳桃の裏切りは予想以上に痛手だった。紗夜は、新生バディの歳桃と瑞姫の手によって、絶体絶命の窮地に陥る。
瀕死の重傷を負った自分を前にしても、眉一つ動かさない歳桃に動揺を隠しきれない紗夜。
今にも自分に止めを刺してこようとする歳桃に対して、紗夜は命乞いをせずに──。
「諦めなよ。僕たちコンビにかなう敵なんてこの世に存在しない。二人が揃った時点で君の負けは確定しているのだから」
※この作品はエブリスタでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 02:30:16
25050文字
会話率:24%
耳を塞ぎたい。口を塞ぎたい。目を塞ぎたい。そして、心の穴を塞ぎたい。
主人公の瀬川華那(せがわはるな)は美術部の高校2年生。
華那は自分の意思に反して、過去のトラウマを度々思い出してしまう。
特によく思い出してしまうのは、クラス
メイトの女子たちから嫌がらせを受けていた小3の頃の記憶だ。
理不尽な嫌がらせは華那の心に一生残る深い傷をつけた。
華那の唯一の異性の友人である清水雪弥(しみずゆきや)。
華那は不器用な自分とは違って、器用な雪弥の事を心底羨ましく思っていた。
五月十五日。雪弥が華那が飼っている猫たちに会う為に自宅に遊びに来た。
遊びに来る直前、学校で雪弥の異変に気づいた華那は雪弥の事をとても心配していたのだが……。
思いの外、楽しい時間を過ごす事ができた。
安堵していたのも束の間、帰り際になって華那と雪弥の二人の間に不穏な空気が流れ出す。
やがて、雪弥は自分の悩みを打ち明けてきて──?
仲の良い部活の先輩と喧嘩してしまった男子生徒。
「怪物」に執着し続けて、虚無感に苛まれながら生きている男子生徒。
「過敏性腸症候群(かびんせいちょうしょうこうぐん)」という病気を患い、自殺したいと思うようになった女子生徒。
心優しい性格なのだが、自分を「異物」だと認識しており、排除しなければならないと思っている男子生徒。
過去に、男子生徒がクラスメイトに嫌がらせしている様子を目撃しながらも見て見ぬ振りしてしまった事を、ずっと後悔している女子生徒。
大切な友人を支えるために今まで生きてきたのに、ある日その友人の秘密を後輩に暴露して友人を追い詰めてしまった男子生徒。
そして──……過去のトラウマや苦手な音に怯えながら、毎日を過ごしている女子生徒。
みんな異なる悩みを抱えていて、「独りぼっち」で「もがき苦しんでいる」。
誰かと繋がる事で、凍ってしまった心がほんの少しずつでも溶けていったらどんなに良いだろうか。
……多分、懸命に信じ続ける事しか他に方法はないのかもしれない。
これは、未だ脆く繊細な10代の彼女たちの灰色、青色、鮮紅色、そして朱殷(しゅあん)色が醜くこびりついた物語。
※この小説は、『カクヨム』・『アルファポリス』・『エブリスタ』でも掲載しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 20:50:54
127699文字
会話率:34%
治癒術師の娘がひとりで地下迷宮の攻略に挑んでいるお話。
商人に弟子入りしてモンスターから逃げる術を学びながら、友好的なモンスターのケガを治療して経験を積むスタイルを確立した彼女は色々なモンスターを助けたり助けられたりしながら迷宮の最奥を目指
します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 02:10:00
89689文字
会話率:79%
《お隣さんは謎の美麗紳士。彼が引っ越して来たその日から、私は彼岸と此岸の境目、見知らぬ世界へと誘われていく……》
奥村花音は、ごくごく普通の女子大生。学校とバイト先と家を行き来するだけの、平凡で代わり映えのない日々を過ごしている苦学生だ
。
そんな花音の隣に美しい男――結城が引っ越してきた。初対面なのにやたらと距離が近く、あやしい色気を放つ結城。花音は訳が分からず彼の態度に困惑。徐々にペースを乱され、結城に振り回され始める。
――ある日、花音が乗るはずだったバスが多数の犠牲者を出す事故を起こした。偶然から難を逃れたとはいえ、花音の気持ちは複雑に揺れる。
しかしそれは、些細なきっかけに過ぎなかった――。
偶然と必然が交差する毎日。不思議な人々との出会い。それまで平穏だった花音の人生は、静かに、少しづつ崩れ始める。
✽話が進むにつれ、シリアス展開が増えテーマ(生や死、人との関わりなど)が濃厚になっていきます。ご了承ください。
✽この小説は、エブリスタ、カクヨム、ノベマにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 01:59:01
311029文字
会話率:39%
「雑貨屋店主は王子様」続編です。
王弟となったレイに相変わらず、無理難題、相談事が持ち込まれる。
新しく開店した雑貨屋三号店には摩訶不思議なことが起こる。
レイを慕う護衛達、友好国の王族も巻き込んでレイは相棒のヴィンと解決に向かって進みます
。
王子様編では進展しなかったヴィンとの関係も少し変わっていきそう。
先に何が起きるかわからない、なら楽しもう!
そんな自由勝手気ままな最強で最弱な元王子様のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 01:58:53
123253文字
会話率:57%
転生に気付いたジルは、有力者のお父様の力を借りながらやりたい事を楽しんでいた。
のに!のに!
陰謀に巻き込まれたり出会いに恵まれたりしながら、やっぱりやりたい事をやり続けたい!そんな気持ちで頑張ります。
初めて書き上げた作品です。
どうか
ゆるーい目でご覧下さい(お願い)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 01:56:47
28927文字
会話率:9%