聖地サルバドル近くの港町に佇む荘厳な教会。そこには「聖女」と奉られるシスターが住んでいました。
それとは別に、この港町には「紅月」と称される連続殺人鬼が出没していました。
どんな汚れた者にも救いの手を差し伸べる聖女と、どんな些細な悪でも許さ
ず狩る殺人鬼。実は、この二人は……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 17:00:00
930281文字
会話率:70%
鏡焔 渡(きょうほむら わたり)
東京都某区岩鳴町
鷺ヶ池の裏にある磨羽鏡寺の住職で
1409年(応永16年)は室町時代から
ある祓い屋。(簡単に言うとおばけ退治屋)
「磨師」と呼ばれ、特殊な武器「羽布」を自在に操る。
マーリンサル
バドル会長を筆頭とする
祓い屋集団【Garbage collector academy 】のクセのある面々と数々のミステリアスな謎に迫る!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-17 22:45:06
253863文字
会話率:30%
スペルニア戦史上、この大国を脅かした大きな戦争がある。スペルニアを囲むすべての都市や国が侵攻してきたバビルス戦争だ。
その前戦の次に戦史に刻まれるだろう戦争のなかに僕はいた。
最終更新:2018-02-13 02:25:59
26824文字
会話率:36%
2017年3月、中米の一国ホンジュラスにおいて、事実上は記念機ではあるが、世界で最後の現役軍用の機体として登録されていた二式戦闘爆撃機「雷電」の現役引退が決まろうとしていた。
1969年のいわゆる「サッカー戦争」、隣国エルサルバドルとの
戦争において、レシプロ戦闘機としての最後の栄光を飾り、ホンジュラスでは、「救国の戦闘爆撃機」として称えられ、レシプロ戦闘機乗りとして最後の撃墜王を生んだ「雷電」。
「雷電」は、1942年という第二次世界大戦後半から登場し、日本製では最優秀のレシプロ戦闘爆撃機として、第二次世界大戦では活躍した。
「雷電」は、 第二次世界大戦後は、世界各国に輸出、採用され、採用先でも活躍したが、1960年代に入ると、さすがに旧式化してしまい、多くの国で引退していた。
そして、もう、さすがに「雷電」が戦場で活躍することはあるまい、と思われていた時に起きたのが、「サッカー戦争」だった。
この時、「雷電」は最後の奮闘をし、最後の花道を飾ることに成功した。
その「雷電」について、「サッカー戦争」を中心に語りたいと思う。
(拙作の「サムライー日本海兵隊史」シリーズの外伝になります。また、「2017冬架空戦記創作大会」参加作品でもあります。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 20:01:56
23940文字
会話率:17%