「悪く思うなよ。俺だってこんな事、したくないんだ」
そう言って自分の娘を山に捨てるくそ親父。
したくないんならするなよ! 心を入れ替えて、しっかり子供を守れよ!
その叫びむなしく、くそ親父は子供を残して去っていく。
少女の心が絶望に染まる。
私はいらない子。その思いが自身の心を殺す。
深い深い深遠へと沈む。
瞬間、スウィッチする意識。
「ふっざけんな! この期に及んで、責任転嫁かよ! 口減らしの為に、こんな山奥にこの子を置き去りにするなら、ちゃんとその罪を自覚しやがれってんだ! 阿保が! あ? ああ?!」
叫んだのはティティルナの前世である男のジオル。
なぜだがわからないが、ジオルの意識が現世に復活。
現世のメイン意識であるティティルナに呼びかけても答えはなし。
こうなったら、ティティルナが生きる意欲を取り戻すまで、自分が頑張るしかないか。
と、思った矢先、隣にちんまい黒いものが。
おわ! おまえ誰だよ! は? 魔王?
魔王がどうしてここにいるんだよ?!
こうしてジオルの第二の人生が始まりを告げた。
ゆるゆる設定ですので、するどい突っ込みはなしでお願いします<m(__)m>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 22:20:00
716841文字
会話率:36%
日本を襲う巨大生物を退治する素敵な魔法少女「プリマジョ」になる。
それが少女ココの昔からの夢だった。
試験で落とされるまでは。
才能ナシ、微塵もナシ、諦めるほかナシ。無理、無駄、無意味、完膚なきまでに夢を否定されたココ。
初めての挫折を
経て成長したココは――
「プリマジョとか大嫌いなんですケド」
――プリマジョ嫌いのギャルと化し、プリマジョに対して怨嗟の言葉を撒き散らしながら、夜の繁華街で不良相手に刀を振り回すようになる。
夢を諦めたようで諦めきれないギャル、ココが再び掴んだチャンスをものにするため奮闘する。例えそれが、泥臭く血生臭く、血反吐を伴うものだとしても──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 08:14:13
378840文字
会話率:33%
寝ることが大好きな、ごく普通の女の子――ユーカ・キルヒホフ。
魔法を学びたいと願いながらも、平民である彼女にはその手段も資金もなかった。せめて魔法の本だけでも手に入れようと、ユーカは魔法の乗り物「ホウキ」に乗って、母の運送業を手伝っている
。
仕事を早く終わらせればすぐに寝られるし、おこづかいも多めにもらえる。そんな理由から、彼女は次第に「ホウキで速く飛ぶ」ことにこだわるようになっていった。
そんなある日、ユーカの前に現れたのは、グイグイ距離を詰めてくる美しい貴族の少女――キョーコ・フォン・シュラハトフェルト。
突然のスカウトで、魔法学校に通わせてくれるというキョーコの申し出を受けたユーカ。しかしその代わりに、ホウキの速さを競い合う魔法スポーツ「スピードウィッチ」に出場することに――?
ホウキに跨り、夢を背負って音速を超える。
これは、そんな彼女の青春飛行譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 20:10:06
8319文字
会話率:50%
**概要**
フロストガルド王国は、氷に覆われた大地に築かれた強大な王国。魔法と戦術の力で繁栄を誇るが、隣国ゼルグラード帝国との対立が激化しつつある。王国を守るのは、王国軍総司令官であり「闇の剣士」として恐れられるジーク=フロストガルド、そ
して彼の妹である四姉妹――エアリス(風)、フレア(火)、ライ(雷)、ウェンディ(氷)。
彼女たちはそれぞれの属性を駆使し、王国の未来を賭けて戦う。運命の戦場で、彼女たちは自身の力を研ぎ澄ませ、帝国との激しい衝突を迎えることになる。
**あらすじ**
王国の女王レイヴェナは、帝国が進める「禁断の計画」を阻止するため、四姉妹に極秘任務を命じる。しかし、帝国軍の猛攻と、その背後に潜む未知の脅威が彼女たちの前に立ちはだかる。
冷静な戦術家エアリス、情熱的な剣士フレア、疾風のように駆けるライ、そして堅実な守護者ウェンディ。彼女たちは連携技を駆使しながら戦場を駆け抜ける。
しかし、戦いの中で明かされる帝国の真実と、王国に隠された封じられた歴史。王国の存亡を賭けた最後の戦いの中で、四姉妹は真実と対峙し、究極の決断を迫られる。果たして彼女たちは王国を救うことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 10:40:58
69562文字
会話率:34%
金髪翠眼の少女クリミナは大規模な爆発事故があったという都内有数の進学校に向かっていた。目的は爆発の原因である「魔女」のなり損ない<フェイラー>という白い異形を討伐すること…
だったが?!!
最終更新:2025-05-30 21:43:14
149505文字
会話率:28%
『白い魔女』
真守が幼い頃に聞いた童話には、魔術に関わる重大な秘密が隠されていた。
幼馴染の『みよ君』との再会、蛇神の暴走、そして過激派の魔術師の来襲。
霊能力と魔術が引き起こす事件の中、次々と暴かれていく『白い魔女』の真実。
重厚な
設定と個性的なキャラクターが織りなすローファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 20:00:00
493917文字
会話率:47%
ふーん、えっちじゃん。
勇者は世界を救うため、魔王の手下である魔女を倒しにやってきた。
少しエッチな魔女との戦いは、怒涛の攻撃の連続で――。
最終更新:2025-05-30 17:00:00
1716文字
会話率:40%
ここは異世界ローデンス。時は神代。神の時代。数多の神々が群雄割拠し、天を焦がし地を溶かし海を毒に染めるような、天変地異が日常茶飯事であった時のこと。ある争いで敗北した時空神ノロクの作りし疑似神が初号機にして、最初の娘グレースは、ノロクから死
に際にその権能を継がされた。そして彼女は、その力を操る術を物にする前に、それを妬みし弟妹達により神域から地上に落とされ、とある草原に墜落した。
場所は変わって冥界。冥界神が作った疑似神ルナもまた、母である冥界神ルヘスの権能を継いだは良いものの、本拠地陥落に伴う脱出のために地上に発射され、これまたとある草原に到着したのだが、頭だけを地上から生やす羽目になってしまった。
そんな二人の少女が出会うとき、世界は変わるかもしれないし変わらないかもしれないが、二人は世界を楽しまんと歩みを進めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 01:20:29
233896文字
会話率:62%
優しい風と共に彼女が訪ねてきた。
自分を「願いの魔女、ルベール·ウィッチ」と言う魔女が。
最終更新:2025-05-28 13:37:09
8135文字
会話率:14%
和風ファンタジーで、ウィッチャーなどを意識しています。寺の小僧が京都に登り、任務を遂行します。有職故実などを取り入れていますが、私は専門家ではありませんので悪しからず。
最終更新:2025-05-17 20:00:00
108074文字
会話率:55%
※ 「新鋭艦隊のポンコツ旗艦の提督と戦乙女たち」の続きの物語です。
クロノスとの戦闘終結から、1年10か月。その7か月前から連盟側の星である地球(アース)065の星系内に突如、10万隻もの「白い艦隊」が大挙して押し寄せてきた。連合と連盟
は共同でこの艦隊と対峙し、これを撃退。以来、「ウラヌス」と呼ぶその白い艦隊との小競り合いが続く。
全長3200メートルの小型戦艦オオスを旗艦とする地球(アース)001、第8艦隊1000隻は、地球(アース)065にて白い艦隊の警戒にあたる。空間中からエネルギーを得ることのできる魔石機関を5基搭載する旗艦オオスには、この魔石を「暴走」させることで強力な破壊力を得ることができる、直径50メートル級の大型特殊砲を備えるが、その魔石暴走のために、レティシア以外に4人の怪力魔女、通称「戦魔女団(ウィッチーズ)」が集められた。
そんな魔女達に、獣人族の幕僚補佐官、手羽先を偏愛する店員など、新たな戦乙女らを加えた第8艦隊の、謎の集団「ウラヌス」との戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 08:10:00
689024文字
会話率:57%
終わりとはじまり
サンドウィッチはウイスキーで流し込む。
(「`・ω・)「
最終更新:2025-05-10 21:09:04
739文字
会話率:0%
始まりの魔女、ベルドール・エーレンドはその類まれな才能で数々の魔道具を作り出し、この地に魔法という唯一無二の文化を築き上げた。現在は国民のおよそ半数が魔法の能力に覚醒し、街では箒と絨毯が日常的に飛び交っている。
魔法が人々の暮らしを豊か
にしていき、誰もが与えられた平和を疑いもしない世界。
街外れのカルミラという村に住む、魔法使いを父に持つミシェル・メルダと、魔法使いを夢見るイリーナ・マーヴェリ。二人はいつか魔法使いの街、ワズランドに住むことを目標としていたが、魔法の才能に覚醒する日はいつまで経っても来ることは無かった。
しかし人の言語を話す謎の魔獣が村を襲撃し、事態は大きな変化を迎える……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-05 21:12:38
244969文字
会話率:47%
アルヴァシア・ファンタジーは有名なMMORPGで、すでに10年も続いています。桃咲東花(ももざき とうか)はそのゲームのプレイヤーの一人です。その日、東花は次のイベントに備えてゲームにログインしていました。しかし、最新の神秘的なアップデート
が、彼女のゲームアカウントに届きました。その時、東花が操作していたのはルナ・フォルカ、コレクター・ウィッチでした。
「なんで頭が…?」
ルナ・フォルカとしてプレイしていた東花は、アルヴァシア・ファンタジーの最新アップデートからの不審なメッセージを受け取った後、混乱していました。OKボタンを押すと、ルナ・フォルカの意識が一瞬消え、彼女の世界は逆さまに回転し始めました。徐々に意識が戻り、彼女の頭には多くの疑問が湧き上がります。
「ここは…どこ?」
「ルナ様、お元気でいらっしゃってよかったです!」
予想外だったのは、ルナ・フォルカが作り上げたNPC、ドッペル・リーガーの歓迎でした。こんなことはあり得ないはずです。ルナ・フォルカの思考はさらに進みます。
「私はこのゲームの管理者に連絡しなきゃ!」
しかし、全ては無駄でした。桃咲東花としての自分は、ルナ・フォルカの中に閉じ込められ、アルヴァシア・ファンタジーの世界で新たな人生が待っているのです。彼女が支配することになるこの世界で…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 00:44:50
8413文字
会話率:35%
魔女の魂。それがどれだけ存在するのか不明なまま、冒険者にとっては魔女を倒すことが役目だった。あくまで冒険者のギルドの方針であり大半の冒険者は魔女と特別因縁があるわけでもない──それでも冒険者になった時、魔女と関わることは避けられない。そんな
世界だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 22:01:22
20837文字
会話率:39%
魔術学園ランク最下位のグレニア学園に入学したログとマオの物語。
週一投稿の予定をしています。
キーワード:
最終更新:2025-04-12 13:00:00
74800文字
会話率:65%
ここは空飛ぶ箒が飛び交う魔術界。
その中の「アヴァロン商店街」の端っこで古書店を営む魔女で亜人(獣人)の「ヨヨ・ブラックワークス」は使い魔のジャック・オ・ランタン……つまりカボチャ頭の人型「ヤルダバオト」に世話を焼かれながら日々を自堕落に過
ごしていた。
ある日、そんな彼女の下に古書を巡る「依頼」が舞い込むようになる。
「クックッ……ハーッハーァッ! 我は「歴戦の魔女《レジェンダリーウィッチ》! その依頼、確かに引き受けよう!」!
いわくつきの古書を巡るドタバタコメディが今始まる。
ヨヨ・ブラックワークス
古書店ブラックワークスの店主。
独特な喋り方をしており、いつも二つ名を自分に付けている。
簡略化された五式魔術が流行している魔術界で自ら好んで杖と詠唱を用いて魔術を放つ。
簡略化する事も可能だが本人曰く「こっちの方がかっこいいではなかッ!」とのこと。
ヤルダバオト
ヨヨの使い魔。
カボチャ頭に燕尾服を着た身体が生えている。
常に紳士的で甲斐甲斐しくヨヨを世話する。
しかし主な仕事は古書店の管理であり、店から離れる事は出来ない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-29 01:21:05
1052文字
会話率:9%
「妥協ばかりの人生だった」
父子家庭で育った少年『鹿羽 実根』彼は自堕落な父のため、バイトをしまくり、生活を支えていた。
「父さんがいるなら、これが『普通』の生活なんだ………」
そんな妥協ばかりの人生を歩んできた彼は………
ある夜
に、魔女と出会った。
なろうテンプレから逸脱しつつ従順に、少年漫画的ローファンタジー!の、予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-23 14:02:22
89754文字
会話率:44%
俺はある日突然、ゲーム『ウィッチクラフト・アカデミア』の世界のモブに転生してしまった。
世界設定はまんま『WcA』なのだが、知っている名前が全然ないことから、俺は長年自分がモブだと思い込んでいた。
で、モブなりに楽しく異世界ライフを満喫して
いたんだ。
しかし、結婚し子供を産み、しばらく経った頃、自分の娘が破滅予定の悪役令嬢だったことに気が付いた。
このままだと彼女は婚約破棄されて処刑されてしまう。
それだけは絶対に駄目だ。
止めなければならない。
ということで、俺は自分の娘に、優しさと強さを教え込むことを決意する。
……って、あれ。
俺の娘、いつの間にか強くなりすぎてね?
そこまで強くするつもりはなかったんだけど……。
しかもパパっ子になりすぎて恋愛に興味失ってるし……。
*カクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-21 09:36:53
115984文字
会話率:31%
20歳ニート、元の世界の人生がストレスすぎて死んでしまい…
どうやらウィッチでサキュバスな魔王の元に娘として転生してしまった。
最終更新:2025-03-14 19:50:06
53219文字
会話率:45%