僕が尊敬していた、頭のいい伯母さんはもうこの世にはいない。……いや、いるのかもしれないけど、決して僕の目に映ることはない。ここにいるのは、猫を前にして感情をだだ漏れにする人の形をしたナニカだ。
これは僕と猫と伯母さんのお話。
※見切り発
車、着地点不明ですが、更新早めの予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-22 18:16:15
21271文字
会話率:29%
まだあまり話題になっていないが、かなり不気味なInstagramのアカウントがあるので紹介しようと思う。
ユーザー名はishiguro_20。
週に四、五回ほど神戸の景色をInstagramに投稿しているアカウントで、名前はカタカナで「イ
シグロ」。プロフィール欄には「神戸在住のカメラマン」とだけ記載されている。
今日も彼のアカウントは写真を投稿しているが、彼はもうこの世にはいないはずなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-13 00:02:54
4723文字
会話率:0%
「玲華に新しい妹ができるんだ」
高校二年生になった玲華は、父の再婚で新しく義理の妹ができることに戸惑いを隠せない。玲華にとって最愛の妹だった蘭は、もうこの世にはいない。蘭を失って二年が経とうとしても、玲華はまだ蘭を思い続けていた。そんな中
、学校でとある少女と邂逅するが——
恋愛と友愛の境界線を歩く少女たちの物語。
※毎日22時投稿予定です。
※この作品は、Nolaノベル、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-09 22:00:00
83618文字
会話率:64%
青々とした森の向こう、佇む入道雲。
その入道雲を見つめながら、いつかの君を思い出す。
思い出の中にしかいない可愛い君。
僕の好きな人。
僕は入道雲を見上げ、いつかの君を見つめながら。
来るはずのない君を待っていた…
最終更新:2022-07-26 21:53:27
974文字
会話率:21%
『この映像を貴方が見ているということは、私はもうこの世にはいないでしょう』そんな言葉から始まった彼女からのビデオレター。余命一年の恋人が残した最後の言葉を聞きながら、俺は彼女と出会った日のことを思い返すのだった。
最終更新:2022-07-11 16:05:48
11454文字
会話率:44%
澄み切った空の下、私、伊豆本菫はお墓の前にいる。
もうこの世にはいない男の名前が刻まれた墓標をなぞる。
20代を不倫に捧げた女の、空しい自伝小説。
善悪、道徳、良心、すべてを無視して突き進んだ女の物語。
虚しさの中を走り抜けた20代の痛々し
くも人間らしい回顧録である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-24 17:36:09
3450文字
会話率:18%
彼女は、もうこの世にはいない。
しかし、彼女は亡霊として僕の前に現れた。この世に留まれる最後の夜に。
––––双子座流星群が見れる夜に。
そして、その星の雨が止み、朝日が登るその時、彼女は本当にいなくなってしまうのだ。
最終更新:2020-11-19 13:56:00
3707文字
会話率:32%
活発で美しい少女高崎彩と、物静かで温和な陽菜は仲の良い姉妹だった。陽菜は、舞台に立って大勢の人の前で歌って踊るのが夢た。夢の体現者のような姉を心から慕っていた。彩もまた自分に暖かい視線を注ぐ陽菜が愛おしかった。そんな妹と、優しくて頼りがい
のある父、上品で思いやりのある母が彩の宝物だった。
高校一年生になった彩は水泳部のレギュラー選手に抜擢されインターハイ地区予選決勝を控えて厳しい練習に励んでいた。そんなある日、父が不祥事を起こし会社で降格される。自棄的になった父は家族に鬱憤をぶつけ家庭内は険悪になった。集中力を欠いた彩はタイムが出せなくなりレギュラーを下ろされる。チームは全国大会に進めず、彩は父を責めた。毎日のように続く家族の衝突に耐えられなくなった母は、身体の弱い妹を連れて家を出る。
父を責め続けた彩は、いつしか人間不信になり学校ではいじめの対象になった。家に引きこもる彩と仕事に行かない父との喧嘩は絶えず、ついに彩は家を出る。
そんな折、母と妹が事故で亡くなる。彩は家族崩壊のきっかけを作った自分を責めるが、抱えきれない自責の念は、いつしか父への憎悪に変わる。優等生でクラスの人気者だった彩は、やがて地元のレディースの総長になり、武闘派チームとしてテリトリーを拡大していた。そんな時に酒に溺れた父が亡くなる。
生きる希望を失った彩に妹の声が聞こえた。死ぬ前にやることがある。妹の夢を代わりに叶えたい。
彩は、小学生の頃、歌手としてスカウトされた芸能事務所の門を叩き、驚異的な努力で、歌とダンスを上達させ、21歳でアイドル歌手としてデビューした。北欧のマネキンのような容姿と、艶のある伸びやかな歌声、キレとスピードのあるダンスで一躍人気を集め、僅か三年で国内の名だたる歌唱賞のグランプリを独占した。
妹が夢見た舞台で数万人の観客を前にパフォーマンスしていた彩の心に、突然嵐が吹き抜け心の闇に隠れていた真実が見えた。自分をどこまでも慕ってくれた妹、心からの暖かい愛情で包んでくれた母、そして反発していた父からも溢れるばかりの愛情を注がれていた自分に気づく。こんなにもたくさん貰った愛を少しでも彼らに返したいけれど、もうこの世にはいない。どうしたら報いることができるのか。
芸能界を引退して五年、30歳になった彩はその答えを見つけた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-24 15:56:11
46346文字
会話率:41%
高校三年生の凛央(りお)は恋をしない。ある一人の女性以外には。でもその人は、もうこの世にはいない人。
大学二年生の柚菜(ゆな)はまだ恋というのをしたことがない。でもある時、凛央という男の子と出会った頃を境に次第に彼を気にかけていく。
恋
をしない男の子と、恋をしてしまう女の子の恋愛物語です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-14 23:49:07
6121文字
会話率:36%
彼女は一体どういった気持ちでこの世を去ったのだろうか…
いつの間にか手に取っていたスマホを僕は本棚に向け投げた。
ガシャリ、と音はしなかったので壊れてはいないだろうが我に返り、再びスマホに手を伸ばす。
運が味方してくれたのだろうか、それとも
自分の力が弱かったのか全く傷はついていなかった。
僕は、スマホの脇に付いているキーホルダーに目を移す。
なんのアニメかは分からないがトナカイのような生き物が歴史上の人物の格好をしてるキーホルダーだ。彼女曰く、仲良くなれた人には《思い出》をあげてるらしい。
その彼女は、もうこの世にはいない。思い出す度胸が痛む。
彼女と会ったのは今から2年前の話だ。それはまだ肌寒い日がわずかに残る春の出来事だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-25 17:50:19
312文字
会話率:0%
いきなり、見知らぬ空間に連れてこられた主人公。そこには見習い神様のミナがいた。ミナの話では主人公のいた世界ともうひとつの世界2つの世界を管理するお偉い神様が主人公をよんでいるらしい。ミナの翼で神様の元へたどり着いた主人公。神様が言うには自分
が管理しているもうひとつの世界が存亡の危機らしい。そして、さらに話を聞くとその世界にはかつて己のチカラで支配者を倒し世界を救った英雄がいるらしい。しかし英雄はもうこの世にはいないらしい。そして、今この世界を救う人間もいない。どうやら神様が管理する2つの世界は同じ人間が誕生するようになっているらしい。つまり、同じ人間が存在するという事だよね。そして、その死んだ英雄があっちの世界の主人公だと言うのだ。そして、もういちどあの世界を救ってくれと言う事らしい。いろいろあって主人公は異世界に行く事にした。最初は異世界でだらけるだけの主人公。しかし、いつしか自分の意思で立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 09:45:56
8420文字
会話率:59%
-拝啓-
我が愛しき息子、優太へ
君がこの手紙を読んでいる時には
俺はもうこの世にはいないだろう。
話すと長くなるがまぁ聞いてくれ。
俺は今、第二次魔導戦争に参加している
多分生きて家には帰れないだろう。
この戦争は「魔法世界」での戦争であ
り
君のいる日本には全く関係のない話だ。
なぜ関係ないかはもう知っているだろう。
こちら側の国は結構劣勢だ。
勝つことは多分不可能だろう。
だから君には直接魔法を伝授することができない。
魔法が使えないことで苦労した時もあっただろう、
そのことはすまない。だが、心配はいらない、君のための魔法源は富士の樹海に眠ってるはずだ。
君なら見つけるのは容易いだろう。君に渡してあるペンダントが共鳴して場所を教えてくれるはずだ。
ということで話している時間ももう終わりのようだ、後のことは任せたぞ。
-敬具-
死んだ父から送られてきた手紙には上級魔法を使う時に必要な魔法源のある場所が記されていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-05-01 22:13:49
2775文字
会話率:49%
夏休みの毎日同じ日々を繰り返している図書委員の椎谷 綾(しいや あや)。
ある日に図書室で出会ったもうこの世にはいない少女との話。
キーワード:
最終更新:2015-08-30 20:10:38
627文字
会話率:24%
初めて書いた小説は、苦めの重ため。。
精一杯書いた、初めての小説を、投稿する日が、ついに来ました。
やったあ。
その気持ちでいっぱいです。
今、最大限頑張った小説です。
読んでみてください、騙されたと思って。
最終更新:2013-01-18 12:00:00
5602文字
会話率:23%
小児科でクリスマス会が行われるが、一人の女の子だけ喜んでいない。で、欲しいものを聴くともうこの世にはいない人であった。そこで病院の院長がなんとかするといったが・・・夢はかなうのだろうか?
最終更新:2006-09-03 21:41:02
3397文字
会話率:53%
『愛してる』たった一言、この言葉を言えなかった。伝えたい相手は、もうこの世にはいない。彼女のいる過去と彼女のいない未来とを交差する彼の思い。『君が思い出に代わるまで』
最終更新:2004-12-25 19:28:18
4507文字
会話率:26%