主人公の時松愛音(ときまつあいね)は高校一年生の夏休み前に部活を辞めた。愛音が入学した百合蘭高等学院は吹奏楽部強豪校。愛音は自身のトランペットの実力を過信して百合蘭吹部に入ったものの、周りとのレベルの違いに劣等感を感じ、挫折してしまった
のだ。
トランペットを封印した愛音がつまらない毎日を送っている時に現れたのが、ジャズ研究会の部長、二ツ森奏真(ふたつもりそうま)だった。
毎日18時更新。
カクヨムにも掲載中。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 18:00:00
97141文字
会話率:45%
世界は、突如として現れた“異形”によって蹂躙された。
空と海は封じられ、国々は孤立し、人類は滅びの淵に追いやられる。
とりわけ日本を襲うのは、「鬼」や「妖」といった怪異たち。
それに唯一対抗できるのが、“戦将”と呼ばれる選ばれし者たちだっ
た。
戦将を志す少年・信条崇真は、歴史上の偉人の魂を宿す武器《戦武》を託される。
その内に眠るのは、かの剣聖・宮本武蔵。
未熟な少年と、奔放な伝説の魂。
ふたつの意思が交わるとき、滅びゆく世界に一筋の刃が閃く。
──だが、それは物語の幕開けに過ぎない。
この世界における“希望”とは、果たして誰にとってのものか。
その剣は、正義の象徴か。それとも、新たな災厄か。
※本作は、VR訓練・異能武器・近未来の日本を舞台にした〈和風バトルSF〉です。
※本作は、他の小説投稿サイトでも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 17:31:30
54154文字
会話率:44%
冴えないブサイク大学生のぼくは、図書館で呪術の本を見つけた。
そこに書かれた秘術を試すと、なんと性別と美醜が反転して、とびきりの美少女に変身してしまった!
ブサイク大学生の姿と、超絶美少女の姿。
ふたつを使い分けた生活の中で、ぼくは世の中
の不公平を思い知る。
そして、美少女として他者に尊重され、求められることの喜びに溺れていく……。
自分の通う大学に美少女の新入生としてもぐり込んで、サークルや友人、そして恋愛。
ぼくのイージーでハードな二重生活が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 10:03:13
14884文字
会話率:32%
夏の予定、カレンダー、ふたつの答え
キーワード:
最終更新:2025-07-28 08:10:06
317文字
会話率:34%
テーブルに映る、無条件の幸せ
キーワード:
最終更新:2025-07-03 21:38:19
386文字
会話率:0%
星が輝き、この恋を知るために、やさしさ
最終更新:2023-12-22 22:16:00
271文字
会話率:0%
心の声を聞く力を持つ少年ウサマは、姿を消した両親を追って聖地を旅立つ。
彼を待っていたのは、禁じられた思想と、王家の血に絡まる秘密だった。
一方、王子でありながら「王になりたくない」と願う青年、
自分の出生の意味を知らずに魔女に育てられた
少女――
赤と白、炎と氷、ふたつに分かれた国で、
運命の火種が、静かに灯されていく。
継がれるのは、王の血か、それとも意志か。
これは、焔を継ぐ者たちの物語。
選ばれるのではなく、選びとるために旅立つ、若き者たちの叙事詩。
※『天国の扉』の子ども世代の物語です。こちらからでも読めるよう配慮しておりますが、前作をお読みいただいた方が答え合わせを楽しんでいただけると思います。
※本作には、架空の世界観に基づく人種・出自・信仰・性別・階級等に関する差別・偏見・抑圧の描写が含まれます。
これらの表現は、物語上の背景や登場人物の信念を描くためのものであり、現実世界における差別や不当な扱いを肯定・容認・推奨する意図は一切ありません。
ご理解いただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 06:30:00
153493文字
会話率:30%
同じ会社に勤めていながら、顔を合わせることもなかったふたりの女性――
事務部でひっそりと働く白川若葉と、社内でも名を知られる凛とした上司・黒川若菜。
日常の交差点では交わることのなかったふたりが、ある日偶然に目を合わせる。
けれどその時、ふ
たりはまだ知らなかった。
自分たちが、もうすでに“別の名前”で出会っていたことを――。
ネットの中で「茅ヶ崎渚」として活動する若葉は、小説投稿サイトで憧れの作家「結衣と姉 希望の王」に出会う。
彼女の書く物語に心を揺さぶられ、勇気を出して送った一通のダイレクトメッセージ。
それがきっかけで始まった、名前も顔も知らない“渚”と“ベルおねーちゃん”の文通のような関係。
現実の世界では、少しずつ距離を縮めていく若菜と若葉。
仕事の合間に交わす短い会話、何気ないランチのひととき。
そしてネットの世界では、小説という架空の場所を通して、深く強く繋がっていく“渚”と“ベルおねーちゃん”。
同じ人だと気づいてしまった若菜は、その事実を伝えるべきか悩みながらも、ふたつの世界で育まれる友情と信頼に、静かに心を揺らしていく。
この想いを、どの言葉で伝えればいいのか――
現実の自分と、小説の中の自分。
本当の「わたし」はどこにいるのか。
誰かと心を通わせることのあたたかさと、ほんの少しの切なさを抱えながら、若菜は最後の一歩を踏み出そうとしていた。
これは、ふたりの女性が“物語の中”と“日常の中”で静かに出会い、
少しずつ、確かに、お互いを大切に想い始めていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:15:35
10872文字
会話率:21%
世界に発表された超大型オンラインゲーム。
MrMMO RPG(Mixed reality Massively Multiplayer Online Role-Playing Game)
『ハイファンタジー・オンライン(High Fan
tasy Online)』。
VR、AR、携帯端末、PCと接続機器を選ばず、クロスプラットフォームで相互にデータを取り扱うことが出来る究極の大人数参加型ロールプレイングゲーム。
数千年前、世界規模で起きた未曾有の大災害を経て、陸地の大部分が海中に没した。
物語(ゲーム)は、中央アジアにある、スカイトバーク王国“はじまりの街”からスタートする。
その日、ある一人の少女が森の中で目を覚ました――どうも、元の場所とは似て非なるもの?――と、独り言ちながらナビゲータの誘導で街へ。
どこか懐かしく、そしてちょっと違う世界。
戸惑いながら、逞しく生き抜いていく彼女(マル・コメ)の物語。
◆
彼女を転移させた力は?
ふたつの異なる世界が交差する魔力装置の存在。
世界を巻き込んでドタバタの冒険戦記。
◆
“近況報告”
ありがとうございます。祝! 総PV数40万突破でございます。
感謝してもしきれない、気持ちで心がもう一杯です。花粉症で泪に溺れているのか、喜びのせいか、いや、喜びの方で噎せ返り、咳き込み、鼻水を流して嗚咽、吐き気をおぼえながら感動しているところでございます。フォロワーさん、ありがとう!!!!
そして、ついに、ブックマークも200を越えました。
まさか、ここまでいや、これを糧に。
私は、もっと大きくなりたい。
「大きくしたのは俺たちだ」と言ってもらえるようなモノになりたいです!
◆
“作者名”変更。
Twitter アカウント名の“さんぜん円ねこ”と同期したいと思います。
もっと皆さんと繋がりたいという思いですので、今後ともごひいきお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-28 00:00:00
4195709文字
会話率:25%
嘘で守られた日々が
ひび割れるように終わろうとしていた夜。
風が軒先をなぞり
遠くで鳥の羽音が散った。
静まり返った小道を
重たい足音がゆっくりと踏みしめてくる。
家の灯りがかすかに揺れ
扉がきしむ音が胸を打つ。
その瞬間
世界がゆるや
かに歪んだ。
視線が交わる。
そこに言葉はなく
ただ互いの存在だけが強く焼きついた。
夜の匂い
雨上がりの湿り……遠い鐘の音。
胸の奥で誰にも触れられなかった何かが
ひそやかに脈を打つ。
夜明けを知らない少女と
光を信じない青年。
閉ざされた場所で
ふたつの瞳は
まだ名前を持たない明日を
そっと、そっと、夢見ていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:09:26
13450文字
会話率:29%
【ヒト×ケモの重た~いダークNLファンタジー、いかがですか?】
雪の戦地、トルタンダ。
『一人残らず殺せ』
命じられたその「仕事」に耐えきれず心を壊し、子供のように無垢な狂人となり果ててしまったケモ娘のフィー。
むかし受けた恩のために彼女を
見捨てられない青年イチヘイは、無邪気でどこか様子がおかしいこの幼なじみの相棒と共に、二人が育ったお師匠さまの家へ帰ってくる。
イチヘイは彼女をこんなふうに壊した自身の人間性の欠落に悩みながらも、「残りの人生はフィーの心を見守りながら平穏に暮らしたい」と願う。
なのに彼女を診てもらおうと訪れたこの家にお師匠さまの姿はなく、更にちょっと目を離した隙に、フィーは小さな〈マレビト〉をーーイチヘイの故郷と"同じ世界"から転移してきた花登という幼女をーー拾って来てしまう。
どういう経緯か胸に奴隷の焼き印を入れられている花登。
一方、この子をうちの子にする、といって聞かない気狂いのフィーは、反対するイチヘイに向かって『協力してくれるならあとは、イチヘイに殺されてもいいよ。ボク、イチヘイの言うこと、なんでも聞くから……』と、破れない魔法の誓を結んでしまう。…………それがすべての、始まりとなる。
ひとつ、ふたつと課された禁忌を犯し、幼い頃からそれぞれが『望み』『望まなかった』はずの結末へと流される彼ら。
やがて明かされるフィーの秘密、イチヘイの正体、花登の真実、トルタンダの顛末と、その絶望。
――――果たしてそこに、救いはあるのか。
破滅の中に希望をうたうヒトケモラブファンタジー、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 22:03:46
77186文字
会話率:24%
――光と闇。
ふたつの相反する魔力を、その身に宿した少年。
アデル:セリオルは、かつて世界を救った“巫女”と、“魔王軍の騎士”の血を継ぎ、静かに運命に立ち向かおうとしていた。
目指すのは、魔導学園ルクシアでの平穏な学園生活――の、はずだ
った。
だが、学園には謎の多い同級生、封印された研究棟、不穏な陰を落とす闇の組織……。
平和とは名ばかりの波乱万丈な日々が、少年を待ち受けていた。
それでも彼は剣を取り、仲間と共に歩み出す。
己の力と、心の迷い、そしてこの世界に秘められた“真実”に向き合うために。
――これは、選ばれし者としてではなく、ただ一人の少年として。
混沌の運命に挑む、少年の成長と選択の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 16:43:16
62510文字
会話率:31%
『天宮と藍沢の探偵事務所 ―善と悪の真実―』
――この世界に『絶対に解けない事件』があるとすれば、それを解決するのは人間か、悪魔か。
2016年秋、神戸。
元ヤクザの天宮翔は、組織を抜け、母親を殺した犯人を追い続けていた。唯一の手がかりは、
遺体に刻まれていた奇妙な痕跡――それはまるで儀式のようだった。
ある夜、彼は偶然、元法医学鑑定人・藍沢小百合と出会う。彼女もまた、不正な力により職を奪われ、正義を貫けなかった過去に苦しんでいた。
「私はその事件を担当していたの。あの痕跡…忘れられない」
運命の交差点で、二人は奇妙な存在と出会う。
彼女の名はアスタロト。10歳ほどの少女の姿をした悪魔。
「君たちの願い、叶えてあげる。ただし、魂と引き換えにね。」
彼女の望みは、理解できない人間の悪意を観察すること。交換条件は――人間には解決不可能とされた事件を、30日以内にひとつずつ解決していくこと。期限を過ぎれば、即死。
与えられた能力はふたつ。
藍沢さんには『エコー・レジデュアル』。触れた物体の最後の10秒間の感覚を追体験できる異能。
天宮さんには『クリミナル・イヤー』。言葉の裏にある嘘、矛盾、そして心の闇を聞き分ける力。
希望なき街で、過去に囚われた二人の捜査が始まる。
悪魔の契約、猟奇的殺人、消された真実、そしてあの事件の本当の目的とは――
善と悪の狭間で、人は何を選ぶのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:31:34
17617文字
会話率:27%
惑星フォルミナ。
連合と帝国──ふたつの荒波が激突する最前線では、無数の兵器と命が消費されていく。
最強の試作機。脅威の火砲。選ばれしエースたち。
この戦場で“主役”となるのは、彼らのはずだった。
だが──その影で、遥かに劣る機体で抗い
続ける者がいた。
人知れず得た“未知の力”が、戦況を静かに変えていく。
何度も、何度でも立ち向かう。
やがてその姿は、《悪霊(ドラウグ)》と呼ばれ始める……
どうやって倒すのか? なぜ戦うのか?
やがて明かされる“真実”とは──?
これは、一兵士の反撃譚。
主役たちが蹂躙する戦場で、無名が主役を喰らう物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-27 14:00:00
11689文字
会話率:20%
音が見える世界で、迷いの音を抱える青年。沈黙の山小屋で、自分自身の音に出会う女性。
心の奥で誰もが鳴らす音が、他者と響き合うとき、新しい物語が始まる。
――これは「聴く」ことから生まれる、ふたつの優しい奇跡の物語。
最終更新:2025-07-27 12:17:57
1354文字
会話率:13%
感情と理性――それぞれの役割を背負って生まれた双子、光希と理翔。
違いを受け入れ、学び合い、社会に対話の光を届ける彼らの姿を描いた、共生と希望の物語。
最終更新:2025-07-22 20:24:32
816文字
会話率:20%
ここは時の止まった街
桜も紅葉も梅も椿も咲き誇る
針の無い時計台の駅の前を通り過ぎて
ひとつふたつと書きましょう
面白ければ駄賃を空き缶に入れてやってくださいな
最終更新:2025-07-26 12:16:50
181501文字
会話率:2%
十七歳の箱入り娘ロレッタ・リンデは、大好きな友人から“幸せになってほしい人”へ譲って繋ぐお守りを託されていた。より多くの出会いを求めて故郷のソルニア共和国を飛び出し、アルバライエン王国へ移住した彼女を待ち受けていたのは、静かで美しい森と幼い
おばけのヨハン。
十六年前にふたつの国を襲った混乱と悲劇、過去の影を背負う人々──少女とおばけは知らず張り巡らされた縁の糸をたぐり、語り継がれることのないおとぎ話を紡いでいく。
※Nolaノベルにも投稿しています。
※章完結など区切りのいいところまで感想欄は閉じておく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 23:24:46
208428文字
会話率:48%
少々食い意地の張ったエルフであるベルは、憧れの大都会で屋台を物色中馬車に轢かれそうになって目を瞑った。しかし死を覚悟した彼女が、その後見た物は……!?
最終更新:2025-07-25 17:00:00
185357文字
会話率:55%
王家の末っ子として生まれた少年・ヴェレスは、
目立たず、自由もなく、自分の未来にも期待せずに育ってきた。
ある日、自分が幼い頃に作った“謎の薬”を発見したことをきっかけに、
彼は少しずつ、自分の足で世界と向き合うようになる。
これは、一
人の王子が“何者でもなかった”自分を越えて、
誰かと繋がり、世界と向き合い、成長していく物語。
やがて彼が出会うのは、
喋る石ころと、誰にも知られていない“迷宮”だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 17:00:00
100433文字
会話率:33%
異世界×音楽バトル読切!
音楽魔法《スコア》を操る精霊奏者の青年ミラーは、ある村での慰問公演に向かう。
それは、かつて仲間を失った“音が残る”場所。
再び響かせる覚悟を決めた彼の前に、轟音を鳴らす“ロック”なる一音で空気を塗り替える、異質な
音楽を奏でる精霊奏者が現れる。
戦場に鳴り響くのは、命を繋ぐセッション。
音楽は、誰のものでもない──けれど、きっと“誰か”の心に残る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-25 22:19:01
14840文字
会話率:28%
「このまま家には帰さない。覚悟はいいな?」
気づいたら異世界の令嬢でした!
何もないところで転ぶようなドジな伯爵令嬢・リーゼロッテは、領地のお屋敷に閉じこもりで引きこもりな深窓の令嬢生活を送っていた。
使用人たちから『妖精姫』と慕われ
る一方、リーゼロッテは『悪魔の令嬢』と噂され!?
日本で生まれ育った知識がありながら、チートなんてみじんも発生する様子もなく、自由度ゼロの毎日に、脳内突っ込みをいれつつ過ごしていたけれど……。
リーゼロッテが十四歳のある日、王城からお茶会の招待状が。
王妃様主催のお茶会だけど、その実、女嫌いの王太子殿下のお見合い大会。
そこには会いたくない婚約者がいたから、さぁたいへん!
待ってましたのラノベっぽい展開に、退屈な日々が変わりそうな予感です?
【チート×伏線スクランブル! 異色の異世界オカルト・ラブコメディー参上です!】
~ふたつ名の令嬢と龍の託宣【なろう版】です~
※ムーンライトノベルズにて先行して第4章投稿中٩( 'ω' )و
内容はムーンとほぼ変わりませんが、一部改稿してあります
ムーン版の方がおもしろいと思うので、抵抗がなければお立ち寄りいただければと思います!
(ムーンライトノベルズは18歳以上(高校生不可)の方のみ閲覧可能です)
※アルファポリスでも投稿始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 04:10:00
1970369文字
会話率:44%
幼い頃魔法少女に救われ、魔法少女に憧れた女の子は、やがて自ら魔法少女となる。
星石と呼ばれる貴石に選ばれ、少女たちは魔法の力を手にする。そしてかけがえのない仲間と共に自由を駆け抜ける。
異世界からもたらされたという星石の力。次元の扉の
向こうからやって来る侵入者たち。魔法少女の力を欲する国家、組織。絡み合う思惑。
居場所を見つけた少女たちの魂は、決して後ろを振り向かない。
仲間と手を取り、魔法の力を胸に、どれほど過酷な道が待ち受けていようとも前へと突き進む。その先にこそ、彼女たちの求めるものがある。
物言わぬ星石はそんな少女たちの願いを叶えるため、いつもその胸にあって応えてくれる。無機質で無愛想な相棒。少女は時折、その胸の貴石を健気に思うことがある。
魔法少女としての日常に幸せを感じる時、少女は少しだけ、少しだけ、なんだか星石にしてやられたと思うこともあるのだけれど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 19:16:46
836234文字
会話率:24%
前世の記憶と多い魔力、元犯罪組織に所属していた暗殺者という特殊な経歴のおかげで、十六歳にして国内でも上位に入るレベルの魔術師であるリラ・モーガンス、二つ名は『アイオライトの魔術師』。
現在は国の警察的組織、国治隊で働く彼女のもとに、任
務が来た。それは国立魔術学院に潜入している犯罪組織の者を捕まえること。リラ自身も魔術学院に潜入することは、一方で、前世で大好きだった漫画の舞台に乗り込むことでもあった。
リラの目標はただふたつ。滞りなく任務を遂行すること、そして今世で一番大切な仲間の死亡フラグを回避させること。
それさえできたら後はどうでもいい──そう思っていたのに、何故か当て馬キャラに興味を持たれたり、同じ転生者である漫画の主人公に敵意を向けられたり、他の生徒のトラブルに巻き込まれたり。しまいには、生き別れの家族が見つかって──!?
*第一章完結までは毎日投稿予定
*全部で四章構成予定折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:58:45
335241文字
会話率:42%
「わたしは彼を殺した。そして、彼に殺される」
にて、12月24日、彼の心はこの世に別れを告げた。
しかし、彼にあった善と悪の心がひとつに戻ることはなく、
あの世でも彼の心は別々のまま、ふたつの心が存在していた。
彼女を憎む悪の心は、生まれ
変わって再び彼女を狙おうとする。
それを何とか食い止めようと、善の心も生まれ変わったのだが、
その身体は余命宣告を受けた老人のものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 02:29:49
34338文字
会話率:36%