日本っぽい世界に転生した海人。
今日は一歳児検診に出発だ!
対魔タクシーってなにそれ。
日常なのに俺の常識が砕け散っていく。
この世界やばくね?
最終更新:2025-07-24 18:50:28
3480文字
会話率:26%
遥か昔の言い伝え。アーツバルトの側にある大岩は空から落ちた星だと。墜落したその星の欠片は惑星トレスの大海に浮かぶアイオスと呼ばれた島に降り注いだ。欠片を拾い上げた人々は、美しく煌めく石に魅了されたという。そして、島の中央に墜落した星は眩く
煌めき、目に移すのも憚られるほどの美しい女性に姿を変えたという。彼女は、「我が力に呼応せし英雄よ。十二の名座を退け、この地に平穏を」と言葉を残して姿を消した。
星降りの夜が過ぎさり、幾ばくかの月日が経った頃。空から一本の剣が島の中央に舞い降りた。その剣が大地に突き刺さり三度煌めくと、アイオスを縦断するように二本の塔を顕現させた。そして、それらが聳え立つ時、呼び寄せられるように十二の星が降り注いだとされる。以降、各地で魔物と呼ばれる異形の生命体が確認されるようになった。異形の生命体は人を大きく凌駕する力を有し、人々を瞬く間に蹂躙した。多くの命が空に還った頃、星降りの夜に舞い降りた女性と七人の人間が人々の前に姿を現した。彼女達は異形の生命体と対等に渡り合い、多くの時間を有しながらもそれらを殲滅した。全てを終えた後、島中央に突き立てられた剣の元で奇跡を起こし、十二の星々を剣と塔に封印したとされる。彼女は封印を見守るため、英雄たる七人に命を授けた。「これらを見守り、世界を導くように」と。彼らはその命に従い、剣と塔を見守るために近くに街を起こした。そして、英雄達は聡明な指導者ただ一人を残して各地に散り、幾つもの街を立ち上げて人類を導いた。彼らが残した街並みは人々を繋ぎ、団結させ、今もなおこの地の人々を守り続けている。
英雄たちの歩んだ道が伝説となる程に時が経ったアイオスに、一人の少女が降り立つ。少女は本能に導かれるように三人の人間に会い、世界の状況を知る。
アイオスを守った英雄は過去のものとなっていながら、再び異形の生命体が地上に戻り、人類を虐殺していると。
彼女は自身の頭に刻まれた伝説を再現するため、この地を奔走していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 18:00:00
40458文字
会話率:17%
三十路のおじさんが、異世界で幼女に転生するも余命宣告済み。
余命、幾ばくかでもせっかくの異世界ライフ。
前世の社畜人生みたいな生活はもう懲り懲りです。
魔法あり、魔道具あり、ついでに魔獣もありの世界。
なんとしても今世を満喫してみせようとド
タバタの毎日を送る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 12:00:00
4254386文字
会話率:24%
恋愛史上主義の国にて、神父でありながら恋愛関連商品を売りさばく守銭奴神父。ある日夢で、恋愛の神から『とあるカップルくっつけてね!』と神託が降りる。渋々引き受けるが、恋愛経験ゼロなため良い案が浮かばない。そんな彼の眼の前に現われたのは、人の
恋路を邪魔する女の幽霊だった。脅して彼女を仲間に引き入れ、ターゲットのカップルをくっつける作戦を実行する。互いに喧嘩しながらも、守銭奴神父とリア充撲滅系幽霊は惹かれ合っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 09:38:53
9801文字
会話率:46%
マキャヴェリズムの申し子が恋をする。
あらゆる手段をもってして、御巫真梨は親友を手に入れようとする。果たして、彼女の恋は何処へ向かうのか。
※この作品には多くの犯罪描写が含まれていますが、これらを肯定・助長するものではございません
。現実に行なえば法律により罰せられますので、絶対に行なわないでください。
※カクヨムでも掲載しています。最終話まで予約投稿してあるため、必ず完結します。
https://kakuyomu.jp/works/16818792435508291718
https://kakuyomu.jp/works/16818792435508291718折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 21:00:00
38047文字
会話率:55%
その霊媒師は、自分が好き。その霊媒師は、無鉄砲で仲間想いだ。彼女は出会いと別れを繰り返し、そして戦い続ける。
これは、己らしくあることを誇り、愛し、そして歩みを進める霊媒師たちの物語である。
※カクヨムでも連載しています。最終話まで
書き溜めてあるため、必ず完結します。
https://kakuyomu.jp/works/16818093091313907330折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-11 21:01:03
109528文字
会話率:56%
民意の平均を算出し、社会に実装する技術。人はそれを、楽園システムと呼んだ。
全人類の脳にナノマシンが埋め込まれ、思想を集計される。集計された思想は平均化され、政治体制に反映される。多数派が暴利を貪り、少数派が負担を背負う社会は、果たし
てどう回るのか。
――地球は、楽園になり得るのか。
※最終話まで書き溜めてあるため、必ず完結します。カクヨムにも掲載しています。
https://kakuyomu.jp/works/16818093085901218165折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 21:01:06
77761文字
会話率:52%
松崎祐介は父が急激に巨大化する新興ブラック企業を経営する社長の子だったが、父の過酷なノルマで友達の父が自殺して、皆から後ろ指をさされるような扱いを受けて、本当に世の中が嫌になっていた。
そして、ある日、心臓発作を起こしたが父のイメージの
せいか誰も助けてくれずに亡くなった。
彼が意識を取り戻すと、中世ヨーロッパのような転移者がたまに現れる世界のシェーンブルグ伯爵家の双子の姉弟の弟に生まれ変わっていた。
ところが、その世界では転生者は忌避されていた上に、父のシェーンブルグ伯爵が転生者を取り締まる役目をしていた。
転生者は役に立つこともあるが害も多いので、転生者を見つけたら皇国では隔離して軟禁して研究させられるような犯罪者のような扱いをしていた。
そして、祐介の生まれた家は、その取り締まりを一手に任されていたシェーンブルグ伯爵家であった。
そのシェーンブルグ伯爵家は本来は転生者を管理する家として、転生者の技術を独り占めしている事もあり非常に金持ちの伯爵家だけれども皇国の貴族たちからは軽蔑されて軽く見られていた。
姉は可愛らしくて頭が良かったが、性格がやばくて弟の本来は長男であるマクシミリアンを転生者として記憶が戻ったのを、すぐに見ぬき、黙っているかわりに自分の着せ替え人形として女装させて喜ぶようになっていた。
だが、それは父と姉の策略だった。
父は男の娘を生涯の研究テーマにしていたのだ。
そして、同じ<男の娘>を研究する同志として皇帝も参加して、マクシミリアンが冷血と言われる皇太子のフィードリッヒに双子の妹のマグダレーネとして嫁ぐことになった。
果たして、やっていけるのだろうか。
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カクヨムだけで投稿してた作品です。
スマホがぼろくてポケットに入れてる間に画面に触ってしまって、第一部第二章が消える恐怖を味わいました。
バックアップとかの取り方がいろいろと違うために、また消えると怖いので、なろうにも投稿することにしました。
一応、カクヨムのみで投稿したいとやってたのもあるので、カクヨムの三話遅れくらいで投稿します。
すいません。
なろうのシステムって凄いね。
マジで。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 16:00:00
294128文字
会話率:30%
「人が死ねなくなった」時代、恐れ知らずに地下鉱山に踏み込み、巨万の富の夢を追う、有象無象の勇者たち。
そんな中でもずば抜けた強さを誇る「特等勇者」の1人であるリベル、だがしかし、ある日突然、彼は宣言する――
「もうやってられるか、こんな
に稼いでも階級傾斜で税金がかかるばっかりだ、俺は四等勇者に降りるからな!」
宣言したはいいものの、彼はすっかり忘れていた――
四等勇者にソロ活動は許されない。必ず2名以上のパーティで地下鉱山に臨まねばならぬことを。
連れはいない、どうする! と頭を抱えていた彼に救いの手。
「自分も1人なんです……」という少女と共に、彼は地下鉱山へ潜る。
――そして、腰を抜かした。
え? 強過ぎない? やばくない? 知らないあいだに四等勇者ってこんなに強いもんになってたの!?
大混乱の彼はまだ知らない――
――この少女もまた、やらかした挙句に特等勇者の座を逃げるように返上させられた者であるということを。
努力を厭わない天才と、努力も要さぬ天才が、お互いにお互いの傷を埋めて、前を見て、一緒に歩いていこうとする話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 00:10:00
1254723文字
会話率:29%
「邪魔するモノは全て、爆薬で吹っ飛ばして差し上げますわ」
立てば爆薬、座ればドッカン、佇(たたず)む姿は決死の花。
行け行け!爆薬令嬢!
数多(あまた)の障害物を吹き飛ばし、主人公も追い落とし、厳しいファンタジー世界を生き抜くのだ!
自
動車部品メーカーでエアバッグの開発をしていた明神さくら。
典型的な理系女子の彼女は、家では乙女ゲームにはまっていた。
異世界に転生してしまった彼女は、そのゲームの悪役令嬢キャサリンになっていた。
このままでは家は没落、彼女自身も殺されてしまう。
エアバッグの爆薬を扱っていた彼女は、豊富な化学知識で破滅を避けるべく行動する。
「陰謀も障害も木端ミジンコですわよっ。でも恋愛成就は苦手かも……」
そしていよいよ運命の分かれ道、ゲームの舞台となった魔法学園への入学の時がやって来る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 15:00:00
1295542文字
会話率:30%
第二次世界大戦後の西暦1950年に突如、全世界に発生した正体不明変異空間構造体;通称”ダンジョン”
既存の物理法則では説明できない数々の異常事態を引き起こす災害としての側面と、
莫大な財宝・常人を超えた能力を手に入れることのできるフロンテ
ィアとしての側面を持つダンジョンの存在は世界に絶大な影響を与えていた。
ダンジョン発生から70年過ぎた西暦2020年。
ダンジョン探索・踏破を生業とする新職業「冒険者」が認知される平行世界の日本で、ある高校生は賭けに出た。
顔面偏差値落第点・頭脳偏差値平均点の高校生:小野麗尾 守は冒険者=リア充の法則を信じた結果、青春を爆死しつつある。
子どもの頃からの貯蓄・バイト代の全てを注ぎ込み、家族から借金してまでなった冒険者のステータスは、
彼の数多い欠点を埋め合わせてくれる程の物ではなかったのだ。
このままでは終われない。
16年の人生を注ぎ込んだ賭けで勝てなかった。だが、それがどうした。勝つまで残りの人生も全て張り続けてやる……!
冒険者稼業。幾ばくかの圧倒的な成功例と膨大な敗北者を生み出す命懸けのギャンブルに彼は挑み続ける。
これは、誰かが記録した彼の冒険者の旅路の物語である。
運命の無い世界では、神ですら己の望みの為にサイコロを振り続ける。いつか、望む目が出ることを信じて。
彼のギャンブルは、彼と世界に何を齎すのだろうか?
なお、ここまで色々と書かれてはいるが一言で纏めると、チートとか最強とか俺TUEEEEとか要らない(大嘘)から俺に彼女をKUREEEEE! と言うだけの話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 06:00:00
443933文字
会話率:34%
指定暴力団・浜栗組(はまぐりぐみ)の若き組長にして、名門高校に通う現役女子高生——浜栗 ミキホ。
授業中は成績学年トップ、放課後は極道のトップという二重生活を送る彼女の前に、ある日、銃を持ったヒットマンが現れる。
絶体絶命のミキホを救った
のは、同じクラスの地味で無口な女子・爆弾魔(ばくだんま) シゲミ。
彼女の正体は、裏社会で恐れられる伝説のJK殺し屋だった——!
命を救われた衝撃と、互いに“裏の顔”を持つ共通点に、ミキホの心は大きく揺れる。
だんだんと、勉強にもヤクザ稼業にも集中できなくなっていく……。
「この気持ちを伝えなければ、JKとしてもヤクザとしても終わる」と考えるミキホ。
だがシゲミは常に命を狙われており、日常のあらゆる場所にトラップを仕掛けているせいで、告白すらままならない!
爆薬の向こうで笑う君に、私はどこまで近づけるのか——。
血と硝煙の香りただよう、命がけの青春ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 20:00:00
54288文字
会話率:51%
現代日本に生きていた鋼(こう)は、仙人であった。もちろん隠していたので、世間的にはただの隠居爺だった。田舎で一人仙術とだけ向き合って生きてきたが、とうとう寿命を迎えた。そして、気づいたら不思議な場所にいた。見つけた傷ついた魂を癒すと、何故か
その魂の元の体、異世界の魔法少年コーディの中に入ってしまっていた。出る方法はわからないし、コーディは死んでしまったようである。鋼は、コーディの無念を晴らしながら、譲り受けた体を大切に使って生きていこうと決める。復讐が終わったら魔法を追求しようと考える鋼=コーディであったが、どうやら周りが方っておいてくれない。これは、魔法少年になった元仙人爺による、異世界驀進譚である。
誤字脱字は常にあると思われます。ご指摘いただけると助かります。矛盾があったら申し訳ありません。ふんわりしたオリジナル設定が多いです。イジメ表現、具体的な戦闘表記があるため、R15としています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 18:00:00
557175文字
会話率:31%
生まれ変わっても自分はモブだろう。
そんな男が死後生まれ変わった先は頭の中に勇者と魔王が住み着く赤ん坊だった。しかも生後数か月で捨てられ、廃墟の中の公園で途方に暮れる主人公。
なんとか生き残る手段を見つけるが、居候の片割れ(勇者)か
らは常に『品行方正』であることを強要され、もう片割れ(魔王)は常に『体を寄越せ』と脅迫してくる日々。
どうにかこうにか生活環境を整えた主人公は喧嘩の絶えない二人にサブカル文化を布教もとい洗脳――教育した結果、
勇者(くっころ系美女)「ょぅι゛ょ こそ至高。ただし魔王、お前はダメだ」
魔王(ロリババア系メスガキ)「究極はおねえさんに決まってるのじゃ。ただし勇者、テメーは除く」
一般人(女顔の主人公)「やっちまったぜ☆」
別ベクトルでやばくなった。
勇者&魔王&主人公「「「グッズ欲しい、円盤欲しい、推しにスパチャしたい」」」
けれど意外と仲良くなっていた。
これは現代ダンジョン系ゲーム(プレイ済み)の世界で、ゲーム本編にも登場する勇者と魔王の脳を焼いてしまい、キャラ崩壊という名の原作ブレイクを起こしてしまった主人公が世界崩壊(バッド)エンドを回避するため、女装させられたり百合営業させられたり、推し活したりしつつ奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 19:04:13
82974文字
会話率:38%
これは筆者が若い頃に興じたTRPGについて、思い出にふけりながら書き留めたエッセイです。
元々別のWEB小説サイトで掲載後、noteの方で改訂版を展開していました。
現在はどちらも削除されていますが、更に加筆修正を行ったうえで、三度
目の掲載をすることといたしました。
お話の時代は、主に昭和末期から平成初期の話となります。西暦ですと、1980年代半ばから1990年代半ばくらいです。
令和とは大きく異なる時代の中、TRPGやライトノベル(当時はファンタジー小説)黎明期を経験した筆者の話を、現在のTRPGしか知らない若い世代の方々に読んでいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-20 09:11:25
242699文字
会話率:0%
1958年。ドイツ第三帝国は、ヨーロッパにおける一連の戦争に勝利し、西はスペイン、東はウクライナまでの領域をその勢力圏とした。
しかし、そのけん引者である総統アドルフ・ヒトラーは、連日の激務とその年齢により寿命幾ばくも無い状態となってしまい
、統治者のいない状況となっていた。
そんなん中、副総統であるルドルフ・ヘスは、各組織から呼び集めた人員をもとにとある作戦を実施しようとしていた。
独裁者が作った暗黒の帝国の未来は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 22:17:20
89977文字
会話率:45%
高校1年生ラノベ好き恋愛経験0の主人公、芯葉久喜(しんばくき)と学園1の美女2人日舞輪里(ひまいわり)、鈴白蘭(すずしろらん)、名前が花の名前に似ているからと花壇の面倒を見ることになった3人。実は本人達も知らない3人にはもっと深い関係が―
―。
衝撃走る花咲く花々しい学園ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 08:58:59
9240文字
会話率:42%
夢はすぐ消えるものだと思ってた。
……でも、消えない夢もある。
強すぎる感情は《夢結晶》となり、現実に干渉する。
怒り、愛、執着、狂気……それは五色に分類され、《色夢(いろゆめ)》と呼ばれる異常な存在だ。
国家機関《夢務省》に所属する夢
解放官ユム・オルフェウムは、
色夢に囚われた人々の“想い”に寄り添い、夢を“覚まし”解放する。
「夢を“覚ます”っていうけど……本当は、絡まった“想い”をほどいてあげるだけなんだ」
夢に喰われた人々《夢喰(むくい)》、夢を金に換える闇組織《獏(ばく)》、
そして、夢を“管理”する国家。
想いは、支配すべきか。それとも、自由にすべきか。
想いと想いが交差する、“心”をめぐる異能力バトルファンタジー、開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 02:27:07
7327文字
会話率:30%
それは想いで全てを切り拓く物語
現実世界にて、刀剣収集、刀剣鑑賞、刀装具鑑賞、そして真剣を用いた剣術を趣味として生きてきた初老の男性。
彼は退職間近に、ガンになったことで余命幾ばくもないことを宣告された。
しかし直ぐに死ぬことはなかったた
め、何とか職務を全うし、定年退職をした。
そんな彼が思ったことは、もっとも愛すべき刀に少しでも恩返しできれば……という思いだった。
そのため彼は、自分が購入した奉納刀を、再度その神社へと納めるために行動し……平行世界へと迷い込んでしまう。
自らが愛し、神へと納めようとした刀、愛用の稽古刀、稽古の木刀、もっとも美しいと思う刀。
これらを持って迷いこんだ世界で一番最初に降り立ったのは、荒れ果てた廃墟と荒野のただ中。
しかも平行世界に迷い込んだその時……彼は精神年齢はそのままに、健康な体と若返りという実に奇妙な状況へと陥った。
そしてそれよりもさらに奇妙なことが長年続いていた。
その平行世界は世界中で戦争が起こっていたのだ。
それも、人同士ではなく、異星起源生命体と……。
そんな奇想天外、驚天動地な状況へと陥った、見た目は若者、中身は初老のおっさんが……平行世界にて面妖たちを、撃ち、殴り、切り捨てて戦っていく、そんな物語である。
カクヨム に掲載している作品をなろうにも掲載を始めました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-14 00:00:00
525772文字
会話率:38%
余命幾ばくもない主人公の女子高校生の密かな楽しみは、屋上でよく会う美しい少女の歌。
彼女の歌声からは、何故か「雨」の香りがした。
ずっと聞いていたいと思っていても、いつも途中で邪魔されてしまう。
いつか、少女の歌を最後まで聞いてみたいものだ
なと思っていたところ、なんと少女から突然話しかけられ──
少女同士の切ない純愛
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 14:57:32
4986文字
会話率:36%
カップリング厨。通称カプ厨。
漫画やアニメなどのキャラクターたちの恋愛関係を妄想する人の事を指すオタク用語。
自らをオタクと称する高校二年生『糸川 結』は、ある日の放課後の図書室にて同じライトノベルを読む同級生『西園寺 栞』に出会う。
共通の話題を持つ同士に出会い喜ぶ糸川だったが、彼女はカプ厨ではなく原作至上主義。
いい雰囲気であればくっつけようとする糸川とは違い、原作で恋仲でなければそのままをキープする西園寺。
絶妙に合わない二人の会話。
図書室で繰り広げられる論争。
カプ厨な糸川と原作厨な西園寺、彼らが分かり合える日が来るのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-12 18:48:12
11376文字
会話率:24%
「え、あの村人B……やばくない?」
世界の命運を握る勇者パーティーにすら選ばれなかった――ただの村人、通称“村人B”。
彼の名はロウ・スミス。どこにでもいる青年……と思われていた。
だがその正体は、神話級の装備を生み出した伝説の鍛冶師《創
鋼の熾火(フォージフレイム)》の継承者だった。
ひっそりと山奥の村で暮らしていた彼の元に、ある日、ボロボロの剣を抱えた少女が現れる。
「お願いです、この剣を――治してくれませんか?」
その瞬間から、静かだったロウの日常は音を立てて崩れ始める。
折れた神剣、暴走する魔王の力、歴代勇者の装備を凌駕する《規格外》の武具たち…。
「この程度、火遊びみたいなもんだな。」
世界はまだ知らない。
“最強”とは、戦う者ではなく、**「最強を作る者」**だということを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-05 20:00:00
12208文字
会話率:40%