ゲスな父親が結婚式でド修羅場を演じて急死。巻き込まれて気絶したマルティーヌは、気がつけば前世を思い出していた。
アラサーだった私が十二歳の美少女に! そして一人娘の私が伯爵家を継いで当主になるという。うーん、ちょっと思考を放棄したい。とに
かく甘い物を食べて横になろう――と思ったけどできるはずもなく。
面倒ごとは大人に押し付けてぐうたらしたいのに、領主ともなればそうもいかず。怠け癖のついた使用人の解雇やら、後見人探しやらで、もう息つく暇がない。
あれ……? なんか調子に乗ってあれやこれやと手や口を出しちゃったけど、領地でまったりスローライフという選択もあったんじゃ……?
前世の知識と魔法のお陰で生活環境は改善されつつあるけれど。後見人の公爵の要求レベルが高すぎてついていけない……。あれ? 王都からうちの領地までは馬車で二日もかかるのに、公爵閣下、頻繁に来すぎではないですか? それってあれですよね? うちでしか食べられないご飯とお菓子が目当てですよね? イケメンだけど食いしん坊な公爵閣下――。
◇恋愛はスローテンポで甘さ控えめ。後半にちょっぴりシリアスな展開を挟む予定ですが、どうなるかわかりません。でも、どんなことがあってもハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:05:58
370580文字
会話率:33%
火照るような喧騒の街で御座います。
そこの一つの粒となって溶け込んで行くと、恋人達の会話が蝉時雨の様に反響し合うのです。
そうなると、涼しくて大層甘いものが戴きたくなると言うもの。
睦言がとろけても、野暮にならない場所へ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
こんなタイトルですが、恋愛じゃないです( '-' )
幻想奇譚です\( 'ω')/ヘーイ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-15 16:01:23
994文字
会話率:15%
アンナは父の紹介で素晴らしい夫を得る事ができた。
彼はとびきりハンサムで、親切で、寛大で、まだ若いのに騎士団でも出世している。
アンナはとても幸運だったと言えよう。
ところがこれ、逆の立場から見たらどうなるだろう?
――優秀なベルナールは、
上役の娘を娶る事になった。
彼は本当に貧乏くじを引いたと思うわ……アンナはどうしても申し訳なさを感じてしまうのだった。
しかしまぁ……何だかんだで愛され妻です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-02 19:45:00
113727文字
会話率:34%
継母の迫害から逃れ田舎で暮らす訳あり姫。
仲良しの大きな猛獣との触れ合いが最大の癒やし……のはずが……。
モフモフとジャレてるつもりだったのに、実は溺愛系のイチャラブだった!?
呪いの解けた野獣は精霊系皇子に変身。
わんこテンションで求
愛してくる。
ここまで直球だともはや変態。
でも激甘スパダリ。
『いつでもどこでも溺愛が止まらない元野獣エキゾチック皇子×モフモフと結婚したかった感情ダダ漏れ姫』のとにかく甘い恋のお話。
望まぬ結婚を強いられる姫を皇子が上手くかっさらう!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 13:00:00
45462文字
会話率:43%
「なあ、和真。一つ聞いていいか?」
不意にかけられた声。俺の隣で試合を観戦していた渡辺仁志だ。
「何?」
「素朴な疑問なんだけどさ、なんで、高木なわけ?」
「…は?」
「いや、お前モテるだろ?なのに、なんで高木なんかを彼女にしたのかなって
。お前、2組の北川さんにも告られてたのに。あんなきれいで優しい人振って、なんで高木なの?」
仁志の言葉に、俺は文句を言おうとしてすぐにやめた。
「なんでだろうな?」
そう笑う俺に、仁志は不思議そうな顔を浮かべている。けれど俺はそれ以上言わず、またコートに視線を戻した。わざわざあいつの良さを人に知らせる必要などない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-14 00:00:00
9464文字
会話率:63%
私、松長友紀。
小学校四年生になって、数ヶ月。
好きな事、ピアノと雑貨を見たり文房具を買うこと。
嫌いな事、体力を使うこと。
買ってる雑誌は、おまじないのと、お洋服の。
好きな食べ物、ケーキとチョコレート、とにかく甘いもの。
嫌いな食べ物、不味いもの。
好きな人、松下朋玄君。
嫌いな人、怖い人、親友の浅葱ちゃん。
※連載中、DESTINYより番外編です。
別サイトからの転載になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-24 06:13:49
8634文字
会話率:11%