これは、魔法がある世界で生きるただ?の少女のお話。
今日は名門カイリーン魔法学園の入学式。
カイリーン魔法学園とは魔法の使える12から15歳までの子供が通える名門校である。
魔法はある程度やれば誰でも使えるようにはなる。だがそれには時間と
相当なお金がかかってしまう。そこまで頑張ったとしても、簡単なものしかできない。
それに比べて生まれつき魔法を持った人間は、それはそれは強力な魔法が使える。だが、生まれつきは100年に一度生まれるかの確率なのだ。このような背景から、この学園に入るのは貴族の中でも優秀なものしかいない。
そんなところに孤児であり、殺し屋である私、レイ・アレンス・ノーマンは、入ることになってしまったのだ。
理由はいくつかある。
まず一つ目。生まれつき魔法が使えるからだ。
その中でも希少な終焉と闇の能力を産まれながらにして、私は持っていた。
魔法には7属性ある。水、火、風、土、そして光と闇。最後の一つは終焉。終焉は、ありとあらゆる概念、物体を完全に消し去ることができるいわゆるチートだ。そのチートさゆえにとても希少だ。
闇属性と光属性も希少だ。光はなんでも浄化できてしまうし、闇は全てを飲み込むことができる。どちらも終焉に引けを取らないくらいのチートなのだ。
そのチートの中の2つをもっているんだから、学園に入学もおかしくはないだろう。
二つ目
ただ単に強いし、頭いいかららしい。
私はそんなことない気がする。
別に5000くらい殺しているだけだし。敵国のトップを10人くらいやっただけだし。
スパイとして国宝盗んでるだけだし。
証拠を何にも残さず立ち去ってるだけだし。
敵国のことを先回りして妨害しただけだし。
国家免許である殺害免許と、魔導士免許特急なだけだし。
名門大学4歳くらいで卒業しただけ。
最近レベル測ったら測定不能値だっただけ。
……だけだよねぇ?
しかも、依頼主が皇上陛下だったのだ。
私は何度も読んだ皇上からの手紙を思い出した。
私は学校に通って、王子などの貴族をささえてくれ、いろんな大陸を回っているからそのことも教えてやれ、殺し屋であることは隠せと。
随分とまぁ注文が多いことだ。「でも普通に楽しんでもいいらしいし、頑張るかぁ」
春の晴れた日の朝。いままでの自分ではなく別人として、魔法学園に向かっていった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 15:26:56
10307文字
会話率:17%
高貴な生まれの跡取りとして育てられたエリザは、親の愛を知らない。どういうわけか父親から疎まれ、母親からは避けられる。
そんな中でも優秀な跡取りである、とほめそやされるエリザに王家から婚約解消の知らせが届く。
父親の反応、王家からの対応。そ
れを見て、エリザは覚悟を決めることとなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-27 16:13:28
7499文字
会話率:11%
島国バルドラの第二王子ジェラルドは、〈妖精王〉の予言によって生まれながらに次期国王と定められていた。だが、本来の王位継承順を無視した彼の立場はかねて城内での分裂の種となっており、彼自身をも悩ませていた。
バルドラはかつて妖精たちが隠れ
住む国だったが、古代襲来したとある〈災厄〉によって乱れ、現在は〈人間界〉と〈妖精界〉が分断されている状態にある。これを〈妖精王〉が統合し、いずれ復活する災厄を滅ぼす――これがジェラルドの受けた予言だった。だが現代のバルドラ人にとって、妖精や魔法はおとぎ話の中のものに過ぎない。予言を根拠として自分が王位を継ぐことに、ジェラルドは疑問を抱いていた。
悩みつつも即位間近となったある日、ジェラルドは謎の覆面集団に襲撃され……。
ジェラルド・・・・・バルドラ王国の王子。第二王子であるにもかかわらず生まれた時から次期国王になることが予言されており、成長するにつれて彼自身もそのことで頭を悩ませるようになる。
リヒャルト・・・・・ジェラルドの側近。小さい頃からの「ご学友」。貴族の生まれらしく丁寧な物腰の青年だが、実は結構な毒舌。
ユージーン・・・・・ジェラルドの側近。元は仕立て屋の息子で、騎士としての実力が認められて王子に仕えるようになった。他のふたりに比べて「世間」をよく知っており、顔が広い。
ヴェルフリート・・・バルドラ王国の第一王子。ジェラルドの兄。長子であることに加えて実務の面でも優秀なため、彼を次期国王にと推す声は根強い。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-26 11:05:22
133604文字
会話率:52%
人間誰しも隠したい秘密はある。
「グラムハッド国宰相にウィニア・シェルバードを任命する」
「喜んで拝命いたします。この命尽きるその時まで、国王陛下に仕えることをここに誓います」
城のホールの中央、国王陛下の前で膝をつき、拝命の意を示す。
私が答えた瞬間、集まった大臣や宰相から割れんばかりの拍手を受けた。
「女性初の宰相か」
「おい、軍の中でも優秀な成績を数えきれない程納められた方だぞ。歴代最高の戦力だ」
「国政もウィニア様なら安心だろう」
「そうだな。だってあのお方は全ての才能を手に入れた『奇跡』なのだから」
人は皆、『全ての才能と手に入れた天才』という意味を込めて私を『奇跡』と呼ぶ。
一時期は人間ではないという説が流れたこともあるのだが、その話は今は良い。
問題は今、眉間に皺を寄せながら私の腕に宰相の証を着けてくれている国王陛下にある。
唇を固く結び、足に力を入れてから心の中で叫ぶ。
(顔面が最強で本日も大変見目麗しい~~~~~~!!!)
本日付けで宰相となった私、ウィニア・シェルバードの大きな秘密。
それは、国王オタク歴12年の限界オタクであることだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 12:31:33
3004文字
会話率:42%
卒業式から1年、大好きだった高校時代の陸上部のメンバーと再会した。だがそこにいたのはかつての彼らではなく、大人になった彼らだった。そんな当たり前の変化についていけず、変わらないどこか劣化していく自分は取り残され、自分の大切な居場所はいつの間
にか失われていた
それでもそんな現状を変えようともせず、ただあの時の輝かしい青春をやり直したいと嘆き枕を濡らす日々だったが、それを見かねた神様でもいたのだろうか。ある日起きると…
主人公:紫陽正明《しようまさあき》春から大学2年生。浅く広くという大学の一般的な人間関係に馴染むことが出来ず、友達は0。サークル無所属、バイト経験なしで学校もサボりがちの引きこもりだ
花城悠月《はなしろゆづき》:部内で一番1500mのタイムが速く高3夏の県大会では8位入賞を果たした実力者。明るく人懐っこい性格が特徴的で現在は都内の女子大に通っており、日々インカレサークルの活動に明け暮れている
石野森陽平《いしのもりようへい》:努力家であり天才。定期テスト・模試共に毎回トップ3にランクインしていて、また部活動でも優秀な成績を収めており、夏の県大会の5000mの決勝では3位に入賞し、関東大会に出場した。1年の浪人期間を経て都内の医大に合格し、春から通うことになった
前田孝弘《まえだたかひろ》:圧倒的なルックスとコミュ力を持ち合わせていて自分の高校のみならず、女子校の生徒までをも虜にしていた。正直、性格はあまりよくない。現在は渋谷にある大学に通っていて陸上サークルに入っており、高校と変わらず充実した毎日を送っている
柊あかね:家が近くにあり小学校から高校までずっと共に同じ学校に通っていた幼馴染。ずっと仲のいい幼馴染として上手くやっていたが、高2の秋のとあることをきっかけにその関係性は崩壊してしまった。現在、どこに通っているのかは不明
岩波鉄平《いわなみてっぺい》息をするように毎日アニメの話をしていて、毎クール20本以上のアニメを視聴、また見たアニメは全部自分のブログに感想を含めて投稿し、月に1回はライブにも行っていて周りからは少し距離を置かれていたが、同じアニオタの俺とは話が合い、毎日尽きることなくオタトークを楽しんでいた。でも今は…
黒鐘ひより:清楚で気配りの上手い部内唯一のマネージャー。高2からマネージャーを務めている折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-07 20:56:53
18084文字
会話率:51%
「ジオは魔術が使えない。」
魔術障害者である彼は、世間一般で「魔術」と呼ばれるものを熟すだけの魔力を持ち合わせていなかった。
魔術師の血筋であるウィンチェスターの名を冠していながらも、お世辞でも優秀とは言えない彼は退学もあり得るという崖っぷ
ちに立たされている。頭脳は優れているようで、テストの点数で首の皮一枚繋がっているのだ。
「あっ、使える魔術がないのなら、作ればいいんだ」
魔術の才溢れる「ミリア」、謂わばジオと正反対の少女と「バディ」を組むことになったジオは…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 21:37:08
7406文字
会話率:49%
天岩学園。この学園では全国から集まった優秀な人間が己の力を競い合っている。戦闘ランキングとは学園での強さを示したものであり、あらゆる生徒が最強を目指して戦う日々を送っていた。
そんな中、最弱、最下位と呼ばれる男、八雲隼人に突如として退学
処分が言い渡される。八雲が退学を免れるための条件は、この学園の中でも優秀とされる編入生に勝つことであった。
八雲は編入生に勝つために、亡き父親との約束を果たすために、己の中に眠った力と向き合い始めるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-31 20:23:35
529458文字
会話率:73%
特に強いわけでもない平凡な男ハルトが伝説の剣を抜いてしまった?!それでも優秀な剣があったので魔王城にたどりつくことができ、魔王と対決?!することになってしまった!
最終更新:2024-02-01 21:48:35
9781文字
会話率:53%
婚約破棄されましたが私は悪くないので反省しません。いけしゃあしゃあと侯爵家に嫁いで幸せになっちゃいます。
魔法省に勤めるトレーシー・ダウジャン伯爵令嬢は、婿養子の父と義母、義妹と暮らしていたが婚約者を義妹に取られた上に家から追い出され
てしまう。
でも優秀な彼女は王城に住み、個性的な人たちに囲まれて楽しく仕事に取り組む。
一方、ダウジャン伯爵家にはトレーシーの親戚が乗り込み、父たち家族は追い出されてしまう。
トレーシーは先輩であるアルバス・メイデン侯爵令息と王族から依頼された仕事をしながら仲を深める。
互いの気持ちに気付いた二人は、幸せを手に入れていく。
。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.。oOo。.:♥:.
他サイトにも連載中
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 14:00:00
84764文字
会話率:50%
【 】を失った。それが何かはわかっているが、口に出すことも考えることもできない。
私自身、突然の事で驚いている。
と、言っても脳の疲れか何かで、一時的なものなのだろう。
そう恐れず、様子を見ることにしよう。
私の数少ない友人なら親身にな
って聞いてくれるだろうし
相談したいところだが、最近、何かと忙しいらしい。
友人はすごいんだ。高名な博士の助手の中でも優秀で
信頼されているとこの前、話してくれた。
しかし、自分で言うのも何だが私だって優秀だ。
私も何か手伝えたらいいのだが、ま、それを考えるのは
この懸念材料が消えてからしよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-26 11:00:00
1347文字
会話率:34%
これは、不器用な二人が、無くした記憶を追いかける中でお互いを必要としていく物語。
時は大正36年。
帝都・東京は関東大震災から立ち直り、西洋の文化と入り混じりながら華やかに復興を続けていた。
「先生、本当にしっかりしてください」
「ごめ
んねぇ、何から何まで世話してもらって」
とある帝都郊外、生まれも名前も全てを忘れて、怪我まみれで行き倒れていたところを、一回り以上年上の男・浅葉(あさば)に拾われた少女。
身の回りのことすらろくにできない浅葉だが、これでも優秀なシキガミ遣いだという。
シキガミとは自身の霊力を持って励起する使い魔のこと。
少女は潮(うしお)という名前をもらい、彼のもとで記憶を取り戻すべく、シキガミや女中達と屋敷でのんびりお仕事生活……と思いきや。
実は、潮の失われた記憶に大きな秘密があり……?
失われた記憶を取り戻すとき、少女は本当の幸せを手に入れる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-11 08:20:34
27720文字
会話率:40%
人間は魔力を持って生まれてくる。しかし、誰もが使えるわけではない。その体内の魔力は能力によって使うことが出来るようになる。それができる人のことを能力者という。その中でも優秀な者で戦争に参加する人を勇者と呼ぶ。そんな憧れの勇者になりたいと通う
学校で、女の子にモテたいと思う少年のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 10:29:56
77860文字
会話率:36%
弟子の魔法使いは世界の常識を崩壊させる!(師匠談)
その昔、別世界で行われた『神々の戦い』。
神から闇堕ちした存在――『魔神』との頂上決戦の中で、異世界の超越者たちは激戦の末どうにか勝利するが……。
そして物語の舞台は魔法文化が浸
透された現代世界。
日本でも優秀な魔法の家系でありながら、魔法使いとして致命的な欠陥を抱えて、最終的には勘当された青年――龍崎刃(りゅうざきじん)。
唯一の心の拠り所であった幼馴染や妹からも見放され、十歳半ばで心を閉して孤高に生きていた彼だが、ひょんなことからの別世界である『魔法世界のダンジョン』の製作者――『神の魔法使い』の弟子になる。
さらに彼に興味を抱いだダンジョン最下層の住人の『鬼神魔王』からも強制的に弟子されてしまう。
かつては宿敵同士だった化け物二人からの地獄の猛特訓。
日数も忘れる程の濃縮されたダンジョン生活の末、彼は見事にダンジョン制覇を果たす。
帰還後、現代世界と魔法世界のゴタゴタに巻き込まれて、静寂だった彼の日常が大きく一変する。
手に入れた現代と異世界の『魔法と魔力』……そして自分の中の【モノ】と向き合いながら、彼は自分らしさを見つけようとする。
*作者は文章に自信がありません。どうかご了承ください。
*誤字脱字やおかしな文章があると思いますが、ご了承ください。
*基本は不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-15 22:00:00
410613文字
会話率:47%
どこかに存在する八百万ノ神乃宮(やおよろずのかみのみや)。そこは様々な神様が集まって、神としてあるべき姿を学ぶ貴き学舎であった。
その学舎でも優秀な才能を誇る天羅余大御神(てらあますおおみかみ)は他の神の模範たる成績を示す見目麗しい女神
であった。誰からも仰ぎ見られる一方で、そんな彼女には未だに親しき学友と言える相手が一柱もいないのであった。
このまま一柱の学友もできぬまま、宮を出る事になるのだろうかと思っていた時、善積命(よくつみのみこと)と言う女神が彼女の元を訪ねてきて……。
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※本作はピクシブ文芸やその他サイトでも投稿しております。
ピクシブにて、2020年11月17日に投稿済みの作品
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●作者の活動について
○作品販売一覧(販売サイト:Amazon 媒体:電子書籍)
https://www.amazon.co.jp/l/B01LY1913A
○作者Twitter
twitter/KDPnovelist折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-19 18:00:00
11153文字
会話率:40%
10年前に起こった大災害「カタストロフィ」。世界人口が三分の一となり、世界の形が変わりだしていた。
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現代、異能者は世界人口の99%を占めている。その中でも優秀な異能者しか入れない学園の前に、能力の使えない記憶喪失の少年が倒れてい
た。学園のトップであるモネは少年を発見し、学園で保護することに決めたが、異能が使えないということで少年は責められてしまう。しかし、一人の少女が少年を庇い、少年を認めてもらう為、学園の決闘戦で優勝することを条件とした。
果たして、少年は条件を達成することができるのか――!!
これは少年の記憶を取り戻す話……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-27 16:44:12
279文字
会話率:30%
銀髪の冒険者アルビスの持つ「物真似士(ものまねし)」という能力はとても優秀な能力だ。直前に他人が発動させた行動や技をそっくりそのまま真似て放つことができる……しかし先行して行動することが出来ず、誰かの後追いばかりになってしまうのが唯一の欠点
だった。それでも優秀な能力であることは変わりがない。
そんな能力を持つアルビスへリーダーで同郷出身のノワルは、パーティーからの離脱を宣告してくる。ノワル達は後追い行動ばかりで、更に自然とではあるが、トドメなどの美味しいところを全て持っていってしまうアルビスに不満を抱いていたからだった。
半ば強引にパーティーから外されてしまったアルビス。
一人にされこの先どうしようとか途方に暮れる。
しかし自分の授かった能力を、世のため人のために使いたいという意志が変わることは無かったのだ。
こうして彼は広大なる大陸へ、たった一人で新たな一歩を踏み出してゆく。
自分の授かった能力を駆使して、多くの人々を救って見せる――アルビス、16歳の決断だった。
それから2年後……東の山の都で、“なんでもできる凄い奴”と皆に引っ張りだこな、冒険者アルビスの姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 12:08:27
133391文字
会話率:39%
クローチェ:ディスグアはこの星の街と呼ばれる街の中でも優秀な魔術師であった。だが、陰鬱な性格と運が悪いことによってかなりの苦労を強いられてきた。
そんな中、自分の弟子と名乗る陽気な少女と出会い生活が一変する。
最終更新:2022-03-28 12:36:43
3549文字
会話率:56%
宇宙人がいるって本当ですか?
超古代文明があったって本当ですか?
眉唾ですけど証明されちゃったらしょうがない。
よくわからないけどすごい技術。
「マナ」――魔法みたいな力の源泉。
とある平和ボケな経済大国から、突如公開された未知の技術。
いろんな性質があるけれど、私が注目したのはコレ。
マナ濃度を極端に下げれば、時間の流れが遅くなる。
この性質を利用すれば、未来に行けるんじゃないか?
そう思った私は、いてもたってもいられなくなった。
これでも優秀な研究者(のつもり)!やってやろうじゃない時間旅行!
そんなわけで腐れ縁の友達に留守番を頼み、資産はローリスクの投資信託。
準備万端!さあ行くよ!意気揚々、旅立つ私だったけれど・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 00:00:00
20134文字
会話率:39%
王国の筆頭貴族である公爵家の令嬢として、また王家と公爵家のこれから一層深い繋がりをと、第一王子と婚約関係となったシエラ・ヴィクトール。
だが婚約者となった第一王子はその身分に相応しい能力は持っていなかった。それでも廃嫡されずに好き勝手出来
ていた理由ーーー。
それはシエラが淑女としてどこまでも優秀だったから。
容姿、頭脳、しまいには剣を取れば騎士団長と渡り合えるほど。
そして何より両家の親から好まれたのが性格。
昨今、流行り物の内容が真実の愛などという夢想に溢れていき、それに魅了されていく世間知らずの若者。
そんな中にあって、シエラはどこまでも現実主義であり、周りに流されない令嬢だった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-20 20:00:00
8421文字
会話率:35%
昔々、世界には7匹のドラゴンが生きていたとされ、そのドラゴンの体内にはドラゴンにしか備わっていない魔力というものが存在した。
ある時勇者がドラゴンを倒し、そして人間たちに魔力を与えたとされている。
そして現在、そのドラゴンの恩恵を受けて
人間たちは皆魔力を授かり、一定量の魔力をもった魔導士たちが日々魔法の技術を磨いている。
魔法はドラゴンの7つの色によって大別され、7つの魔法原則とされている。
その7色は、赤色、青色、緑色、水色、黄色、白色、黒色であり、
それぞれ、火、水、木、風、雷、光、闇、を扱う。
これらの魔法を研究する学園がたくさんある。
中でも優秀生揃いの三大魔道学園の一つ、ホウレイ学園にはそれぞれの色のドラゴンの力を体に宿すとされる特別な魔導士がいた。
その者たちは特に竜魔導士と呼ばれ、他の魔導士と比べはるかに魔力が強く、学園内はもちろんのこと、世界が一目置いている存在だった。
ニコラは魔道学園に通えるようになる18歳を迎えることを待ち望んでいたが、なんと魔力適正検査でまさかの魔法色の反応なしとなり魔道を極める資格なしとされてしまう。
しかし実は魔法色は反応が出なかったわけではなく、とても希少な、白色の反応を示していたのだ。
そのことが判明するとニコラはホウレイ学園から推薦状が届き、特別生として入学することとなる。
そしてニコラの力を巡って色々なことが起こる。
ダンジョンに入ったり、魔法の研究をしたり、自由気ままで楽しくほのぼの学園生活を送っていく。
ニコラと竜魔導士たちによる、
ファンタジーな魔法学園物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-20 23:05:19
35770文字
会話率:40%