VRみたいな世界。そこら中にニンゲンっぽいかたちをしたアンデッドなバケモノが湧いていて、連中を殺(や)れば御上から報酬が得られるというめでたい話である。特に首都においては危機が迫っているという。幸か不幸か、林業が生業の祖父(故人)の影響で、
あたしはチェンソーの扱いに慣れている。東京に躍り出た。稼いで稼いでまるでうだつのあがらない両親に仕送りしてやろうと思ったとか思わなかったとか。東京の下町にあるK高校に転入し、電ノコ片手に一旗揚げてやろうと考えたとか考えなかったとか。両親を大切に思いながらもあくまでもあたしは俗物的で、たとえばクリニー○の化粧水を買いたいくらいの野望しか抱いていない。ファッキュー・ゾンビ。あたしはテメーらを踏み台にしてやんよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-06 23:45:30
4516文字
会話率:32%
カッコいい奴に昔から憧れがあんだわ。
だから、俺はカッコいい奴になれる方に行く。
『夢』を本気で掴みとったるわ!
最終更新:2023-10-27 23:02:31
396文字
会話率:0%
あたしが大好きな貴方には好きな娘が居て。
それでもあたしは貴方を諦められなかった。貴方の良い所だけを見るようにしていたから。
最終更新:2023-07-14 16:03:29
1258文字
会話率:18%
「お前。――あたしと付き合え!」
「嫌です」
「――っ!?」
あたしは振田みのる、降亜那(ふりあな)高校の二年生だ。あいつ――穴熊堅太郎が入学して、すぐに――すぐだぞ、ホントにすぐ、入学式の日は会えなかったから、最初の授業日に、だ
。そんで、すぐ告りに行ってやったってのに……あいつ……あいつ、秒で断りやがった! 最っ低だ! ふざけんな! ただの冴えない童貞将棋オタクのくせに!! あいつはいったい何の権限があって、学校イチの美女たるあたしの告白を断れるってんだ――それも、即答でっ!! クッソ、鈍感過ぎるじゃねーか!? 何が足んねぇってんだよこのあたしに!? 成績? 舐めやがって、あたしのテストの個票、目ん玉ひん剥いて見やがれ! 可愛さ?ルックス? あ”ぁん? もっかい言えよ、ん? これでもな、中学時代は毎日のようにラブレター貰ってたかんな、全部見せてやるよ。嘘じゃねーぞ。それとも何だ、行動で示せってか? いいよ、やってやるよ。いつでもLI○Eくれよ、60分で十万円だ……って、おい、真面目にやれよ! こんなん、有り余るほど足りてんだよ! あ? 性格? 知らねーよ! 生徒指導なら受けたこと無ぇからな!?
将棋?
お前今、将棋っつった?
……チッ。あー、そうね。将棋ね。うん。
将棋は、だめだ。穴熊には……勝てねー。強すぎる。
……チッ。しょーがねーだろ、あいつ何時(いつ)から将棋やってると思ってんだよ! その、アレだ……棋歴対棋力向上でグラフ化したら、ぜってーあたしが勝ってんだよ。な、あんま舐めんな、あたし天才だからな。舐めんなよ、足以外。……だから、実質あたしの勝ちだろ!?
「でもやっぱり、先輩僕に勝ったことないですよね。……一度も」
「あぁそーだよ! 童貞将棋オタクは黙ってろ! 今考えてんだよ!!」
「だから早く指してくださいよ。取る一手ですよね?」
「くっ……と、投了しない限り、望みはあるんだよ!! その一縷の望みに賭けるための最後の考慮時間なんだ――あっ、秒読み!? チッ……と、取るしかっ……でもっ……」
「即詰みですよ。先輩なら読めますよね? ……明らかな即詰みの局面は、投了するのがマナー。往生際が悪いですよ、先輩。……これ言うの、何度目ですかね」
「うるせぇ!
それでもあたしは、投了しないっ!!!!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-07 23:35:33
8380文字
会話率:25%
猫大好き現役JKのあたしが、車に轢かれる寸前の子猫を助けたら、なぜか異世界へ。
子猫はドラゴンっていうけど、見た目は子猫そのまんま。ちなみに、子猫の特技は、あらゆる生き物の通訳ができるってこと。それだけ。
……って思ってたんだけど、神
獣しか持たない無敵チートらしく、めっちゃフラグ立ってるけど、無視の方向で!
なのに、運悪く(?)通訳を探していた宅急便魔術師の爆乳エルフに雇われて、異世界を旅することになっちゃった。
それでもあたしは、念願のもふもふ子猫を愛でるの優先です! もふもふ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 21:25:28
102728文字
会話率:38%
あたしは医者の娘だ。でもあたしはトラックドライバーになった。車の運転が大好きだし、格好いい女の子になれると思ってた。現実は違ってた。ひどすぎる運送会社に就職してしまった。そんな会社の中で、唯一あたしに癒やしをくれたのは、山中さんという名前の
おじいちゃんドライバーだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 16:11:25
26272文字
会話率:53%
ちょっと気になってる学校の先輩が毎週のように自宅に押しかけてくる。別にふたりで何をするわけでもなく、先輩があたしの家の冷蔵庫の中身をひたすら消費するだけ。好きな人と一緒にいられて嬉しくないわけじゃないけど、四六時中食べてばっかりで困ってるの
もまた事実。でもあたしは喜んで先輩に自分がつくったものを差し出している——不思議なもんね? / 超絶プラトニックな淡い淡い片想い。はつ恋はきっと、涙の味。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-09 22:00:00
2912文字
会話率:23%
君には彼女がいた。でもあたしは君の彼女より君のことを知っていた。君は誰よりもあたしを知っていた。
最終更新:2017-03-01 12:13:25
3819文字
会話率:35%
あたしは魔法使いのマギー。
パートナーのアリサといっしょに【なんでも屋】をしながら、宇宙船カピバラ号で旅をしてるんだよ!
そんなある日、とある国でおひめさまをさらったドラゴンをたいじすることになったの。
でも、おひめさまにもドラゴンにも、な
んだかヒミツがあるみたい。
それに、この国では魔法を使っちゃダメな国なんだって。
それでもあたしは魔法使いで【なんでも屋】だもん。みんなのなやみごとを解決しちゃうんだから!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 22:06:40
78412文字
会話率:34%
「運命だったから」とあいつは言った。「お前を死なせたくないんだ」と――。
そして、お前はあの夏、あたしの前で「死んだ」……。
信じることが怖かった。失うことが怖かった。
いつか裏切られるくらいなら、なにも信じないと誓った。……それで
も。
((――それでもあたしは、お前を救いたい。))
これは、<夜の名を持つ「平凡」な少女>と<輝ける悪魔の愛し子>。
そして、運命に翻弄される少年少女<マリオネット>達の描く、壮大な反逆劇である。
『たとえお前が、「あたしを喰い殺す悪魔」だったとしても。それでも、あたしは……』
(( ――さあ、裏切りの運命を、撃ち落とせ。 ))
異能バトル×恋愛×謎解き×人間ドラマ系青春ダークファンタジー第一部、開幕。
※途中まで読了の場合の感想・レビューも大歓迎です。ぜひお気軽にどうぞ!
ノベルラボさんで、ご紹介に預かりました!
http://clamp-ebooks.com/novel-lab/sakkashoukai_reo.html
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-04 19:14:56
396818文字
会話率:28%
彼女の失われた三年間を紡ぐ物語。
ごく普通の女子高生、ミレイは「異世界から来た」という青年と共に異世界で暮らすことに!そこには魔法みたいな力を使う人達がいて、その中でもあたしは〝特別な力〟があるらしい‥そんなあたしを護ってくれるというその青
年は何やら大きな闇を抱えていて‥
あたしの〝特別な力〟って?青年の心を蝕む闇とは?そして、あたしの欠落した記憶の内容と原因は‥‥
異世界トリップファンタジー。シリアス寄りだけどギャグも混ぜていきますよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-20 11:02:47
63606文字
会話率:41%
クリスマスに、バレンタインのチョコをお願いされた、あたしこと真由。でもあたしは、お菓子なんて作ったことない!でも、一度断ってしまったけど、頼まれたし……頑張りたい! と、お菓子作り初心者の女の子奮闘記。 ※初めて企画参加作品です
最終更新:2014-01-15 02:45:45
2138文字
会話率:18%
十六歳の『あたし』は二十七歳のはとこ、修ちゃんに恋をしている。それはもう完全無敵な――切ないまでの片想いだけれど、それでもあたしはめげない。夢を実現し、カフェ店長になった修ちゃんの大事なお店『カフェ・カンタータ』に通いつめ、あふれる想いの丈
をぶつける日々。さあ、お喋りはやめてお静かに――あたしと修ちゃんの攻防をご覧あれ。(第167回コバルト短編小説新人賞、投稿作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-29 22:36:20
10131文字
会話率:59%
あたし、葉原希は神様なんていないと思ってる。
普通の幸せを望んでたのにあたしの元には異常な非日常。[問題父に頭思春期な女クラスメイトにヤンデレお嬢様に秀才バーサーカー(主に肉体が)にヘタレチャラ男に金の亡者先輩にその被害者や近所の非常識
住人たちなどetc.]
でもあたしは諦めない!いつかきっと普通の幸せをつk「ごめん希、屁ぇこいてもおたわ~」てめえええええぇぇぇぇ!!!!
『残念!バカどもには効果がないようだ!!』はっじまっるよ~!byていん?がー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-29 12:12:45
9329文字
会話率:51%
中学生の恋、ただそれだけだよ。
でもあたしは本当に運命を感じた
どんなに辛くてもね
あなたにすべてを捧げることなんてなにも苦に感じなかった
どんなに痛くても…
高校になってあたしたちはより一層惹かれあった
こんなにも愛しく苦しい想いしたこと
はなかった。
ありがとうね?彰人
今あなたは元気ですか?
今でも時々思い出す
もう一生関わることはないのに。
実話に基づいて書きました。実際のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-18 16:17:45
1253文字
会話率:32%
――あなたがすき。そんなの分かってるよ。でもあたしは傷つきたくなんてないんだ。あなたのために泣きたくなんて、ないんだよ。
一途な女の子が思う、ちょっとした恋話。
最終更新:2010-07-06 18:59:51
2580文字
会話率:30%