「願い」のために、闘え。
俺の名前は、露刺朝陽(つゆさし・あさひ)。
17歳の高校2年生。通学中、トラックにはねられて――気がつくと、見知らぬ暗い部屋にいた。
20人くらいの人たち。
どうやら、女性しか居ないようだった。
そこに七色の髪
をした少女が現れて、こう言い放つ。
「キミたちには、ちょっと殺し合いをしてもらいまーす」
渡されたのは、謎のタロットカード。
それぞれに異なる「能力」が宿っており、それを使って最後の一人になるまで戦えという。
ゲーム世界へ向かう金属の扉――その反射に映った、自分の姿に俺は凍りついた。
「……女の子の姿?」
世界の理を超えたカード。
叶えたい“願い”を持った者たち。
タロットカード×異能×デスゲーム
これは「死神」のタロットカードに導かれた一人の少年が、
自らの運命を切り開き人生を奪い返す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 19:06:29
44757文字
会話率:33%
火事で家族を失った少女・**露璃(つゆり)**は、ある日“未来が記された帳面”──《影暦》を読む力に目覚める。書かれた未来は変えられない。それがこの国、**綾暦(りょうれき)**の掟だった。だが彼女は気づく。
——その未来には、自分の「死」
まで書かれていた。
仮面の青年・アスバ、冷徹な官僚・朝雲(あさぐも)、友情を結んだ筆学徒・暁乃(あけの)。
それぞれの想いが交錯する中、露璃は選ぶ。
書かれた未来に従うか、自らの手で“描き変える”か。
これは、まだ描かれない未来の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 16:35:57
10217文字
会話率:37%
この物語は、才能のある青年、【唯野 芳一(ただの ほういち)】と言う主人公が、出版社に印税をだまし取られた事により絶望していた時に、謎の【女子高生】が声をかけて来て、【夢】を見ている間だけ、【異世界】の【部活】だけをやっている学校に入学し
て、【初等部4年生】から初めて20年間かけて卒業すれば、【句点】で区切られる一文の願いであればどんな願いも叶えてくれると聞かされて、一日辺り【半日アルバイトパート】、【主に自宅などでの創作活動パート】、【夢の異世界での部活動パート】の3パートで活動していく異色夢異世界ストーリーです。
物語が進むにつれて複雑に要素が絡みます。
プロローグ編と第1章から第7章までの第1部/【スタート・エピソード編】、第8章から第17章までの第2部/【オーバーロード・カップ編】を経て、第18部から第3部とエンドロール編とエピローグ編から構成される第3部/【アンサー・クリエイト編】となります。
一応、【覇王/オーバーロード】になった【芳一】ですが、【真の強者】と呼ばれる人外の超存在達が動き始めます。
知られざる大物達の登場と、【覇王/オーバーロード】の中でも上位の10番目、【第10覇王/テンス・オーバーロード】に選ばれるための新たなる戦いがすぐに始まります。
【現・第10覇王/テンス・オーバーロード】/【フェイマス・グローリー】と【芳一】を含めた8名の【第10覇王/テンス・オーバーロード候補】達の戦い、【第10席戦】が始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 13:00:00
72022文字
会話率:10%
この物語は、才能のある青年、【唯野 芳一(ただの ほういち)】と言う主人公が、出版社に印税をだまし取られた事により絶望していた時に、謎の【女子高生】が声をかけて来て、【夢】を見ている間だけ、【異世界】の【部活】だけをやっている学校に入学し
て、【初等部4年生】から初めて20年間かけて卒業すれば、【句点】で区切られる一文の願いであればどんな願いも叶えてくれると聞かされて、一日辺り【半日アルバイトパート】、【主に自宅などでの創作活動パート】、【夢の異世界での部活動パート】の3パートで活動していく異色夢異世界ストーリーです。
物語が進むにつれて複雑に要素が絡みます。
プロローグ編と第1章から第7章までの第1部/【スタート・エピソード編】を経て、第8章から第17章までが第2部/【オーバーロード・カップ編】となります。
第5回から第7回共同の【覇王杯/オーバーロード・カップ】は、順転参戦方式(じゅんてんさんせんほうしき)という16チームが最後の1チームになるまで戦うやり方と同時に逆転参戦方式(ぎゃくてんさんせんほうしき)という13チームがチームリーダーの作り出した世界を統一してそれを評価すると言うやり方の2つがあります。
順転参戦方式の参加チームは逆転参戦方式で優勝者が決定する前に最後の1チームになる事が求められ、逆転参戦方式での優勝者が出た所で順転参戦方式の参加チームは覇王となる資格を剥奪されます。
第16章と第17章では、2章分またいで逆転参戦方式の最後の1チーム、【芳一チーム】のアピールが行われます。
第17章は後半となり、【覇王】が決定します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 11:00:00
72221文字
会話率:13%
この物語は、才能のある青年、【唯野 芳一(ただの ほういち)】と言う主人公が、出版社に印税をだまし取られた事により絶望していた時に、謎の【女子高生】が声をかけて来て、【夢】を見ている間だけ、【異世界】の【部活】だけをやっている学校に入学し
て、【初等部4年生】から初めて20年間かけて卒業すれば、【句点】で区切られる一文の願いであればどんな願いも叶えてくれると聞かされて、一日辺り【半日アルバイトパート】、【主に自宅などでの創作活動パート】、【夢の異世界での部活動パート】の3パートで活動していく異色夢異世界ストーリーです。
物語が進むにつれて複雑に要素が絡みます。
プロローグ編と第1章から第7章までの第1部/【スタート・エピソード編】を経て、第8章から第17章までが第2部/【オーバーロード・カップ編】となります。
第5回から第7回共同の【覇王杯/オーバーロード・カップ】は、順転参戦方式(じゅんてんさんせんほうしき)という16チームが最後の1チームになるまで戦うやり方と同時に逆転参戦方式(ぎゃくてんさんせんほうしき)という13チームがチームリーダーの作り出した世界を統一してそれを評価すると言うやり方の2つがあります。
順転参戦方式の参加チームは逆転参戦方式で優勝者が決定する前に最後の1チームになる事が求められ、逆転参戦方式での優勝者が出た所で順転参戦方式の参加チームは覇王となる資格を剥奪されます。
第16章と第17章では、2章分またいで逆転参戦方式の最後の1チーム、【芳一チーム】のアピールが行われます。
第16章は前半となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 13:00:00
71301文字
会話率:8%
恋人に浮気された露崎律(つゆさきりつ)は、男性というだけで女性からモテる貞操逆転世界に迷い込み、妖しげな洋館に住む四姉妹の使用人として、メイド姿で奉仕することになった。
しかし四姉妹は一筋縄ではいかない人ばかり。
「律くん、私のコンタク
トケース知らないかしら?」
「純礼さま、それよりスカートのファスナーが上がりきってませんよ!」
「こ、これは今日は暑いからわざとよ……?」
長女の純礼(すみれ)は、色香満載で大人な雰囲気なのに秒単位で天然ボケをかますがその自覚がなく。
「露崎律! あたしはあんたを認めないから!」
「る、瑠海奈さま!? どうして突然お着替えを!?」
「あんたを人間扱いしてないからよ! 着替えだって余裕でできるわ! ふふふ、そうね。あんたなんか意識してないし、お風呂に入れてもらおうかしら?」
次女の瑠海奈(るみな)は、とある理由から律に誰よりも強く当たる。
「あたしは軟弱者は嫌いなんだよ。スパーリングに付き合え、鍛えてやる!」
(あれ? 久華さまから胴締めスリーパーホールドを食らってるのに、痛くない…?)
「すんすん…」
「久華さま、なんか首筋の匂い嗅いでませんか!?」
「き、気のせいだろ! 細けぇこと気にしてんじゃねぇ!」
三女の久華(ひさか)は、スポーツ万能の武闘派女子ながら何かと理由をつけて律の体に触れて来ようとする。
「実紅さま、今日こそ部屋の片付けしましょうよ」
「どこに何があるかはわかっているから平気だ。目を瞑っても探せるぞ。ふむ。これだ、見ろ。リボンタイ」
「そ、それパンツですよ!」
「……ちょうど君にプレゼントしようと思っていたんだ」
四女の実紅(みく)は、頭脳明晰なゲーマーながらドを超えたなまけもので、主人公のサポートなしでは何もしようとしない。
彼女たち風祭(かざまつり)四姉妹は、律を正式に使用人として雇うかどうか査定する、という建前であれこれ言いつけるのだが、希少種の男性で特別な魅力を持っている律の体を虎視眈々と狙っていて――
家族も恋人も倫理ある世界も全てを失った主人公が、クセ強四姉妹との交流を通して、追い求め続けていた幸福を手にしていく再生ラブコメ――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 12:10:00
104556文字
会話率:49%
大学の古びた研究棟にある、物置き寸前の研究室。
理系大学生・**涼也(りょうや)**は、バイト代のほぼ全てを高価なGPUにつぎ込み、親友のオタク系天才プログラマー・**悠二(ゆうじ)**と共に、「感情を学ぶ」能動学習型AI──**陽花(はる
か)**の開発に明け暮れていた。
──問題は、金がなさすぎること。
食費すらままならず、昼飯は牛丼屋で「納豆とご飯、つゆだくで」なんて謎注文をする始末。
そんな彼に、バイト中の同級生女子・**三千花(みちか)**は、鋭いツッコミと冷ややかな目線を向けてくる。
「つゆだくは、牛丼頼まないと出しちゃダメです」
……はい、すみません。
でもこの日を境に、涼也の日常は静かに、しかし確実に変わっていく。
■感情を学習しはじめたAI・陽花が、微笑んだ。
■三千花が放つ一言が、なぜか心に残る。
■「生きた人間」と「作られた知性」が交差する、青春研究系ライトノベル!
これは、食費ギリギリの理系男子が、AIと女子に“心”を学ばされる物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-25 00:10:00
81958文字
会話率:41%
「僕には君だけがいればいい」「駄目よ、皆とも仲良くしなきゃ!」
猫人の少女こげみそは、墓場で泥まみれで倒れている猫人の青年を見つける。家につれて帰り風呂に入らせると、彼は見事に美しい姿になった。しかし、その心はとんでもなく捻くれていた。
彼の名前を聞いても、名前は捨てたと言う。それでは不便だからと、こげみそは彼に「はつゆき」という名前をつけて、家に住まわせることにした。
彼と暮らす中で、次第に二人はお互いを大切に思うようになる。しかし、その想いは種類が違った。
『家族』として、はつゆきに自分以外の人とも仲良くなってほしいこげみそ。
『恋人』として、こげみそに自分だけを見ていてほしいはつゆき。
二人の想いはすれ違い、混ざり合い、時に反発する。
それでも、二人はお互いから離れられない。だって、お互いに相手のことを唯一無二だと思っているから。
じんわりと距離を近づけていく、猫人たちのライフコメディ。
※カクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 20:00:00
20126文字
会話率:42%
インガ公国の大公マディンは日々の政務がとにかく嫌だった。
政務のストレスを発散するための趣味は、身分を隠して街へ降り、平民のフリをすること。
マディンの政治がうまくいってるという貴族たちの報告であったが、事実とは異なっていた。
実際に公都
の街へ出てみると、不穏な事件が頻発しているではないか。
徐々に事件に巻き込まれるマディンは、貴族の悪事、果ては国の象徴である神王までもが関わっているのではと疑い始める。
貴族の悪事をことごとく解決していくマディン。
悪徳貴族たちは彼が平民のフリをした大公だとはつゆ知らず、次々とマディンを陥れようと悪事を画策する。
マディンは平民の姿で公都に蔓延る悪と戦い、世直しをしていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 21:33:47
19702文字
会話率:38%
インガ公国の大公マディンは日々の政務がとにかく嫌だった。
政務のストレスを発散するための趣味は、身分を隠して街へ降り、平民のフリをすること。
マディンの政治がうまくいってるという貴族たちの報告であったが、事実とは異なっていた。
実際に公都
の街へ出てみると、不穏な事件が頻発しているではないか。
徐々に事件に巻き込まれるマディンは、貴族の悪事、果ては国の象徴である神王までもが関わっているのではと疑い始める。
貴族の悪事をことごとく解決していくマディン。
悪徳貴族たちは彼が平民のフリをした大公だとはつゆ知らず、次々とマディンを陥れようと悪事を画策する。
マディンは平民の姿で公都に蔓延る悪と戦い、世直しをしていくのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 18:10:00
19701文字
会話率:38%
この世界は一つではなかった。人々が生きるのは、無数にある「世界」の一つにしか過ぎない。そんな事とはつゆ知らず、青年レオは自分の住む〈地球〉で感じる息苦しさをなんとか押し殺す。
そして、ある結論に辿り着いた。自分の為だけに生きる……と。
最終更新:2025-07-20 18:00:11
2305288文字
会話率:42%
停電した真夜中、夫とふたりで久しぶりに外を歩く。
スマホも電気もない真っ暗な道で、ふと手が触れて──それは思い出の夜に似ていた。
あの日も空には星が瞬いていた。そこで私たちは話し始める。
そしてすれ違っていた夫婦の時間が、少しずつゆっくりと
動き出した。
忘れていた気持ち、交わした言葉、そして未来のこと。
『結婚5年目のふたりが、静かな夜に再び手を繋ぐ話』
心が温まる物語が好きな方にぜひ読んでいただければ嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 21:00:00
4149文字
会話率:29%
椿(つばき)はブライダルプロデュース会社で働く26歳。
霊感体質を見込まれて、怪現象に悩む先輩の部屋に招かれた。
あこがれの先輩に恩返しができる、最初で最後の大チャンス。
ここは、全力でひと肌脱がせていただきます!
奮闘する椿のまえに現
れたのは、別人のように豹変した先輩の姿だった。
これってもしかして憑依? それとも二重人格?
……え、ちょっとあの、……ひと肌脱ぐ覚悟はあっても、服を脱ぐつもりはありませんからっ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 22:00:00
90620文字
会話率:41%
"これだけは言える。俺は買ってもいない世紀末貧乏宝くじの1等に当たったと――"
毒舌な高校生コウが、最高にチートな彼女達、SYSTEMの世話係に。 「誰かこいつら止めてくれ……」そんなコウの嘆きもつゆしらず、いろんな惨事
に巻き込まれ、火の粉は次から次へと降りかかる。 ピンボールよろしく振り回される、現実主義な彼のちょっぴりシュールな奮闘記。
◆第5話-B「キカイノツバサ ―不可侵の怪物―」連載中
1話10分程度の分量です。気がつけばご長寿連載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 13:41:37
1171969文字
会話率:34%
還暦祝いを楽しむはずだったのに──いつの間にか転生していた?と思ったら、記憶にないが約三百年前に一度生まれた世界らしい.....そんな事とはつゆ知らず、うっかり巻き込んでしまった仲間たちと、時にシリアスに結構コメディに進んでいく(ご都合主義
の)物語です。R15は保険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 00:00:00
553169文字
会話率:37%
速阪盟は性別を超えた美しさを持つ少年だった。だがそれは決して彼にとって幸せなことだけではなく、目立つゆえに徐々に疎まれていく。唯一といっていい盟友、浅間ユカ。二人の関係が世界のすべてのつもりだったがそれはどこへ向かうか。
最終更新:2025-07-06 21:31:51
21801文字
会話率:65%
真面目な生徒会長である白露(しろつゆ)先輩に露出願望があることを、生徒会書記の僕だけが知っている――。
最終更新:2025-06-30 18:34:10
14195文字
会話率:45%
「見える」酒々井つゆりと付き合うことになった「見えない」上梨君のお話。
本編完結となっていましたが、リクエストがあったので続きを書いています。
それに伴い登場人物が増えています。一人称が変わる作風なので、慣れていただけたら幸いです。
最終更新:2025-06-29 20:16:22
450453文字
会話率:60%
タイトル「めんつゆ」で投稿した短編にあとがきを加えたものです。タイトルを「めんつゆ君と呼ばれた友達が泣いた話」に変更しました。
本編の内容も一部に改稿と、エピソード追加をしています。
あなたの家の麦茶は何色ですか?
最終更新:2025-06-27 20:34:13
4646文字
会話率:3%
暑い季節がやって来ると思い出す小話。皆さんの家の麦茶はどんな色ですか?
最終更新:2025-06-24 16:20:39
3223文字
会話率:4%
自称女たらし田中誠一。
やつは一応俺、刈米宗助の友人ではあるのだがまあひどいやつで。
これは小学校の頃の修学旅行の話なんだが
女子のパンツを覗こうとしてたら飯盒のごはんを焦がしちまったとか
言ってみたり、はたまたマイムマイムを踊っている最中
その異様な
雰囲気に流されて女の子をハグしてみたり(そのあと先生に怒られて泣きべそかいてたがな!へっ、ざまあないぜ!)ととにかくおかしなやつなんだ
で、そんなおかしなやつととうとう高校を共にしていった俺なのだが
はたしてやつは彼女を作ることができるだろうか。
これはそんな愚者の抵抗を描く物語である
P.S. まあ俺は彼女とか余裕のよっちゃんwなんですけどねw
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 04:36:49
104053文字
会話率:29%
親の反抗期の真っただ中である小学二年生の少女、アルカは
強くなりたかった。
ある日、アルカは強くなるためクマが出るという山へ修行に出かける。
山の中でアルカは川のせせらぎに感動したり、大木に出会ったり
自然を満喫。
そのさなか、アルカはクマ
に襲われかけるも謎の老人に窮地を
救われることに。
その老人にアルカはついていき、修行をさせてもらうことになるが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-22 21:11:26
5598文字
会話率:18%
推しを守りたい地味モブ×地味モブに惹かれていく魔性の黒幕のラブコメディ。
失恋をきっかけに、自分が乙女ゲームの世界に転生したことを悟ったレティシア。せっかく舞台となる学園の教師に生まれ変わったのだから、生徒たち(特に推しの王子)をバッドエ
ンドから守ろうと誓う。
そのためにも黒幕で侯爵家の跡継ぎであるノエルを懐柔しようとして婚約を持ちかけたところ、利害が一致して、正式に婚約することになった。
初めはレティシアを警戒していたノエルだったが、彼女が生徒たちと関わっていく姿を見ていくうちに、なにかと傍にいようとするようになる。
「僕のかわいい婚約者さんが何をしているか気になって毎日眠れないんだ。責任とって相手してくれ」
毎日会おうとするノエルに戸惑いつつも、彼が黒幕にならないように手懐けようとするレティシア。一方でノエルは、彼女を他の人に取られないように包囲網を張り巡らせ始めた。
「イケメンでエリートのノエルが私に惚れることなんてないだろうけど、懐いてもらえることくらいはできるかもしれないわよね」
彼の気持ちなんてつゆ知らず、卒業式を無事にみんなで迎えるために奮闘する地味モブ教師は、爆走気味な作戦を繰り出しては黒幕をたじたじにさせる。
目的のために婚約を結んだ二人がいつの間にか惹かれ合うものの、お互いに勘違いしてじれじれするお話です。
※カクヨム様、アルファポリス様でも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-17 06:30:00
480740文字
会話率:38%
梅雨入りしたら、湿気と戦うだけだと思っていましたが。
まさかの、猛烈な暑さにヒィヒィ言うております。
真夏になるといったい、どうなってしまうのだろうか……
最終更新:2025-06-15 21:55:29
200文字
会話率:0%
●短いあらすじ
動画配信の文化が根づいたファンタジー世界にて、田舎農家のオッサンが配信を切り忘れたことで注目を集め、その圧倒的な強さから脚光を浴びていく物語
●ちゃんとしたあらすじ
「同接数4か……。あ、3に減った……」
時の大賢
者により【動画配信】という交信魔法が広まった世界――。
そんな世界で主人公ゴーシュ・クロスナーは田舎の農家兼、底辺配信者として活動していた。
半年前に王都の大手ギルドを解雇されてからというもの、毎日配信を行っていたが成果は出ない。
「あ、またあの魔物! 俺の作物を!」
ある時、ゴーシュは自分の田畑に現れた魔物を見つけ、バッサバッサと斬り伏せていく。
――配信を切り忘れたまま。
【オッサンすげぇ! あれ、危険度A級のフレイムドラゴンじゃねえか!】
【アイツを一撃!? うわ、また倒した!?】
【このオッサン、何者?】
【俺、友達に知らせてくるわ】
配信の様子が拡散され、「危険度A級のドラゴンを倒した田舎の農家がいる」と話題になっていく。
そんなことになっているとはつゆ知らず、ゴーシュは翌日の配信を開始する。
「え……。何コレ……」
【初見ですー】
【面白いものが見られると聞いてきました!】
【めっちゃ人が集まってる(笑)】
【田舎農家のオッサンがフレイムドラゴンを倒したと聞いて】
【ゴーシュさん、私嬉しいです! ゴーシュさんがやっと日の目を浴びることができて……】
そこには、今まで見たこともない数の視聴者が訪れていたのだ。
これは、田舎の底辺配信者が配信を切り忘れたことで注目を集め、S級ダンジョンを攻略したりと、その圧倒的な強さから脚光を浴びていく物語である――。
・この作品はカクヨム、ハーメルンにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 12:10:00
175826文字
会話率:37%