「夏風夏鈴って、名前の中にふたつも〈夏〉が入っていて、これでもかって夏を前面に押し出してくる名前でしょ。ナツカゼカリン。だから嫌いなんだ。この名前も夏も」
困惑する僕に、彼女は言った。聞いてもないのに、言わなくてもいいことまで。不思議な子
だな、と思った。そしてそれが不思議と嫌ではなかった。そこも含めて不思議だった。彼女はそれだけ言うと、また逃げるようにしていなくなってしまった。
※1 本作は、「ラムネ色した空は今日も赤く染まる」という以前書いた短編を元にしています。
※2 本作は、カクヨム、ノベプラ、アルファポリスにも掲載しております。
※3 以下の作品について、本作の性質上、物語の核心、結末に触れているものがあります。
〈参考〉
伊藤左千夫『野菊の墓』(新潮文庫)
ボリス・ヴィアン『うたかたの日々』(ハヤカワepi文庫)
堀辰雄『風立ちぬ/菜穂子』(小学館文庫)
三田誠広『いちご同盟』(集英社文庫)
片山恭一『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館文庫)
村上春樹『ノルウェイの森』(講談社文庫)
住野よる『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 18:00:00
100007文字
会話率:55%
ふと、曲を聞きながら夢想した。
玉座に座った王を、女王を、下々の者が手を伸ばす。
けれどもそれは玉座を押し上げるだけ。
手が届く事は無い。
王は、女王はただ穏やかに微笑むだけで、目を向ける事はない。
『だから、ハーレムって嫌い』
注意事
項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
愛される側は気分がいい。
でもその他は最悪。
それこそがハーレムだと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-06 17:51:06
699文字
会話率:39%
読んでて、色々と悲しくなる内容に仕上がった気がします…。
最終更新:2024-03-29 16:10:00
1313文字
会話率:42%
付き合っていた彼女に浮気され、恋愛へイターと化した捻くれ屋の高校生・古賀衣彦。
高校入学を機に幼馴染が管理人を勤める伊藤下宿に住むことになり、そこで同居することになったクセの強過ぎる少女達との交流を通して自身のトラウマと向き合っていく青春群
像劇。
男が隠したがっている弱さを、いともたやすく暴く。
だから嫌いなんだ、女なんて。
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全65話予定(1話完結式)。
他のサイトにも掲載予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-12 20:55:58
168949文字
会話率:55%
僕は君が嫌いだ。嫌いで、嫌いで、そして好きなんだ。
最終更新:2023-02-03 17:00:00
700文字
会話率:16%
嫌いな食べ物ってありますよね。
嫌いな理由ってなんですか?なんて聞かれても答えられませんよね。
恋人に私のどこが好きなのって訊かれたときくらい困ります。
どちらも理由なんてありません。好きだから好きなんです。嫌いだから嫌いなんです。
そこに
理由があった時点で、偽りなのです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 17:18:24
766文字
会話率:0%
新人類から今のZ世代まで。
毎回言われる若者たちの思考力不足。
あるあるネタだから嫌いじゃないがおじさん構文はダメだと思う。
キーワード:
最終更新:2022-10-19 23:03:42
814文字
会話率:6%
でも、振り向いてほしかったから。
両片思いの幼馴染み。互いに自身を嫌悪して、後悔ばかりしていた。
けれど結局は願っていた。運命的な出会いと······
最終更新:2022-02-27 23:19:44
2167文字
会話率:6%
僕の世界に僕はいらない。
第16作目です。
最終更新:2022-02-07 17:32:57
855文字
会話率:2%
自分のことが嫌いだ
だから嫌いだ
キーワード:
最終更新:2020-09-16 23:00:00
210文字
会話率:0%
「なろう系小説はこれだから嫌いだ! とお嘆きのあなたに。総合ランキング以外の作品の探し方、お伝えします。」というエッセイのB面です。読者の探し方を裏側から見て、読まれやすいようにする作者の対応を解説します。
【超まとめ】小説下部(ランキ
ングタグ)に、作品一覧へのリンクを貼れ。読了した読者を逃がさず、他作品に誘導せよ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-22 21:01:38
3516文字
会話率:2%
「なろう小説はこれだから嫌いだ! とお嘆きのあなたに。ランキング以外の作品の探し方、お伝えします。」というエッセイが、探し方より評価や感想が主題の内容の釣りタイトルでムカついた(同様のことが感想にも書かれてた)ので、検証済みの方法を書いた
。
非なろう系に限らず、なろう系も好きだったけどテンプレすぎるのは飽きた、ちょっとヒネリがあるのが読みたい、という場合でも使えます。
具体的手法も書いたが、スコッパーのエッセイで手法を盗め。
【超まとめ】 「スコッパー」で検索する(ワンタッチのリンクあり)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 08:50:40
3764文字
会話率:3%
人ごみが嫌いだった。混み具合によっては知らない人と肌を接触させる羽目になるから。パーソナルスペースなんてあったもんじゃない。
だから嫌い。
ずっと嫌い……だった。
最終更新:2019-08-03 13:36:32
2514文字
会話率:23%
タイトルどおりです。
最終更新:2019-05-21 10:35:47
1459文字
会話率:0%
「齋藤君、好きだよ!」
「俺、高野のこと嫌い」
「…と、いいつつも?」
「だから嫌い」
「そんな風に意地悪いうなら、私も、もう好きになるのやめようかな」
「どうぞ。いや、むしろお願いします」
最終更新:2018-12-16 11:11:54
5941文字
会話率:66%
とあるところに学校があった。
その学校は全てが完璧な人たちが集まっていた。普通の人が入学できないどころか見つけることもできない学校だった。 と、言う噂が流れていた。そこで両親たちは、何としてでも自分の子供をその学校に入れさそうと
していた。たくさんの家族が入れさせたっがっていた。だが、誰も入れたことはなかった。
Ⅰ 少年
ガチャ
あるマンションの一つの部屋から扉が開く音がした。その部屋からは、一人の少年が出てきた。少年は、鍵をしめ、学校へ行った。
少年の名は 唯翔 (ゆいと)
唯翔は住宅街を通る。
そのとき声が聞こえた。唯翔はその声が嫌いだ。
「ほら、あの子」
「あらほんと」
「この街から出ってほしいわ」
「そうねぇ、私の視界に入らないでほしいわ」
「そうよねぇ、あの子は・・・・」
「ちょっと!それ以上は禁句よ」
何もしていないのに悪者に仕立て上げられる。だから嫌いなんだ。そこで唯翔は住宅街の曲がり角に森がある所から学校に向かうのだ。唯翔は忍者のように木から木へと飛び越えて通学していた。
そこでふと学校が見えた。唯翔は一瞬だったので気に留め無かった。
唯翔は学校でも騒がれ恐れられる。先生から、生徒からも。
「あいつまだいるぜー」
「早く出ってくれねーかなー」
「先生も怖がってるしさー丁度いいんじゃね?」
「校長、早くあいつを退学にしてください。あいつは危険です。」
「したいのはやまやまなんだが怖くてな。どうなるかわからんしな」
校長は怒り気味で教頭に意見した。唯翔は皆にとって恐怖そのもの。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-15 20:29:47
8265文字
会話率:49%
冬は寒い。だから嫌いだ。
最終更新:2017-02-01 00:00:00
530文字
会話率:32%
俺は人間が嫌いだ。
人間不信の少年、龍ケ崎澤狼はいつもそう思っていた。
信用したら騙される。
裏切られる。
馬鹿にされる。
罵られる。
だから嫌いなんだ。だから殺してしまったんだ。
しかしある日、少年は一人の少女と出会う。
少女の名は、虎坂静奈。
彼女もまた、澤狼と同じ境遇の人間だった。
異能と人間不信が繰り広げる学園異能ラブコメ、スタート!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-20 00:51:15
683文字
会話率:0%
大陸一の魔女”メイ”は男に振られてやけ酒を煽っていた。憂さ晴らしに誰でも良いからとりあえず男をぶちのめしたい、彼女がそう思っていたところにちょうど気弱そうな男が現れた。
なんと彼は勇者だった!そして彼は勇者のくせに戦いは人を傷つけるだけだか
ら嫌いだと言う。
とある理由から勇者が嫌いなメイは、気弱で戦い嫌いな勇者に意地悪をする事にした。
夢を叶えるためなら自分を曲げるしかない?
自分を曲げないまま夢を叶えることだってできるはずだ!
そんな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-02 23:59:51
8540文字
会話率:54%
婚約者に冷たくされる琴子。
琴子はそれでも、幸せな未来を信じて理想の婚約者を演じ続ける。
『にせもの。』
☆短編集です。更新は不定期です。
最終更新:2013-04-04 18:47:47
2463文字
会話率:12%
魔術師見習いのスノウは、超絶美形だが女嫌いの天才魔術師ヒースに弟子入りする事になった。「女は惚れたはれたと面倒だから嫌いだ」「ならば、貴方に惚れなければいいのでしょう? 私は病弱な弟を養うという最優先目的がありますので、恋にうつつを抜かす暇
はありません。私の事は女と思って下さらなくて結構です」その図太さでヒースに渋々弟子入りを認められたスノウは、色違いの瞳の「不吉王子」エディアローズをはじめ、様々な存在と出会っていく。*今の所は恋愛要素ほぼ無しの、ほのぼの成長物語です。ブログから改稿しながらの転載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-02 12:57:36
17773文字
会話率:21%