悪魔に家族を殺されたウィリアムは、仇をおいかけ、復讐の旅にでた。
旅の途中で出会った怪物狩りの専門家″銀人″ーーの婆により、ウィリアムは怪物との戦い方、魔術と銀の知識、そして特別製の″魔銃″をあたえられる。
老婆のもとで地獄のよ
うな修行に身を投じること幾年月、18歳の誕生日をむかえたウィリアムは、ついに免許皆伝を与えられ、強く、賢く、優しい、稀代の銀人となり悪魔を追跡する旅を再開した。
婆より預かった魔具で悪魔をおうウィリアムは、マラマタという町で″死者が帰ってくる″という怪しげな噂を掴み、件の町へむかうことになる。
町への道中、馬車は何者かに襲撃されてしまう。
ウィリアムはすぐに襲ってきた影へ反撃、襲撃の者を撃ち抜いた。
とどめを刺そうと襲撃者に近づいたとき……そこには涙をうかべ、威嚇する、ケモノの少女がいた。
これは最強の狩人ウィリアムが、悪魔を追いながら美少女たちになつかれ、愛でて、頭をなでて、ムフフな関係にも発展していく、ラブコメ・シリアス・たまにコミカルな復讐英雄譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 18:19:12
3705文字
会話率:37%
ゾンビと共存する世界【※話数が増えてきたので短編集から隔離※】
【第一部】ウイルス“エンジェ”の猛威が蔓延する日本が舞台。破滅への道か、ゾンビ達と共存する世界を選ぶのか、響子と脇沼東吾が進むべき道を探っていく。そして自分達の知る世界ではな
くなっていることを目の当たりにしながらも全然解決できてないことに憤り、弱い心と向き合わざるをえない、波多野くん視点のアナザーサイドです。
【第二部】響子視点からのスタート。たまに視点が切り替わるかもしれません。※印のある題名のところは暴力的な表現があるのでご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-08 16:12:49
53243文字
会話率:59%
アルカディア歴1395年6月28日、鮮血のように濃厚な紅色の空が世界を覆い尽くした黄昏時。二つの伝説が歴史の闇に葬られた。“白き終焉”と“黒き魔滅”と呼ばれた二人の青年。彼らの“死”をあるものは歓喜し、あるものは悲嘆し、そしてあるものは世
界――神への復讐を誓った。そんな凄惨な時代の記憶が人々から砂塵の如く消え失せたところで物語は始まる。白摩(ハクマ)零(リョウ)は凡庸で平穏な日常を淡々と過ごす、ありふれた高校一年生だ。しかし、表面上は飄々としているものの、その実、白摩の内面は6年前に総てを奪ったある事件から如何ともしがたい諦念を抱えていた。そんなある日、突如として現れた謎めいた妖艶な女に異世界へと送られる。訳も分からず右往左往していると、狼のような魔獣に襲われるエルフの美少女と邂逅する。癒し系の彼女に触れた瞬間から、運命の歯車は回り始めた。これは神に奪われたものを、一人の青年が全力で奪え返す物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-29 02:00:00
47580文字
会話率:36%