龍スルンツェ。それは最強の生物であり、人族の守護者である。
吸血鬼ローアル。それは最強の魔女王であり、魔族の統率者である。
互いは互いを信じる種族のため、何年にも及ぶ戦いを繰り広げた。
人族は精霊の力を借りて精霊術を、魔族は世界樹の力を借り
て魔法を使って戦った。
やがてその戦いは世界へと広がっていき、おぞましい数の死者を出す世界戦争へと発展していった…。
しかしそれは今や大昔の出来事となっている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-12 06:16:12
308416文字
会話率:22%
東京から地元へ戻ってきた高校時代の先輩である優里と一緒にダンジョンへ潜ることになった雷蔵。しかし雷蔵には秘密があって……。
最終更新:2025-01-11 14:05:10
10231文字
会話率:54%
群れを率いるリーダーには、リーダーたる能力が必要だ。力が特別強いもの、頭が一際回るもの、先を見通す目を持つもの。
時代の覇者となった生物たちの中には決まってそういう個体が何体かいたとされている。無論それは人間も例外ではなく、生息数の増加
や寿命の延伸により、その数は増え続けていった。
人間がこれまでの覇者たちと違った点は、ある瞬間からそういった統率者たる個体を異端として扱い出したことだろう。
どこかの国ではモルモットにされ、どこかの国では意思を潰され兵器となり、どこかの国ではこの世に生まれ落ちることすら許されない。
「私たちはそれを黙って見過ごすのが我慢ならなくなったんだ」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-05 02:00:26
2377文字
会話率:64%
水軍の起源に関しては諸説があるようですが、普段は漁業を営みながらも集落を略奪から守るとともに、ひとたび食べる物に困ると、沖を行く船から食糧や金品を掠め取った海人達が集団化して海賊となり、水軍として武力を提供するようになったとも言われています
。集団化していくためには、組織的な統率者が必要ですが、たとえば天慶2年(939)に起こった、宇和海の日振島を拠点としていた藤原純友の乱は正に海人を集団化して利用した反乱とされています。
このような瀬戸内海における海賊お出没が盛んになるのは、平安時代初期からのことです。しかしながら、大和朝廷時代の頃にも瀬戸内海の海人達は、大和朝廷や律令政府から水軍として朝鮮へ航海する船や遣唐使の護衛を命じられていました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-25 13:47:19
7619文字
会話率:0%
現代の日本で妖は知識として残され、娯楽商品としての進化も遂げている。
しかし、妖も人間の文明と共に進化し、人に姿は見えずとも、紛れるように暮らしていた。
そして平和な世を保つ為、人間から信仰を得ている妖にはお役目が与えられている者もい
る。
人間以外の迷える魂を導くのは、送り狐。
それらの力を十二分に発揮させる存在が、統率者。
白狐の華火の血筋は優秀な統率者が多く、特に両親は伝説の統率者として名が知れ渡っている。
けれど華火にはこれといって秀でたものがなく、得意と言えるものはお天気占いだけ。そして体も弱い。
だから、家族の者以外から役立たずと罵られてきた。
そんな華火も、ようやくお役目に就く事に。
けれど、これからを共にする相手は、問題児と噂される送り狐達だった。
そしてこの統率者が下界へ降りる時期に合わせ、天狐からの予言が下されていた。
『雪解けの季節、神に愛されし白狐が下界へ姿を現す。統率者となるその狐は、全ての妖狐を統べる者なり。この者を手に入れた狐は同等の力を得るだろう』
白狐の統率者を指し示すこの予言は何を意味するのか。
そしてこの予言によって、不穏な動きを見せ始めた妖狐達がいた。
これは予言の対象となった白狐の統率者の、始まりの物語。
※無双もざまぁもしません。
妖狐ですが、尾は一本に統一しています。
他の種族も登場しますが、見た目が人に近いという意味合いで妖怪ではなく、妖(あやかし)表記に統一してあります。
※ この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 08:00:00
219249文字
会話率:43%
さて、ここな少年、その名をタウロ。
教会の祝福にて悪魔統率者デーモンルーラーなる職能を得た農村の三男坊。ささやかな倖せはその職能の会得に影響を与えたとある封印されし悪魔竜の存在によって儚くも壊れることとなった。
村から追放、冒険者パー
ティの荷物持ちとして生き延びたタウロは、そのまま職能の習熟と、その異能に導かれるよう何体もの悪魔、悪霊の類と関わることとなる。
そして村での追放騒ぎの原因になった悪魔竜の討伐から数週間。
年上の元冒険者ギルド受付嬢のグンダリンティーヌと共に、新たな場所へ。
悪魔の斜塔。古い遺跡がダンジョン化した場所が新たな舞台だ。
※前作『パーティ解散からはじまる危険人物の放逐 ~誰だアイツを放ったのは!?~』の続編
※やや話のノリはライト寄りになってますのでお気楽にどうぞ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-18 20:59:40
17828文字
会話率:32%
我らが『イリシャの赤草』は地方ギルドに所属する中級パーティだ。
拠点に近辺のダンジョンと近隣での護衛や採集で稼いで数年、今じゃ大半が20代半ば。
そんな折に出たパーティ解散の話は、まぁ誰もが予想していたことだろう。
「ここらで俺たち
も、冒険者を廃業しようと思ってな」
そう口にしたのはリーダーである魔術師のイエナン。
その言葉を皮切りに新たな道を選ぶ仲間達とは別に、最年少、悪魔統率者(デーモンルーラー)のタウロだけは冒険者を続けるという。
年上の同居人と別れ、旅立とうとする彼。
単独でも、冒険者を続けようと思ったのは。
故郷からかつて追放された少年の過去、そして遭遇する過去の残滓。
そして動き出す同居人。
それとなく始まりそれとなく終わる危険人物(仮)のそこそこ普通な冒険です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 19:58:09
28196文字
会話率:29%
――これは、盲目な恋の物語。
【ロユリク】と言う、とある科学者の手によって産み出された化け物に壊滅させられた国、ガルシア国。
国王も王妃もロユリクの統率者であり、産み出した張本人の【クイーン】により首を跳ねられ、国民は薬によりロユリクにさ
れ、次々と死んでいった。城はクイーンにより占拠されてしまい、人がいなくなった町には見慣れない真っ黒な花が咲き乱れ、あちこちにロユリクが徘徊する。もはやガルシア国は、死の国と化していた。
そんな中、散り散りになりながらも生き残った人がいた。それは国が滅ぶ直前にロユリクとクイーンを倒すためにと結成されたいくつかの軍隊。その散り散りになった部隊が少しずつ集まり、ガルシア国の最後の生き残りとして立ち上がった。
ロユリクとクイーンの、討伐隊として。
様々な体験を通して何度も繰り返される死に翻弄され、主人公が傷つきながら、もがきながら、手に入れる未来の行く末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-17 21:34:06
7387文字
会話率:26%
魔獣が跋扈する世界。そこで龍の王に認められた1人の少年の物語である。
人間はそれに対抗するため、失われた技術と受け継がれた
伝承を手掛かりに『魔術』と呼ばれる力を呼び覚ました。
その力は偉大にして強大。今や全世界を治め、人間は伝承にあ
ったかつての栄光を取り戻し6大国を筆頭とした全世界政府を立ち上げ平和な世の中を築き上げた。
しかし、跋扈する魔獣の脅威は変わらず存在しそれを討伐する『ハンター』の需要は未だに高いままである。
魔獣の中でも最上位の存在とされる『龍』。彼らは高い知能を持つことから、『ハンター』達は彼らが魔獣の統率者であり、この世界の不幸の源であると考えた。
しかし龍は人間の想像するような存在ではない。
誤解を解き、人龍融和のために動く少年が1人。
この物語は1人の少年が龍と人間の共存をめざしながらも、七転八倒四苦八苦、悪戦苦闘笑いあり涙ありの旅を続ける物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 13:33:50
384文字
会話率:0%
落ちこぼれGランククラン【鍋底】に所属していたテイマーのオルガは、クランリーダーとの亀裂から【鍋底】を追い出されてしまう。行き場を失った彼は、同じくクランを抜けた友人のエレナと共に白い狼との出会いを果たす。白い狼の正体は神獣であり、彼女たち
の統率者であるリンネと前世の縁から契約を結ぶ事で、オルガの立場は一転した。一〇一匹のモフモフを得たのである。
神獣に封じられた一〇〇の悪しき魔神が目覚めようとしている。
奴らが目覚めつ前に聖遺物に宿る魂を再度封印しなければ世界に危機が訪れる。
落ちこぼれテイマーのオルガは、封じた魔神の力を利用して神獣と仲間と共に悪しき魔神に挑む。
――自分の正体が、人によって生み出された人造魔神である事を隠して。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-21 22:06:14
159565文字
会話率:43%
物静かな少年、クエスタは村でも浮いた存在だ。それは皆が『統率者』などの有用スキルを授かったのに対し、彼だけが異色だったからだ。
それは侮蔑の意味を込めて「なぞなぞスキル」と呼ばれた。彼を取り巻く人々は冷たく、やがて村の生贄として選ばれ
てしまい、奈落の底へと突き落とされた。
しかしそれが彼の人生を変える、大きな転機となった。「なぞなぞ」という範疇に収まらない力は、やがて大きく成長し、何人も太刀打ちできない存在にまで至るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-04 21:17:56
52127文字
会話率:62%
202X年。一人の統率者に支配された日本は生物兵器「カミカゼ」によって世界から完全に鎖国する。
それから二百二十年後、月に移り住んだ日本人達は地球を元の姿に戻すために新造人間「アルテミス・ドール」を開発。千歳、神楽耶と名付けらえた二人のアル
テミス・ドールは、二酸化炭素を呼吸して生きるリングロス星人に支配された地球へと送られる。
なぜ、地球は二酸化炭素に満たされた星となったのか、リングロス星人とは何者なのか、
そして、「アルテミス・ドール」の真の目的は何か。
全ての真実を知った時、千歳と神楽耶が選んだ行動は。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-29 17:41:54
23283文字
会話率:52%
「僕は王、異国の王だ。僕が君たちを、残らず生かし尽くしてやる」
完結から三か月――本編 https://ncode.syosetu.com/n3447fx/ から最強勇者がスピンアウト。
あるときは味方として共闘し、あるときはノヴェルやジ
ャックたちと敵対したあの男が主人公です。
七勇者・真実のセブンスシグマは、シドニア一世として平和に王座に就いていた。
書類仕事に飽き飽きしていた彼は、ある日ブリタからの使いの口車に乗って、蛮族浄化を目的とした征東戦線に加担する。
勇者としての能力『都市』を使ってゴンドワナ族に圧倒的勝利を手にしたシドニアだったが、大陸全土を巻き込む陰謀に巻き込まれてゆく。
彼の前に立ちはだかるのは退役したかつての七勇者・明晰のアサム。
"どんな小さな可能性も実現する希望" vs "最も起きうることしか起こさない絶望"の戦いが始まる。
***
本編は人体実験の意味でかなり規則正しい更新を心がけておりましたが、外伝である本作の更新はかなり不定期になると思います。
気長にお付き合いください。
全10エピソード、文庫本一冊程度の分量になる予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-25 13:39:06
45744文字
会話率:32%
ロクトはプリーストとしての適性があったにも関わらず、霊魂の浄化をしようとするといつも戦闘になってしまっていた。それを下手くそなせいだと上司はロクトをプリーストギルドから追放するが、それは上層部の適当な霊魂整理のせいでネクロと呼ばれる魔物が
紛れ込んでいたせいだったのだ。
ロクトはギルド随一の戦闘の腕を持っており、その力に惹かれた魔物がロクトに寄りついているだけだった。
その後、ロクトは冒険者となりオリジナル魔法『血魔法』を使って成り上がっていく。だけど、ロクトの狙いはあくまで他人の心を救うことだった。
その時、ロクトのプリーストとしての才覚が本格的に見え始めてくる。
ギルド一番の腕っ節と他人を思う心を併せ持ったロクトには、今度こそ温かい仲間が集うのだった。その仲間の強さと膨大な数から、やがてロクトは『霊王』とまで呼ばれる統率者になっていく。
一方、ロクトを失ったプリーストギルドは凶悪なネクロの処理に困り、ろくに機能しなくなる。危険な霊魂の相手をロクトに頼り切りだったギルドは後悔し、ロクトに戻ってくるよう頼み込むが、ロクトは既に新たな目標と居場所を見つけてしまっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-23 20:00:00
23490文字
会話率:60%
愛らしい妖精さんたちが「妖魔憑き」の特効薬を造るために狩り集められ、殺されてしまう世界。
そんな可哀想な妖精さんたちを救う仕事を謎の女に依頼され、異世界転移した主人公。
早速、授かった能力【統率者】と【治療術】で出会った魔物と仲良くなったり
、囚われた妖精さんたちを救ったり、傷ついた女の子を助けたりしてみた。
それから毎日、妖精さんと遊んだりモフモフしたり、女の子と修業したりと楽しく過ごしてるけど、それだけじゃいけない。
この危険で残酷な世界で幸福に生きていけるように、皆で強くなるんだ!
頑張るぞー!
――という感じで毎日楽しく遊びつつ、時々、魔物と闘ったり仲良くなったり、迷宮探索したりして、少しずつ妖精さんと皆が安心して暮らせる国を造っていくお話です。
※カクヨム様、アルファポリス様でも掲載しています。一話ごとの文字数を変更したため、話数と話毎のタイトルが違いますが、中身は同じです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 19:10:30
277413文字
会話率:53%
魔法の広く浸透した世界。その世界には魔素と呼ばれる物質がある。
魔法の行使に必要なその物質を生み出せる、異形のものたちの話。
第一部『紅い棘と蒼い花』
蒼い人魚、深月はある日の夜、赤い少女と出会う。
彼女は人間にまつわる重い過去を抱える少
女だった。
少女の心を開かせるべく努力する深月は、同時に、自身の過去にも立ち向かっていく――
第二部『Black March』
かつてこの世界に存在した、魔族。
彼らは統率者である魔王が討ち倒された事により、全滅したはずだった。
しかし、彼らは生きていた。ヒルトという名の、巨体の怪物の手によって。
500年の静寂を破り、彼らの故郷を取り戻す戦いが始まる――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-19 18:00:00
230308文字
会話率:33%
現実世界とさほど変わらないが、魔法やモンスターなどの概念が存在する異世界、リビド。
そんなリビドを支配する「異空の十二使徒」と呼ばれる十二人の裁定者たちは、統率者が居ないことで壊滅寸前だった。
そんな中決定した統率者を決める方法は、「リビド
の住人に代理で戦わせること」。
今、それぞれの理想を掲げた十二人の使徒と、彼らの戦いに巻き込まれた十二人の人間たちの物語が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 18:00:00
52194文字
会話率:71%
ゲームに閉じ込められた私はゲームに出る方法を探すでもなく、仲間と一緒にパーティーを作るでもなく、淡々とゲームの中で冒険しながら過ごしていく。
廃人になるほど攻略者になれる訳でもなく、統率者になるほど頭がいい訳ではない。
その他大勢の一人とし
て目的もなく、信念もないまま勝手気ままに行動している。
ゲームの中でぐらい好きに生きてもいいじゃないか。
ゲームの中でぐらい自由になりたい。
しがらみや世間体から解放されて、責任も命も自分で背負い込んで。
別に生きたっていいじゃないか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-28 16:44:26
27650文字
会話率:10%
朝起きると、なせか涙を流している日がある。
心と体が一致しないこの世界で、ハンナは"統率者"アレンに出会う。
ハンナはアレンの元にやってくる"探求者"達の話を聞き、見て、体験していく日常のなかに、彼女
の体と真実を求めるヒントを感じていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-12 09:40:16
881文字
会話率:38%
「魔術師」 ──突如、何気無かった日常にそう名乗る者達が現れた。迫り来る第三次世界大戦、封印が解け徐々に勢いを増す魔力、10年前の事故… そこへ立ち上がったのは、魔術統率者である1人の少女。彼女は自らの運命にただ一人、孤独の戦いに挑む。
最終更新:2019-09-16 23:41:38
2254文字
会話率:24%
都内でも随一の進学校へと通う本編の主人公である桐山コユキが、自身の死をきっかけに異世界へと転生を果たした。
自分の意図せぬままに〖固有スキル:統率者〗を獲得したコユキは、数々の人間や魔物を自分の支配下に置いていき、彼らを自分の眷属とする。
そんな圧倒的すぎるスキル持ちのコユキは・・・前世の自身の性格からして、自分に仇なす相手には情けなど一切かけない。今置かれた状況を冷静に判断して、必要ならば相手を殺すことも厭わない。
そんな泰然自若な主人公と眷属たちによる伝説が今幕を開ける!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-10 13:34:54
14110文字
会話率:7%