古の神「吉濱尚猛尊(よしはまのなおたけりのみこと)」は、ある時4人の赤子を一斉に引き取った。
「おせち」「アシュリー」「さな」「はちる」と名付けたこの娘たちを、彼女は一流の超能力者に鍛え上げる。
16歳の運命の日、この4人の娘をテレパシー
で招集した尊は、それぞれの能力の抜き打ちテストを命じた!
試練が終わればその場で明かされたのは、尊の宿敵であり、地球人類にとっても
最大の脅威であり続けるヴィラン「シャカゾンビ」の名前だ!
しかしその時すでに、彼の暗い影は吉濱家の庭先にまで忍び寄っており……。
世界を揺るがす危機が迫る中、4人姉妹の絆と力が試される!
彼女たちは世界を救えるのか!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 21:31:50
118148文字
会話率:21%
「手紙を届けに参りました。」
手紙屋と呼ばれる男は冒険者互助機構、通称ギルドに認定された特級冒険者。
特級冒険者は役職を与えられギルド所属になり、それぞれの能力に合った任務を全うされる"ギルドの犬"である。
手紙屋の仕事は主に伝令役。公民問わず重要な書類や情報の伝達から手紙の配送に至るまで危険なこの世界を駆け回る。
……そして、その裏では秘密裏に危険分子や指名手配犯を潰して回る。
手紙屋は一体何者なのか。どこから来たのか。その素性を知るものは少ない。
ある日、いつも通りに"手紙を届けた"手紙屋は道すがら魔獣に囲まれる幼女を見付ける。
この出会いは偶然が必然か、手紙屋とアテナと名付けられた少女は今日もこの世界を放浪する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 03:28:37
2161文字
会話率:32%
猫の探偵社
野上尚樹。
北海道で生まれた彼は幼い頃から、自然と動物との触れ合いの中で育った。富良野の大自然の中で成長する中で、不思議な能力が備わっていく。彼がその能力に気づくのは、富良野の地を離れた後。両親がなくなり叔母に引き
取られ、妹と二人、千葉に引っ越し中学校に通い始めてからになる。
大学生になった時、妹の友達の行方不明になった猫の捜索を手伝う。部屋に残された猫が普段使っていた道具に触れた時、不明になっている猫の感覚が尚樹の心に伝わった。すぐに尚樹は猫の元にいき、探し出す事に成功する。この事があり卒業時に就職で悩んだ際、不明猫の捜索専門の探偵社を作る事になった。
本条尚子。
尚子は帰国女子。父親の仕事の都合で日本と海外を行ったり来たりの少女時代を過ごす。海外の生活が長い為か、臆する事なく言葉を発する傾向がある。子供の頃に空手を習い始め、全国大会でも入賞する達人だ。尚樹のような特殊能力はないが、探偵社入社後、探偵学校で最優秀の成績で卒業、探偵としての調査能力、格闘術に優れ、喧嘩の弱い尚樹を補佐して事件の解決にあたっていく。尚樹は猫の捜索以外はやりたくないが、尚子は事件に関わるのを好む。事件がらみでは尚子の体力が大いに役立っていく。
黒猫のノアール。
生後三か月の黒猫だ。足腰がしっかりしだすと、自分の周囲の事件の匂いを嗅ぎ取り、解決の為に奔走する。そんな中、溝にはまり家に帰れなくなり、飼い主が尚樹に捜索依頼をした。ノアールを探し出すと、彼女の抱えていた案件解決の為に、尚樹と尚子を巻き込んでいく。解決後、尚子の元に里子に出され、探偵事務所の所長に就任した。
猫の捜索専門の探偵社だが、人と猫のかかわりは深い。猫に絡んで人の事件にも巻き込まれていく。猫の見た事や感情を知ることが出来る尚樹は、人間には知る事が出来ない事実から、事件や様々な案件の背景を読み解く。黒猫のノアールは特殊な感知能力と、周囲の猫達の情報で確信部に迫っていく。尚子は...並外れた格闘術で叩きのめす事もある。一匹と二人は猫と人とが関わる事件を解決していく。
一匹と二人...事件に関わる度にそれぞれの能力を成長させ進化させていく。日本全国を巡り、土地の因縁や人の因縁と向かい合う。物語は一話完結形式で、時系列で進んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 20:23:19
109644文字
会話率:62%
『渋谷の喧騒、止まる刻(とき)。都市の心臓は、地下で脈打つ──。』
渋谷のスクランブル交差点が突如、時間を止めた。その異常現象の裏には、現代社会の情報過多が生み出した都市の「歪み」が潜んでいた。驚異的な記憶力を持つ大学生・レオンが所属する
秘密結社「クロノス・ギルド」は、この危機に立ち向かう。
冷静沈着な指揮官カノン、天才ハッカーのアヤト、交渉の魔術師ミヅキ、そして街の目であるジャーナリストのケンタロウ。個性豊かな彼らは、それぞれの能力を駆使し、渋谷地下深くに眠る「繭」へと迫る。それは、都市のあらゆる通信ケーブルを貪り、情報氾濫を強制的に「リセット」しようとする、古き「神の社」の正体だった。
レオンは、ケンタロウが見つけた古びた木片に隠された「封印の鍵」を解読し、ギルドメンバー全員の力を集約して繭を再封印。都市の鼓動は再び動き出す。しかし、その裏で、渋谷の闇に潜む「歪み」との戦いは、まだ終わらない。情報と真実の境界が曖昧な現代社会で、彼らは「都市」という生命体の均衡を守り続ける。
本作品とあとがきはAIを利用して創作し、加筆修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-05 19:06:29
8845文字
会話率:14%
春の訪れとともに、町に平穏が戻ったかに見えたが、そこには「死と乙女」と「罪の記録」という古代の魔術が絡む暗い陰謀が潜んでいた。主人公の朋美は、特殊な刺青を持つ魔術師として、その力を正しく使いながら仲間たちと共に真実を追求していた。
朋美の
仲間には、剣の達人である龍也、魔術に長けた光平、歌と人形遣いの里帆、そして圭太という優しい心を持つリズム担当がいる。彼らはそれぞれの能力を駆使し、困難な状況を乗り越えてきたが、最大の試練は「薔薇の館」で待ち受けていた。
「薔薇の館」は、古代の魔術と「罪の記録」が深く結びついた場所であり、ここで「死と乙女」の真実が解き明かされると信じられていた。しかし、黒幕と呼ばれる謎の存在が彼らの前に立ちはだかり、館の力を手に入れようと企んでいた。黒幕の配下たちは強力な魔術を操り、朋美たちに幾度となく挑戦を仕掛けてくる。
最終決戦では、朋美の刺青が覚醒し、仲間たちとの絆が最大限に発揮された。その結果、黒幕は打ち破られ、「罪の記録」と「死と乙女」の力が解放された。しかし、戦いの中で圭太が犠牲となり、仲間たちは深い悲しみに包まれる。しかし、その喪失は彼らの絆をさらに強固にし、新たな希望をもたらすこととなった。
朋美たちは圭太の犠牲に感謝しつつ、「死と乙女」の真実を解明し続ける決意を新たにする。彼らの前にはまだ多くの試練が待ち受けているが、友情と信念が彼らを支え、真昼の月が新たな未来への道を照らしていた。
「死と乙女の魔術記」は、仲間たちの絆と魔術の力を通じて、古代の謎と現代の脅威に立ち向かう壮大な物語です。愛と犠牲、希望と絶望が交錯する中で、朋美たちの成長と冒険が描かれています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-29 11:44:57
10536文字
会話率:34%
別の平行宇宙では、地球の地質年代が「人新世」に入って以来、人は万物の霊の力でこの地球の姿を形作り、人類の文明が他の種の生死を決定できることになった。
しかし地球も人類の改造と支配に反抗し始め、万物の中から反人類の代表が生まれ、「十狩」と呼
ばれる。
「狩」は人類以外の他の種の集団的無意識が、人型の反抗者になって、彼らはそれぞれの術法と能力を持ち、人類を捨てて人類以外のすべての種を導き、別の平行空間の地球(人類のいない空間)へと進めようとする。
しかし生物連鎖はすべての生命が生存できる基盤であり、花が繁殖できるのは蜜蜂が花粉を運んでくれるからである。人が稲を食物にできるのは、大地が稲穂を実らせて、牛が畑を耕してくれるからである。
もし万物が別の時空に連れて行かれたら、生物連鎖は消え、人類は元の地球に孤独に残されて死を待つことになる。
人類の生命、実際には生物連鎖に依存して存在できるから、人類は十狩のふざけた行動を許さない。
だからこそ、千年にわたり、人類の術士は地上に八つの封印の地を築き、これらの封印の地は地球空間の八つの鍵のように、十狩が人類以外のすべての種を導いて別の平行空間の地球に逃げるのを阻止している。もし八つの封印の地がすべて破られたら、人類の生命と文明は終わる。
東西文明の各派は全力で十狩を止めてやる。千年以来、運命は決まった時点で、特殊な能力を持つ、わずかな八人を選び、その時代の封印の地を守らせてやる。彼らは古代中国の神書「易経」の八つの自然現象:天、地、風、水、雷、沢、火、山に対応している。八人はそれぞれの能力、挑戦、運命を持っている。
この物語の第一章は、最後に人類の八つの封印の地が雷の陣地一つだけ残り、十狩と最後の守り人との戦い、愛と憎しみを描いている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-13 22:28:17
337572文字
会話率:33%
科学技術が発展した未来の外界は、AIによって社会を最適化していた。そんな中、外界は異世界「幻想郷」の存在を理論的に証明し、その未知なる可能性に目を付けた。資源や技術を求め、外界の軍隊「ハンマーフォース」は、AI「ミネルヴァ」の指揮のもと、幻
想郷への侵攻を開始する。
突如として現れた鉄と硝煙の暴力に、幻想郷は翻弄される。博麗の巫女・霊夢や魔法使い・魔理沙をはじめ、紅魔館、白玉楼、永遠亭などの住人たちは、それぞれの能力で迎え撃つが、組織的で容赦ない軍隊の前に苦戦を強いられる。特に、外界の最先端AI「ミネルヴァ」は、幻想郷の住人たちの能力を学習し、進化することで追い詰めていく。
かつてない危機に直面した幻想郷は、賢者・八雲紫の呼びかけにより、種族や立場の垣根を越えて手を取り合う。統一戦線を結成した幻想郷の住人たちは、多様な能力と奇策を組み合わせ、反撃を開始する。
これは、科学技術の傲慢さと異文化理解の難しさを描いた物語。幻想郷は、迫りくる外界の脅威から自らを守り抜くことができるのか?そして、この戦いは、幻想郷と外界に何をもたらすのか――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 13:46:07
3660文字
会話率:44%
ネクストワールドキャンペーンと称して当たった宝石は、謎の力が使える物だった。
松本智が手にいれたのは『破壊の力』物を瞬間移動させ、その空間を破壊する能力。
鳴門明日香が手に入れたのは『解放の力』周りに防御線を張り、物的襲撃から解放
される能力だった。
電王という謎の人物の話では、『かつてこの世界は魔法が使えた。だが、機械を操る組織により、その能力は封印された。今現在、世界を陰で仕切る世界政府によってだ』だった。
こうして電王の導きで、明日香は能力を引き出し、世に蔓延る悪と闘いだす。
だが智の方は、それを使えずにいた。怖かったからだ。
一方世の中では、能力者による様々な出来事が繰り広げられていた。
過去の世界から織田信長が復活したり、動物が反乱するようになったり、法で裁けぬ悪党が突然死したり、空や海に謎の物体が出現したりだ。
それぞれの能力者が暗躍する世界。徐々にその世界は変貌を遂げていく。
果たして智は、能力を使うことが出来るのか。
その能力を解放したとき、世界はどんな風に姿を変えるのか。
ネクストワールド、つまり来るべき世界の意味とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-13 17:28:09
56087文字
会話率:31%
東京――巨大都市の喧騒の裏に潜む、目に見えない「魑魅魍魎」が蠢く世界。妖怪、怨霊、そして異星からの存在までもが、現代の街並みにその影を落とす。奇妙な事件が相次ぐ中、それらの怪異を封じ、都市を守るために結成されたのが、特務機関「冥都機関」であ
る。
冥都機関のリーダー、灰島凛を中心に、個性豊かな7人のエージェントたちがチームを組み、東京各地で起こる異常事態に挑む。彼らの使命は、人々を恐怖から救い、闇に潜む脅威を消し去ること。しかし、その道の先には、「黒羽根の女」と呼ばれる正体不明の存在が暗躍し、彼らの前に立ちはだかる。
彼女が放つ妖気によって目覚める「神代の化け物」や、街全体を飲み込む異常現象。特務機関のメンバーたちは、各々の能力を駆使し、絶望的な状況に立ち向かうが、やがて明らかになるのは、彼ら自身の過去と向き合わなければならないという残酷な真実だった。
妖気を喰らう刀「影喰い」を手に冷徹に戦う凛、明るさで仲間を支える分析担当の葵、豪快な戦斧を振るう隼人、冷静な短剣使いの夏菜、精密射撃を得意とする斎藤、守護の結界を張る真琴、癒しの力で仲間を支える麗奈、そして風を操る風間。それぞれの能力と信念が交錯し、彼らは人間と魑魅魍魎の狭間で苦闘を続ける。
これは、過去に囚われた者たちが未来を切り拓く物語。人々を救うために影と向き合い、闇を断つ刃を振るう彼らの戦いの果てには、何が待ち受けるのか――。
「東京幻怪録」
今、東京の闇が鮮やかに暴かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 21:12:04
194991文字
会話率:42%
普通の高校生であるヒロシと幼馴染のアカネは、ある日突然、不思議なポータルに吸い込まれ、異世界へと導かれる。その先で彼らを待っていたのは、エラーラという謎めいた王女と、闇の勢力に脅かされる美しい王国だった。
エラーラは、この異世界の存亡をか
けてヒロシとアカネに助けを求める。ヒロシは「癒し手」、アカネは「戦士」として、それぞれの能力を活かしながら王国を救うための旅に出る。しかし、この旅は単なる冒険にとどまらず、彼らは友情や自己発見、そして真の強さを試されることになる。
彼らが直面するのは、強力な敵と神秘的な仲間たち、そして数々の試練。異世界での過酷な戦いを通じて、ヒロシとアカネは本当の自分を見つけ、互いの絆を深めていく。そして、エラーラもまた、王国を守るための決意と、王女としての責任に目覚めていく。
「ポータルの向こうへ:癒し手と戦士と王女」は、異なる世界に投げ出された若者たちが、友情と冒険の中で成長し、自らの運命を切り拓く物語である。彼らは果たして、エラーラの世界を救い、無事に元の生活へ戻れるのか?心を揺さぶる感動とスリルに満ちたファンタジー・アドベンチャーをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 05:49:07
2449文字
会話率:50%
彼は人生に絶望していたが、偶然出会った不思議な鏡によって、彼の運命が一変した。特殊な警察機関「特運課」に入隊し、運を力にして犯罪と戦うことになった彼は、強運、極運、超極運の部隊に分かれた仲間たちと共に、事件解決に奮闘していく。
特運課の隊員
たちは、それぞれの能力を発揮しながら犯罪と戦い、社会に大きな影響を与える。彼らの活躍によって、人々の生活に大きな変化がもたらされ、社会に貢献することになる。
彼は運命を変える力を手に入れ、運を武器に戦うことで、自分自身も変わっていった。そして、特運課の隊員たちは、それぞれの能力を活かし、さらなる発展を遂げていった。
特運課の物語は、彼らが犯罪と戦いながら、社会に貢献し、運命を切り拓く姿を描く。彼が出会った不思議な鏡によって、彼の人生が変わり、特運課での活躍によって、彼らの活躍によって、社会に大きな影響が与えられることになる。強運の部隊、極運の部隊、超極運の部隊という3つの部隊の活躍を通して、運命の力が描かれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-24 16:57:10
47063文字
会話率:18%
5匹の愛犬と異世界へ
そこは竜の支配するもふもふ動物の世界だった。
犬と思っていた5歳は精霊で、
それぞれの能力を使えるなんて!!
日本ではで天涯孤独の身、
この世界で心の隙間を埋めてくれる
そんな人はいるのかな…
そんな感じの物語に
していきたいです。
初めての作品で初めての投稿ですので、
あたたかく見守っていだだけたらと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 01:07:39
13206文字
会話率:36%
悲惨な戦場で生き残り、軍へ保護される。
そこで待っていたのはテスト。
知力、体力、腕力。
少女は大の男にも勝るそれぞれの能力を持ち合わせ、4分割された皇国を血で1つに固める。
自分に心のない壊れた人形が目的だけを行使する。
最終更新:2021-10-02 00:00:32
831文字
会話率:3%
人は生まれながらにして使命がある
けれども使命を全うできる人間は、果たして人類の何パーセントがなのだろう。
異次元からの侵略により、上書きされた日本を舞台に
それぞれの能力を駆使して自分の使命を全うする物語
最終更新:2021-09-18 19:52:30
5232文字
会話率:65%
日本でもテロリストが横行され、人間の代わりにテロ対策として四体のサイボーグが造られた。
爆発物でもダメージは少なく、それぞれの能力を駆使しチームワークでテロリストに立ち向かう
無益な殺生や破壊行為は最小限にしてテロ壊滅に追い込むのが狙い。
自分たちの在り方に不満を持ちながらも任務を遂行する彼ら。
もう一体のサイボーグがアメリカにいるという情報を聞き調査するが、米軍がサイボーグを軍事目的に使用するとの噂も。
第五体目は発見した米軍が攻撃したため敵意を持ち暴走し始める。
第五体目を破壊するのか仲間として受け入れるのか判断を迫られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-14 08:30:21
18776文字
会話率:30%
ホープ島、ヘルズ・スクエアに暮らす子供達を描いた三部作のパートⅡ。
語り手は、第一部の話し手エッグの親友、マッシュ。成長し、パートⅡでは十五歳になっている。
マッシュは心身ともに健全な少年である。どんな事が起きても、その全てを、広い心
と大きな度量、ゆるぎない静かな自信で、がっちりと受け止める。誰の、どんな部分も否定せず、ありのままの姿を理解し受け入れる。エッグの様に、悪魔的な魅力は持ちあわせていないが、そのエッグでさえ、マッシュがいなければ、その魅力を十分に発揮する事ができない。他の子供達も同じで、傍らにマッシュがいて初めて、それぞれの能力を存分に生かす事ができるのだ。
パートⅡは、ヘルズ・スクエア再生の物語である。エッグ、マッシュに加えてサイクロンという少年の三人が、最悪のスラムを蘇らせていく。
いわば地元再生の為に、水製造、食料生産と、いろいろ試みるものの、全て惨敗。彼らには、資金もなければ、経験もノウハウもない。ただ、諦めないガッツがあるだけである。そんな中、ヘルズ・スクエアを蘇らせたのは、不思議な植物の存在だった・・・。
エッグとマッシュは、魂から魅かれあった様な特別な絆を持っていて、それはもちろん大きな力になりえるが、それだけではヘルズ・スクエアを救えなかった。蘇りを果たしたのは、エッグとサイクロンの、微妙で複雑な関係である。
サイクロンは、独創的な少年だが、エッグとはてんで気が合わない。また、マッシュの親友の立場を取り合うライバルでもある。当然、エッグとはぶつかってばかりいるのだが、その裏では、お互いを認めあい、信頼する心が育っていた。
三少年が育む友情の力。それこそが、ヘルズ・スクエアを救ったのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-25 06:41:33
42434文字
会話率:7%
ここは緑豊かなカナン王国
火・水・地・風 の能力を持つ「能力者」と呼ばれる強者達がいて、それぞれの能力を封じる石
紅石・真石・翠石・紫石が存在する。
火は水に水は地に地は火に弱い。風の能力者は希少で また風はどの属性にも弱点にはならないが力
が大きすぎて扱える者も少ない。
能力者や力の強い男はカナン国で重宝され、その妻になろうと令嬢達は より強い男を求める。
女は弱い。守るべき存在だと根強く男達の意識に埋め込まれた常識。
それを根底から覆す様に1人の少女がカナン国、初の女性騎士になる為、ベンガル騎士団に乗り込んできた。
ユリ
親に捨てられ孤児院で育つ
7歳でカルロに拾われ武術を仕込まれる。食べる事が大好き。15歳。風の能力者
カルロ=カーウェル
縛られる事が大嫌い。戦いの天才。25歳。
水の能力者
アベル=クライス
カナン国の英雄。女嫌い
18歳。風の能力者
アーサー=クライス
アベルの双子の弟。兄とは正反対の性格。風の能力者
ローリング=グラディウス
(ローラ)
ユリの親友で乙女の心を持つ。18歳
火の能力者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-04 09:29:25
11353文字
会話率:54%
この世界には3種族が存在し。異能、魔法、魔術といった各それぞれの能力を有していた。
黒主 蒼葉も異能を持つ者として、軍人となるべく異能学院にて1人の学生として毎日を送っていた。
そんな蒼葉には7歳以前の記憶が存在していなかった。
卒業
試験前、蒼葉には悩みがあった。
ここ最近、毎日のように【蒼葉】としての生が始まった日のことを思い出す。
そして親友の千景は未来を見通す異能を持っていた。
千景は異能を使い蒼葉の未来や秘密を知ってしまった。蒼葉をこの帝国から逃すべく卒業試験中の事故とみせかけ逃亡させる事に成功するも!?
命からがら逃げた先に蒼葉を待っていたものとは.......折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-26 17:00:00
14370文字
会話率:47%
感情の起伏によってそれぞれの能力が現れるColors 二人の探偵が織り成す物語。
暫くは二人の主人公の話が交互に交差します。
探偵は出ますが推理要素はおそらく皆無です。
最終更新:2019-05-29 20:33:58
84431文字
会話率:35%
誘拐児童被害者支援団体の依頼で、行方知れずの子供の捜索に励むターニャたち。生来の超感覚により生きづらさを抱えるターニャとその使い魔で見た目は犬のフィル、ターニャと同じ能力を有しながらその適応障害を克服し、身体能力が高く秀でた美貌の持ち主のド
ニス、外見と内面とが大きく異なり、面倒見がよく正義感あふれるヨースフ――個性的なスタッフたちがそれぞれの能力・アイデンティティを活かして事件解決に挑みます。貧困が招く悲劇や毒親についても触れています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 18:00:00
15814文字
会話率:51%