空に浮かぶ魔法都市〈ウィスタリア〉
そこに住む見習い魔法使い・リーズは、魔法学園の落ちこぼれ。召喚できるのは、ただの蝶。空も飛べず、魔法もうまく使えない。でも、彼女にはたったひとつの特別な力があった。
それは、蝶の羽から“心の色”を抽出し、
魔法のインクに変えること。落ちこぼれの魔法使いがはじめたのは、「魔法の手紙屋さん」
悲しみも、喜びも、言葉にできない想いも、手紙にして届けます。転校生と学園の七不思議を巡ったり、恋やすれ違いを手紙でつないだり。少しずつ、誰かの気持ちに触れていく中で、リーズは本当の“魔法”の意味を知っていく――
これは、「できない自分」が「なりたい自分」になるまでの、小さな魔法の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 17:30:00
100364文字
会話率:45%
「手紙を届けに参りました。」
手紙屋と呼ばれる男は冒険者互助機構、通称ギルドに認定された特級冒険者。
特級冒険者は役職を与えられギルド所属になり、それぞれの能力に合った任務を全うされる"ギルドの犬"である。
手紙屋の仕事は主に伝令役。公民問わず重要な書類や情報の伝達から手紙の配送に至るまで危険なこの世界を駆け回る。
……そして、その裏では秘密裏に危険分子や指名手配犯を潰して回る。
手紙屋は一体何者なのか。どこから来たのか。その素性を知るものは少ない。
ある日、いつも通りに"手紙を届けた"手紙屋は道すがら魔獣に囲まれる幼女を見付ける。
この出会いは偶然が必然か、手紙屋とアテナと名付けられた少女は今日もこの世界を放浪する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-12 03:28:37
2161文字
会話率:32%
この世界には『手紙屋』という商いをしている集団がいる。
どんなに住所を伏せていても必ず現れ、生きた人間すら運ぶ運び屋。
彼らは誰かは分からない。
実は妖怪なのかも、なんて噂すらあった。
『手紙屋』の一人であるエレンは、7歳の手にあまる大き
な初めての仕事に困惑していた。
どうしてこんな『もの』が売買されているのだろう。
分からない。
今から運ぶこの『もの』が、幸せになりますように。
そう願うしかできなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-29 20:13:42
10648文字
会話率:35%
僕、佐藤 葵は、中学生の頃から、モテる姉と姉友からラブレターの返事作成をしていたのだが、姉達が大学進学してから仕事としてSNSや口コミでお金を稼ぐようになった。
まあ、バイト代と割り切っていたのだが、とうとう姉らが暴走し、会社として立ち上げ
たのだ。
クラウドファンディングというもので資金を頂戴し、手広く取り組むことになったという訳だ。
そんな僕の会社と学校や姉達との日常を少しだけ描くこととしたのだ。
何かあれば、これが証拠として理不尽なことを立証できるということでね。
さあ、不憫な僕を労って下さい!
(不定期です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-23 13:02:47
6284文字
会話率:25%
熱中症で倒れた私は中学からの友達である彼女にそのことを伝えるために誰かに伝言を頼もうとする。そこに現れた手紙屋と名乗る少年に手紙を頼むことにしたのだが条件があり…
最終更新:2021-01-26 14:54:41
5247文字
会話率:0%
小さな小さなあの町には看板がないらしい。
細い道が絡まったあの町には。
誰でも迷ってしまうあの町には。
けれど、あの町はには変なお店があるらしい。
あの店に行きたいと願った人はみな
迷わずに行ける。
手紙屋で花屋で郵便屋。
そこ
はきっと君の願いも叶えてくれる。
きっと君の時間を変えてくれる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-21 09:08:10
797文字
会話率:29%
手紙は、渡す相手を決めて出すものでは無い。
手紙は手紙を受け取るべき相手に届くのです。
さぁ、あなたは手紙を「紡ぐ」のでしょうか?
最終更新:2016-06-18 15:52:17
1618文字
会話率:10%
手紙屋という、手紙を人へ届ける職業がある世界。
有名な手紙屋を両親に持つ少女メール。故郷リリアーヌで彼らの帰りを待ち続けていた。
ある日、メールは名前を名乗らない手紙屋、名無しと出会う。
メールは帰ってこない両親を捜しに行くため、名
無しに自分を「手紙」として両親に届けてもらうよう依頼する。
メールは名無しと共に、広大なアールザード王国を巡る長い旅に出る。
※評価、感想等々気がねなくどうぞ。
次回作(前日譚)『名無しの手紙0 〜カルマとロボット〜』(更新中)
http://ncode.syosetu.com/n1160cg/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-09 00:00:00
163336文字
会話率:48%
『――……神の逆鱗とも言うべき、その白い獣の「嘆きの咆哮」こそ世界の創生の始まりである。』(『創生記』著者不明/原文より抜粋) 世界は獣人と呼ばれる種族で溢れていた。とある街で暮らすムツキという少年は見習いの「手紙屋」だったが、仕事始めの初
日から遅刻をしてしまう。当然上司であり父親でもあるマヒコにきつく叱られ、落ち込みながらも聞き覚えのない病院宛ての荷物を届けることになった。その病院で、ムツキはラビィという伝説の白い獣によく似た、どこか儚げな少年と出会うことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-13 22:31:20
18194文字
会話率:48%