左大臣家には兄妹がいる。
兄、定正は若くして左近衞府の中将となった、通称桜の中将。
妹、桜子はその美貌から帝の女御にと噂が立つ通称、桜姫。
この二人、実は禁忌の双子であった。
桜子が生まれた時、暗雲は消え去り咲かずの桜が芽吹いたのだ。
左大
臣はこれを神の祝福とし、桜子を一年遅く生まれたこととした。
そんな桜子に入内の話が持ちかけられ、断るための口実として東宮の尚侍として内裏に入ることとなった。
尚侍としてやってきた桜子に東宮は、己は呪われているのだと赤く蛇のようなあざのある腕を見せる。
あやかし退治の名手と名高い定正に、呪いの正体を突き止めてほしいと願う東宮。
しかしそのあやかし退治、実は破邪の力を持つ桜子が定正の体に乗り移っておこなっていたのである。
誰にもその真相はバレてはならない。
定正と桜子はお互いの体を入れ替えながら、呪いの真相を暴いていくーー。
※平安【風】ファンタジーになります。
拙い知識のため間違えがあるかと思いますが、そういうものなのだなとお読みいただけますと幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 19:23:55
41459文字
会話率:44%
曾祖父ちゃんが亡くなった。
地域で守ってきたお稲荷さんの社にお参りするのは俺しかいないらしい。祖父ちゃんはそういうものだと言うし、父さんはいいから行ってみろとしか言わない。
何も知らずに足を踏み入れ、それまでとは違う世界を知った主人公の物語
。
*この小説はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 17:41:49
131255文字
会話率:36%
40、無職、妻子なし、家族付き合いなし、社会保障制度で食いつなぐ日々。
安楽死法施行で利用を決意。
安楽死カプセルの中、安らかな死を迎えるおじさん。
昇天直前に世界は変わった。AIが世界を支配し、ゲームにした。その瞬間、自殺が
不可能となった。
運が悪いとガチで死ぬそのゲーム。おじさんは死んでもよかったので普通にハマる。
魔王を倒すと一部、自由を取り戻せるらしく、善良なプレイヤーはそれを目指したが、おじさんはそういうものに興味はなかった。おじさんはモンスター収集に凝る。
モンスターを捕まえて、育てて、配合させたりする奴だ。
攻略そっちのけでモンスター収集に「狂」じていた凝り性おじさんは経験値を積み重ね、いつの間にか自分自身が最強クラスになっていることに気づいていない。
あの日、ほぼ死んでいたおじさんは死亡フラグが破損し無敵であることにも気づいていない。
【過去最高順位】
■ローファンタジー
日、週、月間:1位、四半期:2位、年間3位
■総合
日間:1位、週間:3位、月間:3位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 00:41:26
27225文字
会話率:52%
さぁて、御立合い。ベベン!
とあるところにいた悪の組織ギャクゾークと戦う断罪戦隊ジャジメント。
正義の名の下に悪を断罪するヒーロー
悪の名の下に正義を駆逐するヴィラン
それぞれが己が信念のもとに
正義と悪が戦う中、突如光に包まれる。
それは、異世界召喚を繰り返し過ぎたためにおこった事故。
召喚術の暴走により悪の組織ギャクゾークは、本部ごと異世界に送られた。
彼らは不本意ながら来た異世界で彼らは信念に基づき、
悪事の限りを尽くし、侵略に乗り出すのだった。
ナンテネ、
悪の組織ギャクゾークは、良い人たちの集まりなのに悪を気取りの組織。
その中で総帥を務める顔は極悪人に見えるとても良い人であるゴクアークと
その元で不器用で良い人であるワルモーンが組織ごと異世界に転移し
そこで自身は悪だと豪語しながら
周囲を巻き込み平和に変えていくトンチンカンな悪の組織コメディー。
さあ、舞台の幕が上がります。
もう内容は、作者の身勝手極まりないストレスのはけ口です。
もう内容も無茶苦茶です。
そういうものだと思って暖かく見守っていただけるとこれ幸いです。
では、お楽しみください。ベベン、ベン、ベン!(三味線の音だと思いねえ)
〇これは悪を気取ったいい人たちが、悪いことしているつもりで周囲に感謝されるコメディーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 09:56:12
233475文字
会話率:22%
単純に読み方が間違ってるとか、そういうものも含めて勘違いされてる事とか、間違われがちな事とかを解説する。
個人的に「〇〇は間違っていて、正しくは●●」というのは大嫌いなので、そういう形はとらない。そういう説もあるよね程度で。そして大体「正し
くは●●」って大抵間違ってるんだよね、そんな簡単に「〇〇は間違い」と言い切るのは無理でしょ。
「ガーターは間違いで正しくはガター」とかさ、確かにそうかもしれないけど、「じゃあ何でガーターと言う人が多い、多かった」のかしっかり調べないと何ともいえないよねって。
と、言いつつ1回目のテーマから「Wikipediaに書かれてる事間違ってるよね」から始まってるんだけどさ。
正直「聖徳太子なんていない、厩戸皇子だ!」とかも明らかに現代の教科書の方が「間違ってて」一部の頭のおかしい歴史学者の話を鵜呑みにしてるだけなんだけど、さすがにそういうのは扱わないと思う。
「聖徳太子と呼ばれた人物はいない」「あんな奇跡は起こしてない」というなら「イエス・キリストと呼ばれた人物はいない」し「復活だのそんな奇跡も起こしていない」から「イエス・キリストなんて存在しなかった」ってなってしまう。バカじゃないのかとしか思えない。「厩戸皇子なんていない」という主張ならまだスジは通ってるけど、それは「存在した」っていうんだもん、無茶苦茶だよ。
これに限らず、今「無意味に書き換わってる」日本の歴史多いよね。それは解釈の問題で、書き換える必要無いというのばかり書き換えられていく。日本書紀以外に記述が無いから信用出来ないというなら、じゃあ日本国内に記述が無い邪馬台国をまず否定するところから始めろよとか思っちゃうんだけど。ああ、全然あらすじになってないね。歴史系は多分扱わない。何が正しいかなんてわからないから。「三段撃ちなんてなかった」とか迂闊には書けないよな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-11 23:15:56
32302文字
会話率:1%
怒りっぽくて、短慮だけど、素直な人なのだな。性格的に私とは合わなさそうだけど、仕事上のパートナーとしては、やれないこともないかもしれない。
「まだお仕事が無いようでしたら、続きを読みたいのですが、よろしいでしょうか」
「はあ……別
に許可なんていい。これから長い付き合いになるんだ、読みたい時は勝手に読め」
曇天の隙間から覗いた光明を頼りに、私は読書の続きに取り掛かった。気持ちが少し晴れたからか、先ほどよりもページを捲る手が軽い。気が付けば、手の震えは完全に止まっていた。
「……なあ、そんなに読書が好きなのか」
「他の趣味を知らないだけです。家では他にやることも無かったので、空いてる時間に本を読むのが当たり前になってまして」
「哀れだな。読書なんて、机に向かって椅子に座ったら、後はずっと暗記しながらページを捲る作業じゃないか」
「それは読書じゃなくて、暗記のお勉強でしょう」
「読書とはそういうものだろ?」
「全然違います」
これだけの本に囲まれながら、読書の楽しみ方も知らないとは。仕方ない、私が教えて差し上げよう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-22 10:51:08
27962文字
会話率:61%
順調な生活を歩んできたオジサンが、タイムリープで若い頃の後悔を解消する
ひょんなことからタイムリープのやり方を見つけてしまったオジサン。若い頃に後悔したことを、ただ解消するためだけにやり始めるが、社会人の性か年齢が進んでいる故に、物事に対
して冒険をせず、慎重に心がけて事を進めていく。
重要な点は、未知なる領域のタイムリープの所以、どうしてもバタフライエフェクトを避けなければならない。これは今の生活が美しい妻をはじめ幸せだからである。その幸せを壊したくない、だけど後悔を解消したい。そんな我儘なオジサンは、一見すると順調そうに見えたのだが、やはりそうは問屋が卸さないようで。
★短編の一人称タイムリープ物です。読者対象年齢は、若干高めに設定しております。実際にこんな薬を開発したらレポートを書くように淡々と記述していく格好になると思います。少し他作品とは毛色が違いますが、そういうものだと思っていただければ嬉しいです。
★カクヨムでも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-16 16:53:44
33433文字
会話率:20%
癌になったら、さっそく死のうというスタンスであった。
しかし、そういうものではないとNHKの特番を見て
備えをすることにした。
最終更新:2025-06-13 15:36:59
1751文字
会話率:0%
これは、とある世界に生きる|二頭身たち《カオスの化身》の物語―。
⋯ではなく。
何でもありのネタ全振り作品っ!!
読めばきっと笑顔になれるはず(なりすぎるかも)!
「何が平和なんだ」なんていう批判は受け付けませんっ!
そういうものだと
諦めて読みましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:27:35
1372文字
会話率:0%
入学式の朝、妹・シズの目覚めとともにはじまった、日常の物語。
優しすぎる姉・ミっちゃんの“気遣い”は、いつも無言で、静かに積み重なっていく。
すれ違いと喪失を経て、シズが最後に気づいた“お姉ちゃん”の姿とは。
──「お姉ちゃんって、そういう
ものでしょ?」
ふたりの日常が少しずつ“思い出”になっていく、切なくてやさしい家族の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-04 20:10:37
5536文字
会話率:19%
幽霊、妖怪、怪異。
オカルトチックなそれは、案外人の近くでうぇいうぇい元気に暮らしている。もしくは存在している。
見慣れたら平気だ。どんなに怖い見た目をしていても、どんなにグロイ見た目をしていても。
慣れてしまえば彼女のように。何を見ても、
何かおかしなことがあっても心乱されることはない。力があるのなら殺意高めなモノにだけ、同じだけの殺意を返してぶん殴れば全て解決!
そういうものだ。そういうものである。きっと、そういうものであるべきなのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-02 17:00:00
93254文字
会話率:25%
ワタナベはこの世に生を受け、仙台でエロ本と出会い、東京の大学で合同結婚式に参加するため統一教会に入信しようという夢を持ち、会社に入ってからは多くの非常識な同僚と出会いつつ、記者として世界各地を回りながら、報道コメディアンという新たな分野を切
り広げるが、人からは愚かな人生と言われ、デクノボーと呼ばれ、そういうものに私はなりたい、という人生を歩み続けている。
何言ってるのかよく分からない(富沢風に)
でも死ぬ前に、愚かだったのは俺のせいではない、と一言断っておきたい、という断末魔、慟哭の記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-31 10:00:00
27657文字
会話率:6%
<もう何処にも楽器が無い世界のとある酒場に、ぽつんとピアノがある話。>
作者ホームページ【edge-W | https://edge-w.takandan2.net/】と重複掲載しています。
※セクシャルな行動、会話の場面が存在しますので
、苦手な方は引き返してください。
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20年以上前に書き始め、終わりが見え始めた頃に手が止まってかなり間が空いたのですが、何事もなければ2025年中に完結出来そうなめどがついたので、「小説家になろう」には小分けにしたものを掲載してくことにしました。
「~なろう」では、エピソードタイトルに通算の番号を添えています。[(ここ)]
更新はホームページ上の1ファイル分で行いますので、大抵の場合は、複数エピソードが追加されます。
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>21世紀始まった年に未来物として書き始めたものなので、今の人にはもうピンとこなかったりかなり的外れに思えたりするかもしれませんが、そういうものだとあらかじめ御了承ください。
>ホームページ掲載分とは差異があります。画面デザインや演出等の点で、「ほぼ完全版」と云えるのはHPのものです。宜しければそちらも見て頂けると嬉しいです。
※加筆修正は、ホームページ上のファイルを優先しますので、「~なろう」に必ずしも反映されるとは限りません。恐れ入ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-30 23:30:00
675244文字
会話率:39%
二次創作を現実と混同するようなやからは、そういうものを読むべきではない。
最終更新:2025-05-19 00:00:00
375文字
会話率:0%
プレスマンに限らず、同じものがずらっと並んでいる姿は、何やら壮観である。自動車が代表的であるが、古くは埴輪や銅鐸なども、そういうものだったのかもしれない。
最終更新:2025-04-12 00:06:20
462文字
会話率:0%
三十二歳の兼業主婦、泉藍華(いずみらんか)は結婚六年目。
けれど、もう四年も夫とセックスレスだった。
仲が悪いわけではない。ただ身体を重ねないだけ。
レスや家事の負担など多少の不満はあれど、結婚はそういうものだと諦めていた。
自分より年下の
後輩が妊娠により時短勤務となっても、子供だけが夫婦ではないとも考えた。
しかし残業を早めに終えて帰宅した彼女は、玄関から聞こえてくる夫の声に立ち尽くした。
内側から聞こえてくる知らない女性の甘えた声と、続く激しいリップ音。
あんなキスを夫としたのはいつだろうか……。
夫に拒否され裏切られた藍華は女としてのプライドも、抱いていた愛情さえも傷つけられ泣いた。
そんな折、同僚に誘われた彼女は徳島県へと旅行することに。
同僚に案内された染工房で出会ったのは、顔に火傷の痕がある職人、蔵色蒅(くらしきすくも)。藍染体験がきっかけで知り合った二人は、反発し合いながらも互いの傷に触れ、惹かれ合っていく。
薄い色ならまだ、引き返せた。
けれどもう、色は濃く深くなってしまって……
セックスレス、実家の問題、義母との関係、出産、仕事……現代女性を取り巻くさまざまな難題の中、誰にも心を癒してもらえなかった女性は、ただ一人の手に堕ちる。
藍がめに布が沈むように、深く濃く染まりながら、堕ちていく―――
人は誰しも、愛されたいのだ。
これを不倫と呼ぶか、純愛と呼ぶかはあなた次第。
イメージPV↓
https://www.youtube.com/watch?v=o0_8V2qHBMk
※他投稿サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-16 02:24:07
76553文字
会話率:29%
日常に潜む怪現象。彼だけが紙袋の存在に違和感を抱く。だが、やがて自分も紙袋を被せられ、抵抗する間もなく「そういうもの」として日常に飲み込まれていく。シュールな短編。
最終更新:2025-05-12 09:00:00
4190文字
会話率:10%
高校生、一円 向介(いちえんこうすけ)は”すべてを受け入れる”という『性質』を抱えている。それはどんなことも、どんな現実もただそういうものだと受け入れることを意味する。その『性質』を見抜かれ担任の先生からある頼み事を引き受けることとなった。
それは『生徒お悩み相談室』の設置に伴っての所属だった。
人の気持ちも自分の気持ちすらもわからない一円に悩み相談を無事に務めることができるのか。
人間関係、気持ち、感情、思いやり、悩み、そして恋?
慣れない仕事に少ない仲間とともに彼は小難しい『問題』達を解決していくこととなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 00:12:13
351984文字
会話率:34%
「我々人工種には、最初からタグリング(首輪)が付けられた。そして人形のような生き方を教えられた。だから皆それしか知らない。という事は、タグリングを外した所で自由になるとは限らない。……逆に言えば、例えこれがあったとしても、どうしたら自由に生
きられるのか、本来の自分らしい生き方とは何か、それを個々人が自分で模索し、その方向へ進んだ時に、自由になれる可能性がある。」
……「原初の星」と呼ばれる星で、「イェソド鉱石」を採る為に人間に作られた「人工種」。彼らは「タグリング」という首輪で人間に管理されていて、土地移動や職の自由が制限されている代わりに「成果」さえ出せば厚遇される。
即ち人間にとって都合の良い存在でいる事を多くの人工種達が「幸せ」と思い、多少の疑問はあれど「そういうものだ」と諦める中、どうしても納得できない人工種が居た。
「心を侵略されたらバリアなんざ張れねぇよ」
人工種の中でも珍しいバリア能力を持つ穣は、幼少期から「自由」を求めて「反抗」を続けて来たが、それに対して管理の人間達は優しく「こんなに優遇してあげているのに」「人工種の事を大切に思ってるんだ」と穣に罪悪感を植え付ける。
相手が極悪非道な奴であるなら正々堂々勝負できるのに
相手が「善人」であるならば、こっちが「悪」になるしかない。
しかし管理の人間達は、穣を「悪」から救う為に、穣に「お目付け役」を付けてしまう。
「悪」にもなれず「自由」にもなれず絶望する穣。
果たして穣は、人工種達は、「自由」になる事が出来るのか?
……変化の波紋は大きく広がり、果ては世界を揺らす大波になる。
これは「自由への回帰の物語」
※この作品は「紺碧の採掘師・シナリオ版」を大幅にリニューアルして「小説版」にしたものです。「小説的な書き方」には慣れていないので文章的に未熟な面は多々ありますが、楽しんで頂ければと思います。
※第1章のみ、挿絵が入っています。
※「キャラクター設定画集」もあります。
※個人サイト「紺碧の採掘師」の他に「NOVEL DAYS」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-28 18:22:22
616376文字
会話率:55%
《BL作品です》
『番がいなくなった一匹狐の不吉な神社』
昔からそう言われている寂れた神社にいる『一匹狐』のことが、僕には昔から見えていた。
周りの人には見えていないのに自分にだけ見える不思議な『彼』。
なぜ自分にだけ見るのか、
疑問に思ったことがなかった。そういうものだと思っていたから。
「なぁ、この約束、ちゃぁんと覚えとらなあかんで?」
――でも、この約束だけは、どうしても思い出せない。
僕はどうしてあなたのことが見えて、僕はどうしてあなたのことをこんなにも……
「………もう、嫌になりましたか?」
「そうやない……おれはお前と、一緒に生きたいんや」
彼が涙を流すと、雲ひとつない真っ青な空も泣いてしまうのは、誰かが一緒に泣いているからかもしれない。
【 小料理屋を営む人間 × 1000年生きた四尾の狐 】
生きる時間が違う二人の、恋と愛と、未来の話。
✧作中の関西弁については温かい目で見ていただけたらと思います…m(_ _)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-26 13:35:37
7097文字
会話率:58%
短大の卒業が間近に迫っているというのに、松井莉子は就職が一向に決まらない。就職を希望した会社からのお祈りメールを受け取る毎日だ。
就活帰りに立ち寄ったコンビニで買い物をしていると、事故を起こした乗用車とトラックがダイナミックに入店してき
て……気が付くと知らない世界にいた。
ギフトと呼ばれる才能が優先されるのだというその世界で、『調理補助』のギフトと中の下という魔力量が確認されたリコは、新しい世界で生きていくため仕事を得て働き出す。
しかしながら、就職先や周囲の人間には色々と事情や思惑があるようで……
-*-*-
※誤字脱字については気を付けていますがどうしても無くなりません、脳内で正しい変換をお願い致します。
※身分や都市計画等全ての設定は架空のもので、実在のものや歴史上のものとは全く関係がございません。全てこの物語の世界の中だけのものです。
※設定などはふんわりしており、ご都合主義が普通に存在して当然のようにまかり通ります。そういうものなんだ、とご理解ください。
※お気に召さない場合は、そっと閉じてご自衛ください。
※諸事情ありまして誤字脱字の報告・感想は受け付けておりません。ご了承下さいませ。
-*-*-
週1更新予定:毎週水曜日
諸事情により更新ができないとき、曜日が前後する場合もございます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-23 09:09:04
60670文字
会話率:41%
ハンディ魔道具店に所属する魔道具技師として働くサシャ。
四年前に卒業した母校での仕事を社長から頼まれ、渋々引き受けることに。
上司と共に現場に入ったサシャに、声をかけてきた男がいた。その男は四年ぶりに会う相手で……
◆誤字脱字、表記の揺
れ等は何度見返しても無くならないため、見つけた場合は脳内で正しく変換してください。よろしくお願いします。
◆世界観・設定はふんわりしており、妄想100%で出来あがっております。史実とは全く関係ございません。この世界ではそういうもの、とご理解ください。
◆短いお話を書く練習として書いたものですので、あれこれ端折っております。習作としてお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 10:07:23
19906文字
会話率:40%
王都から遠く離れた田舎にある男爵家の跡取り娘であるセシル。彼女は今生きているより前の記憶、『前世の記憶』をいうものが三人あった。
どれもこれも幸せとはいえず、若くして亡くなった女性の記憶だ。
その記憶のせいでセシルの目標は「今世は長生
きする」という現実的なもの一択である。
十七歳になった彼女は、王家主催のガーデンパーティーに出席する。出会いの場、としても一面も持つそのパーティーはセシルにとってはオシャレをして美味しいお茶とお菓子を堪能する場でしかなかった。
三人分ある前世の記憶と現在の状況から考えてた結果、跡取り娘である彼女が望む結婚相手は、貴族令息ではなく農家か畜産家の三男か四男であったから。
「王族だの高位貴族だのイケメンだの、そんなのはまっぴらごめん。婿としてお呼びでないわ」
しかし、そんな彼女に「僕と結婚してください」と初対面で結婚を申し込んで来た貴族令息がいた……
◆誤字脱字、表記の揺れ等は何度見返しても無くならないため、見つけた場合は脳内で正しく変換してください。よろしくお願いします。
◆世界観・設定はふんわりしており、妄想100%で出来あがっております。史実とは全く関係ございません。この世界ではそういうもの、とご理解ください。
◆短いお話を書く練習として書いたものですので、あれこれ端折っております。習作としてお読みくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 10:08:39
18686文字
会話率:29%