数百年前、
森にいるはずのエルフが流れ流され砂漠に到着。
それでもエルフは逞しくも生きていきます。
あるものは商売を始め、あるものは砂漠の緑化を目指し、あるものは他種族と組んで冒険者稼業に勤しみます。
月日は様々な所に影響を及ぼし、主人公は
魔法のじゅうたんを駆り、砂漠を渡る運び屋稼業で日々過ごしてます。
21話よりスナネコが餌付け(?)されました。
2016/02/02完結しました。
ですが、感想・評価大歓迎です。お待ちしております。
新エピソード、始まりました。(2016/03/08)
カクヨムにて手直し版更新終了です(本編のみ)
追加エピソードはこちらで更新していきますので、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-18 08:13:09
1058756文字
会話率:34%
拙作「エルフ、砂に生きる」の未来のお話しです。
興味を持たれた方は、ぜひ前作「エルフ、砂に生きる」からお読みください。
最終更新:2020-10-27 08:04:50
12247文字
会話率:36%
最初、咳を出し始めたのはある民家の椅子だった。人の口のような裂け目が椅子の座る部分の凹みにできて男のように低くてそして痰がのどに絡んだように咳き込むのだ。その現象に初めて会ったある民家の女性は悲鳴を上げて椅子から立ち上がった。何しろ、いき
なり激しい風が自分のお尻に吹き込んできたのだから驚くのも無理はない。その女性はお尻にべっとりとついた粘着きを手のひらで拭い取りながら咳き込む椅子を見ているしかなかった。次に咳き込んだのは教会のじゅうたんだった。やはりこれにも人の口の大きさの裂け目ができて今度は女の声で咳き込んでいるのだ。飛沫交じりの咳はずっと収まらずに祈りをささげるどころではなかった。そして、この病は人にも伝染し始めた。街の人々はほとんどが寝込んでしまうほどだった。街から咳払いの音が消えることはなく夜はお互い耳障りで眠れもしなかった。
少年は同い年の友達ハスと共に弓を背負って街の外の丘の上に来ていた。丘の上かららせん状に爬虫類のしっぽをちぎったような紐が少しずつ重ねられてふもとまで渦巻いている。少年たちはそのらせんに沿うように丘を下って行って渦巻の端までやってきた。そこにいたのは羊の少女だった。羊の少女は爬虫類のしっぽみたいな紐を渦巻の端に重ねた。「これはね、竜のしっぽなんだよ」少年が訪ねるのも待たずに少女は答えた。「殺さなきゃだめだ」ハスが叫んだ。少年は震える手で弓に矢をつがえる。「ごめん、サーヤ」と少年が顔をゆがませ弓弦を引き絞った時、丘からふもとまで渦巻いていた竜のしっぽの連なりがうごめき始めうねり少年の頬をはたいた。少年は少しよろけながらも矢の切っ先を少女に合わせて弓弦から指を離した。矢は彼女の胸を貫いて、彼女は虚空に消えた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-11 13:33:29
48681文字
会話率:40%
ミツル「僕はミツル。6歳です。妹と一緒にいつも空を飛ぶ遊びをしています。ビューン。ビューン。」
最終更新:2023-05-05 18:00:00
2039文字
会話率:76%
あなたは風が吹くとき、気をつけていることはありますか?
最終更新:2022-04-24 23:52:52
2019文字
会話率:0%
美しい景色を堪能していたのだが・・・。
最終更新:2021-12-09 21:14:09
290文字
会話率:0%
虹色のじゅうたんに乗ってだいちゃんと近所の子供たちと風船たちが宇宙の星『雲の王国』へと旅立っていく。雲の王国は魔法の国。不思議とワクワクドキドキがいっぱい。しかしそこに事件が起きる。王様の弟が国を破壊しようと暴れる。はたしてどうなるのか?
最終更新:2020-05-05 17:36:51
38846文字
会話率:42%
「CHITKU・CHETKI」
むかしむかし、あるところにおひめさまがおりました。
おひめさまはとてもあいらしく、くるくるとまかれたくりいろのかみはうつくしく。
はだはシルクのようにすべすべとしていて、はっぱのようにすんだみどりのひとみ
はできれば、ほうせきばこにしまっておきたいような
それは
それは
きれいなおめめでした。
おひめさまのおへやはとてもふかふかしたじゅうたんがひいてありました。
ふむのがもったいないくらいのまっかできれいなじゅうたんでした。
それだけではありません。
おんなのこならいちどはゆめみるてんがいつきのベッド
ビーナスがほほえんでいるちょうこくのかがみ
いろんなほうせきやリボンがついたドレスがなんびゃくちゃくもしまってあるクローゼット。おひめさまがほしいものはなんだっててにはいりました。
めずらしいとりのはね
がいこくからとりよせたこうすい
まちでみかけたおんなのこがもっていたおかし
おひめさまはとてもあいらしく、そしてまたとてもあいされて、たのしいまいにちをくらしておりました。
おひめさまにはうまれたときからじいやがおりました。
おかあさんのじょうおうさま
おとうさんのおうさま
ふたりはとてもいそがしかったので、じいやがおひめさまのおせわをしていたのです。
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※平仮名で、に声に出して読む童話。
少しダークファンタジーです。孤独なお姫様がじいやに聞いた空想の怪物に心奪われる話です。
大人の童話を目指しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-28 18:49:10
10468文字
会話率:19%
海に花が咲いていた。曼珠沙華(まんじゅしゃげ)が、まるで赤い絨毯(じゅうたん)のように敷き詰められ、どこまでも続いている。遠くに黒髪をなびかせた白い女が立っている。「裕子!」私は走った。【本文より抜粋】
恋人の病に気づいてやれなかった
主人公が最後にデートした海に向かう話。
※曼珠沙華=彼岸花の別称折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-23 20:04:38
2481文字
会話率:31%
県立島谷農業高校、通称「しまのう」に通う小野 将太は、農林科学科で林業や農業を学んでいた。農家の跡取りでもなく、一般家庭で育った将太は、成績上位を保ったままのある日、実習中に足を滑らせた白石を助けたことにより、クラスのヒーローとなる。
ヒー
ローになったのもつかの間、「しまのう」の恒例行事である実地研修が行われることに。研修後に研修成果の発表会もあり、技術の習得も苦労するのに加え、厳しさが有名な研修であり、みなが、嫌う研修だった。
ヒーローはどこで研修をし、何を学ぶこととなるのか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-21 18:37:42
13588文字
会話率:38%
学校ではいじめられ、同居する祖父母には冷遇される、そんな少女・青河ミズキ。
ミズキはある冬の夜、黒塗りの不思議なバスに乗せられて、見たことのない都市にたどりつく。
空飛ぶホウキ、空飛ぶじゅうたんで人々が往来するこの街は……あれ、東京?
そこ
は、20世紀に魔法が発見され、科学と魔法の力で発展してきたという平行世界だった。
時計塔のある魔法学校に入学したミズキは、猫っ毛の少年魔法使いアキラとぶっきらぼうな魔法技師の少年キリトに出会い、「世界を変える魔法」をさがす「チーム」に入ることになる。
なお、小説タイトルは仮題のつもりです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-01 04:00:00
7510文字
会話率:56%
とーよーの200文字小説
最終更新:2013-09-18 00:10:11
200文字
会話率:0%
男が魔法の絨毯を発明したという話。
最終更新:2012-07-31 10:29:44
200文字
会話率:20%
ある黒い子犬の物語。出会いと別れを通して何を学んでいくのか。
最終更新:2009-01-22 20:42:37
408文字
会話率:40%