「しめ縄…。」
妻の謎の寝言。
それに起こされた私は…。
最終更新:2024-12-09 16:48:02
621文字
会話率:21%
平成10年7月、尾張多賀神社の裏手にある部落の一軒家に1人の老人が無断入居する。近所の人はびっくりして追い出そうする。空き家だが無人の家ではないからだ。この家の持ち主は2年前に旅に出ると言って出ていったままだ。当時35歳。
近所の人がび
っくりしたのは、老人がこの家の持ち主で、まだ37歳だと言い張る事だ。誰がどう見ても80歳か90歳位に見える。
老人は2年前に旅先で亥世界に入り込んでこの歳になっていたと語る。
老人の入り込んだ世界は常識では理解できないものだった。
常世の国――2百人の若者たちが暮らす世界。生活水準も縄文時代。政治や文化もない。生活に必要な物は必要なだけ作る。貨幣もない。人々は歳をとらない。老人にとってはあこがれの国だった。彼もこの世界では20代の初めのように若々しい。
しかし、1ヵ月に1人子供が生まれると、20歳の後半になった若者が1人消える。その場所も部落の北側にある、巨大な鉄塔の中に吸い込まれていく。
新月の前夜、塔の中から3メートルもある鬼が出てくる。鬼は部落に入って咆哮する。1人の若者がその咆哮に応じて、鬼と共に鉄塔に入っていく。
老人(主人公、山下統一郎)は鉄塔の中に入って見守る。
鬼が若者を貪り食う。その凄惨な光景を見た時、山下は鬼を殺すことを計画する。そして火で鬼を焼き殺す。
だが鬼が殺された事で、山下は部落から追い出される。
この世界に戻って山下は見る見るうちに老人と化す。
この世界に戻っても、あの世界で夫婦となったイトから霊感で情報が送られてくる。鬼は牛頭天王で、彼は蘇ろうとしている。山下はあの世界に帰る事を許される。
老人は新月の前の晩にあの世界=常世の世界に帰る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-30 08:25:59
51239文字
会話率:10%
むかしむかし。
都から少し離れた山の中で、火事が起こった。
数日間燃えたその山だが、いざ火がおさまってみると、現場の木々は葉と皮を無くしたのみで、身体そのものには焦げひとつついていなかった。
神の御業だと、人々は一帯をしめ縄で囲い、人が立
ち入らないようにしたのだけど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-26 22:00:00
3495文字
会話率:6%
むかしむかし。
とある村の裏手に、木々の生えない、岩の肌をむき出しにした小山があったという。
その頂に置かれた、しめ縄に縛られた岩を「神岩」と村人たちは呼んでいた。
手順を踏んだ儀式を行えば、夏の耐え難い暑ささえ吹き飛ばすというのだが…
…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 23:00:00
2292文字
会話率:0%
仕事の同僚と慰安旅行としてマツタケ狩りに来ていた鈴木浩太。そこには同期でありながらも上司である、佐藤凛華もいた。最初は乗り気では無かった浩平も、マツタケが取れ始めると、ウキウキしてきてしまう。
そんな気持ちとは裏腹に、進むにつれどんどん奥
へと入って行ってしまう主人公たちは、そこで妙なものを発見する。東と西へと延びる、しめ縄。まるで、何かを封印するかのように、見えなくなる場所までそれは続いている。.....不気味だ。いかつい見た目に似合わず、寒気を感じる浩太。恐れもせず超えて奥にはいってしまう凛華。
霊感何て生きてきて三十五年、全く感じたことなんてないし、幽霊も見たことがない浩太。しかし、何かがやばい。それを感じた浩太は、急いで凛華を追う。
予想通り、しめなわで隔離された領域は、危険だった。何かの獣の唸り声と、咆哮。対面、襲撃、逃走。逃走と暗闇の果てにあったのは......もこもこだった!?
「あれ......?俺、オオカミになってね?」
新感覚、ファンタジー!スライムでも、魔物でも、勇者でもなく、ただのオオカミへと転生してしまった主人公!?一体、この先どうなってしまうのか!!!!
新シリーズ始めました!【転生したらただのオオカミだった件!?】内容はどうなるかは知りませんが、発想は面白いものができたと思います。これは、かなり面白くなりますよ......!更新頻度としては、一日空きで投稿していきたいと思ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 00:00:00
174455文字
会話率:76%
これは私が実際に体験した話です。
※この物語は怪談(ホラー)です、苦手な方はご注意ください。
※他サイトにも掲載しております。
「カクヨム」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883675501
/episodes/1177354054883675504
「エブリスタ」
http://estar.jp/_novel_view?w=24718651
「pixiv」
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8446744
「note」
https://note.mu/daisuke20111213/n/nb380a35fae0d折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-23 03:38:41
3523文字
会話率:13%
寺子屋の野外学習という名目の元、都へ納める税である山菜等の特産物を採りに山へ入ったある日の事。
友人である勝が要石の札としめ縄を外し、一人の生徒が犠牲になった。そこで康太は、これ以上の犠牲を出さない為に文献で読んだだけの封印術を実行する。術
は成功したかに見えた。
しかし、翌日封印を確認に行くと辺りは戦の後の様な惨状になっていた。
その後武士に母を殺され、母の遺言通りに解放された妖魔についていき、自らに隠された秘密を調べる事にする話です。
一応ファンタジーのつもりで書いています。
誤字脱字等があればご報告をお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-31 11:43:55
43626文字
会話率:77%
庭に一本の桜の樹があった。他の桜と違ったところはしめ縄を絞められて、祀られていることだけ…… その桜に何が祀られいるのか。 桜の樹に宿る悲しい鬼と、妖しに縛られた青年が織り成す物語
最終更新:2013-01-03 00:32:53
17905文字
会話率:29%
ある日、中野という男は、BL小説家のななみと出会う。
中野は運悪くななみのターゲットになってしまい、小説をしめ縄人形ジョニーと共に作り上げていくことに。どうなってしまうのやら・・・
最終更新:2012-11-11 17:38:14
4666文字
会話率:65%