妹に頼まれて、だらしない体になってしまった妹の友達をロードバイクで引き締める事になった。
最終更新:2024-09-23 07:54:58
243318文字
会話率:61%
文芸社より2017年 自費出版。
1985年。排卵障害の不妊症である亜沙子は、不妊治療で病院に通っている。
夫の俊とは、大学時代に知り合い、不妊症であることを告げ、それを承知の上で結婚した。夫、俊の転勤先の浜松に住んでいたが、東京へ転勤で帰
ってきたのを機会に、HMG・HCG療法という排卵誘発剤による不妊治療を始める。学生時代に、医者の姉に紹介された病院で、結婚前に検査をした病院である。排卵しない体なので、妊娠は無理だと諦めていたが、病院の治療で排卵することが解り、子供が出来る期待が高まる。
俊の実家近くの湯島のマンションに住む。亜沙子は、結婚前から、俊の実家の楯端家の下町の家族の雰囲気が好きで、そこに家族の理想像をイメージする。長男の子供、舅姑に内孫となる子供を産みたいという願望にもなる。
注射の副作用に苦しみながら続けるが、排卵誘発剤で排卵させ、その時期に合わせて性交するタイミング療法では、なかなか妊娠せず、医者から人工授精を勧められる。戸惑いながらも人工授精を行って、やっと妊娠する。亜沙子の喜びは大きかった。病院スタッフや家族とも喜び合う。しかし、直ぐに稽留流産となって掻爬の手術する。その手術の日は、姉の3番目の子供の出産日と同じだった。手術後、亜沙子が静養していた実家に、姉が赤ん坊を連れて退院してきた。
気持ちの葛藤が有りながら、翌年から、また治療を始める。
直ぐにまた妊娠できると考えていたが、前年の治療期間を過ぎても、再度の妊娠は無く、医者から、不妊治療専門窓口の有る、体外受精に成功した病院を紹介され転院する。そこでの他の人の体験や、更に高度の不妊治療の情報を見聞きする。そのうち、その病院の雰囲気に違和感を感じ始める。
高度の技術のある病院での人工受精に期待が大きかったが、結局その病院でも人工授精に失敗して、不妊治療を続けることに疑問を感じ始める。
再び俊が浜松に転勤になる時期が近づき、俊の意見に従って、夫の良き伴侶で有れば良いと考え、不妊治療を諦めてしまう。
その後も不妊治療を自ら諦めたことに敗北と罪悪感を抱き続ける。一連の喜びと悲しみ、全ての想いを心の奥底に沈殿させた。
2012年。4月から東京に戻ることになった。25年の期間を経て至った今の心境。押し殺してきた『沈めた想い』を今一度、見つめ直したいという気持ちになる。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 10:00:00
59632文字
会話率:26%
沈めた想い 続き
1985年。排卵障害の不妊症である亜沙子は、不妊治療で病院に通っている。
夫の俊とは、大学時代に知り合い、不妊症であることを告げ、それを承知の上で結婚した。夫、俊の転勤先の浜松に住んでいたが、東京へ転勤で帰ってきたのを機会
に、HMG・HCG療法という排卵誘発剤による不妊治療を始める。学生時代に、医者の姉に紹介された病院で、結婚前に検査をした病院である。
排卵しない体なので、妊娠は無理だと諦めていたが、病院の治療で排卵することが解り、子供が出来る期待が高まる。
俊の実家近くの湯島のマンションに住む。亜沙子は、結婚前から、俊の実家の楯端家の下町の家族の雰囲気が好きで、そこに家族の理想像をイメージする。長男の子供、舅姑に内孫となる子供を産みたいという願望にもなる。
注射の副作用に苦しみながら続けるが、排卵誘発剤で排卵させ、その時期に合わせて性交するタイミング療法では、なかなか妊娠せず、医者から人工授精を勧められる。戸惑いながらも人工授精を行って、やっと妊娠する。亜沙子の喜びは大きかった。病院スタッフや家族とも喜び合う。しかし、直ぐに稽留流産となって掻爬の手術する。その手術の日は、姉の3番目の子供の出産日と同じだった。手術後、亜沙子が静養していた実家に、姉が赤ん坊を連れて退院してきた。
気持ちの葛藤が有りながら、翌年から、また治療を始める。
直ぐにまた妊娠できると考えていたが、前年の治療期間を過ぎても、再度の妊娠は無く、医者から、不妊治療専門窓口の有る、体外受精に成功した病院を紹介され転院する。そこでの他の人の体験や、更に高度の不妊治療の情報を見聞きする。そのうち、その病院の雰囲気に違和感を感じ始める。
高度の技術のある病院での人工受精に期待が大きかったが、結局その病院でも人工授精に失敗して、不妊治療を続けることに疑問を感じ始める。
再び俊が浜松に転勤になる時期が近づき、俊の意見に従って、夫の良き伴侶で有れば良いと考え、不妊治療を諦めてしまう。
その後も不妊治療を自ら諦めたことに敗北と罪悪感を抱き続ける。一連の喜びと悲しみ、全ての想いを心の奥底に沈殿させた。
2012年。4月から東京に戻ることになった。25年の期間を経て至った今の心境。押し殺してきた『沈めた想い』を今一度、見つめ直したいという気持ちになる。。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 09:30:15
39970文字
会話率:24%
閉鎖的な村の片隅で暮らすルクフィールは、村のための薬を作りながら毎日空腹を抱えて生きていた。だがその年の収穫が思わしくなかったことから、ルクフィールの知らぬところで村長により人買いに売り渡された上に魔獣の襲撃を受けて瀕死の状態に。
そんなル
クフィールを助けたのは冒険者のジェイドで、彼はルクフィールを連れ帰るとお腹いっぱいにご飯を食べさせてくれると約束してくれた。
自分の空腹の理由も、不思議な力も、成長しない体も。ここから知っていけるかもしれない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 20:00:00
67102文字
会話率:29%
「レイシー、お前のようなだらしない体つきの女は俺の婚約者に相応しくない。よってlお前との婚約を破棄する!」
とある食事会で、そんな声が聞こえてきましたけれど。
第二王子殿下からの婚約破棄? そんなのどうでもいいです。私が求めるのは食。パ
ーティーで豪華なお食事やデザートを頂かないなんて考えられません! ご馳走を食べ尽くすのです!
※主人公がひたすらに食べてるだけのお馬鹿な話です。婚約破棄は完全におまけ。
※知様主催『ぺこりんグルメ祭』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-28 00:00:00
5400文字
会話率:22%
40代のだらしない体のおっさんが誤って異世界転移させられ、一生をそこで終えるが、その誤りを補償をしてもらえることになる。
人知を超えるモノに下手な補償を求めれば、きっと消されると思って慎ましい補償を希望すると、もっと補償を追加してくれる
ことになる。
おっさんは元の世界に戻って普通の生活ができると思ったら、美少女JCにTSしているではありませんか。
おっさん、既婚者で、事情の知らない妻がこれから単身赴任先の自宅に来るんですけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 05:17:11
6247文字
会話率:10%
怪盗レオナルドが狙うのは、黄金を示す『アルゴ船の羅針盤』だった。
慣れた手で屋敷に侵入すると、そこには色素の薄い少女の姿が。
少女は怪盗を見るなり別人の名を口にする。
「おかえり、アンジェ」
レオナルドはこの屋敷で思いもしない体験をする。
最終更新:2022-08-03 17:00:00
12662文字
会話率:25%
早老症により普通よりも早く死んでしまった青年、佐藤 研。彼は、神の気まぐれで異世界に転生することになった。その時、研は老化しない体を望んだ。そして立った異世界。異世界で彼はレイスになっていた。「老化しない体を望んだけどレイスになるとは思わな
いじゃん!」魔物のレイスとなった研はこの異世界をどう生き抜くのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-06 20:00:00
2815文字
会話率:26%
伝奇サークルに所属する主人公が語る、奇妙でパッとしない体験談。
最終更新:2021-09-13 05:23:14
3145文字
会話率:19%
リラ国で起きた目潰し事件。
騒ぎの夜は明け、平穏を取り戻そうとする町の片隅で、新たな日常を迎えようとしていた東雲雅日は、リラ国の化身ラセット・リラの御前へと招かれた。
「雅日、騎士団の一員として働く気はないか?」
体内での魔力生成が安定し
ない体質――先天性魔力不全を抱えた騎士、隊正。
雅日が任された仕事のひとつは、彼が抱える魔力由来の不調を支えること。
今まで自分は非能力者だと信じて疑わなかった雅日だが、雅日自身の努力次第でこれから魔術師になれる可能性があること知る。
主君の期待に応えるため、隊正と行動をともにしながら、雅日は魔術の世界に足を踏み入れるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-27 13:00:00
280609文字
会話率:74%
白崎真央 恋に恋する23歳。
148㎝の小柄な身体に54kgの体重で、はっきり言って小太り気味。
そんな真央の趣味は、色々な方法で試すダイエット。
それなのに一向に変化しない体重。
しかし、それでも真央は充実していた。
期間限定のダイエット
法を試し、アンケート回答をする所謂ダイエットモニターになる事が目的なのだから。
何故なら、それのお礼の品ー返礼品ーに首ったけなのだ。
いやもう、高鳴る胸を抑え返礼品が届くのを待つ姿は•••恋する乙女。
そんなダイエット女子の真央がある日返礼品として届いた謎のメールを受け取った。
"ダイエットモニター100回目、ありがとうございます!白崎様には特別な返礼品を送らせて頂きます。素敵なダイエットライフをお送り下さい。"
謎なメールと共に突然、異世界へと飛ばされてしまった。
そして飛ばされた先は魔法が存在する異世界
そうと気付かず飛ばされて早々、未知の生き物に襲われそうになり•••まさかの魔法が発現!?
異世界でも持ち前の方向違いの前向きさで、趣味に邁進していきます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-26 10:00:00
16840文字
会話率:20%
今まさに!? 偉大な研究結果を知る時が来たのだ!!!
私の名前は、 『石添 むつみ』27歳、ある研究室で博士の下で日々
助手として勉強しているところです。
そして、、、!
その偉大な博士が私の尊敬する『室子 正明』48歳独身お風呂ギライ
なのです。
博士が今! 研究している事は、、、?
病気や怪我をしない体!
【不老不死】という特別な体をつくりあげること。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 03:00:00
2652文字
会話率:45%
気になる女性に触れても気絶しない体を獲得するため、過酷なトレーニングをしてきたおっさん(30)。酔いの勢いで女性に抱きつき、死んでもなお女神に抱きついたことで『丈夫な体(女)』に転生する。しかも転生した世界は、魔法科学文明が滅んでおり、異様
に強い魔物が蹂躙していた。
初めは現実逃避的にむふふな生活を送っていくが、力が欲しいと意気込む少年、少女、青年たちと出会い、おっさん思考で手助けすることにした(うまくいくとは限らない)。
このお話は、見た目美少女中身おっさんの残念すぎる日常と奮闘しながら生きていく姿を描いた異世界ファンタジーです。
~~~~~
※第零章はネタバレが含みます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-24 00:00:00
154642文字
会話率:34%
剣、銃、兵器を駆使し何万何億のエイリアンを蹂躙するオンラインゲームから、異世界に転移?!
愉快な異世界ライフかと思いきや、体はまさかの機械の塊に。
何不自由しない体で、何のために生きるのか?
最終更新:2019-05-01 23:58:53
9829文字
会話率:39%
場末の娼婦から類稀なる美貌を持って生まれたエミーリオは、将来、特殊な声を持つ歌手となることを母親に期待され、声変わりのしない体にさせられる。しかし華やかな歌手になるよりも先に、金のために特殊な性癖を持つ者の家に出入りさせられるようになる。
そんな日々を繰り返している中、貴族の家で賓客として宿泊していた若き皇帝ローデリヒの目に留まり、彼に引き取られることになる。
宮殿でエミーリオはローデリヒに寵愛されて暮らしていたが、未婚の皇帝が少年を愛人としている現状をよく思わない皇太后がエミーリオそっくりの皇后候補を用意し、ローデリヒがその娘を受け入れたことで、二人は離れ離れになる。
二人が再会するまでには何年もの年月を必要とした。ほんの少し足を伸ばせば顔を見ることができるぐらい、すぐ近くに存在していたのに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-29 20:00:00
41933文字
会話率:35%
影年一九九〇年。これは氷の剣士が氷の剣士に、炎の勇者が炎の勇者となる以前、英雄都市・ゲブラーの一角で繰り広げられた日常と崩壊。
全てはここから始まった──
「氷の剣士は炎の勇者に立ち向かう」の前日譚。
残酷描写タグ、R指定をつけました
が保険です。リアンは火傷をしない体質ですが、火傷描写っぽいものがあるので、苦手な方はお気をつけください。
一応「氷の剣士は炎の勇者に立ち向かう」を読まなくてもわかるように書きましたが、そちらも読んでいただけると、よりお楽しみいただけるかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-31 12:00:00
6160文字
会話率:23%