生まれつき青色が見えない少年・夏目伊織はその日転校してきた藤沢夏澄の髪が青く染めてあることに気づかず、きれいな黒髪だと褒めてしまう。そのことで伊織の秘密を知った夏澄は、放課後公園へ伊織を呼び出した。他愛ない会話をした後、伊織は夏澄に一目ぼれ
をしたと告白され、お試しで付き合うことになる。しかし、伊織は青色だけでなく、他の色や音も徐々に見えなく、聞こえなくなっていることに気づいてしまい、半分無気力で過ごすようになった伊織に夏澄は_
モノクロに染まった少年に差した、澄んだ夏の色折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-10 07:00:00
42201文字
会話率:38%
「誰でもいいから、彼女になってくれんもんかね」
「本当に誰でもいい? 私でも?」
他愛もない友人との会話で、恋人(仮)が出来てしまった平凡な高校生・三浦拓海は、
「……彼女とクリスマス」
「彼氏とクリスマス……」
「やろう」
「やりましょ
う!」
男女交際に興味がある早川夏帆とクリスマスまでお試し交際をすることに。
恋人が出来たらやってみたいことリストを埋めつつ、ゆっくり恋人になっていく二人。
――を始めとした、現代高校生らの青春ラブコメオムニバス。
◆くろこだわに先生に素敵なイラストを描いていただいています!是非挿絵機能をオンにしてお楽しみください◆折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 07:00:00
440256文字
会話率:45%
無自覚女たらしの超鈍感系主人公は半年間付き合っていた彼女に「乙女心が全く分かっていない」とフラれてしまう。
本人は努めて紳士に振る舞っていたのにどうしてそうなってしまったのか分からずにいた……
クリスマスデートでも門限には帰れるように気
遣ったし、家に招かれた時も長居するのは邪魔かと思って夜が更ける前に帰った。
そんな紳士的な俺のどこが悪かったんだ!
そんな悩める主人公に気心知れた幼馴染が提案する。
「私が乙女心の何たるかってやつを教えてあげる。だから私とお試しで付き合ってちょうだい!」
主人公は願ったり叶ったりとこの提案を受け入れる。
幼馴染がどんな心境でそう言ったのか全くもって知らずに……
これは読者のツッコミ待ちのギャグコメディー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-11 19:10:10
3046文字
会話率:44%
「センパイ、好きです。愛してます。私を彼女にしてください」
「夢か」
「夢じゃないです、現実ですよー? 私と結婚してください♡」
「俺は君のことを知らない。知らない相手にそう迫られても危機感しか感じないぞ。存在も言動も突飛すぎる……君
の出方によっちゃ俺も色々考えなきゃならんことがある」
「それは――私との交際を前向きに?」
「ストーカー被害に関する警察の相談窓口を調べたりとか、そういうのだ」
「あ、それはガチで困りますごめんなさいちょっと頑張りすぎました。反省するので少しだけ私とお話ししてください。仲良くなりたいです」
「いや俺としちゃ遠慮したいというかもうお腹いっぱいなんだが……そもそも誰なんだ、君は」
「私ですか? 私は美月といいます。一年C組、我妻美月。十年後の未来から来た世界で一番あなたの伴侶に相応しいオンナです」
新学期、突如現れた後輩女子に衝撃の痛い告白をされる主人公。主人公が好きすぎる彼女と過ごすスクールライフラブコメディ!
※カクヨム様でも公開してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-07 21:31:26
103484文字
会話率:72%
仮面舞踏会で自分が一方的に婚約を破棄した相手ジュリアンと再会してしまったエレノア。
彼女は両親が行方不明になり叔父が騙され家が没落し、更には自分の身まで狙われた事もあり、彼を巻き込むのが嫌で姿をくらましていた。叔父が遭った詐欺の件や襲撃の件
の犯人を捕まえようと乳母と二人で豪商のピンカートン家で働きながら手がかりを追っていたのだが、再会して大ピンチだ。
しかし仮面舞踏会が幸いし正体はバレなかった……と安心したのも束の間、何と顔を隠したままジュリアンとお試し交際することになってしまった……な話です。プロローグ含めて全30話。※カクヨムにも掲載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-29 12:00:00
151569文字
会話率:38%
「花嫁の方がよっぽどお似合いだって言うならもう、この際再就職先はそれでいいよ――」
「だったらちょうどいいじゃないか。君、私の嫁に就職しないか?」
社会人三年目にして、早くも社会の荒波に押しつぶされつつあった橋田家の長男、透(トオル)。
うっかり酔いに任せて愚痴った言葉に、何故か応じる言葉あり。
いかにも仕事のできそうな女性、百鬼静華(ナギリシズカ)と成り行きでお試し交際することになった透だったが、主夫業も家政夫業も、今まで家事の一切を母や従姉妹に任せていたぐうたら長男には未知の領域。
立派な嫁となるべく、過酷(笑)な花嫁修業が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-05 23:45:07
100817文字
会話率:38%