昔、四国のお山にタヌキの集落があった。
人間たちが住む里には優しいお地蔵さまが鎮座している。
そのお地蔵さまを巡って村人とタヌキの交流が始まる。
そんなある日、お山に飢饉が襲い、タヌキたちは里の村人たちに助けを求めた。
村人たちも決して豊か
ではないが、できる限りタヌキたちを助けた。
そのご恩を決して忘れないタヌキたち。
やがてこの国に戦争の影が忍び寄る。
里の村人たちの中からも次々と若者が兵隊にとられた。
そして尊い犠牲者となって故郷に変わり果てた骨として帰ってくる。
その悲しい光景を見たタヌキたちが立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 04:00:00
77453文字
会話率:11%
この国では百年使われた物には、付喪神が宿ると言われている。しかし、五年使われただけで放置されていた暖炉はすっかり拗ねてしまい、魔人になってしまった──────
なろうラジオ大賞5の投稿作品になります。ワードに暖炉、雪山、たまご、五年を
使用しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-24 01:00:00
1000文字
会話率:10%
これは私の幼い頃の話しだ。小学生の時に雪山への冬期遠足で、私はみんなとはぐれてしまい遭難した。
冬の雪山で子供が一人、助かる見込みは殆どなかった。
なろうラジオ大賞5の投稿作品になります。ワードに帽子、雪山、五年、三日月、和菓子を
使用しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-17 01:00:00
999文字
会話率:0%
むかしむかし。
年に四回の季節の節目に、お地蔵様を見越しに乗せて、村を練り歩く「子地蔵さま」という行事のあった村があったという。
動けぬお地蔵さまに世界を見せるという名目のもと、お地蔵様の留守を預かるのは子供たち。
その役目は子供にしか果
たせないものというのだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 18:00:00
2178文字
会話率:0%
頭に棘のはえたお地蔵さま。
何百年とここにいらっしゃる。
最終更新:2023-05-13 07:00:00
274文字
会話率:0%
そう。僕は魔王によって製造された岩石生体爆弾兵器。
ボムロック試作強化型。
その失敗作だ。
ルマルの村で “聖なる柱”として崇められていた巨大なクリスタル柱が、魔王の城に運ばれて新型ボムロックの素材にされてしまう。しかし、柱の中
にいた精霊によって完全なロックボムにはならず、失敗作として元の森に捨てられた数日後、一人の少女と出会う。
「爆弾岩? だったらお地蔵さまの名前はバクちゃんだね。よろしくね。バクちゃん!」
これは爆弾岩と少女が紡ぐささやかな願いの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 19:08:24
19308文字
会話率:35%
せっかく授かった命を捨てるぐらいなら。
このお地蔵さまにあげてください。
最終更新:2021-12-29 23:48:08
200文字
会話率:0%
いつも同じ夢を見ていた。緑の丘、お花畑、空は青く、たくさんの子供たちが楽しそうに遊んでいる。と、そこへ巨大な錆びた列車がやって来て、すべてを踏み潰して行った。そして次の瞬間には、何事もなかったように緑の丘が広がっていた。
最終更新:2021-06-04 10:03:35
2668文字
会話率:8%
昔むかし、瀬戸内海に沿う山陽道の途中の山道に、六体のお地蔵さまが立っておりましたそうな。
『ひだまり童話館 第24回「開館6周年記念祭」』参加作品
お題「6の話」
最終更新:2021-02-22 00:00:00
1000文字
会話率:24%
最後まで残っていた村人が立ち去り、地図の上からも消え去った山奥の村。
村を守る役目を失った峠の六地蔵は、以前に村を去っていた娘の消息を訪ねて都会へ出る。
見知らぬ土地で出会い、知り合い、お地蔵さまたちの最初で最後の冒険がはじまった。
昔話
は現在でも生まれるのか?などと考えつつ書いていた作品です。
百年後の昔話が今でも生まれ続けている、だったらいいなと思うようになりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 21:43:09
115087文字
会話率:39%
初めての長期連休だ。
さあどうする?
君ならどうする?
旅に出よう!
書を捨て! 町へ出よう!
パソコンやスマホを覗いてる場合じゃないぜ!?
ブルーライトの対策は出来ているか!?
目薬させよ!
風呂入れよ!
歯磨けよ!
……家に帰りたい。
誰も待ってなくたっていい。
家に、帰りたい。
というようなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-09 23:06:21
4398文字
会話率:2%
病弱なのに走ることが大好きな春風 晶は、寒空の下で雨に打たれ、動けなくなり、自称美の女神なお地蔵さまに看取られて死にましたとさ。
そんな記憶が甦ったのがわたくし、クリスタ=ブリューナク。
これでも侯爵令嬢ですの。
そう、こんなに
愛くるしい容姿と声の、とっても可憐なご令嬢ということになってますのよ。
ちなみに我がブリューナク家は奴隷階級を作り上げ平民を見下しているやばい一族ですの。
なるほどわたくし、いわゆる悪役令嬢ですのね?
って、こんな見た目だけど身も心も男だよ!?
そこはせめてT.S転生ではないのかよとお地蔵様を問い詰めたい!
これは"侯爵家最悪の非常識"、"屠殺令嬢"、"爆走女神"と数々の仇名で呼ばれながらも、なんだかんだでみんなを幸せにしていくご令嬢の物語。
いや、だから男なんだけど!
※【第四章まで完結しました、現在は五章】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-28 17:08:08
729555文字
会話率:39%
ある夜、酔っ払った雅人は何故か道端のお地蔵さまに絡んだ上に、ポキッとその首を折ってしまう。すると翌日、自らを地蔵だと名乗る何とも胡散臭い人物が突然現れ、雅人に「七つの善行」を命じて──!? とってもお馬鹿なサイキックコメディー!
最終更新:2019-07-30 12:30:09
33236文字
会話率:42%
『人が死ぬ病院の近くにあるお地蔵さまはね、やみ地蔵さまって言ってね、決して手を触れちゃいけないんだよ』
ばあちゃんに何度も何度も言われていたその言葉に当てはまる病院とお地蔵さまが、僕の家の近くにあった。一人では病院の方角を見る事さえ怖かった
僕だったけれど、近所に住んでいるさやちゃんが一緒に居てくれる時だけは、その怖さを忘れることが出来た。
でも、あの雨の日。さやちゃんと初めての相合傘をしたあの日、あれだけ関わらないようにしていたはずのやみ地蔵さまに、僕は関わってしまう……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-16 23:24:33
11961文字
会話率:37%
ひょんなことから、世にも珍しい『タマ袋をお股にぶら下げたお地蔵さま』に顔面を打ち付けてしまった女子高生のナナ。
そんな主人公が再び目を覚ましたその場所は、なんと太平洋戦争直前の日本。そして姿カタチは、モフモフの毛皮を身にまとった『たぬき
』となっていた。
彼女は死に分かれた兄の真相を探しながら、人間に戻り無事に未来へ帰るため、戦争に向かう曽祖父たちを護り抜こうと奔走する。
ちんちくりんでおっちょこちょいな、化けたぬきの仲間と共に。
総力戦と謳われ、妖怪をも参戦したといわれる日清・日露戦争の伝承をベースに、太平洋戦争に出征していった若い軍隊狸たちの物語を書いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-20 18:22:01
17114文字
会話率:25%
村人たちのもてなしに、仏さまがくれたのは二体のお地蔵さま。
一つは、なんでも願い事をきいてくれる「きく地蔵」。
もう一つは、なんにも願い事をきいてくれない「きかぬ地蔵」。
それをもらった村人たちの生活は一変して・・・
最終更新:2016-03-11 03:16:56
1605文字
会話率:10%
この世に生を得ることのできなかった赤ちゃんから、母へのメッセージ
(アメブロとミクシーには載せています)
最終更新:2014-12-03 22:58:45
3577文字
会話率:9%
お地蔵さまは、村のはずれに立っている――。
最終更新:2011-12-30 17:31:50
688文字
会話率:4%