明るい茶髪とチャラい顔からデートイベントでナンパしてくるモブキャラ扱いされることが多い雪代春斗は、ある日、一つ学年が下の『小悪魔』桜内花火が道端で座りこんでいるところに遭遇する。
話を聞き、花火が半ば家族に捨てられた状態であることを知った春
斗は、彼女を一人暮らしの家に居候させることを決める。
「なぁーんにもさせてあげないですけどぉ、私のこと泊めてもらえますかぁ?」
徹底的なあざとさから女子に嫌われ、男子に告白されまくっている花火は、同居生活の中でもやはりあざとかわいい一面を見せてくる。
「せんぱぁい、お風呂、ぽかぽかでしたぁ」
「ハル先輩っ♪」
――だが、同居生活の中で他の可愛い姿もたくさん見えてきて……。
例えば、図々しいのに可愛い姿。
「あっ、じゃあハル先輩! お布団は私がいただきますねっ」
或いは、からかってきてうざいのに可愛い姿。
「あ、照れちゃいました? かっわいい~」
もしくは、可愛く在ろうと頑張っている姿。
「全く全然意識してなくてどうでもいい童貞先輩相手でも可愛くないすっぴんは見られたくないんですッ! 恥ずかしいからマスクをつけさせてくださいっ」
それから、健気で殊勝で家庭的な姿。
「せっかく誰かとご飯を食べれるのに一人で食べちゃうのはもったいないって言うか、寂しいじゃないですか、みたいな」
『可愛い』は決して一義的ではない。
これは、色んな可愛いが詰め込まれたサプライズボックスみたいな小悪魔と「私は小悪魔じゃありませんっ。大天使ですっ」
……こんな風に、ナルシストな可愛さまであったりする。
これは小悪魔で大天使で女の子な桜内花火との等身大より少し背伸びした、甘い恋の物語。
※カクヨム様でも投稿折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-24 22:01:51
53332文字
会話率:55%
【おしらせ】
一週間に一話を目標に頑張っていますが、
実際は遅延も多く、色々と申し訳ございません。
【あらすじ】
俺の専属メイドはなにかがおかしい。
うざったいほどに、陰からちょっかいをかけてくる。
なのに二人きりでなくなると、途端にク
ールなプロのメイドに戻ってしまうのは、何故なんだ!?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 07:08:30
97902文字
会話率:37%
高校二年生の夏、至って平凡な生活を送っていた高宮蓮太郎はコンビニの前でアイスを食べていた。フラフラと歩いてコンビニへ入店するギャルが気になりその様子を見ていると、どうやらアイスを購入する為に取り出そうとした財布が無いらしい。丁度食べてい
たアイスが運良く当たっていた蓮太郎は、暑い中アイスを食べられなくて困っているそのギャルに当たり棒を手渡してそのまま立ち去る。「あの人、もしかして私が困ってるの見て助けてくれたのかな………? ナニソレ、超やさしーじゃん!!」―――それが後輩ギャル、逢沢涼香との出会いであり、蓮太郎の学生生活が一変するきっかけであった。それからというもの、次の日から自らを清楚系ギャルと名乗る彼女が構ってきた。
この作品は、平凡で冴えない(と思ってる)主人公がお金持ち清楚系ギャル少女と出会い、次第に互いが惹かれ合う日常系の青春ラブコメである。
※短編です。皆様の反応が良ければ連載化したいと思います。感想もお待ちしております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-22 12:06:05
3573文字
会話率:45%
生きてれば、誰だって一度は幽霊になる。
大学進学を直前にして幽霊のような存在になってしまった現野彼方(うつつの かなた)の親友『西天こころ(にしあまね こころ)』。
西天は、現野彼方の言葉と日記を通してのみ現実世界を知ることができる。
現野
の周りで起きる様々な謎を<現実を直接見ることができない故の客観的な助言>によって解決の手助けをする。
前向きな西天と後ろ向きな現野が過ごす謎と不可思議が入り混じった日常の物語。
相も変わらずボクっ娘は出てきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-04 01:09:17
84490文字
会話率:55%
猟師の青年と、化け狸の押しかけ娘のお話。
「お嫁さんにして欲しいポンっ!」
「そんなふざけた語尾の女はいらん」
うざいくらい好意タラタラで寄り添ってくるタヌキちゃんと、それにだんだん絆されていく青年の共同生活。
最終更新:2018-05-01 12:00:00
10084文字
会話率:84%