「迷い家」――遠野地方に伝わる話で、そこを訪れた者は、何であれ一つを選んで持ち帰らねばならないという。
その「迷い家」に、ふとしたはずみで出会ってしまった小学生が二人。魔法のスクロールを選んでご満悦の女の子を尻目に、何を選ぶべきか途方に
暮れた男の子。半ばやけくその愚痴混じりに「迷い家」を選ぶと……驚いた事に受理されてしまう。ただし〝収蔵品〟も〝備品〟も別扱いの未完成状態で。
その後、無事に元の世界に戻れたのはよかったが……使い方も鍛え方も判らない魔法を貰った女の子と、どこで建築中なのかも判らない「マヨヒガ」を貰った男の子。二人のささやかでおかしな冒険が幕を開ける。(第一部 五年生 一学期)← 今ココ
小学生の述懐という体裁なので、会話やモノローグではいつもより漢字を少なめにして、凝った言い回しも減らしています。ただし、二人以外の会話やモノローグなどはこの限りではありません。また、二人が愛読しているようなラノベに出てくる単語や言い回しは熟知しているものとして、漢字のままにしています。
R15と残酷描写は保険です。
【お断り】
本作に登場する地名・人名・歴史・道徳・法律・価値観・慣習・伝承などは架空のものであり、現実のそれとは無関係である事を、予めお断りしておきます。現実で作中人物と同じような行動をとった場合、何らかの法規に抵触するかもしれませんのでご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-18 21:00:00
205284文字
会話率:62%
三人陽キャ女子からいじめられる日々を耐え続けていた和真。しかし、彼の堪忍袋の緒も割と限界を迎えつつあった。そんなある時、いつもよりキツい一言三連撃を浴びたことにより、タガが外れた和真は突拍子もない方法で復讐を考えたのだった。しかし──という
おはなし折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-14 12:24:29
32616文字
会話率:36%
平凡な日常を送っていた大学生・羽倉信一(しんいち)は、ある日、授業後に予定がキャンセルになったため、いつもより早く帰宅することになった。家に着くと、彼は思いがけない光景を目にする。妹の羽倉愛乃が、同級生の美少女・桜海縁(ゆかり)とリビングの
ソファで絡み合っていたのだ。信一はこっそりスマホで二人の情事を録画し、その夜、縁を家まで送る途中で行動に出た。彼はその動画をネタに、縁と特別な関係を続けるよう脅迫した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-05 11:01:46
8823文字
会話率:26%
「………は?」
思わず出た声は面白いくらい間抜けで、なぜかいつもよりも高かった。
異世界に何故だか知らないが転移してきてしまった高校三年生の七全真野。
しかもそのせいか違うのか分からないがなんとTSして女体化してしまった!
しかし、
神は見捨てていかなかったのだ!
彼(彼女)に神が与えた力、それこそが『聖女の声』
その声の力で魔物を、人を、別の種族を、ドラゴンまでも彼(彼女)の声を聞くように!
一体この先、彼(彼女)の前には何が立ちはだかるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-01 23:00:00
62309文字
会話率:47%
高校生の夏は今クラスに好きな人がいる。
そんな夏の見る季節はいつもよりも綺麗に見えた。
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日常の一コマを切り取った春っぽい小説です。
見てくださった方が爽やかな気持ちになれば嬉しいです。
最終更新:2025-03-22 02:45:22
2261文字
会話率:23%
むかしむかし。それは海が、いつもより遠ざかったときのこと……
最終更新:2025-03-09 23:50:00
2335文字
会話率:5%
その年は、記録的な冷夏。
子供だった私は、それでも夏の勲章たるセミの抜け殻を探し、近所の山の中へ分け入った。
頂上付近を目指す私だが、その日はいつもより、頂が遠い気がする。
そこで出会ったものは……。
最終更新:2021-03-01 23:00:00
2745文字
会話率:0%
あなたは貴重な休日、どのように過ごすだろうか。
社会人2年目の心労を抱える友達は、寝て過ごすのが常だった。休みの前日、寝るのがもったいない精神で夜更かしをすることも大きい。
休みの日の食事は、カレー屋で食べるチーズささみカツカレーサラダ
付きのみ。いつもより遅めに起き出し、疲れに痛む身体を引きずる友達の前に、とある横断歩道の姿が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-20 20:00:00
3954文字
会話率:5%
「今年は、くれないのかよ?」
幼なじみの大介が、いつもより真剣な顔で言った。
物心ついたときから、毎年バレンタインにチョコを渡してきた。
でも今年は違う。高校卒業を控えた今、私はただの義理じゃなく、本当の気持ちを込めて渡したかった。
だ
けど、タイミングが悪すぎる!
ようやく決心したのに、電車では人が多いし、エレベーターは満員。
結局、私は渡せなかった。
──もう二度と、渡せないのかもしれない。
「ふぇ、ふえぇえええん……っ」
こぼれた涙と一緒に、想いも終わるはずだったのに──
「おい、メグ?」
ラストチャンス。
私はこのチョコに、本当の気持ちを込める。
ずっと、好きだったから。
香月よう子さん & 楠 結衣さん主催
『バレンタインの恋物語』企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-03-01 19:02:48
1890文字
会話率:34%
――綺麗な髪をしているね。
其れが全ての始まりだった。
褒められた事が嬉しくて、いつもより念入りに手入れをする様になった。
これを切る時は、未練を断つ時。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
作者は
湿度マシマシ、感情コッテリ。
が好きなので、
湿度カラカラ、感情あっさり。
は苦手分野です。頑張ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-18 18:13:14
902文字
会話率:28%
水族館からの帰り道。彼と私は手を繋いで帰った。
『恋人らしい事』を意識させられた後のこと故、私はいつもより怖気付いていた。
このままでは駄目だ。だから、腹を括れ。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません
。
注意事項2
喚かないのが~。の二人。
帰り道の話。ここいらからぎこちないズレが始まります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 08:20:11
1089文字
会話率:46%
凡そ三年前に提出した書類の整合性が取れず、また一からやり直しとなった。
凡そ三年前と言えば、まだ右も左も何一つ分からない時期だった。
あの時も、それなりに頑張ったのだ。四度や五度提出したのだ。
それでも、上手くいかない私はどう生きれば良い
のだろう。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
いつもよりもずっと短くなってしまいました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-28 18:12:17
574文字
会話率:13%
鏡に映るのは、いつもと通りの真っ黒な髪と大きく開いた真っ黒な瞳。ただし、髪はなんだかいつもより艶々しているし、大きな瞳を囲む漆黒の睫はやけに上向に長くカールしているような。ピンク色の唇はつやつやしてて、瞳なんかもうるうるとしていて・・・
ど
こからどう見ても女の子・・・な、俺?!?!?!
ここは魔法とファンタジーの息づく世界。
リュカ・ジョレンテ。15歳。
王立魔法学校 中等科3年生。
《世界の最果て》出身で、ばーちゃんがチートな大魔法使いってことを除けば、いたってフツーの男子中学生だ。
ある日、大賢者ガルゼニティの塔での掃除バイト中に、古い冊子を見つけるが、不幸が重なって壊してしまう。
退学を恐れるあまりこっそり持ち帰って補修魔法を試みただけのはずが、朝起きたらなぜか女の子になってしまっていた。しかも親友のロイド以外は、俺のことを初めからから女の子だったと思っている不思議。
チートなばーちゃんの孫の俺も、フツーではなかったのかもしれない話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 00:38:54
81471文字
会話率:19%
いつもよりちょっと遠くへ飛んでいった妖精が、迷子になってしまいました。
最終更新:2025-01-14 20:12:19
905文字
会話率:23%
毎日同じ低難易度のクエストしか受けていなかった俺は、欲しいものがあったため、いつもより難易度の高いクエストを受けようとしていた。
だが、一人だと危険だと思い、パーティー募集をかけることにする。
その時に出会った少女は、ある問題を抱えていた。
最終更新:2024-12-31 17:03:58
8226文字
会話率:37%
アラサー独り身の坂本勇馬は、しがない会社員をしながらも、それなりに充実した日々を送っていた。
休日には大学時代の仲間達と、サバイバルゲーム――いわゆる『サバゲー』を楽しんでおり、この日も森の中というアウトドアフィールドを満喫していた。
しかしある日のゲーム中、岩陰に隠れようと移動すると、突然足下がなくなって勇馬はそのまま落ちていってしまったのだった――。
目を覚ました勇馬は、まずはメインウェポンである自衛隊の89式小銃をモデルとした電動ガンが壊れていないか確認する。
だがそれは、いつもより重く、見た目も質感も違っていた。
そして極めつけには、弾倉にはBB弾ではなく……なんと本物にしか見えない金属の弾が入っているのだった。
呆然とする勇馬だったが、森の中に響き渡る悲鳴で我に返ると、意を決して走り出した。
女騎士と狼のような獣が対峙しているのを見つけた勇馬は、覚悟を決めて助けに入る。
89式小銃、それと同様に本物化したM26手榴弾を使って獣を倒すと、『ショップが開放されました!』というウィンドウが突然目の前に現れた。
そのショップとは、勇馬がよく利用していたミリタリー系を扱う『ミリマート』というネットショップなのだった――。
※作者は軍事知識がかなり薄いため、間違っていたりおかしなところがある場合があります。できる限り修正いたしますが、温かい目で読んでいただけると助かります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 12:13:44
184114文字
会話率:53%
一日の仕事が終わり帰宅すると、部屋ではいつもの光景が……。散乱した本や雑誌、ガタガタと揺れる椅子、狂ったように早回している時計。
「いい加減にしろー!!」 その日、私はいつもより疲れていて、ついにキレた……!
次の瞬間、目の前の男性が婚
約破棄を宣言していた。
これって、アレよね……?
全10話、完結しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-27 12:32:04
29910文字
会話率:40%
★一風変わったお客様。彼が帰った後のテーブルを前に、私は首を傾げます。
「むむむ?」
★いつもよりもちょっとだけ慌ただしいお店の中で、私が見つけた小さな違和感。気にしなければ良いだけなのに、なぜだか妙に気になります。
★魔法喫茶の日常で、奇
人変人が語り上げる毎度毎度のとんでも推理。果たして今日は、どんな世迷い言を言い出すつもりなのやら。
★「どうだい、見えない部分にまでこだわったんだよぉ!」(リニア談)
★魔法使いの少女と魔法が使えない変人が織りなす、ファンタジーの皮を被った日常系ミステリー。ロジカルな思考は異世界の魔法だろうと凌駕する。そしてクロネコは今日だって気ままに元気です!
★お楽しみいただければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-21 16:08:26
31854文字
会話率:23%
一九四四年、世界に『黒い霧』が現れた。
世界各地に現れては消えるその『黒い霧』は、触れたものを異形の怪物『鵺』に変貌させた。
だが、人類の中には『黒い霧』に感染しても怪物にならず、それどころか超能力を獲得する人達がいた。
彼らは特殊能力
者『アーベント』と呼ばれ、超能力を持つ故に怪物『鵺』を退治する役目を担っていた。
そんな世界になり、九〇年経った二〇三四年。
『復讐姫《クローザー》』と呼ばれた一人の女アーベント――月原紅音が、鵺の巣《スポット》を解消、そして『復讐』を終わらせてから数ヶ月が経った。
二〇三四年の末、例年通り、ディーポンド財閥のホテルで、ARSS独立記念パーティーが開催することが決まり、鵺の巣《スポット》を解消の立役者である紅音と相棒の雲林院葉月も当然招待される。
いつもよりも特別なそのパーティは、とある組織に狙われていて――――
※本作品は、『紅き復讐姫の英雄譚《カタストロフィ》 ―ABENSHEE―』(https://ncode.syosetu.com/n7067ih/ )の続編になります。
また、『紅き復讐姫』シリーズは、合同創作企画『ABENSHEE』を構成する二つの物語の内の一つとなります。
もう一つの物語及び他の作品については、Twitterアカウント 『ABENSHEE_情報局(https://twitter.com/abenshee_portal/ )にて随時公開中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-09 03:07:55
49543文字
会話率:42%
俺だけ魔法が使えないとか、なんの冗談だ?
俺、相沢ワタルは平凡で一般的な高校二年生である。
成績は中の下。友達も少なく、誇れるような特技も趣味もこれといってない。
そんなつまらない日常は突如として幕を閉じた。
ようやく終わった
担任の長話。喧騒に満ちた教室、いつもより浮き足立った放課後。
明日から待ちに待った春休みだというのに突然教室内が不気味な紅色の魔法陣で満ちたかと思えば、俺は十人のクラスメイトたちと共に異世界に転移してしまったのだ。
俺たちを召喚したのはリオーネと名乗る怪しい男。
そいつから魔法の存在を知らされたクラスメイトたちは次々に魔法の根源となる『紋章』を顕現させるが、俺の紋章だけは何故か魔法を使えない紋章、通称『死人の紋章』だった。
魔法という超常的な力に歓喜し興奮するクラスメイトたち。そいつらを見て嫉妬の感情をひた隠す俺。
そんな中クラスメイトの一人が使える魔法が『転移魔法』だと知るや否やリオーネの態度は急変した。
リオーネから危険を感じた俺たちは転移魔法を使っての逃亡を試みたが、不運にも俺はただ一人迷宮の最下層へと転移してしまう。
その先で邂逅した存在に、俺がこの異世界でやらなければならないことを突きつけられる。
挫折し、絶望し、苦悩した挙句、俺はなんとしてでも──『魔王』を倒すと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 17:00:00
765939文字
会話率:24%
地元で行われる夏祭りに、雅史は幼馴染の佳子を誘った。
夏祭りに来ることも、
佳子を誘って遊ぶことも、
何一つ特別なことではないはずだったが、
雅史はひどく緊張していた。
これまでならそれで良かった。
佳子はただの幼馴染で
それ以上でも
それ以下でもなかったのだから。
だけど、学園祭があったあの日から
雅史にとって佳子はただの幼馴染ではなくなっていた。
丘の上の社からは
祭囃子の音が響いている。
今日はなぜか、
いつもよりも一秒がとても長く感じた。
【補足】
冬野ほたる様周年お祝い&日浦様コラボ作品
冬野ほたる様の作品『夏祭り ― 初恋 ―』
(https://ncode.syosetu.com/n1568hz/)
をインスピレーション元として
それぞれで小説をプレゼントしましょう
ということで小池ともか様とコラボした作品です
投稿にあたっては冬野ほたる様のご了承をいただいています。
小池ともか様の作品はこちら
『青に咲く花』
(https://ncode.syosetu.com/n4780jt/)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-15 21:03:37
10215文字
会話率:26%
夜明け前、窓の外から鳥の囀りが聴こえてきた
いつもよりほんの少し長い囀りは
春の訪れの報せで
キーワード:
最終更新:2024-06-17 07:00:00
203文字
会話率:100%
彼と暮らし始めてから1年と少し。
良いことも悪いこともあったけれど
それでも上手くやってきたと思ってる。
休みの日にゆっくりできるのも、
日々を穏やかに過ごせるのも、
彼との日々の積み重ねの結果だった。
変わらない、「当たり前」の朝に
ほんの少しだけ
いつもよりちゃんとした朝食。
感じる違和感は形になって
突然目の前に現れた。
「君とのこれからの関係を見直したいんだ」
当たり前の毎日は
脆く崩れやすい橋の上に立っているのだと
私は知った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 12:02:34
4912文字
会話率:34%
俺、青木大智と斉藤雫、そして宇野神楽と天野由衣はカップルである。このお話はそんな2組のカップルがのんびりと日帰りの京都旅行でダブルデートわするお話。
***
いつもより軽く書けたとと思うから、気軽に読んでね
最終更新:2024-11-12 15:52:18
5878文字
会話率:68%
23世紀。第四次世界大戦により地上のほとんどが放射能等で汚染され、生き残されたのは頑丈なシェルターに避難した約1億人。月に本部を置く国際連邦が「レフュージ」という居住施設設置し、彼らを収容した。
2289年6月30日。「レフュージ」の一
つ、ネオ・トウキョウの統治府に勤務するSEであるミヤマ・ヒカリは、いつも通りに支度してオフィスに出勤した。いつもと違うのは、2年前に火星に移住した10歳の息子が受けた授業の記録をDLして読んだこと。そして数少なくなった出会う人と「よい残りの一日を」と挨拶すること。
その日の終わりに、彼女はいつも通りに夕食をすませ、いつもより多い睡眠剤を服用して眠りについた...折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-09 20:10:00
64529文字
会話率:19%
過去に4度の人生を経験した記憶を持つイリス・ラナンスキュラ。処刑や国外追放等で16歳の誕生日で必ず死んでしまう彼女は今度こそは、とあがき運命を覆そうとする物語。だが今回の人生はいつもと違うようで……?
※ヒーローが出てくるのは結構あとです。
気長にお待ち下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-08 23:17:27
134212文字
会話率:27%