世界最大の魔法大国アンブロシアの第一皇女ルーナ。双子の妹セイラとの決闘に勝利したルーナは自由を求めて逃亡の旅に出る。これからまた新たな出会いを繰り返し成長していく皇女ルーナ。これから待ち受ける運命を切り開いていく彼女の姿を綴る物語である。
最終更新:2025-02-01 14:41:29
77509文字
会話率:31%
勇者が僕の村の1年に一度の冬祭りにゲストとしてやって来た。
村のみんなはその勇者のたくましさに惚れ惚れしていた。
そして、肝心のお祭りはとても楽しくて、みんなお祭り騒ぎで、毎日が楽しくて…
しかし、僕はある日、降りしきる雪の中で見て
しまった。
最も恐ろしい魔族の姿を。
そして、その祭りが終わった日に、僕は地獄を体験することになる。
ーそして、これはそんな僕がこのクソみたいな世界に抗う物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:39:28
71282文字
会話率:34%
この物語は私と精霊の契約から始まる幸せな日々と、その幸せな日々が突然崩れ去る時のアンリの顔を楽しむ精霊との契約をなんとか破棄させるために、イケメン公爵達との婚約破棄を繰り返すアンリが奮闘する物語でもある。
最終更新:2025-01-31 10:19:13
20251文字
会話率:23%
これは…チート魔法少女と、史上最弱の竜滅士。
2人の問題児が、お互いの至らないところを補いながら、龍王ゼノバースを倒す物語である。
最終更新:2025-01-30 18:11:26
753文字
会話率:43%
若峰奏一郎は妻の若峰茉央との関係で悩んでいることがある。
実はふたりはここ数年、セックスレス気味だった。
夜の夫婦生活が、全く無い訳ではない。
しかし付き合っていた頃から新婚当初までと比べると、今は明らかにその頻度が減っていた。
奏一郎は他
人よりも多少性欲が強く、自分でもそのことは認識している。
茉央に対してもそのことは既に伝えてあったが、それでも彼女は奏一郎からの夜の誘いに応じなくなってきていたのである。
加えて茉央はアニメオタクで、しかも推し活大好きな一面がある。
ひとりで推しのライブに出かけることが多く、最近ではセックスよりもアニメ視聴や推しのライブに時間を割きたいという意向を押し出す様になっていた。
そんな或る日、奏一郎は茉央のスマートフォンに、知らないオトコからの着信が届いていることに気付いた。
セックスレス化に加えて、ひとりで出かけることが多くなった茉央。
それらの彼女の言動に、奏一郎は疑念を抱き始めるが――。
★R15は念の為につけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:27:28
32730文字
会話率:17%
大相撲、春場所。その千秋楽。
西の大関として土俵に上がった葦乃浜は、横綱との結びの一番で豪快な投げを決められて土俵外に落ちた。
その際、頭を強烈に打った為に意識が飛び、その後の記憶が一切失われてしまった。
ところが次に目を覚ました時には、葦
乃浜は見知らぬ部屋のベッドの中だった。
更に彼は、自身が伊勢ヶ灘部屋の力士ではなく、一介の高校生になっていることに気付く。
そこはやたらとバイオレンスな設定が変にウケたR18エロゲ『デッドカミングアウト』の世界だった。
葦乃浜はこの世界では主人公の敵側に属するやられ役の三下モブ、駒崎祥太郎として覚醒したのである。
ゲーム序盤で早々に退場するモブ中のモブたる祥太郎。
しかし祥太郎は大関葦乃浜としての力と技、肉体の頑健さを全て継承しており、その強さはこの世界では屈指といえる程の圧倒的なパワーを具えていた。
果たして彼は序盤で早々に消えてしまう三下モブの悲しき運命を覆し、生き残ることが出来るか。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。
★評価やブクマは頂けると嬉しいのは嬉しいですが、気に入って頂けたらで結構です。
★本業微妙に忙しかったり、PBWのマスター業やライター業で時間取れなかったりで、かなり不定期な更新になるかと思いますが、良かったらお付き合い下さいませ。末永く読んで頂ける物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 17:03:03
17742文字
会話率:13%
永倉辰昌は容姿端麗、成績優秀、文武両道、更には財テク達人で資産は億単位というスーパー高校生である。
そんな辰昌にも、ひとつ大きな悩みがあった。
実は彼、不感症だった。
半年前に包茎手術を受けて、晴れて女性とのお付き合い解禁などと喜んでいた辰
昌だったが、文字通りひと皮剥けた直後から、自慢のアレが使い物にならないことに気付いた。
勃起はするし、何なら夢精だってする。
しかし何故か女性相手に勃たない、興奮しない。
かといって同性愛者でもなければ、異常性愛者という自覚も無い。
そこで辰昌は気付いた。股間のアレの感覚が酷く鈍いことに。
痛覚はある、触覚もある。しかし、快感らしい快感が全く得られない役立たずと化していた。
これではバラ色の人生設計など夢のまた夢だと危惧した辰昌は、アレコレ頑張ろうと心を決めた。
これは、七転八倒しながら己の不感症と真摯に向き合うひとりの青年の物語である。
★R15と残酷描写は念の為につけてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-25 14:59:33
8674文字
会話率:26%
「ようこそ、君を、君だけを俺は待っていた」
目の前にいた人物は彼にそう告げた。
全王と名乗る目の前の人物は彼を転生させてくれる人物らしい。
異世界系アニメや漫画、小説が大好きな主人公が送る、自分のしたいこと、やりたいことをする異世
界生活。
全てを見て、全てを聞いて、全てを考え、全てを触って、全てを飲んで、全てを食って、全てを感じて、全てと戦う。
これはそんな彼の異世界生活の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:20:00
2123文字
会話率:58%
そこには一般で言う普通の会社員がいた。
「俺の将来の夢はヒーローだ!」
子供の頃はそんなことを思っていた。
しかし今の彼は普通の会社に努め、普通の業務をし、普通に一日を暮らしていた。
子供の頃思った夢は今じゃこの世界にいらないと思っ
てしまっている毎日である。
だからだろうか、彼は一度死に理由は不明だが異世界へと彼は飛ばされた。
このお話は異世界へと転移した彼がヒーローではなく盗賊になった。
ヒーローと盗賊、真逆に見える夢と現実。
ヒーローであり盗賊である。
社会人の経験から生かされる盗賊の手腕。
そんな一つの人生では体験できないことを二度目の人生で体験している彼の命。
さあ、そんな楽しく強い話がついに始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 13:41:49
12525文字
会話率:39%
【ジーメンス】とは総務省の極秘機関である。
その目的は電波生物【ジャマー】の排除。
引きこもり廃人、24歳の万城目は砂嵐の怪物に襲われ逃げる途中で事故に合い絶命。
タイムスリップし10年前の自分、14歳の万城目に転生した。
この時代か
ら人生をやり直すと決意した矢先、またも砂嵐の怪物に襲われる。
怪物に襲われた万城目が死を覚悟した時、白いコートに身を包む謎の美女、本城・愛に救助される。
本城は総務省の極秘機関ジーメンスから派遣された電波監視官。
彼女は電波の体を持つ砂嵐の怪物ことジャマーを退治することを任務としていた。
万城目はジャマーから逃げる為に本城と行動を共にするが、いつしか人類の脅威ジャマーと電波警察ジーメンスの戦いに巻き込まれてしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:18:42
63518文字
会話率:25%
宇宙冒険SFの新たな可能性を求めて!
***
今から1万年後の宇宙――――。
未開の惑星を発掘しオークションに出典する会社で働く、ティーンエイジャーチームのキャプテンとなった少年ニモイは、チームに嫌われていた。
なぜならニモイはブラッ
ク会社のイエスマンだからである。
チームと会社の板挟みになったニモイは今回の発掘調査でキャプテンを辞めて宇宙船から降りることを決意していた。
その発掘調査とは、彼の受け持つ惑星探索船で500光年彼方の宙域まで行き、ブラックホールに落ちた惑星の引き上げ作業だ。
そこは異世界のような真っ白な宙域で心奪われるが、宇宙船はブラックホールに近づき過ぎてホールの重力に引き寄せられてしまうのだった。
果たして、人望のないキャプテンとキャプテンが嫌いなチームはブラックホールから逃げ切り惑星をサルベージできるのか?
→約8000文字で終わります。
→SNSで宇宙冒険モノは「時代遅れ」や「飽きた、退屈」、「クソ、ゴミ」などの感想があったので違う角度から考えてみました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 20:00:00
7996文字
会話率:40%
麗かな春の日和が、終わりを向かえようとしていたが、この"オネェ"の個性は常に桜満開だった。
警視庁のとある応接室にて、日々、職員のメンタルケアを行うカウンセラーがいた。
臨床心理士、乙丑(きのとうし)・宗純、四十五歳。
いわゆる、"サイコロジスト"である。
心理員である彼を、周囲は親しみをこめて「いっちゅうさん」や「乙先生」と呼んでいる。
しかし、この心理員の個性は誰の目も引く。
全身桃色の背広。
細いレンズの眼鏡にタカラジェンヌを気取った髪型。
ジェンダーの読み取りづらい口調。
誰もが察するその個性は、まさしく「オネェ」
そんなカウンセラーの診療を受ける、女性刑事こと丙馬(ひのえま)は、蓄積された不満と愚痴を話す過程で、うっかり「殺人事件」の捜査状況まで話してしまう。
ミステリーが大好きなオネェカウンセラーは、目を輝かせて捜査の進捗状況に、口を挟むのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-06 17:00:00
19424文字
会話率:31%
恋を知らない愛情ある騎士と恋している愛情を知らない姫の物語
ユリウスは「闘神」と呼ばれるほど世に聞こえた剛健の騎士である。騎兵団の指揮官としても優秀で、豪放磊落な性格もあって配下からの信頼も篤い。
まさに男の中の漢であるが、女性に対しては
上手くゆかない。貴族令嬢と婚約まで至るも三回立て続けに破棄されるという、非常に珍しい事例を踏むことになる。
すっかり結婚は諦めた彼へ鎖国状態にある王国の第八王女プリムラとの婚姻が持ち上がる。
取り敢えず婚約とし互いを知るため共に一つ屋根の下で暮らすようになるが……。
世界は戦乱の情勢にあり、人間と亜人の人種の間に大きな溝もあり、何を仕出かすか不明な異世界人の存在も注視しなければならない。
プリムラも真実の王女か疑わしき要素もあり、ユリウスの腹心4人も何か腹積りがありそうだ。
女に弱いとされる無骨な騎士はマイペースながら幸せをつかむため突き進みゆく。
カクヨムにも掲載しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:14:06
144694文字
会話率:32%
安っぽい人生を送っている、と変な自信を持つ安田ヤスオは四十歳手前の独身男性である。
おっさんとされる年齢に達しながら、交際経験はなく、友人も結婚をすれば付き合いがない。職場では空気のような存在である。
誰と付き合いがあるわけでもなく祖父母が
残してくれた年季の入った家で一人寂しく暮らしていた。
そんなヤスオの唯一とする愉しみが、オープンワールドのオンラインRPGだった。自分を含め三人で組んだチームで冒険することが生きがいであり、仮想空間上とはいえ他者と交流を持つ機会でもあった。
ところがチームの1人が生活上の問題で参加が難しくなりそうな事実を知り、ならばと当面における住まいの提供を申し出た。独りで住むには持て余す広さの一軒家。しかも気兼ねはいらない木造のボロ家。ヤスオにしては思い切った行動に出た。ゲームのためならやれる男だった。
慣れない決断は思いもかけない結果をもたらす。
やってきた相手は、まさか女性というだけでなく、2人揃ってときた。
貧相極まりないおっさんとして変わり映えしない日々に、突如舞い込んできた同居人。しかも一緒に過ごすうちに、なにやら事情を抱えているみたいで……。
自己肯定感は非常に低いが、変な思い込みはしっかり持っている、いい歳した男が初めてを経験する物語である。
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 09:27:31
217084文字
会話率:31%
現代社会に近い異世界の都市(シティ)は、怪異と獣を合わせたような『魍獣』被害が頻発していた。
対抗策として組織された『特務隊』そこでエースの存在である『天風』がある任務で知り合った女性と一緒に住むよう直接の上司から命令される。
この世界では
、独身男女の交際支援・養子制度の促進を目的とした『家族実習法』なる法令があった。
任務以外は世慣れしていないにも甚だしい天風のためであったが、彼には女性を意識すると身体異常を起こす体質にある。それが一つ屋根の下に一緒に住むだけでなく相手の女性も変わっていた。転生を繰り返す悪役令嬢だと言う。
任務は最高レベルでこなせても、女性は全く未知のところへ謎を秘めながらもとても魅惑的とくる。天風は二人きりでいる自信がなくなれば、任務中に出くわした身元不明な子供を家族実習に加えようとしたら、なぜか変なペット付きとなって……。
シリアスとコメディが交錯する、変わった世界における変わったある家族の物語になります。
カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-20 07:27:32
241178文字
会話率:37%
十年ほどの年月を経て、魔王討伐を果たした勇者一行。
『勇者』『戦士』『魔法使い』『回復魔法使い』で構成された幼なじみ四人組は、冒険を終え故郷であるカトシュ村へと凱旋する。
しかし、戦士である『エレナ』には大きな心残りがあった。魔力を所
有するのが当然である時代に、魔力が全く扱えなかったのである。
生きていくうえでの障がいを払拭するため、エレナは故郷と幼なじみから離れ、隣国に住むかつての師のもとへ訪れた。
無茶な修行にも耐え忍び、一筋の光が見え始めた頃。彼女は新たな出会いを得ることとなる。
その出会いがエレナの目的を変え、新たな冒険が幕開けた――。
戦士最強の名を背負う彼女が、魔法使いとして握るのは戦斧。
これは、戦士エレナが『戦斧の魔法使い』と呼ばれるようになるまでの冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:13:16
138359文字
会話率:47%
宇宙から現れる凶悪な美少女型侵略兵器、通称メスガキ。幼い美少女の姿をした怪物達である彼女らは、地球を蹂躙し町を、人々を苦しめていた。
しかし人々には希望のヒーローがいる。
相手が美少女だろうと関係ない。顔面を粉砕し腹パンをぶちかまして
バイオレンスに「わからせろ」。その名も対メスガキ怪人戦術機甲隊ワカラセルンジャー!
対メスガキ怪人戦術機甲隊『ワカラセルンジャー』! 毎週ニチャァ曜、朝苦時放送!
この物語は、ブサメンゴリラ男が美少女を殴る、絵面的にいろいろアウトなヒーローストーリーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:11:57
23984文字
会話率:50%
人々は神を崇め、神々は人を愛した。
『不幸』を司る神ミリセアらが世界を滅ぼさんとし、人々は畏怖の念を込めて彼女らを『邪神』と呼んだ。 それから八年後、邪神を打ち滅ぼした者が現れた。彼女の名はローズ・フィデスティア。『光』の女神ルーキスの第一
騎士である。人々は彼女を英雄と呼び、世界には平和が訪れる……はずだった。
平和も束の間、かつてローズと共に各地の災いを阻止した勇者・アークの裏切りによって世界は滅亡の一途を辿ってしまう。
英雄聖騎士ローズは世界を救うためアークが勇者となる前に回帰し、「この世界を心から愛する」者を勇者とすべく、様々な人と出会い、別れ、人を知る旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:02:59
2171文字
会話率:52%
「私、知ってます。異世界へ行く方法。」
ミステリアスな美少女・月夜の一言で、悠馬の平凡な日常は終わりを告げた。突如開かれた、異世界への道筋。どうしても異世界へ行きたい悠馬は、彼女から異世界へ行く方法を聞き出そうとするが………。
これは彼が異
世界へ行くまでの、そして異世界へ行った後の彼の歩みを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 13:13:24
1028文字
会話率:24%
旧文明の遺跡が迷宮として存在する世界。そこにはモンスターやトラップなど危険も潜んでいるが、現文明では再現できないような未知のお宝も眠っていた。
中でも塔型の迷宮セラフゲートは定期的に内部構造が変化する一〇〇層にも及ぶ超ド級の大迷宮である。
そんな天をも突く巨大な塔の麓には未だ見ぬお宝を求めて集った探索者たちの街グロリア。通称、迷宮都市。
ルイス・レグ・クラージュはそんな迷宮の探索を生業とする探索者に憧れる少年。
とある一件で一度はその夢を諦めたものの、迷宮都市に訪れた彼はある出会いを切っ掛けに再び塔の頂上を目指すことに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:02:32
63454文字
会話率:32%
九十万人の異能者が暮らすメガフロートシティ『高天原』。東京の南海上に浮かぶ最先端すら生温い科学と異能が共存する都市で一人の高校生異能者が居た。
彼の持つ異能は太陽のような炎を自在に操る力でもなければ、なんでも物質を金属に変えてしまう――
なんてチート染みた物ではなかった。
剣を具現化できる、ただそれだけだ。
それもきちんとした剣ではなく刃も柄もない――言ってしまえば鉄パイプと変わらない紛い物を作り出す程度の力。そんな落ちこぼれであるクラスDの異能者、白上圭哉は夏休みの補習を受けるため学生マンションの外に出ると、そこで清掃ロボットに囲まれた一人の少女と出会う。
女の子は魔女のようなコスプレをした、どこからどう見ても不審者。しかも行き倒れである。
仕方なく行き倒れを助けた少年は、自称英国の魔女だと名乗る少女に、
「こっちも手を貸す時間はないけど、また力尽きる前に来いよ」
と、手を差し伸べた。だが彼女はそれを拒んだ。
「わたしの行きつく先は『これ』です。キミも目を付けられますよ?」
「ⅢⅩ(死神)」の描かれたタロットカードを見せて少女は悲しそうに笑った。
自身の死を望む少女との出会いを切っ掛けに少年は事件に巻き込まれ、強大な魔術師達と戦うことに。しかし少年の持つ異能はただ剣を具現化するだけの矮小な力ではなかった。彼の持つ剣は魔術も異能も打ち消す――最強の魔術だったのだ。
※ノベルアップ+様にも投稿中です※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-02 22:14:03
120555文字
会話率:38%
スミス侯爵家の令嬢ヒロのもとに、アディントン侯爵家の子息エドとの縁談の話が舞い込む。エドといえば常に女性の影があり、派手な噂が絶えない男性で、地味でおとなしいヒロは結婚に乗り気になれない。ヒロが乗り気になれない理由はもう一つ。幼いころから婚
約者同然のように過ごしてきたジムが3年前、家の事情で別の女性と結婚してしまったからである。離れてしまっても俺は君を愛し続けるよと言い残したジムの言葉を、ヒロは信じて引きずり続けていた。
こんな中途半端な気持ちでは相手に申し訳が立たないが、しかし、嫁に行かなければ家族に申し訳が立たない。板挟みに苦しみながら、ヒロはエドとの顔合わせに向かう。そこでヒロはエドから、君を愛することはないと言われる。そう言われたヒロは目を輝かせる。この人と結婚すれば、ジムを思い続ける自分が許されるのだ、と。そしてヒロもエドに告げる、私もです、と。
元恋人のことを思い続ける、自分に自信が持てない年上令嬢と、周囲からの期待に虚勢を張り続ける、自分に自信が持てない年下子息が、いつかお互い歩み寄るかもしれないお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:02:28
15266文字
会話率:46%
乙女ゲーム『輝け青春☆エイト学園高等部』通称『エイト学園』の世界に転生してしまった佐藤美鈴。
これから沢山のイケメンとの出会いがあると震えあがっていた。
その理由は美鈴がとある理由から『男性恐怖症』だったから。
美鈴は転生を理解した瞬間から
、イケメン達との出会いを避けるべく奮闘するが、その結果は散々な物である。
とは言え、美鈴だってただただ指を咥えている訳ではない。
これは様々な出会いと経験を経て、大きな愛を『思い出す』美鈴の成長ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:00:00
520084文字
会話率:41%
剣と魔法の世界で捨てられた赤子。
その赤子は河に流されたのだが、奇跡的に流木へと引っ掛かり一命を取り留める。
そこへ訪れたのは白髪の老人が一人。
その老人は天涯孤独の身。
武術の達人ではあるが、何かを極めるには他の何かを犠牲にしていること
が多く、その老人も例に漏れなかった。
生活が自立しているとはいえ、そんな老人が通常の人の営みを知る由もない。
そんな二人が起こす化学反応とは?
『あれ?ジジイはこれが普通だって…』
『え?女は殴るな、抱きしめろって…』
『宵越しの金は持たないって…』
偏屈な年寄りに育てられた赤子。
その赤子はその非常識を引っ提げ、初めて人の世へと出る。
そこで数々の間違いを訂正されるも、新たに出てくる非常識。
『ジジイ…嘘つくなよな…』
その度に、尊敬していた祖父のイメージは崩れていく。
当たり前だが。
山籠りの老師が育てた子は、老師の目標であった世界最強の夢を見て世界へと羽ばたく。
そしてその捨て子の出生も明らかとなり、それは世界を揺るがす事態へと……
〓以下ネタバレ含む〓
虎の子は虎。
その捨て子も老師に育てられたからか、世界的に見ても強者である。
しかし、物語序盤で最強に最強たる所以を見せつけられその差を痛感する。
その捨て子の名は【蚕】。その蚕はいずれ蛹となり、何になるのか?
名の通り、飛べないままその生涯を終えることになるのだろうか?
沢山のコメント!
あったらいいなぁ…
沢山のいいね……欲しいなぁ…
いっぱい評価!
つかないかなぁ……
こんな感じですが、よろしくどうぞ。
多謝。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:00:00
121205文字
会話率:32%
地球とは似て非なる世界、パラレルワールド。
現代社会は混沌を極め、不必要な悪が蔓延していた。
不必要な悪とは、善を脅かす存在。
その不必要な悪を消す為に、必要悪もまた存在していた。
それらは一般の世界で『殺し屋』や『掃除屋』、又は『スパ
イ』などと呼ばれている。
その必要悪の世界で、伝説になっている一人の男がいた。
いや、現在も生きているので『いる』が正しい表現なのだが、表舞台から姿を消して既に20年。
その存在は忘れ去られようとしていた。
そんな伝説が消えて5年程の月日が経ったある日、一人の赤子が産声を上げる。
本来赤子というものは、誰かから産まれるものである。
しかし、その赤子は最初から普通ではなかった。
生を授かった瞬間、その傍には喜んでくれる親が居ないどころか、親自体が存在し得なかったのだ。
生まれた時から普通ではいられなかった赤子。
その者は普通を手に入れられるのか、もしくは全てから逸脱してしまうのか。
その赤子が自身の誕生の秘話と生きる意味を知った時、結局は普通ではいられないのかもしれない。
コードネーム『暗躍者082』。
作者前書き。
時と場合によれば、完全なる厨二病患者。しかしその実……凄腕のエージェントなのであった。
出生から存在意義。その全てが造られた者は、何を手にし、何を失うのか。
全ては物語の中で明らかとなる。
※注意書き※
パラレルワールドと表記していますが、殆ど地球です。
パラレルワールドと表記した最大の理由は、殺し屋(掃除屋)が現実の日本に存在しないからです。
シティ◯ハンターや幽◯白書、最近で言えばスパ◯ファミリーの世界観といいますか、地球といえども存在しない地球のお話といった感じで、そこについてはあまり深く捉えなくても問題ないです。
ジャンルもどれが適切かわからなかったので……
もし、『これだ!』というジャンルがあれば、変更が出来たらしたいので、是非教えて下さい。
物語用語解説
暗躍者とは、『暗殺』だけではなく、幅広い依頼に精通している者の総称。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-11 16:31:51
170057文字
会話率:30%
遥か太古の昔。人々は一つの神を敬い、崇めていた。
そして、人々はこの世界の覇者となり、全てを手に入れた。
しかし、何事にも終わりは訪れる。
神代・古代文明として現代でもその名は遺るが、遺されたのは稀に出土されるアーティファクトとその名
だけであった。
終わりの理由は明白。
当時崇められていた唯一神は、この世界で出来ることをし尽くしてしまい、遠い世界へと旅立ってしまった。
そのことが滅びへと起因していた。
遺されたのは、滅びから免れた小さなコミュニティが幾許かである。
遺された人々ではあるが、神のいない世界では長く生きていけない。人は神が作りしモノだから。
そんな終焉を迎える世界に、一条…いや、十二条の光がさした。
この世界オフィーリアを管理していた神であるが、居なくなったのは神であり、その分体とも言える下級神は未だ神界に遺っていた。
『我らの父である神はこの世界から消えた』
『次の神を決めねばならぬ』
『私は嫌。面倒だから』
『誰も貴様など選ばぬわっ!我以上にこの世界の神に相応しいモノはおらぬっ!そうだなっ!?』
『テメェも選ばれねーよ』
『ここでごちゃごちゃ言っていても埒が明かないわ』
『それに放っておくと、奴ら人はすぐにでも死んでしまうぞ?』
『先ずはこの世界を、放っておいても問題ないレベルまで進化させるべきではないかのぅ?』
『僕もそう思うよ!この世界を統べる統一神は、それから決めない?もちろん抜け駆けしたりしたら、みんなで追い出すからねっ!』
『異論ない』
『好きにすれば良い』
『……』
『うん。じゃあそれで決まりだね!統一神を決めるルールは、またみんなで決めよう。それまではこの世界が壊れないように、みんなで協力しようねっ!』
人知れず、神達が世界のルールを決めた。
〜〜〜あらすじはここまで〜〜〜
〜〜〜お知らせ〜〜〜
最初は三人称視点ですが、すぐに主人公の視点へと切り替わります。
十二神の一人、デュオニュソス(バックス又はバッカス)は物語の都合上出てきません。
ギリシア神話に興味のない方は普通に読めますので、お気になさらず。
後、名前はそこから取りましたが物語は全くの別物ですので悪しからず。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 20:14:14
448790文字
会話率:35%
♢この作品は不定期です。
主人公夏海は疲れていた。
夏海の身長148cmであり容姿も女子と見ても違和感が傍から見たら全く無いほどに男子要素がないのである。
夏海は先程クラスメイトの女子達が女装をさせようと追いかけてくるのを何とか逃げてい
たのである。
幼馴染の彩美に罰ゲームとして着せられた女装が発端であった。
そんな慌ただしい時間を過ごしていると幼馴染の彩美から
「VTuberにならない?機材は全部最新の渡せるわよ♪
私が元凶だからせめてもの償いです…ごめん夏海。
この世界に絶対に夏海は需要しかないと思うんだ。」
と金銭的には魅力的でしかない提案が。
配信でトークできるか多少不安な夏海だったが幼馴染の熱意に押されV界隈に踏み入れるのであった。
夏海の魅力に惹き付けられていくその世界の人々。
様々な人々に出会い幼馴染との恋に振り回されていく主人公。一体どうなるのでしょうか?
配信では超絶高威力の可愛さとてぇてぇを振り撒き被害が多発している模様であります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 14:00:00
17277文字
会話率:65%
モンスターから世界を守る存在の機関メルファス。そのエース魔法師であったアーバス・ヴェルライトだったが、身に覚えのない規定で魔法学園へ行かないといけなくなってしまう。
「仕方ない。いっそ満喫するか」
これはそんな魔法師の物語である。
キーワード:
最終更新:2025-02-01 14:00:00
777730文字
会話率:62%
侯爵令嬢のアイリスは騎士である。顔の良さと高貴な身分、物怖じしない言動に確かな剣の腕前で「氷の花」と呼ばれていた。仕事に精を出し過ぎて婚期を逃すが本人は一向に気にしない。そんなある日、幼馴染でもある第二王子のリアンから「縁談の話がある」と言
われてしまう。相手は隣国の王子。しかも女たらし。拒否をしたいがそうもいかない状況に、リアンから「対策は練ってある」と、一人の人物を呼び出す。士官学校に入る前から剣を教えてくれた憧れの騎士、ロイに恋人役を頼み乗り切ればいいと提案される。色恋に全く耐性のないアイリスは憧れのロイに畏縮するが、彼は微笑んで「自分がアイリスに熱烈に惚れている、ということにすればいい」と言い出す。その言葉通り、ロイの溺愛が始まって――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:57:53
240857文字
会話率:42%
──この愛は、永遠だと思っていた。
伯爵家の令嬢としてうまれたフィアナは、母を亡くしてからというもの
父にも第二夫人にも、そして腹違いの妹にも邪険に扱われていた。
ある日フィアナは、川で倒れている青年を助ける。
それから四年後、フィアナ
の元に国王から結婚の申し込みがくる。
身分差を気にしながらも断ることができず、フィアナは王妃となった。
あの時助けた青年は、国王になっていたのである。
「君を永遠に愛する」と約束をした国王カトル・エスタニアは
結婚してすぐに辺境にて部族の反乱が起こり、平定戦に向かう。
帰還したカトルは、族長の娘であり『精霊の愛し子』と呼ばれている美しい女性イルサナを連れていた。
カトルはイルサナを寵愛しはじめる。
王城にて居場所を失ったフィアナは、聖騎士ユリシアスに下賜されることになる。
ユリシアスとの暮らしは穏やかだ。徐々にフィアナはユリシアスにひかれていく。
だが、どうやらユリシアスには忘れられない人がいるようで──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:55:21
60922文字
会話率:33%
マユラは優秀な魔導師を輩出するレイクフィア家に生まれたが、魔導の才能に恵まれなかった。
そのため幼い頃から小間使いのように扱われ、十六になるとアルティナ公爵家に爵位と金を引き換えに嫁ぐことになった。
だが夫であるオルソンは、初夜の晩に現れ
ない。
マユラはオルソンが義理の妹リンカと愛し合っているところを目撃する。
全てを諦めたマユラは、領地の立て直しにひたすら尽力し続けていた。
それから四年。リンカとの間に子ができたという理由で、マユラは離縁を言い渡される。
マユラは喜び勇んで家を出た。今日からはもう誰かのために働かなくていい。
自由だ。
魔法は苦手だが、物作りは好きだ。商才も少しはある。
マユラは王都の片隅で、錬金術店を営むことにした。
これは、マユラが偉大な錬金術師になるまでの、初めの一歩の話──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 21:59:40
201101文字
会話率:44%
リリステラ・ルーファンは王太子ラウルの婚約者である。
けれど、学園に入学してから子爵令嬢ミリアとラウルは親しくなり、
リリステラは嫉妬からミリアを虐めているという冤罪をかけられていた。
誰も味方がいないリリステラの安息の地は、静かな図書室ぐ
らいしかなかった。
図書室にいる眼鏡の男子生徒だけは、リリステラに「大丈夫か」と、声をかけてくれていた。
そしてリリステラは、ミリアを男たちに襲わせたという罪で、ラウルから断罪をされて投獄されそうになってしまう。
男たちから襲われそうになったのは、リリステラだというのに。
男たちから襲われそうになったリリステラは、見ず知らずの男性に助けて貰っていた。
そして断罪の場にその男性はもう一度現れる。
それは眼鏡を外してぼさぼさの髪を整えた、図書室の青年だった。
青年は大国である隣国の皇太子アルベール・フェデルタだと名乗り、リリステラを断罪から救いだした。
そして、リリステラを嫁に迎えたいと言う。
隣国へと連れて行かれたリリステラは、今までの生活が嘘のように大切にされるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-28 21:13:53
166070文字
会話率:37%
何らかの理由により宇宙各地に散らばってしまった動物たちを捜索するのがレイヴン=ガスファルトの仕事である。
今回彼はその任務を負い、不承々々ながらも地球へと旅立った。
捜索対象は三頭の予定で、レイヴンは手早く手際よく探し出していく。
だが彼は
この地球で、あまり遭遇したくない組織の所属員に出遭ってしまう。
さっさと帰ろう──そうして地球から脱出する寸前、不可解で不気味で嬉しくもなくければば面白くもない、にも関わらず無視のできないメッセージが届いた。
なんとここにはもう一頭、予定外の『捜索対象動物』が存在しているというのだ。
レイヴンは困惑の極みに立たされた──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:42:07
85365文字
会話率:44%
本書は、筆者の文字通りの人生の節目に書かれた三つの章からなる。
今回、二度目の追記と改訂によって三版となって装いを新たにし、序文を加えた。おそらくこれが最終版となるはずである。
公開は筆者によるものではない。本書を公開することは筆者の
名誉にも利益にもならないと思われるが、だからと言って、本書によって何らかの負の効果が生じたとしても、それが筆者当人にまで結びつくことはないはずだろう。
従って、本書の公開が筆者の意に沿わなかったとしても、筆者にとって悪い話となるわけではないはずなのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:40:00
26635文字
会話率:4%
これはアニメーション映画(もしくは連作短編アニメーション)「秒速5センチメートル」(2007年公開、新海誠監督、コミックス・ウェーブ配給)の全シーンに注釈を付すことを試みるものである。作品内の他のシーンとのつながり、あえて語られたり示され
たりしない要素、現実との関係等について補足する。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2022-10-01 19:21:35
51001文字
会話率:1%
異世界転生とは、夢と希望のつまった新しい人生のスタートである。
そのはずである。
にもかかわらず私の人生は何だ?
迫りくる脅威の数々、どうでもいい世界情勢、理解不能な死因の数々……。
わたしの夢は家族に囲まれながら老衰で眠るように死ぬこと。
その夢を叶えるために、私は世界を変える必要がある、のか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-01 13:30:00
130311文字
会話率:49%