「えへへー♪ アキトくん、どうどう? 新しい制服似合ってる?」
届いたばかりのまっさらな高校の制服を着たひまりちゃんが、ファッションショーでもしているみたいに、僕――神崎暁斗(かんざき・あきと)の目の前でくるりと回った。
短いスカー
トがひらりと舞い、僕は慌てて視線を上げる。
「すごく似合ってるよ。まるでひまりちゃんのために作られた制服みたいだ」
「やった♪」
僕とひまりちゃんは血のつながっていない義理の兄妹だ。
僕が小学校のころ、クラスに母子家庭の女の子がいた。
それがひまりちゃんで、ガリガリに痩せていて、何度も繕ったであろうボロボロの古着を着ていたこともあって、
「貧乏神が来たぞ~!」
「貧乏が移っちまう! 逃げろ~!」
心ない男子たちからは名前をもじって貧乏神なんて呼ばれていた。
「うっ、ぐすっ……」
ひまりちゃんは言い返すでもなく、いつも鼻をすすりながら俯いてしまう。
そして当時の僕はというと、自分こそが神に選ばれし特別な人間だと思い込んでいたのもあって、ひまりちゃんがバカにされているのを見かけるたびに、助けに入っていた。
そして父さんが食堂を経営していたこともあり、僕はひまりちゃんを家に連れ帰っては一緒にご飯を食べた。
それはいつしか、ひまりちゃんのお母さんも含めた家族ぐるみの付き合いになっていき。
ある時、僕の父さんとひまりちゃんのお母さんが再婚して、ひまりちゃんは僕の義妹になったのだ。
「これからは毎日一緒にいられるね!」
そんなひまりちゃんは年々綺麗になっていき、いつしか「女神」と呼ばれるようになっていた。
対してその頃には、ただの冴えない凡人であることを理解してしまった僕。
だけどひまりちゃんは昔助けられた恩義で、平凡な僕を今でも好きだ好きだと言ってくる。
そんなひまりちゃんに少しでも相応しい男になるために。
女神のようなひまりちゃんの想いに応えるために。
もしくはいつか、ひまりちゃんが本当にいい人を見つけた時に、胸を張って兄だと言えるように。
高校進学を機に僕はもう一度、僕をがんばってみようと思う――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-23 07:10:00
69709文字
会話率:41%
この春、俺――中野拓海(なかの・たくみ)が入学した白陵台高校には、入学早々に1年生美少女ツートップと呼ばれるようになったキラキラ美少女たちがいる。
「え、そうなの? なにそれヤバッ!」
ふわふわボブのギャル系美少女の天野陽菜(あまの
・ひな)と。
「うん、うん。へえ、そうなんだ~。面白そうだし、わたしも見てみようかな~」
黒髪ロングの清楚系美少女、木陰美月(こかげ・みつき)。
そんなキラキラ女子たちとモブ男子Aな俺の高校生活は、交わることなく終わる――そう思っていたのだが。
学校からの帰り道、捨てられていた子猫を助けたことで、俺は彼女たちと仲良くなった。
しかも彼女たちは子猫に会うためと言って、俺の家に頻繁に遊びに来るようになって――!?
(この作品はカクヨムにも併載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-10 07:10:00
119427文字
会話率:43%
失恋した日に出会ったのは、天使のような少女とS級美少女の姉妹だった。
――――――
高校2年生の春。
紺野蒼太は付き合って1周年の記念デートをドタキャンされてしまった。
ガックリきた蒼太がトボトボ歩いていると、なんと彼女――葛谷詩織が
金持ちイケメン医大生とラブホから出てくるシーンに遭遇してしまう。
「なにこのダサ男? まさか詩織の知り合い?」
イケメン医大生が蒼太を見下すような視線を向け、
「えっと……あ、うん、知り合いっていうか、その……ただの高校の知り合い」
詩織の放った言葉に蒼太は心の底から絶望した。
最愛の彼女は既にイケメン医大生に寝取られていたのだ――!
予想だにしない突然の悲劇。
襲い来る絶望。
悲しみに暮れる蒼太だったが、帰る途中に偶然、川で溺れていた少女――姫宮美月を助けることになる。
そして家まで送り届けたのだが、そこはなんと学園のアイドル姫宮優香の家だった――!
(*)カクヨム併載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 21:13:21
279737文字
会話率:38%
【第1章完結。第2章進行中】
橋本和真には、二人の幼馴染がいる。
口下手で勘違いされやすい女の子、このは。そして勘違いしやすく、思い込みの激しい男子の龍馬。
ある日のこと、このはが和真の部屋にやってくる。
彼女曰く、同じ高校に通う
龍馬に今後一切かかわるなと言われ、落ち込んでいるとのこと。学校にも居辛くなり、どうしたら良いのか分からなくなって和真を頼ってきたのだ。
和真は彼女のことを思い、ひたすらに愛でることに決める。
これは、主人公にだけ甘える女の子を、ひたすらに愛でる。
そんな二人だけの、甘々なお話。
※なろうの評価システムが変わりました。各話下で評価できます(報告)
※アルファポリスさんにも転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 20:05:32
123924文字
会話率:39%
家事スキル万能な俺、義姉と出会ってからラブコメフラグが立ったんだが……
父子家庭でお菓子を作って食べることが大好きな主人公【高須容保(たかすかたもり)】は、密かに思いを寄せている幼馴染の【長南(おさなみ)すず】の家で夕食を御馳走になってい
た。
「あー ほんとーに ごめん! そーいうのムリだから。容保のこと、恋愛の対象に思えないから身長だって特別高い訳でもないし、顔もイマイチパッとしないし、オマケに太ってるし、勉強ができる訳でもないし……何て言うかカレシにするには面白みがないのよね」
と心無い言葉を投げかけられ、オマケに
「だからごめんね。容保の気持ちは嬉しいけど今まで通りの関係で行こ?ね?容保には言ってなかったんだけど私、カレシいるんだよねーほら、バスケ部OBの田辺センパイ」
彼女には彼氏がいるという……ことを知った主人公は絶望に打ちひしがれ、叔母さんに甘えることをやめ【すず】から逃げるために、家事と勉強を頑張って、県でも有数の進学校学校で唯一合格する。
これから新しい生活が始まるんだと思った矢先……「父さん再婚したいんだ」日程も決められ逃げ場名が無いなか出会ったのは、芸能人顔負けの美少女で父の再婚相手の娘の【鎌倉菜月】だった。
「二人で……家族みんなで本当の家族を目指そうよ! それまでは家族(仮)だね」
容保と菜月は家族になるため互いに歩み寄り、互いに影響を与え合っていく……
そして容保は、関わっていく人達の御かげで人間的にも成長し好意を持たれていく事に……
これは好きだった女性を奪われた事でデブで陰キャの主人公が頑張って成功していく話
毎日7時に投稿します。
十万文字執筆積み折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 07:10:00
102858文字
会話率:44%
「どう? 俺のこと、そろそろ好きになってくれたでしょ?」
「迷惑です。ふざけるのも大概にしてくださいっ!」
とある夜会にて、ダンスの誘いを断ったのをきっかけに、名門公爵家の嫡男にして女好きの放蕩息子のニルス様に執着されてしまった私。
軽薄
な態度でありながら『絶対君のことを虜にして見せるから』と溺愛してくる彼に、私は今日も塩対応し、頑なに「嫌い」と繰り返す。
――だって貧乏子爵家の娘である私は、彼のことを好きになってはいけないから。
※安心安全ハッピーエンドです。
※この作品は南雲 皋様主催の『匿名短文胸キュン企画』参加作品を加筆なしでそのまま掲載したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-03 07:10:00
1500文字
会話率:33%
没落し借金取りから追われた私が出会ったのは、黒一色の装束を纏った黒髪の男ヴァルナル。
黒髪の彼の瞳は深紅、引き込まれるように美しい人だった。
彼の腕に抱かれ逃げ延びたスティアは、彼の世話で街の新聞社を経営する辣腕実業家のビュファ子爵の家に身
を隠す。
少しドジだけど可憐で誰にでも優しい元侯爵令嬢スティアと、完全無欠の美形男子ヴァルナルの恋の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 19:13:45
121765文字
会話率:39%
下位貴族の令嬢マリーは、王城と宮殿で下働きの日々。
毎日の激務と人間関係に疲れ果てていた。
でも、週末は大好きな幼馴染みのウィルに甘やかされる。
ウィルは綺麗な金髪に青い瞳で背の高い好青年。
幼少から、週末だけマリーの家にやってくる。
剣聖である彼女の祖父から、剣の指導を受けるためだ。
マリーはそんな幼馴染みのウィルに毎週末溺愛されて、とろとろに甘やかされていた。
ところがある日、マリーは宮殿の廊下でウィルを見かける。
なぜ、彼は王族の住まう宮殿にいるのか……。
そして人目を盗んで会話するところを、彼の婚約者候補に見られてしまい……。
そんな、メイド仕事を頑張って幼馴染みに一途なマリーが、婚約者候補からの嫌がらせを乗り越えて、大好きな彼に好きと言わせるお話。
※R15は念のためです。
※10万文字、本一冊分で完結します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 14:42:45
106837文字
会話率:37%
「――つまりこれは、筋書きのある舞台のようなものなのね?」
恋愛シミュレーションゲーム【月光のリーベリウム】における『悪役令嬢』、アーデルハイド・フォン・ヴァンデルヴァーツは、ある日自分を待ち受ける運命を知った。
『主人公』たる異母
妹、レティシア・フォン・ヴァンデルヴァーツをいじめ抜き、そして最後には復讐され、断罪されるのが役所。
「私の『役』は……『いじわるな腹違いの姉にして、人の優しさを解さぬ高慢ちきなお嬢様』?」
未来は、ほんの些細なことで変わってしまう。
きっと、舞台をぶち壊すこともできる。
「よろしい。与えられた役を、演じ抜いてみせましょう」
けれどこれは舞台。
誰かが作った、誰かを幸福にするためのストーリー。
「あー、うちの妹可愛い……めっちゃかわ……はっ、いけない。いじめ抜かなきゃ……」
だからこれは、気の迷い。
台本の行間に記されず、台詞にして語られぬこともあるものだから。
「演じ抜きましょうとも。したくないことをするのには慣れている。そして今度は、自分の心までは裏切らずともよいのだから」
だからこれは、演者に許された裁量の範囲内。
この舞台をぶち壊しかねない素人どもに、未来を変えさせない。
「目標その一、【最後の舞踏会】。目標その二、【断頭台】。ありとあらゆる抵抗を排し、全てをあるべき未来へと」
目標その一、【最後の舞踏会】。
目標その二、【断頭台】。
「そのためにこれまでの全てがあったと言うなら、私の人生も、この血塗られた公爵家の歴史も、少しは報われるというもの」
善良な妹に幸福を。
非道な姉に報復を。
「私の妹に、幸福を贈る。誰にも、邪魔はさせない」
異母妹――自分の地位を脅かすかもしれない、"冷徹非情のヴァンデルヴァーツ"の当主にとっての『敵』を。
血を分けた妹を、本当は大好きな姉がいただけの話。
「お姉ちゃ……お姉様!」
でも、その妹も、姉(私)のことが大好きみたいで……。
目標達成の一番の障害になってるのどうしよう。
・あらすじ圧縮版
悪役令嬢のお姉ちゃんが、妹の幸せのためにゲームシナリオ通り断頭台エンドを目指す。
……でも、妹は姉妹百合エンドを目指しているかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 10:03:34
512634文字
会話率:21%
超能力が使えること(濫用はしない予定)以外は至って普通の中学生(卒業済み)である 白原 啓(しろはら けい)。彼は親の海外転勤に伴い、故郷に一人取り残されることに!
頼れる親戚はおらず、姉は県外。しかも向こうで家を買うために今ある家を
売り払う!?啓はどうなってしまうのか。
そこに父からの提案(という名の脅し)が。家事のできない父の上司の一人娘、彼女の家で住み込みの家政婦をすれば住むところには困らない。
困惑する啓にさらなる衝撃が!その相手は中学の同級生で同じ高校に通う予定の失恋相手 星影 光(ほしかげ ひかり)だった!?
失恋相手(未練たらたら)と一つ屋根で暮らすという最高とも最悪とも取れる提案。しかしこれを受けなければホームレス一直線。受けざるを得なく光と一緒に暮らすことになった啓の運命やいかに!
これは彼とその身の回りで起こるドタバタ?コメディ(時々超能力)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-17 22:20:36
63204文字
会話率:56%
高校進学と共に故郷に帰り、一人暮らしを始めた少年、桜庭詩恩。彼が故郷に戻ってきたのには理由があった。幼い頃大病を患い入院していた時期に出会い、病気の本格的な治療のため故郷を離れた際に別れざるを得なかった少女に、もう一度会うためだ。そして彼
がその少女こと佐藤桔梗と再会したのだけど、桔梗はどうも詩恩のことを女の子だと勘違いしていたみたいで――。
一見シリアスっぽいですけど、中身はいつもの糖分多めのラブコメです。
注意、今作を読む前に前作を読むことを推奨します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-14 22:16:17
394486文字
会話率:70%
高校入学を期に一人暮らしを始めた主人公、千島雪片。彼は複雑な事情があって節約を通り越した極貧生活を送っていた。そんな彼がある秋の日、食べ物を買いに繁華街を訪れたところ、同級生の佐藤鈴蘭がナンパに遭っていたため助けることにした。助けたお礼にと
鈴蘭が家に招待され、鈴蘭やその家族の温かさに触れたことで、これまで無色だった雪片の生活に彩りが添えられる。そうして、鈴蘭に世話を焼かれながら生活の立て直しをしていくうちに、互いに惹かれ合うことになる。
友人編までは甘さ控えめ、親友編以降は糖分増量となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 12:24:49
334369文字
会話率:65%
主人公、佐藤彩芽は中学校でのいじめを機に遠方への進学を決める。彩芽の生活能力を危惧した両親により、古い知り合いの家での下宿を勧められる。そして、その知り合いの家で出会ったのは、どう見ても小学生にしか見えない同級生、桜井楓だった。彩芽の到着直
後、楓の両親は仕事の都合で転勤してしまい、まさかの二人暮らしが始まる。しかも彩芽は覚えていないけれど、実は楓は彩芽とは幼馴染で、ずっと好意を抱いていて――。これは距離感のおかしい二人が、日々の生活を通じて同居人から友達、幼なじみそして恋人へと徐々にステップアップしていく物語である。本編、アフター完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-21 00:52:15
379008文字
会話率:61%
大学生の夏川春也は、妹にゲームを買ってあげるためにレンタル彼氏のバイトを始める。
初めて指名が入り待ち合わせ場所に向かうと、そこへやってきたのは春也が大学でひそかに気になっていた美少女、冬月秋葉だった。
驚く春也だったが、実は春也を指名した
のは秋葉の姉で、急遽予定が入って来れなくなってしまったために、妹の秋葉が来たのだと知る。
成り行きからデートすることになった2人。
秋葉は秋葉で、ひょんなことから春也に想いを寄せていて……?
レンタル彼氏をきっかけに、互いに好意を抱く春也と秋葉は徐々に距離を近づけていく。
これは、じれじれあまあまな2人が永年契約で愛を誓うまでのラブコメである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-24 18:01:15
100463文字
会話率:44%
【 8/3完結 】ファンデール国王の妹・エレーヌは、恋を知らないまま結婚相手が決まった。相手のエルドラード国王とは親子ほど歳が離れている。
エルドラード国王を主賓に招いた舞踏会で、エレーヌは異国の少年と出会う。ファンデール王妃の弟・マクシム
である。エレーヌは十二歳、マクシムは十八歳であった。
歳月を重ねるうちに二人は惹かれ合うが、既にエレーヌは結婚が決まっており、マクシムもいずれ帝国に帰る身の上である。決して届かぬ想いと、二人は自身の感情を押し殺す。
エレーヌは嫁ぐ日まで故国のためにできることを一つずつやると決め、マクシムは荒れ果てた異国に実りを取り戻すべく奔走する。
やがて、革命の歯車が回り出し、二人は窮地に陥る。国難を乗り越えた先、二人の想いが運命に変わる。
ロミジュリ風味の純愛×ヒストリカルでハッピーエンドをお約束します。
★番外編は糖度高め&溺愛が暴走気味です。甘々が苦手な方はご注意下さい。
★このお話はカクヨムにものせています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 21:00:00
178778文字
会話率:46%
前世でも異世界転生して婚約者になっても両片思いの二人が、お互い距離を縮めようと頑張るけど肝心な一歩が踏み出せない砂糖満点のあまあまラブコメです。
異世界転生して15年経ってから前世の記憶を思い出した主人公とヒロイン。
今世で散々いちゃいち
ゃしていた相手が、前世では喧嘩ばかりしていた存在だったと15年越しに気づく。
互いに嫌われていると勘違いする二人は、仲良くなりたいけど素直になれない。
でも本当は両思いなので、ただの痴話喧嘩する仲良しカップルにしか見えないのであった。
以前別サイトに投稿していた内容を改稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 10:00:00
95997文字
会話率:39%
「最も巨乳なプログラミング言語は何だと思う?」
高校生活初日。
俺は、かなり個性的な子に声をかけてしまった。
「あら、お隣さんだったのね」
しかも彼女、恋中さんは一人暮らしを始めた俺のお隣さんだった。
そして最初の会話で気に入
られたのか、毎日のように絡んでくる。
「私と仲良くするメリットを説明します」
恋中さんは友達が居た経験が無いらしいから、よく独特なアピールをしてくる。
「じゃーん! 恋中さんお友達得点! 初回ログインボーナスのパソコンレンタルです!」
愉快なことを言われたり、
「電話、繋いだまま、寝ませんか?」
ドキリとするようなことを言われたりもする。
恋中さんと過ごす時間は楽しい。
だから俺は、徐々に友達とは違う感情を抱くようになっていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 07:00:00
71278文字
会話率:40%
塩対応だけど実は照れてる七海ちゃんと、彼女のことが大好きな晴人くんの話。
最終更新:2022-08-20 16:00:09
8756文字
会話率:28%
雨の中、捨てられた王女クローディアは辺境騎士団の団長ランドルフに助けられた。
それがきっかけで辺境に行くことになり、さらに彼と「ひみつ婚」をすることに!
この「ひみつ婚」は半年という期限つき。クローディアは彼を好きにならないように注意する
けれど。
「俺は、お前を、捨てたりしない」
彼の優しい言葉に惹かれてしまい――?
これは、秘密の結婚をした王女と騎士団長の、じれじれな恋物語。全48話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 07:14:40
130358文字
会話率:37%
怪力であるがゆえに良縁に恵まれず、行き遅れそうになっている伯爵令嬢エレノア。十回目のお見合いで出逢ったのは、ちょっぴり頼りない美青年マシューだった。
少しずつ惹かれ合う二人。けれど、怪力が暴走するようになり、エレノアは別れを決意する。
――
それなのに。
「大好きだよ、エレノア嬢。もう絶対、離さない」
彼は諦めてくれなかった。
これは、怪力令嬢と気弱な美青年の、じれじれお見合いラブコメディ。全11話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-15 08:13:41
28716文字
会話率:26%
呪いのせいで化け物と呼ばれている公爵令息と婚約させられたフィロメーナ。婚約解消する手段はただひとつ――彼の呪いを解いてみせること!
「絶対に婚約解消してみせる!」と宣言したのは良いけれど。
「俺をベッドに連れ込み、共寝するとは」「きゃー!
」
なんで、どうして、こうなっちゃったの?
これは、あみぐるみ大好きな転生令嬢とイケメンなあみぐるみの、じれじれな恋のおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-11 08:13:57
142170文字
会話率:37%
高校デビューを果たし、自他共に認める陽キャとなった高校二年生、清水奏太(しみず そうた)。
奏太はひょんなことがきっかけで、クラスメイトの文月葵(ふづき あおい)に恋をする。
葵は地味で根暗、クラスメイトからは『図書室の魔女』と呼ばれ距離を
取られている、奏太とは正反対の存在だった。
そんな葵にお近づきになろうと、奏太は大嫌いだった読書を始めて彼女に積極的に話しかけていく。
最初は警戒心丸出して塩対応な葵だったが、本の話題を通じて少しずつ奏太に心を開いていき──。
これは、正反対だった二人が『本』を通じて距離を縮めていく焦れあまラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 19:00:00
109605文字
会話率:45%
地味な学園生活を送る高校生、黒崎叶多(かなた)
ある雨の日、風邪をこじらせた叶多はバイト帰りにぶっ倒れてしまう。
「大丈夫、ですか?」
そんな叶多を助けたのは、学校でずっと寝ていることから”眠り姫”と呼ばれる美少女、夢川白音(しおん)
だった。
「友達とお泊まりなんてドキドキですねー」
「いつから君と……友達になった」
流れで白音の家に一泊することなった叶多。
彼女との関係は、その一夜限りのはずだったが……。
「私と、添い寝フレンドになってくれませんか!?」
「添い寝フレンド? なにそれ?」
「えっと、添い寝するだけのお友達です」
「……はい?」
以来、白音と定期的に添い寝をすることになった叶多。
「朝ごはん、すぐ用意しますので待っててくださいね」
「一緒に勉強会しませんか?」
「二人きりでお出かけなんて、まるでデートみたいですねー」
あれ? 添い寝だけって言ったよね?
これは、ぼっちで根暗な主人公が、銀髪敬語世話焼きポンコツ美少女と添い寝しながらイチャラブ(無自覚)するうちに絆されていく糖分マシマシラブコメである。
☆書き溜めマシマシなのでしばらく毎日更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 20:00:00
103862文字
会話率:40%
【富士見ファンタジア文庫様より第1巻 11/20発売予定】
高校二年生、米倉 透(とおる)には成績優秀スポーツ万能クールでちょっぴり口が厳しい幼馴染、 浅倉 凛(りん)がいる。
俺は凛に絶賛片思い中だが幼馴染という距離感もあり行動に
移せず悶々とする日々を送っていた。
しかしある日を境に凛がグイグイくるようになった。
映画に誘ってきたり、手作り料理を振舞ってくれたり、お家でぎゅーしてくれたり。
そんな日々を過ごすうちに今まで微動だにしなかった凛との距離が少しずつ縮まっていき──。
これは、素直じゃない幼馴染と織りなす甘くて焦れったいラブコメディ。
◇日間・週間1位、月間2位(ジャンル別)になれました。
4/10 完結いたしました。
今まで応援してくださった読者の皆様に、心より感謝申し上げます。
8/20〜 後日談投稿開始いたしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-26 19:00:00
178329文字
会話率:34%
大学に進学したばかりの大学生が子猫を拾ったことから始まるラブコメ!
子猫の紅夜がひょんなことから化け猫になったことで善賢と猫又の白芳がお互いを意識し始めます。紅夜の世話に手を焼きながらも二人はどのように付き合うべきか悩みます。そして、紅夜
の善賢に対する過剰な接し方が二人の想いを露わにしていきます。友達だった関係が変化しようとするときに二人はその障害をどう乗り越えるのでしょうか。
白芳「私とあんたは、こ、恋「ご主人さま、大好きにゃー!」こらぁ邪魔すんなー!」
性に興味のあるお年頃の大学生、素直じゃない猫又さん、ご主人さま大好きな化け猫ちゃんの三人が織りなすホームラブコメをご覧ください!
───登場人物───
蔵田善賢(くらたよしかた):大学進学を機に都市へと引っ越した大学生。
白芳(しらよし):白い猫又の美少女でお房の娘。
紅夜(くや):黒い化け猫の美少女で善賢にごみ捨て場で拾われた子猫。
山木篤義(やまぎあつよし):善賢と同じ大学の先輩でオカルト同好会の部長。
お房(おふさ):三毛夜叉神社に祀られる猫又。
玉櫛(たまくし):白芳の母親の知り合いで関西の妖狐。
朧火(おぼろび):玉櫛の夫で妖狐。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-04 00:00:00
105000文字
会話率:60%
隅永蒼真は、クラスの男子たちの輪の中から外れて、1人でぼんやりと遠くを眺めているような存在。
そんな地味な俺でも、皆の中心人物である大村 洋丞のイエスマンにならなければ、このクラスにおいて人権がないことくらいはわかっていた。
しかし…俺
はそれをしなかった。
―――どうしても、それが正しいことには思えなかったから。
一方で、学級一の美少女と謳われる高篠雫もまた、女子の一大グループから外れて過ごしているけど...
俺と同じ?いや、違う。彼女とは住む世界が違うんだ。
でも、どうしても彼女のことをもっと知りたいと思ってしまった俺は…!?
これは、自分に自信を持てずにいる男の子が、クリスマスイブをきっかけに、大好きな彼女との距離を一気に縮めようと頑張るお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 12:07:44
29018文字
会話率:8%
俺はさんざんモブといわれてきた。クラスどころか学年を超えて学校中での共通認識となっているほど。しかし、ある日、たった一つの消しゴムを落としたことで急速に動き出す物語。天使は天使で俺にべたぼれしていたわ。これ、ワンチャン、モブ抜け出せるんじゃ
ないか?
__________________________________________________
評価が高ければ連載も考えています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-05 14:57:08
5780文字
会話率:34%
「ご主人様わたしの耳と尻尾をもふもふしてもいいんですよっ?えっお嫁さんの目が気になる?ご主人様ってヘタレなんですねっ!」
不慮の死を遂げた九頭竜斗真(くずりゅうとうま)は、<転移>先で出会った孤児院の子供達の窮状を直視する。 ヘタレではあ
るが、養護施設出身でもある彼は似たような境遇の子供達を見捨てることができず、手を貸すことにするのだった。 案内人から貰った資金を元手に、チートスキルも無く、現代知識もすでに伝わってるこの世界で彼はどうやって子供達を救っていくのか……。
正統派天然美少女アホっ娘エリナに成長著しい委員長キャラのクレア、食いしん坊ミリィ、女騎士や伯爵令嬢を巻き込んでの領地経営、更には王国の王女や隣国のもふもふ娘まで加わってまるでチーレム?明るく騒がしい孤児院で繰り広げられるほのぼのスローライフヘタレコメディー、ここに始まります!
■作中に主人公に対して、「ロリ」「ロリコン」「ロリ婚」と発言するキャラが登場いたしますが、主人公は紳士ですので、ノータッチでございます。多分。ご了承ください。
本作品は、ハーレム要素、チーレム要素を含んでおりますが、ハーレム、チーレム嫌いの方でもとっつきやすいストーリー展開になっております。
是非読んでみてください!
【ヘタレ転移者 ~孤児院を救うためにヘタレだけど頑張ります~ からなろう投稿用に副題を改題しました】
カクヨム、アルファポリス、ノベルアップ+で投稿中の作品を、1話あたりの文字数調整、加筆修正、縦読み対応等、小説家になろう投稿用に改稿したものを掲載しています。
最新話はどのサイトも同時に公開しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 03:52:48
1000270文字
会話率:62%
恋は落ちるものと言うけれど、それがそこに落ちると、どんな音がなるのかしら。
恋の芽生えと、逃げようのない底に着いた時
これは、誰かがそこに落ちた時の、そんなお話。
オムニバスストーリーです。
書けたらいいな、、
☑︎高校の
野球部員とマネージャー
☑︎社会人の先輩後輩
△高校生 違う学校の同い年
バイト先 社会人と大学生
幼なじみの年下わんこ
アルファポリス様でも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-27 18:22:02
25322文字
会話率:28%