空は、どこまでも偽物みたいだった。僕らの、平和みたいに────先進国と新興国の歯車が不協和音を奏で、やがて軋み崩れた。戦争が激化する中、間に挟まれた極東の小さな島国も飲まれ組み込まれ、多くの優秀な者が戦地へ送られた。
“『非戦地地帯』へ
の派遣”と言われ。
戦時下極東の島国で軍事学校に属する香助は、幼馴染みの都香に振り回されながら日々を過ごしていた。
ある日香助の父が戦死するまでは。
────戦うことは是か非か。
架空戦時物恋愛青春小説(希望)です。SFみたいなパラレルみたいな日本舞台みたいなお話。※完結。
ただ今エブリスタでも掲載しております。
※2016/3/30 完結。
詳細は未定ですが、全編改稿予定です。
改稿致しましたら順次差し換えますので、開始の際はこちらでお知らせ致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-30 20:28:09
167471文字
会話率:46%
きみは、ぼくに似ていた気がしたんだ。
眼鏡の日と言うことで、「あおの、そら。」本編の香助と都香の両親たちの話です。
大学で知り合った香津、朋香、繁都、絹香。四人の出会い。
香津さんが天然誑しになってしまった……。
最終更新:2015-10-01 08:03:53
5869文字
会話率:55%
彼女はずっと窓の外を見ていた。
来るはずの無い人を、待っていた。
※「あおの、そら。」番外編。本編前に起きた大戦終戦後の香織と阿佐前と鳴海の話。こちらを読まなくても本編に支障はございません。また、本編を読まなくても同じく支障はござい
ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-22 22:08:38
4670文字
会話率:32%