中学3年の早瀬霞(はやせ かすみ)は毎夜同じ夢を見る。城北門校の制服である紺のブレザーを纏った少女が巨大な龍や鳥と戦っている。そして最後には必ず「あの子を間違った道に行かせないで」と告げられ目が覚める。
謎めき、豪快な夢とは裏腹に霞の現
実はイジメという過酷な日常に心が蝕まれていた。
ある日、シナトと名乗る不思議な女の子に霞はイジメられているところを助けられる。
「私の巫女になれば、あなたの願いを叶えてあげる。人があなたにひれ伏すほどの力を与えてあげる」
女の子の言葉を受け入れたとき、霞は巫女の強大な力を手に入れ新たな世界へと導かれていくことになる。
一方、実菜穂の周りでは、不気味な動画の噂が広まっていた。「呪われた村」忽然と村人が消え、廃村となった地。そこに足を踏み入れた人は帰ることがないという噂。その噂の検証として、面白半分に動画撮影に入ったグループが逃げ惑い最後は断末魔の叫び声を上げて撮影が途切れる動画がサイトに流れていたのだ。
真相を確かめるため、実菜穂たちは「呪われた村」にみなもと足を踏み入れていく。そこで実菜穂とみなもが見たものは・・・・・・
実菜穂、陽向、琴美、そして4人目の巫女、霞を迎え、「呪われた村」に伝わる物語に迫っていく。そのなかで少女たちは巫女として目覚め、神々の戦いに巻き込まれていくことに・・・・・・。
舞台は「呪われた村」そこにある秘密とはなにか、実菜穂たちは無事に帰ることができるのか。
みなものみたまシリーズ第3段。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 20:10:00
297597文字
会話率:41%
小説「ウェルズギメア」の世界観解説をする小説となっています。ウェルズギメアを読んで頂かなくても楽しめると思います。
最終更新:2024-08-25 14:53:36
2064文字
会話率:0%
夢だ、と気付く夢で、早桜は、ひとりの少年に「出会う」。風を操る力をうまく扱えないで苛立っている少年、というファンタジィな設定の夢だと「思った」。夢は続き物の小説のように、登場人物や場面を追加しながら、広がっていく。早桜の「助言」をもとに、
男の子は他を圧する超常の力を操るようになり、逞しい青年に成長した。
「これは夢なんだよ・・。」
早桜は夢の中でそう自分に言い聞かせている。
己を見つめる青年の瞳から、目をそらして。
空里は半分透けた、見たことがない奇妙な服装をした少女に出会う彼女の姿は他の者も見れるが、言葉を交わせるのは己だけ。彼女こそ己の運命を導く「風織姫」と見定めた彼の前に、彼女はきまぐれに姿を現す。すっかり自分が大人になっても、彼女は出会った時のままの姿だ。神の姫を手に入れることはできないのか・・・。
これは神の名を預けられ、神と人の狭間で、足掻きながら、誇り高く生きた、最後の「冠」の者と、そのかけがえのない存在となる姫君の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 17:22:05
108016文字
会話率:42%
ひたかみという大地がある。
水と風を護りとする、いのち豊かな大地。
異国――それは大和という――から、偉そうな顔で訪れる輩は別の名で呼ぶ。しかしいかに彼らが執拗にそう呼ぼうが、大地は彼らに名づけられたりはしない。
ひたかみは、ひたか
みだ。大地をそう呼ぶ、そのクニの民がいる限り、喪われることはないのだ。
クニがクニでなくなるのは、戦に負けて、王が討たれた時ではない。それはクニのことわりを、クニ人が忘れたときだ。クニのことわりとは、即ち「誇り」だから。
かつて――。
この南北に細長い≪秋津島≫には、そんなたくさんのクニがあったのだ。
国津の神を戴いた、それぞれのことわりをもったクニが。
けれど、南に興った「大和」は、たくさんのクニを「大和」のクニのことわりが呑み、いまはもう日高見だけが、ひたかみのクニのことわりで生きている。
----生きようとして、いた。
これは神の名を預けられ、神と人の狭間で、足掻きながら、誇り高く生きた、最後の「冠」の者の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 09:48:31
54275文字
会話率:50%
時は近未来、科学技術が発展し人々の生活が豊かになった時代。
そんな時代でも予想外な、思わぬ事件とは起こるものである。
ここは大久野学園、それは学園内でも例外では無かった。
数々の異常事態や事件に新聞部がノリノリで取材していく。
大久野学園
には様々な生徒達が通っている。中には癖のある生徒や部活動、同好会も存在する。それらをまとめて取り締まり学園の秩序を守る風紀委員の1日を新聞部員「芽出井 明人」が追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-18 07:00:00
5424文字
会話率:49%
私の名前は、戸玉久司(とだまきゅうじ)。普段は危険を顧みない突撃取材が持ち味のルポライターとして活動しているが、現在は一線を退いて、本業の知識と経験を活かした探偵業もいとなんでいる。
今回やってきた探偵の依頼は、風景画の巨匠である近川駄瓶
(ちかがわだびん)先生が絵の中に遺したとされる隠しメッセージを調査してほしいというものだった。
私と助手の蕪野理愛(かぶらのりあ)は早速、駄瓶先生の作品を展示している市立美術館へと足を運んだ。
駄瓶先生の遺言によれば、そのメッセージを解読した者には遺産の半分が与えられるという。晩年を一人で過ごしたとされる駄瓶先生が、なぜこのようなメッセージを残したのか。その理由は……。
※完結まで昼14:10、夜21:10頃に更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-27 21:10:00
27544文字
会話率:62%
現代日本で轢き逃げされたと思ったら西部劇とゲティスバーグな世界で第二の人生を授けられた一般日本人改めエリオット・カンフィールド。彼はこの過酷な蒸気と帝国主義の時代を生き延びることができるのか
しかも運命のイタズラで美少女将校の副官に大抜擢?
さらに配属されたのは無い無い尽くしの独立旅団…本当に生き残れるのかこれ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 18:53:39
46299文字
会話率:44%
「花鳥風月」の風を象徴する人物を描いた掌編連作。
最終更新:2024-02-25 10:06:13
4235文字
会話率:44%
目の見えない少女の、小さな望み。
それは、父の笑顔を見ること。
科学者の父は、それを聞いてとある禁忌を犯してしまいます。
最終更新:2023-06-06 19:43:36
3901文字
会話率:23%
夏休みも、もうすぐ終わる、うだるように暑い夏の午後。
私は夜店の呼びこみチラシを見つけました。
此処では無い、何処かに紛れ込んでしまうお話です。
小学生のあの夏の終わりの、ノスタルジー。
最終更新:2023-06-04 08:22:47
5375文字
会話率:13%
風が吹いて始まるお話の第二弾です。
何というか、いたいけな高校生がヒドイ目? に合う話です。
左目に、何かが入ってしまい、とんでもないことが起こります。
きっと救いはあると思います。
気楽~にお読みください。
最終更新:2023-06-01 23:32:00
5293文字
会話率:28%
「あなたは、風船のように風に飛ばされてしまいそうな人だよね」学生の頃、友達に言われた言葉は、的を射ている、と大人になってもずっと印象に残っている。シルフィと風の精霊から名前をもらって名付けられた私は、その名の通り、風魔法の加護があったが、魔
法を使いこなせるほどの魔力は持ち合わせていなかった。激しく風に打ち付けられていた学生時代を思い出していると、火という名の燃え滾る血をもつ彼と出会う。彼との出会いは、私と言う風船の行く先を握っている。
今、風船のようにふわふわとどこかへ飛んで行ってしまいそうなあなたへ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-21 15:53:31
10666文字
会話率:15%
これは風魔法を使い、勘違いから人々を救っていく男の物語である。
異世界に召喚された俺は、魔法使いの師匠のもとで、魔法を習い、魔法を使って異世界を渡り歩く!なんてことはなかった。
召喚される前に日本で社畜だった俺は、異世界でも仕事をして、
社畜となってることに気が付いた。
そんな状況が嫌で、思い切って今やっている仕事を辞め、ダラダラと公園のベンチで寝て過ごす日々を過ごす。
今日も公園のベンチで街の安全を警備しながら、ちょっとエッチな悪戯をしながら過ごす毎日である。
「風よ!」
一陣の風が、どこからともなくやってくる。その風は女性の後方から吹き始め、やがて下方から吹きあがる上昇気流となる。
「きゃあっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-26 13:00:00
75446文字
会話率:37%
「風を守護する者」が影響力を与える地、シャモル地方。
この地は、一部を除き、遊牧が盛んな地であり、有力部族と言われる六部族のもと、緩い共同体を形成していた。しかし、最近力をつけてきた海洋国家との交易で、弱小部族とされていた部族が力をつけ
始め、この地の均衡が崩れようとしていた。
主人公は、この地の有力部族の一つであるオグズ族の次期族長アルスランである。いずれ部族を率いる立場になることへの自覚を持ちながら、かっとなりやすい短所も持ち合わせる、二十代前半の男である。
この地の安寧を守るため、そして部族の影響力を保ち続けるため、彼が旅立つところから物語は動き出していく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-05 04:11:34
104974文字
会話率:24%
セリシアの手によって地球へと送り返され、戻れなくなってしまった実、エリオス、拓也、尚希の四人。
朝起きて、学校で友人と他愛もない話をして、家に帰ったら自由に過ごして眠る。
取り戻したくて仕方なかったはずの生活がここにあるのに、実はどうして
もその生活に馴染めずにいた。
一向にあの世界へ帰る手立てが見つからずに落ち込む実の元へ、ある日突然現れたのは―――コルンおじさん!?
「このままじゃ、セリシア様が反逆罪で殺される!!」
悲痛な叫びを聞いた実たちは、次元の扉を塞いでいるという風の精霊神セイリンと直接交渉に打って出る。
次元の道を開く条件として彼女が課した試練で―――実もエリオスも赤っ恥!?
父子がとことん母に振り回される、異世界ファンタジー第16弾!
笑っている状況ではないはずなのに、読めばにやにやが止まらない!?
悲鳴をあげながら奮闘する二人をお楽しみに♪
※こちらの作品はシリーズものです。これまでのお話は、作品タイトル上部にある『世界の十字路』と書かれたリンクをクリックorタップしてください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-04 02:52:56
153193文字
会話率:34%
※連載ではありません。連続投稿後、完結します。
英雄王と呼ばれた、13代目風の王・インティーガ。
死を求めた罪に問われ、初代力の精霊・有限の星に断罪された、大罪の王だ。
太陽の影に封じられた死の蓋が開く皆既日食を境に、インティーガの影と呼ば
れる存在が、精霊達の異界・イシュラースに現れるようになった
インティーガの影は、想い人に忘れられた者と、想い人を忘れた者の前に現れ、憎しみに満ちた言葉を吐く。
「死とは何か。本当に憎むべきモノは何か、わかるか?」
「忘れられる痛みを、知れ。おまえの存在は、苦痛だ。捨てた記憶を、思い出せ」
不可解な言葉を吐くインティーガの影に、散ると共に記憶を失い、また新たに咲くというサイクルを繰り返す花の精霊達は蝕まれていく。
記憶を保持できないのは、風の王のせいだ!
いいえ、リティル様に何の咎がありましょう?
花の精霊達は2分し、現在風を統べている15代目風の王・リティルについに牙を剥く。
花の精霊達の噂に惑わされた初代力の制令に、無実の罪で処刑された13代目風の王・インティーガ
13代目風の王・インティーガを愛し、彼の恋人となったが散ってしまい、彼を忘れた花の姫・シェレラの怨嗟
強引に風の王の補佐官、煌帝・インジュの守護精霊となった、賢魔王の異名を持つ色欲魔、5代目風の王・インラジュールと、想い人、5代目花の姫・シレラの想い
縁結びを司る、花の王の過ちと、結ばれない番の風の王と花の姫の悲恋の物語
煌帝・インジュに恋する2代目智の精霊・リャリスの思惑と、5代目風の王・インラジュールの決断
リティルは、意識の行方不明になったシェラを取り戻し、シェレラを憎しみから救い出せるのか?
ワイルドウインド・シリーズ13作目。花の王編です。
恋愛要素ありのファンタジーです。
※単独で読めるように精進しておりますが、キャラクター、世界観は前作から続いております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 19:59:47
168223文字
会話率:49%
~風化させてはいけない物語~
第二次世界大戦終期
アメコミのヒーロー、ジャスティスマンに憧れる少年とらは山奥で母親と二人で暮らしていた
母は仕事で家にいないことのほうが多く、母が居ないときはコミックを読みながら
いつかジャスティスマンの
ようになるのだと鍛錬を重ねていた
そして僕には才能があるのだと思っていた。
僕の髪の色はジャスティスマンと同じ金色
母も僕の金色の髪を褒めてくれていたからだ
しかし、金髪は敵国の色…
他の日本人には憎悪の対象なのであった
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-30 16:17:37
3207文字
会話率:31%
~風化させてはいけない物語~
最終更新:2022-01-13 18:07:44
5591文字
会話率:28%
現実風の意味
エア・リアル
クロニクル
空の現実 意味
真の意味 風の現実
〜風の現実話
津蛇慨 シリーズ
後半は、多少 能力 秘石による
あり。多少 後半 ファンタジー?
要素 あり。バトル。
現実世界 舞台。
蛇柄
犯罪
者 たち 四天王とボス 五人組
と
警察組織の戦い
カルト教団
夢も。
二十五 が、エア・リアル
あとは、多少 夢からも用いた。
そのためリアルな人名もいる場合ある。
わちし わっち わし わたし そなた ぬし
ぬんし おぬし おろ おの おのこ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-26 17:51:03
13573文字
会話率:0%
辺境の山奥の村に聳え立つ神殿で暮らす風の神子の旭は大好きな許嫁の闇の神子、サクヤの異変に戸惑いを感じていた。
彼は本来物静かで優しい素朴な少年だったのに、左目が疼くと眼帯をして、怪我もしていないのに包帯を巻いたり、腰には鎖を付けたり到底
理解出来ないファッションになっていた。
おまけに言動も仰々しくなっていて、周囲の人間を名前ではなくまどろっこしい呼び方で呼んでいた。
そんな許嫁の異変に戸惑いながらも愛を貫く世間知らずのわがままヒロインと自称闇の力に目覚めた出オチ感満載なヒーローの恋愛成長物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-25 23:22:34
466266文字
会話率:56%
乙女ゲームのように人生一度でいいからモテてみたい。
そんな妄想癖のある私にも、いつかは恋人ができると信じていたが、それは叶うことなく死んでしまった。
せめて好きだった人達に告白しておけばよかったと後悔していたところ、異世界のショタ神様に転生
の相談を持ちかけられて、私は三人義兄弟の王子達の家族として生まれ変わることになったのだが。
「その三人の王子達は、亡くなった女の子に淡い恋心を抱いていたみたいなんだよね」とショタ神様から告げられて……
王子達にモテ振り回されながら、悶絶死必至の私の新たな異世界生活が、こうして始まった。
短編なので毎話続きではありませんが、『モテ悶7』を書いてみました。
先日、風邪をひいてしまったので、今回はこんな話になりましたw
……皆さんも、季節の変わり目は風邪をひきやすいので気をつけましょう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-14 21:55:00
1231文字
会話率:40%
ファイはかつて吟遊詩人の母オリーティアとともに諸国を旅をした。ところが、母は病を得て、旅先の村で倒れそのまま帰らぬ人となった。
一人残されたファイはまた旅を続ける。ファイに残されたものは、母から譲り受けた一振りの剣のみ。
そんなファイをつけ
狙うものたちがいた。仲間に引き入れようとする者。殺して名を挙げようとする者。
ファイはひとりの戦士にすぎなかったが、ただ、誰もが恐れる最強の戦士だった。
そんな彼の明日をも知れない旅の果てにたどり着くものは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-12 15:24:54
51992文字
会話率:41%
"ヒーローはHとeroでできている。"
この言葉は神話の時代、人々を震撼させ、新たな価値観が生まれた。それは、テクニック=強さだと。それからと言うのも、人類は、勉強、スポーツ、娯楽の一切をやめて、テクニックの育成へと励み
、今や世界の大規模産業と化している。まるで、西暦2000年代に起きた「かわいい」現象のように、、、
では、どうやって産業と化したかと言うと、風俗店(ギルド)の設立だ。風俗店は全国各地に配置され、そこで、お互いのテクニックでバトルをするのだ。そして、勝った者には1ポイント、負けた者には−1ポイント報酬が貰える。
つまりポイント制で競うわけだ。
他にもそのポイントは換金することもできる。1ポイントにつき、10万円だ。こういった制度からエロは産業と化した。
そんな中、
「風俗店の頂点に俺はなる!!!!」
一人の少年が夢を抱いたことにより、世界は漆黒の闇へと包まれ、やがて彼は夜の魔王として名をはせる!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-04 23:16:54
2454文字
会話率:45%
ルート王国から旅立ったレイア、レオン、ルティ、エイル、ウェンリーの四人と一羽。四人が目指す先は、風の国アイシュ王国である。そこでは、ウェンリーの過去話であったり創世記の続き等の、物語の断片が隠されていたり……
雪桜の見た夢シリーズ、第二段
。風の国編が今始まる……
今までの作品
・雪桜の見た夢 ~火ノ国の物語~
先にこちらの作品を見ることを推奨いたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-31 00:19:22
3415文字
会話率:45%