ノートに書きためたものを、古い順から発表していく予定です。
『「アウトサイダー」ノート』というタイトルは、「アウトサイダー」である自分が思いついたことを記録したという程度の意味で、必ずしも「アウトサイダー」に関係しているとは限らないこと
を断っておきます。
「アウトサイダー」の説明は『「アウトサイダー」を説明する試み』に記述しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-16 06:00:00
108766文字
会話率:1%
コリン・ウィルソンが『アウトサイダー』という著書(評論)の中で言及した「アウトサイダー」と呼ばれる人々を説明しようと試みています。「アウトサイダー」がどういう存在であるかを解明しようとして、私が独自に考え出した解釈(仮説)です。
コリン
・ウィルソンの『アウトサイダー』という著書について説明しようとしたものではありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-01 08:00:00
16395文字
会話率:1%
――初めまして、アナーキアマガジンです。
アナウンス致します。これより先は――特別総合都市アナーキア。
ここはすべての世界の生命が最後に訪れる場所。楽園であり墓場であり、外から煉獄と呼ばれることもある終末の新天地。十三の宝宮によって統
治された素晴らしき都市です。
全てをやり遂げ、新たな目的と探し物を見つけるべく旅に出た青年は、不可思議な海難事故に巻き込まれ、この『都市』へと招待されました。
「アウトサイダー」と新たな名前を与えられた青年は、『アナーキアC.E』――通称セントラルにて新しく発足される組織『テトラビブロス』の一員として都市内にて起こる様々な問題に携わることになります。
観測者の皆様に置かれましては、新たなる新天地での物語に困惑や疑問も感じるでしょうが、どうかご安心ください。
物語が紡がれ出した瞬間、アウトサイダーもまた皆様と同じく都市に対して無知ですので、彼と共にアナーキア独自の生活文化や個性的な市民を堪能してください。
そして最後に、アウトサイダーがどのような末路へと至るのか。
未来のことは分かりませんが、共に見守っていきましょう。
では改めまして――ようこそアナーキアへ。観測者様。
――我々『都市』は、皆様の観測を受け入れます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 00:55:56
127460文字
会話率:45%
地球を飛び出し、銀河系のいたるところに拡散して生息域を広げ、離合集散・栄枯盛衰・切磋琢磨を繰り返した末に、全銀河・全人類を包含した統一政体のもと、恒久平和を実現するに至った人類の、一万年にも及ぶ、大樹のごとき歩みの経脈-それが、銀河戦国史
です。
その大樹よりこぼれ落ちた一葉の物語が、今日もエリス少年のもとに舞い込むのです。彼は、恒久平和実現後の銀河系で暮らす、歴史好きの少年です。今日も彼は、一葉の物語に乗って、遥かなる歴史の探索に乗り出すでしょう。
さあ!あなたも、銀河系を股にかけた全人類史という壮大な歴史叙事詩の1ページを、エリス少年と一緒に垣間見ようではありませんか!
今回エリス少年のもとに舞い込む物語は、銀河史中世初頭を舞台とするものです。銀河連邦と一定の交流はありながらも、その本部と遠く隔たり往来が困難である事から、連邦による支援や規制が行き届かず、不公正で不安定な統治状態にある星団帝国「グレイガルディア」における、内乱の模様が描かれます。
皇帝親政を望む勢力と、皇帝から統治の実権を奪った軍事政権を取り巻く勢力が、「グレイガルディア」の覇権を懸けて争います。更に、両者から締め出されてしまった人々、「アウトサイダー」も絡み、内乱は複雑化し、混迷化します。
戦乱の中で人々は辛苦に喘ぎますが、特に、帝政にも軍政にも見放された「アウトサイダー」の境遇は、悲惨なものです。そんな彼等の中に、「ファング」と呼ばれる最強の戦闘艇団が現れます。盗賊兼傭兵を標榜する彼等は勝手気ままに、襲って殺して奪って犯して、といった活動を自任しています。
そんな「ファング」が帝国の内乱に、どのように関わって行くのか。そして内乱は、どのように展開し、どのような結末を迎えるのか。内乱の中で、戦い、傷つけ合い、奪い合い、殺し合う一方で、助け合ったり、慰め合ったり、愛し合ったりする人々の姿も交え、「ファング」の戦いは描かれます。
「ファング」のかしら、カイクハルド、軍政打倒に挙兵した名将、プラタープ・カフウッド、辺境への蟄居を余儀なくされた「グレイガルディア」皇帝、ムーザッファール、統治の廃退に憂慮する軍事政権総帥ラフィー・ノースライン、「ファング」に捕らわれカイクハルドの妾とされた貴族令嬢、ラーニー・ハロフィルド。彼等の織り成す物語を、是非、ご覧あれ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-19 17:00:00
1002044文字
会話率:49%
2046年、日本は関東平野への人口密集化を図り、一つの都市国家として成立した。省エネルギー化や福祉サービスの向上を目指して行われた改革だった。一方、自然へ還った地方と、そこに住む「アウトサイダー」と呼ばれる人々にとって、航空機で生活必需品
や食料を運ぶ「ブッシュパイロット」は生活の上で欠かせない職業となった。学生テレビチャンネル「Alley mur mur」ドキュメンタリー部門記者の水口リアは、民間飛行隊「Flying Challengers’ Squadron」のパイロット、氷川時哉に取材を始める。水口の大学の学園祭で氷川の曲技飛行を披露することを計画し、進められていったが、そこに富士山噴火のため付近の人員を避難させるという緊急依頼が舞い込んできた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-26 23:00:00
71756文字
会話率:34%
混沌の時代 ―
舞台はエキセントリックなテクノロジーと神秘主義が共存し、疫病が蔓延する圧政下の街「ダンウォール」。
この街で、かつては女王に忠誠を誓う護衛であった主人公「コルヴォ・アッターノ」は、陰謀により皇后殺しの犯人として無実の罪を着
せられてしまう。
そして、名誉を貶められ復讐の炎を燃やす主人公は、いつしか謎の存在「アウトサイダー」により超常能力を与えられ、邪悪の仮面の男として悪名高き暗殺者となっていった。影の世界に暗躍する超常能力によって、彼は人知を超えた能力を手に入れたのだ。その代償を知る由もなく……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-19 10:42:40
3945文字
会話率:24%