ラドール国王の姪であるリディアは、大層美しい姿でありながら頭のおかしい毒の姫と言われている。その特殊な生い立ちのせいで、食事に毒が入っていないと満足ができないといわれる体だからであり、婚姻適齢期というのに貴族からの求婚もない。
リディアを厭
った国王は辺境伯爵の三男で国境を脅かしていた魔竜を退治し、英雄視されていたアクセルに魔物が住む森の近くの領地を与え、リディアを嫁がせることを命令する。
辺境で自由気ままに生きてきたアクセルはじめ、辺境伯爵家の面々は王家の姫などいらないと追い返そうと考えていたが、やってきたリディアは想像を超えていて・・・。
「やっぱりこの舌の痺れがないと満足いきませんわ!」
「いや、カバンいっぱいに毒草持ち込んで嫁いでくる女がどこにいる!?」
幸せに見放されて育った公女が、実は女慣れしていない英雄に出会い、まともな味覚?と幸せを手に入れるまでのお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 18:45:25
34803文字
会話率:55%
親会社から来た社長が、急に事業成果で賞与の分配に大きく差を付けると言い出した。
社長肝いりの事業が急成長を始めたからだ。
既存事業へ賞与で色を付けたことなど一度もなく、これは明らかなエコ贔屓。
当時本社の部長だった俺は、会社を支え続けた既
存事業の社員の生活を守るため、社長を諫めようと孤軍奮闘したが……。
じゃまな存在として見事に左遷された。
それも孫会社で工場作業を管理する作業長に。
だが俺は、自分のスタイルを変えなかった。
例え出向先の孫会社へ移っても、そこで働く仲間を理不尽から必ず守ってみせると……。
そして舞い戻った俺は、今では部下から不死鳥と言われている。
※この話は実話を元にしたフィクションです。
※作者の話ではありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-09 06:12:46
19865文字
会話率:45%
【それは、この世で最も古き御伽噺】
地球より離れた異世界ヴァナーム。ここは神秘と古代の遺物に恵まれた古く聖なる世界である。
この世界には『勇者』と呼ばれる英雄が度々誕生するのだが、それは『魔王』と呼ばれる悪しき存在を滅するためと言われて
いる。
聖歴3216年——勇者に選ばれたはずの男、ノア・ガルシアは今………情眠を貪っていた。かつてのような活躍を見せずにただただ怠惰を尽くすその有様から【寝たきり勇者】と皮肉られる彼は、だが今まさにその体を起こしたのだ。彼は重い体を引きずりながら自らの住処である屋敷を出て裏市場に向かう。——それは、自身の従者を探すためであった。
ノアは裏市場にて偶然にも、混沌種の少女が競りにかけられているのを目撃した。少女の瞳を見た彼は確信する。——この少女こそ相応しい、と。
ノアは5000万ドル(50億円)で少女を落札し、屋敷に連れて帰ろうとするが…?
保険ために一応。この物語に限らず、私が描く物語はかなりグロいです。死の描写もめっちゃ生々しいので、苦手な方は他の作品をみましょう。
テーマ(私が描く物語全体)はかなり重いものですし、全体的に(私が描く物語全体)鬱展開や、血も涙もないエピソードとかあるんで注意ですよ!
毎週土曜の18:00に更新予定!! お楽しみに!
原案:堅洲師匠 https://novelup.plus/story/965776640 畏れ多くて割とビビってます。
※この作品は【ノベルアップ+】様と【ノベリズム】様でも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 18:00:00
48612文字
会話率:51%
2019年全世界でその後ダンジョンと呼ばれる扉がいくつも出現した。それらからは正体不明の生物が溢れ、人々を襲い、一部地域は今でも占拠されている。この事件のことを(ダンジョン発生大事件)と呼ばれている。
2020年、ダンジョンに対する法
が設備され始め、ダンジョン内を調査し素材を売る事で生計を立てる新しい職業(冒険者)が生まれた。さらには魔物を倒すことで、身体能力が向上すると言われている。
これは大事件によって寝たきりになっている妹の見ル野千秋。その妹を助けるため、発生の原因を知る為にダンジョンに潜る主人公の見ル野こなたが仲間と共に不思議な力を使い使われながら攻略し、ダンジョンの秘密を解き明かしていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-08 00:30:50
1597文字
会話率:36%
彼の名前は皇 蒼空
突如として世界の人々に発現した異能力。
しかも彼はこの物語でいうところの世界を背負う者と言われている。
世界を背負う者とはなんなのか。何故急に異能力がこの世界に生まれたのか。
世界の真相を知るため、彼は自分の全てを賭けて
戦い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-06 21:00:00
17151文字
会話率:58%
みなさんは都市伝説をご存じだろうか?
都市伝説とは、みなさんが知っての通り『こっくりさん』『ひとりかくれんぼ』といった肝試しの総称の事である。
そして、それぞれルールが存在しており、破ると霊に取りつかれたり、呪われたりしてしまうと言われてい
る。
その中の一つ、神隠しとは、よくある都市伝説であり、『人間がある日忽然と消え失せる』というものである。
これは、主人公達が都市伝説に関わって異世界転移する、異世界世直しファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 18:53:07
98504文字
会話率:59%
クレイヴ王国。この国には建国にまつわり全国民に周知される話がある。それは魔女セレスティアの存在である。表舞台には一切姿を表さなかった彼女は今もずっと国を見守り続けていると言われている。
最終更新:2022-06-01 18:40:06
6989文字
会話率:31%
私、網谷(あみたに)駿輔(しゅんすけ)。
誕生日も迎えて18歳になった広島市出身の男子高校生。
私が通っているのは、野球部の強豪校広陵高校。
野球部の所属の投手でドラフト1位も決まっている。
勿論… 球団は地元広島カープ。背番号は18
(エース番号)
家の隣に住んでいる女教師。
彼女の名前は… 佐藤(さとう)夏葉(なつは) 28歳。
彼女は生徒から鬼教師と言われている。
とある日の木曜日の夜に…
私駿輔は自宅で夏葉に告白(プロポーズ)をするのである。
私と先生との恋愛時間についての物語だ。
30分だったり1時間だったり… 時間はバラバラだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-31 23:00:00
39141文字
会話率:36%
近未来、ロボットの発展に伴って、新たな病が現れた。その病に侵された者は、家族などの本人にとって大切な人に関わる重大な病状があるという。それは人によって異なるらしいが、軽い者なら顔が認識できない、視界に入ると声が出ない程度で済むとのこと。重篤
な者になると、社会復帰が困難なほど何も理解することができないと言われている。詳しいことは本人しかわからないが、同じ感覚を共有できる者は他にいないのだから、何も分かっていないと言えるだろう。
勿論、特効薬や改善方法は見つかっておらず、罹ったが最後、大切な人との別れになる。
この病は巷では、文字通りの意味で『離縁病』と呼ばれている。
────彼の世界には、彼と彼女しかいない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-21 13:00:00
4159文字
会話率:23%
ダンジョン
それは神が与えた試練とも、死者の怨念により生まれた人喰いの魔物とも言われている。
これはその運営を神から依頼された元少年の味良し、見た目良しのモンスターと暮らす衣食住完備ダンジョン生活である。
人によっては生理的に無理な
描写があるかもしれませんが、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 18:26:43
5686文字
会話率:56%
歴代国王が愛した辺境の地に、アリスティアという貴族の女性がいる。
男性よりも長身で、畏怖の象徴とされる黒髪を持ち、眼つきが鋭く、無口で不愛想な上に、筆不精。
中央では『辺境の魔女』と呼ばれており、権力争いを陰から支配しているとさえ言われてい
る。
そして彼女に仕えているのは、アリスティアに絶対の忠誠を誓う元聖騎士の肩書を持つミーア・ルーベルク。
そんな二人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 08:00:00
11623文字
会話率:27%
陸上最強を誇るタイタイアス王国は今、異界からの襲撃にあっていた。誰もがもうダメだと思ったそのとき、一人の英雄が立ち上がり世界を白銀の聖剣で照らした。と言われている。これは、英雄ジークの本音と裏話である。
「あなたが私の英雄です!!」
「
流石は最強の英雄!!」
「お前が英雄ジークだな!我は魔王である!!」
「「英雄ジーク!!」」
「・・・」(どうしてこうなったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!)
始めての作品なので頑張って投稿していきたいです!
ミスや至らない部分も多いでしょうが今後ともよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-02 14:56:06
4971文字
会話率:40%
透明人間になるために必要なものは、薬でもマントでも魔法でもない。
その『✕✕』さえ知っていれば、誰でも透明人間になれるのだ。
そして、透明人間になるために必要な『✕✕✕✕✕✕✕✕』は、
今も世界のどこかに存在すると言われている。
最終更新:2022-05-01 19:00:00
1514文字
会話率:7%
私、ルーナは願いの聖女と言われている。
そんな私の婚約者は王太子であるガイウス様なんだけど……
建国記念祭で婚約破棄されたあげく無実の罪を押し付けられた。
ところがその直後、婚約破棄なんかどうでもよくなる大波乱が起こったのです。
これ
は、私達の真実の愛の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 09:22:09
8281文字
会話率:35%
『ダンジョン』
数百年前に突如世界中に現れた地下迷宮。ダンジョンの奥には人知を超えた宝が眠っていると言われている。
そのダンジョンに命を賭ける者を人々は『|宝を求める者《トレジャーズ》 』と呼んだ。
|宝を求める者《トレジャーズ》 を目
指す少年ロットはダンジョンで騙されてゴーレムの生贄にされた。だがゴーレムの試練を乗り越え、ダンジョンの宝である無限に形を変えれる剣『夢幻剣』を手に入れ大いなる冒険に出る!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 00:21:24
27711文字
会話率:66%
公爵令嬢のエヴェリーナは、この国の第二皇子のジャンルカの妃候補と言われている。
当のエヴェリーナは、初恋のひとで自分の護衛のリッカルドに身分違いの恋をしていて、田舎に引きこもって暮らすことを夢見ていた。
両親はエヴェリーナと第二皇子を結婚さ
せようとする。
エヴェリーナは悪役令嬢になって、第二皇子に嫌われて、他の公爵家のビアンカと第二皇子をくっ付けるために立ち上がるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 20:03:11
4443文字
会話率:26%
不慮の事故で死んでしまった主人公は、とある女神の『担当100万人目の転生者』として特別に2つの特殊スキルを貰って転生することになった。
そのスキルがこともあろうか『料理が出来ない』。
料理が出来ないにも程があって、料理の作業工程から
完成品に至るまで『料理が出来ない』。
マイナスの特殊スキルにはその他のスキル効果を跳ね上げる力が宿ると言われている。
『料理が出来ない』レングランド領の領主の娘リノ・レングランドとして、ある種チート転生した主人公が巻き起こすハチャメチャ恋愛ファンタジー。
果たして、愛情いっぱいの手料理を食べてくれる恋人は出来るのか!?
……って、これそんな話だったの?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-10 07:00:00
78986文字
会話率:34%
もう少しって、どのくらい?
タレント紺野桜は、最近「もう少し」という言葉をよく言われている。その言葉に、イラつきを募らせ毎日を過ごしていると、信頼を寄せるマネージャー佐藤からも、「もう少し、真面目に仕事に取り組んでほしい」と言われてしまう
。与えられた仕事には、文句は言えど、キャンセルしたことがないのにと、愚痴を2人の幼馴染に漏らせば、彼らからも苦言を呈される。
苛立ちが爆発しそうになった時、桜のもとに、マネージャー佐藤から1本の電話が入る。そこで伝えられた衝撃の言葉に、桜は放心するのだった。
*「エブリスタ」にて、同タイトルを先行公開中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-09 15:00:00
8000文字
会話率:52%
公爵令嬢のフレーリアはその国の王太子エラルドの婚約者であった。エラルドは生まれつきの盲目であったが、とても聡明で申し分のない王太子だと言われている。しかしそのエラルドは弟の第二王子カイゼルによって罪を着せられ、罪人として牢獄に繋がれてしま
ったのだ。
己の未来を断たれたエラルドは、フレーリアとの婚約を破棄するという苦渋の決断をした。しかしあろうことか弟のカイゼルは、そのフレーリアを我が物にしようと目論んでいた。
身の危険を感じたフレーリアはカイゼルから逃れる為に、修道女となる決意をする。しかしエラルドに対する獄中での惨い仕打ちの噂を聞いたフレーリアは、心配のあまりカイゼルに見つかる危険をおしてエラルドへ会いに行く事にしたのだった。
その容姿と声を魔法で変え名前をテレーズと偽った修道女を、フレーリアだと気付く者はいないだろう。他人としてエラルドに会うのは切ないが、それでも慰めになればとフレーリアは願う。
だが、そのエラルドの処刑の日は容赦なく迫ってくるのであった。
*全七話(完結済み)短編
*他投稿サイトにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 16:18:39
14730文字
会話率:41%
ここハントシュー大陸には、たくさんの人族に混じって共存する魔族がいた。
彼らは皆金色の瞳を持ち、自らと相性の良い属性の魔法を使えたという。それ以外には人族と何ら変わらない種族であった。
彼らの魔力の源は"魔素"と呼ばれる
空気中に混じっている元素のようなものであった。
ロザンナ暦1130年のある日、それは突然起こった。
ある山奥の村の魔族たちは口々にこう言った。
魔法が使えない、と。
その現象はあっという間に大陸中に広がり、魔族は魔法を使えなくなった。
体調に変化はなく、魔法だけが使えなくなったのだ。それにより、もはや人族との違いは瞳の色だけとなった。
研究者たちはその原因の分析を急いだが、何もつかめないまま数年が経過した。
魔族の中には誇りを失ったと自害する者も現れ、しばらくは混乱が続いたものの、魔法を使えなくなってから15年後にはどうにか落ち着きを取り戻した。
その頃にようやく原因が究明され、"空気中の魔素の消失による魔力生成不全"と判断された。
世界から魔素が失われたという噂は、世界中に広まった。
生まれてきた魔族の子どもたちは金色の瞳でないことも多くなり、金色の瞳の者は徐々に居なくなっていった。
こうして、世界に魔素や魔族が存在していたことは時代とともに忘れられていった。
時は流れ、ロザンナ暦1430年。
魔法はすっかりと息を潜め、発電方法の確立、石炭の利用などによる産業革命が起こり、世界には馬車に変わる自動車や汽車などの新しい乗り物が登場するなどし、人々の生活には大きな変化が見られた。
世界の各地では貴族と平民の隔たりは少しずつ薄れ始め、今では貴賤の婚姻すらも徐々に認められるようになってきた。
ここ数十年は大きな戦争もなく、"ロザンナ暦で最も穏やかな刻"とも言われている。
これはそんな時代に生きる、ある"能力"を持つ女性のお話。
彼女は今日も彼らの聲を聴く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-30 20:00:00
48971文字
会話率:39%