取り壊しの始まった団地に2人は月夜、忍び込む。
明日の朝になれば、離れ離れになる。
伝えたい言葉は、この瓦礫だらけになった懐かしい団地のこの部屋の中に、きっとある。
並んで座って繋いだ手の先から、伝わればいい。言葉よりも早く、深く。
最終更新:2017-01-30 13:26:21
1933文字
会話率:10%
梗概(あらすじ)
のどかな村に、天からの有り難くない贈り物が届いた。なんとドラゴンが襲ってきたのだ。しかし、誰もが恐怖におののく中で、それを有り難がる人間がいる事を忘れてはならない。そう、酒場でたむろしていた血気盛んな傭兵の皆様である。
彼らは村人を救わんが為、そして竜殺しの栄誉を手に入れんが為、命を賭してドラゴンに立ち向かう。ただ一人を除いては……。
その者の名はルグス・リヴィオンといった。彼はのたまう。ドラゴン退治は飽きた、と。そして、マスターが逃亡したのをこれ幸いと、タダ飯タダ酒を喰らう。村人の懇願も一蹴し、ひたすら飲む。だがしかし、天は悪事を見逃さなかった。ドラゴンが、そんな酒場へ体当たりしたのだ。無論、建物は木っ端微塵。さすがに生きている者など、いようはずがなかった。
しかし、そうは問屋がおろさない。主人公が簡単に死んでしまっては話が続かないではないか。ゴキブリ並みのしぶとさで瓦礫を這い上がったルグスは、怒りのヘビークロスボウでドラゴンをあっさりと撃ち落とすのだった。いいのか、こんな簡単で……。
もちろん、これだけでは済まない。一癖も二癖もある傭兵二人組と、どこか普通ではない村人達を巻き込んで、ルグスが繰り広げる悪逆非道の数々。彼が持つゴロツキ王の通り名は伊達ではない。この最凶最悪の主人公を相手に、無事に生き残れるのは果たして誰なのか。そして、撃ち落とされたドラゴンの運命や如何に。
登場人物紹介
<ルグス・リヴィオン>
悪逆非道なゴロツキ主人公。
<ラシャーダ>
ドラゴンキラーの名誉が欲しい傭兵A
素早い動きで敵を仕留める剣士タイプである。
<ダルガン>
ドラゴンキラーの名誉が欲しいと思われる傭兵B
己の筋肉と力に絶対の自信を持ち、戦斧を振り回すパワーファイター。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 09:00:00
18583文字
会話率:40%
寂れた町の瓦礫の山。
少年グリンは貧しいながらも明日を夢見て日々を生きる。
そんなある日少年は...............。
最終更新:2016-12-11 20:37:03
903文字
会話率:8%
とある国の、地図にも載らないとある場所、そこにひっそりと佇む、朽ち果てた教会
教会かどうかも判断のつかないほど荒廃し瓦礫が至る所に散らばるその中で、一か所だけ原型を留める鐘塔が、そこが教会であることを物語る。
願えばどんな願いでも叶うと
言うその教会に住む4人の天使たちの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-28 22:51:01
2276文字
会話率:34%
俺は世を知らない馬鹿じゃないので、肉体労働者って底辺のが必要なのはわかる。
例えば、ビルを解体したときの瓦礫を運ぶ奴ら、そういう人間が、必要なのはわかる。
高層マンションの内装を、一階から、重機を使わず階段で上げる仕事などなど。
そんな人件
費を抑えて安く済ませる、超過労働、そんなの普通の内装屋がやるわけがないしな。
長く続ければ、100%に限りなく近く身体をぶっ壊して、早死にする、
この場で語るのは、そういう”最底辺の肉体労働者”についてだ、ハッキリ言って日本に実存する人種かは知らんのだが。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2016-09-29 02:12:44
5092文字
会話率:0%
その日、世界は滅んだ。
本当に、何の脈絡もなく、唐突に、滅びた。
ある朝、目を覚ましたら『世界』と言うものは滅んでいた。
瓦礫と絶望と諦観の中、ひとり取り残された少年は泣いて鳴いて啼いてーー死ぬ勇気もなく、ただ生きるために生き延びる。
知恵もなかった、力もなかった、勇気もなかった。
ありふれた設定の、ありふれた状況で、ありふれた『人間』の主人公が生きるお話です。
主人公は本当に主人公でなければいけないのか?って、そんなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-20 22:34:52
4525文字
会話率:26%
人類にとって新時代の幕開けとなった20世紀初頭、それは突如として地球上に現れた。
深淵から産み落とされたかのような漆黒の外殻と澄んだ水面を閉じ込めたかのような青い発光部を持つ、到底生物とは考えにくい生物。
彼らが通り過ぎた大地は荒れ果て
、都市や町は破壊され無機質な瓦礫の山と化した。
有史以来、明確な意思を持った人類最大の敵、「FUBAR(フーバー)」。
皇紀2697年、それはついに日本に上陸を開始した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-16 23:08:43
1127文字
会話率:14%
それは突然起きた。
ほんの1時間前まで、ここは人々の喧騒が聞こえる場所だった。
そこに突然謎の集団が現れて、町は一瞬で廃墟と化した。
何が起きたかわからない。
ただ街は焼けて
足元には、呻く人
僅かながら息をする人
ピクリとも動かない人
そ
して今、目の前には今まさに武器を振りかぶる男。
ここで死ぬのかな?
漠然と自身の終わりを覚悟した。
しかし、その男は武器を降ろして片手で僕を抱え上げ、瓦礫と死体の山を歩き始めた。
いくらか歩いたころ、不意に男が口を開いた。
「お前一人か?」
―――うん
「家族は・・・死んだのか?」
―――うん
「そうか」
そう言って重苦しく息を吐くと、また黙ってしまう。
その時の男の顔は、酷く苦しそうだった・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-14 23:54:41
10453文字
会話率:46%
詩です! 力入ってます。少し力みすぎたかなと思う感も。でも疾走感に任せて書きました。ではどうぞ~♪
最終更新:2016-09-02 19:06:35
428文字
会話率:0%
そこは夕焼けの世界でした。どこまでも、いつまでも続く、夕焼けの世界でした。色とりどりの夢の残滓が漂う風景は時々刻々と姿を変えてゆきます。さっきまであった建物がいつの間にか瓦礫の山になっていたり、何もないところから人が出てきたり。まるで出鱈
目な場所でした。
ターキッシュデライトはいつまでもその風景に佇んで見ています。変化によって生まれる景色を愛し、失われる風景を記憶に刻み付けています。誰かが彼女にそうしろといったわけではありません。ただ悠久の時間を過ごす彼女にとってできる暇つぶしはそれしかなかったのです。だから彼女は見続けて、記憶し続けます。
あるとき、名の無い少年が夕焼けの世界に現れました。ターキッシュデライトは少年にロクムと名付け一緒に夕焼けの世界を巡っていくことにしました。世界はどこまでも、いつまでも続いています。二人の旅は一体どこに流れ着くのでしょうか?
※ エブリスタ、アルファポリスにて同じユーザー名で転載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-28 18:54:28
87409文字
会話率:37%
長く続いた戦争で疲弊した人々。
世界からは“笑顔”が失われ、世界は暗く淀んでいた。
そんなある日、和也は瓦礫の散乱する路上でひとりの道化師と出会う。
彼との出会いで“笑顔”を取り戻した和也は自分を変えてくれた彼へと弟子入りを決意するのだが…
…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-24 02:33:11
784文字
会話率:0%
瓦礫で溢れ、文明の跡だけが垣間見える世界。人類は金の有無で優劣が決まっていた。金がなければ生きていけない。だが、金があれば生きていける。そんな世界のとある少年の話…。
最終更新:2016-08-09 19:17:59
5613文字
会話率:52%
世界は人類が滅びることを願った。
そのために呼ばれた地上の新たなる種族はアブラクサス。彼らは文明社会を完膚なきまでに破壊し尽し、人類を絶滅寸前にまで追い込んだ。
瓦礫のなかで暮らす人類のなかに、ユートとコージというふたりの少年がいた。
人類
救済委員会の自警団に所属するふたりの少年兵は、ある日、アブラクサスと遭遇する…………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-07 13:15:37
6997文字
会話率:38%
いつかの世界で、少女が跳ねる。朽ちかけた瓦礫の真ん中に、パンケーキ。
最終更新:2016-07-20 23:54:10
3511文字
会話率:0%
瓦礫の街ドノラグに降り続く雨は作物を育てることはない。この地で何よりも価値を持つのは“芸術品”。少年ルイスは、かつての栄華の散らばるドノラグで、瓦礫の下に埋まった“芸術品”を発掘して生計を立てていた。
2015年の冬に部誌に提出したもので
す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-15 21:33:54
5816文字
会話率:35%
一部の場所だけが、瓦礫の山と化した。
エイジは、光の膜の広場で何かが起こり、はじまる。
最終更新:2016-06-23 00:51:05
251文字
会話率:40%
むかしの大人たちは、「神様が空の上から見張っていて、悪さをすると怒られるんだからな」と云って、子供を躾た。
それは、むかしの人が創り出した生活の知恵で、それを社会の規範とすることで、世界の治安はある程度保たれていた。
しかし、いつの間に
かその神様は死んでしまい、世界は『神なき時代』を迎えた。
拠り所を喪失してしまった現代人は、規範のない混沌の世界を生きていく試練を与えられた。
また、神の不在は人間の欲望の重石をはずし、欲望は暴走し、恐ろしい暴力を生んだ。
やがてそれは、世界のいたるところに攪拌され、世界は不条理で溢れだす。
埃が降り積もった遺跡のようなある村では、崩れた瓦礫の下敷きになって、小さな尊い命が奪われていく理不尽な日常があった。
そこには、まるで地上の地獄絵のような悲惨な現実が横たわっている。
その亡骸を前にして、涙にくれる女がいる。
その横で、天に向かってその無念を告げる男がいた。
そして、物語は始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-20 17:03:16
1530文字
会話率:7%
ある日、一人の少女『霍間凪』が空から落ちて来た。周りを見渡せば瓦礫だらけで空を見上げれば赤黒く滲んだ何か、その目に映る景色は酷く荒廃した世界であった。そんな凪に両手に分厚い本を持った少女はこう言いました
『ようこそ、おいでになられました。
我らがアリス様』
何もかも荒廃しきった世界の中で無事、凪は生き残ることが出来るのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-25 22:06:17
1961文字
会話率:54%
僕はその手紙をポケットに詰めた。
世界の終わりのあとの世界。
破壊されて瓦礫だらけになってしまった地上で、僕は一通の手紙を運ぶ。
最終更新:2016-03-23 01:16:30
13585文字
会話率:37%
手違いで異世界召還されたヲタクなサラリーマン。斉藤冬馬。
神様に信仰を貢ぎ、元の世界に帰るのに必要な人数は1万人。
だが、基盤となる都市は魔物に蹂躙され瓦礫の山と化していた・・・
チート魔力で物を作り、魔法を使い、現代知識もふんだんに使って
彼は都市を再生できるのか。
そして、男性比率の少ない世界で、神様やら姫に騎士その他もろもろから貞操を守れるのか!
そんなお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 21:00:00
61067文字
会話率:36%