リーファは、自ら望んで後宮に輿入れした。
かつて自身が命を救われた稀代の賢帝に、心を奪われていたから。
しかし後宮に彼の方は来ない。
醜姿の皇帝と呼ばれ、影で嘲笑されていることを……後宮の美女たちが抱かれたくないと思っていること
を、おそらくは察しているから。
だからリーファは、後宮に来た。
貴方を慕う者はここにいるのだと、毎日文を送り続ける。
正妃にはなれずとも、あの優しい皇帝の愛妾くらいにはなれると信じて。
そして後宮の美女たちへ、彼の内面の魅力を伝えるのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-30 22:10:14
22833文字
会話率:39%
君と出逢ったのは大学の事前説明会だった。
久しぶりにその事を夢見たから思い出して見ようと思う
最終更新:2021-01-21 22:23:19
1844文字
会話率:32%
インド系のゼネコンで働いている20代後半の私は、井戸を掘るプロジェクトマネージャーとして赴任した内戦が終わったばかりのとある国で、兄弟姉妹間で月替わりシフト勤務する国内避難民の子どもたちを家事手伝いとして雇っている。
そのうち、6月勤務
の末の妹は非常に良く働き関心していたのだが、その月の終わり頃、突然、通常の労使関係ではありえないようなリクエストをしてきて―
8月下旬終了目標で、3話か4話で終わる予定、でした…
ほんまは短編として投稿したかったんですが、難しいもんです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 18:00:00
44152文字
会話率:23%
俺は月下光、高校2年生。俺の通っている学校は部活動が盛んな学校だ。スポーツはもちろん、文科系部活動でも優秀な成績を収めていたりする。また学校側も自由な校風であり、多種多様な部活動の申請を許可している。
俺も英雄についての部活「英雄部」の立ち
上げのため、生徒会の部活動統括部門である副会長の辰巳詩音先輩に部活動申請したのだが、即却下されてしますが、俺の前に4人の部活動申請者がおり、その4名の申請者とともに「合同部活動」を立ち上げることになるのだが。
その申請者も部活動も個性派揃いだった。
緑鳥ひな、「BL部」申請。黒髪ロングの3年生、二次元から現実の男性同士のカップリングを好む、いわゆる腐女子、「漫画研究部」に入部したことがあるが、オタクばかりで退部。そして部費のためにBL部を申請にいったが断られる。
天宗瑠璃、「魔法少女部」申請。水色の髪をしたサイドテールの1年生。魔法少女系のアニメが大好きで、お気に入りのキャラクターにコスプレして街を歩いたりするが、自身はめちゃくちゃ恥ずかしいらしい。コスプレ衣装のため部活動を申請するが断られる。
鎌城春香、「飲食部」申請。茶髪ショートカットの同級生。食べることが大好きで、地域では名の知れたフードファイター。常日頃食べることが日課のわりには全然太ってはいない。「家庭科部」に入部したが、調理中に材料を全部食べてしまい。クビになる。飲食費のために部活動を申請し、断られる。
樹海リアス、「観光部」申請。金髪ツインテールのイギリスと日本のハーフの帰国子女。日本が大好きで観光目的で日本に転校。まだ話し方が片言である。観光するために部活動を申請したが、旅行費を学校が出すわけなく却下された。
彼女たちと俺によるバラバラだが、一つの部室で合同部活動が始まろうとしているのだが、どうなることなのだか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-17 19:33:52
46316文字
会話率:59%
ある満月の夜。一人の青年が異なる歴史を歩んだ世界に転移する。
だが青年は全てを忘却し、己の運命を知らぬまま世界を覆う混沌に身を投じて行く。
それまでも、これまでもそうであったように、その在り方に無関心なままで。
全てを忘却し、何も
勝ち得ない亡霊が如き男。
全てを諦観し、何も得られない奴隷たる女は男を斯くの如く定義する。
──月下の亡霊、と。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 21:16:24
79892文字
会話率:20%
新型肺炎球菌【コロナウイルス】が流行った2020年。
ウイルスに対してあまり危機感を感じていない大学一年生の青木 裕太は自分の行動が制限される現在に怒りを覚えていた。
そんな中で初めてできた彼女のエミが入院をすることとなり、初めてウイルスと
向き合う。
「我慢」を強いられたこの一年に。
是非多くの方に読んでいただきたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 11:42:28
1529文字
会話率:23%
トカゲを助ける際に車にひかれてしまったエンラ。そんな彼は女神と出会い、【ショッピング】というスキルが与えられ、トカゲの赤ん坊に転生することになった。その時点では弱かったが、スキルを活用して敵に勝ち続け、ドラゴンへと進化を果たす。一気に強くな
った彼はそのスキルを使って周りの動物達と仲良くなりつつ、気ままに生活を送ることにした。※10話まではドラゴンに進化するまでのサバイバル編。それ以降はオオカミや鷹などと一緒にのんびり過ごしていきます。【ショッピング】スキルで日本の食べ物を買って、動物達と一緒に味わったり、時には材料を買って自分で料理を作ったり。たまに敵対する相手が出て来たら、魔法やスキルを買って対抗したりします。2020年12月下旬まで毎日20時投稿&完結予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 12:00:00
1089873文字
会話率:32%
月下想演姫独酒宴散華風風
ツキノシタオモイエンジルヒメノシュエンハナチラスカゼガフク
最終更新:2020-12-22 22:41:02
591文字
会話率:0%
ひとりの金術師。深い森にやってくる。ここはかつての黄金郷の一部だった。黄金の錬成陣が眠る土地。錬金術師は破損した巨大な魔法陣を作り直していく。たった一人で、黄金を生み出すであろう魔法陣を錬金術師は復元してみせたのだ。満月の夜、ついに黄金郷の
秘術を発動させる。月下の森に今、伝説が蘇ろうとしていた――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-17 00:29:37
977文字
会話率:18%
※ネタバレ注意です。
最終更新:2020-12-12 23:31:54
1113文字
会話率:59%
6月下旬、柏木環が出会ったのは危機に陥ったクラスの人気者──結城姫乃だった。
そんな彼女を助けたことがきっかけで、環の学校生活が一変する。友人との関係、姫乃との関係、そして…………
だんだん距離が近づいて……と思ったら環にはある秘密が!?
一体この関係、どうなっちゃうの?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 21:00:00
354719文字
会話率:57%
月の綺麗な夜のこと。
何かに引き寄せられるようにして、青年は海辺に立っていた。
そこから見えるのは、置いていかれたリンドウの花。
水面に揺れる小花は言った。
「月に行こう思っていたのです」
今宵の月が映すものは、誠実か、正義か、それともあ
なたか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-02 00:20:48
1733文字
会話率:20%
月下郷 そこはここじゃないどこか。ここじゃない世界。町並みは古風な和の雰囲気
そこには人間、妖怪、妖精、魔物、吸血鬼が住んでおり、天界には天人が住んでいる
これは人間(?)がこの世界にやってきて暴走して異変を起こす物語り
※そこまで長くす
るつもりはないのでご了承ください
それにgun of death の考えていたネタを書きたくなって書いているだけなので
削除するかもですけど、好評なら削除せずに続かせようとでも思います
毎日投稿です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 11:35:30
2637文字
会話率:80%
ファウスト家の長女として生まれたルーナは紫の瞳と月下に映える白銀の髪を持つ美しい少女である。
父や兄の溺愛を受けながら成長した少女は、5歳になると国の第一王子と内密に婚約が結ばれた。
互いに惹かれ合い、ともに生きることを望んだ二人の未来は
、王子16歳の誕生日に起こった精霊がからむ事件で一気に崩れてしまった。
美しい白銀の少女と精霊の間にあった小さな秘密。
秘密の重大さに気づけなかった少女と、彼女を守ろうとした、彼女が守ろうとした、家族のお話。
※初投稿、不定期更新です。
かなり稚拙な文章なので理解しにくいところも多々あるかと思いますがご容赦ください。
前半はほとんど説明のようになるかと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-15 22:12:00
11872文字
会話率:15%
かつて月下美人の花の精霊だった美花。現在はご近所さんの伊織と交際中だ。
美花が二十歳になった年に伊織からプロポーズをされる。それに答えた美花は半月後に結婚式を挙げた。
新婚生活を満喫する美花だったが……?
(短編の「月下美人の花」の続編です
)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-31 18:09:03
2023文字
会話率:58%
ある満月の夜に月下美人の花の精霊である美花は月の女神様に願い事を告げた。
自分を種の時から育ててくれたお兄さん--伊織に会いたいと。すると不思議な女性が地上に降り立った。
女性は月の女神と名乗り美花が名前を教えた見返りに一晩だけ人間の姿にし
てくれた。
早速、伊織を探しに行った美花だったが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-14 18:00:00
2310文字
会話率:60%
2025年。5月下旬の朝。京都、四条にある雪芽稲荷神社。今日も慌ただしい一日が始まろうとしていた。
部活の朝練に行く雪野。パチンコの抽選に並ぼうとする雪華。その雪華を追いかける雪牙。
その時謎の光が神社を襲った。
数十秒後、
光は消えたが三人の目の前には見知らぬ景色が広がっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-26 20:00:00
67194文字
会話率:71%
月明かりが綺麗な夜の
僕の不思議な物語
彼女から来た
短いメッセージによって
物語は動き出す
最終更新:2020-10-20 23:06:21
459文字
会話率:10%
6月下旬の昼下がりに発見された、雑誌記者の死体。
捜査に挑むのは、手塚巡査部長、田村警部補、木下巡査長の三人。
間を置かず、次々と見つかる遺体と、凶器に彫り込まれた五芒星。
三人とは少なくない因縁のある美少女。
そして、現場で目撃される黒い
雨合羽を身に纏い、黒いペストマスクを被った男。
悲劇を止めるため、三人の刑事が猟奇殺人事件に挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-03 23:53:19
25280文字
会話率:49%
高羽市にある村、黒鱗村。
その村には龍の言い伝えがあった。
村から出た人間が不自然な自殺をする『龍の呪い』。
村人が突発的に行方不明になってしまう『龍隠し』。
主人公、日継(ひつぎ)は高校生である。
日継の友人は黒鱗村に帰省し、龍隠しに遭
ってしまった。
刑事である父は、黒鱗村に調査に出た。そして帰宅後、父は龍の呪いによって自殺してしまった。
母と日継は友人と父の怪死の真相を究明するため、黒鱗村へ引っ越すことにした。
すると主人公の身に様々な異変が起こって……。
呪いとは何なのか。龍隠しは何故起きるのか。
そして龍は、月下にて舞う。
憎悪渦巻く村にて織りなす、ホラーミステリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-01 00:00:00
36890文字
会話率:48%
珈琲館コノハナサクヤは桐生学園日本ミスカトニック大学区内で営業する喫茶店だった。
誰人曰く、安価な割においしいコーヒーを飲ませるカフェであり――、
何よりウエイトレスさん達が、みんな可愛い。
そんな喫茶店が、夏休み限定の、僕のア
ルバイト先なのだった。
僕はヒラヒラと可愛らしいメイド服を着て、給仕として接客業務についている。
男の目が気になる。彼らの目は決まって好色と好奇と好意を湛えている。
だが、僕は、男だ。
愛宕恵一、16歳、桐生学園、日本ミスカトニック大学付属、ミスカトニック高等学校1年C組。
王様ゲーム方式の一学期末のテスト勝負に負けて、罰ゲームを受けていたのだった。
完璧に化けた女装メイドで、アルバイト。
まったく酷い話だ。しかしイジメの類ではない。純粋に勝負に負けての罰ゲームなのだから。
それに――
この情けない格好を良しとする、もう一人の自分がそこにいた。
今から少しおかしなことを書く。
もう一人の自分とは――、
今年の3月下旬に亡くなった、双子の妹『恵』であった。
下敷きにクトゥルフ暗黒神話と、同名のТRPG要素も少々加えた、学園探索ミステリー。
男女恋愛あり。若干BL要素あり。女装要素強烈にあり。謎要素あり。ロリ要素あり。
愛宕恵一、彼の身に何が起きたのか。もう一人の自分を『双子の妹』と断ずるその理由は。
クトゥルフ系ではよくある、手記風の一人称視点作品。伝奇ジュブナイル小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 22:00:00
286276文字
会話率:43%