地(ち)龍(りゅう)の歴史は古く謎に満ちている。
時は平城とも平安とも言われ、日本には人と人ならざるものが共に暮らしていたという。今では人がそれらを見ることも稀になったが、当時は誰もがそれを普通に目にすることが出来たという。それらと人とはそ
の種の違い故か無秩序で混沌とした世を生きていた。そんな世を憂いた一匹の龍が、初代の地龍当主に特別な力を与えた。その力によって当主は人の世とそれらの世とが共に平和に暮らせるようにしていったという。
そんな言い伝えの真偽はどうあれ、時を経て地龍は大きな組織になっていき、表だって知られる事はないが日本を支える無くてはならないものとなった。
そして現代。時は平成も終わりを迎えようという頃である。
地龍のあり様は変わらず、『昼』と『夜』のバランスを守ることだ。
『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方に等しいバランスを守ることを目的としている。
バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。
地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 19:00:00
5093359文字
会話率:49%
成人を迎えたリリーシアは、女王の娘の役目を果たす為、相棒のイリスと共に旅に出る。
第一章:Ⅰ.女王国編 Coup de foudre
グラシアル女王国。絶大な魔力を持つ女王によって支えられた国。女王となる素質を持つ女王の娘は、成人を迎
えると修行の旅に出なければならない。
第二章:Ⅱ.王都編 Embrasser
ラングリオン王国の王都。東に砂漠を抱える騎士の国は、大陸の中心的な役割を担う存在。治安の良い王都は、貴族の一人歩きも珍しくない。
第三章:Ⅲ.冒険編・前編 Chercher, Partie "Aller"
オリエンス砂漠。ラングリオンの東に位置する砂と岩石が広がる乾燥した土地。オアシス都市が点在し、遊牧民やキャラバンが旅をする。
・・・つづく
※小説家になろうver.に改稿中。完了次第、順次投稿予定。
※長くなることが確定してるので、気長にお付き合い下さい。
序章 2023/12/9
Ⅰ-ⅰ.ライラ 2023/12/17〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 19:00:00
146997文字
会話率:50%
冒険者のエルロックは、契約する精霊・エイダとの約束を果たす為、グラシアル女王国の王都へやって来た。
第一章:Ⅰ.女王国編 Coup de foudre
グラシアル女王国。かつては雪と氷に閉ざされていた貧しい国だったが、絶大な魔力を持つ女
王の存在により、豊かな国へと成長した。
第二章:Ⅱ.王都編 Embrasser
ラングリオン王国の王都・アヴェクノーヴァ。大陸屈指の巨大な城塞都市として知られる。中央以北は富裕区で、南へ進む程、貧困層が増えるのが特徴。サウスストリートの果て、職人通りに薬屋がある。
第三章:Ⅲ.冒険編・前編 Chercher, Partie "Aller"
ラ・セルメア共和国。ラングリオン南部に位置し、二年前まで、ラングリオンと国境戦争を行っていた。琥珀の産地として知られる。
・・・つづく
※小説家になろうver.に改稿中。完了次第、順次投稿予定。
※長くなることが確定してるので、気長にお付き合い下さい。
序章 2023/12/9
Ⅰ-ⅰ.ライラ 2023/12/10〜折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-08 19:00:00
170584文字
会話率:53%
王立魔術師養成所。
そこは、ラングリオン王国の魔法使いと錬金術師の育成する教育機関だ。
あの日、すべてを失ったエルロックは、声を出せないという障がいを抱えたまま養成所に中途入学する。
最終更新:2023-12-09 19:00:00
470713文字
会話率:51%
最強とは『理不尽』な程の強さ。
誰もが敵わない究極の存在。
そしてその称号は頂点に立つたった一人の人物へと与えられる。
求めた所で手に入るものでも無ければ、目指した所でその先にあるのは挫折である。
そしてその最たる例が『英雄』と呼ば
れる存在であり、彼らこそが『理不尽』の塊そのものである。
幾数年の努力を皆無にし、ただただ神に愛され、神に選ばれただけで絶大な才能を与えられた存在。
そんな存在を糞程に嫌い、『英雄』の存在で誰もが諦めた『最強』を只管に目指す男が居た。
この物語は、理不尽な力を振りかざし、この世の頂点と呼ばれる『14人』の『Xランカー』が織りなす、至高と言う名の物語。
『等では無い』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 19:00:00
1205529文字
会話率:19%
戦後――
人種根絶を目指した独裁政党スワスティカが崩壊、三つの国へと分かれた。
オルランド公国、ヒルデガルト共和国、カザック自治領。
ある者は敗戦で苦汁をなめ、ある者は戦勝気分で沸き立つ世間を、綺譚蒐集者《アンソロジスト》ルナ・ペルッツは、
メイド兼従者兼馭者の吸血鬼ズデンカと時代遅れの馬車に乗って今日も征く。
綺譚――
面白い話、奇妙な話を彼女に提供した者は願いが一つ叶う、という噂があった。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:57:49
1169516文字
会話率:37%
10歳の誕生日を両親と叔父の四人で過ごすのを楽しみにしていたボヌール・フォンテーヌは、誕生日当日の深夜に両親がテロに巻き込まれて亡くなったことを朝のニュースと叔父のスマホにかかってきた警察からの電話で知り、絶望してしまう。
あれから1年
が立ち、心の傷もある程度癒え、叔父のリアン・クレマンに引き取られてから初めての誕生日に、リアンが職場のオーナーから貰ったチケットで行った特別展にて展示されていた見た目10代後半くらいの等身大の人形が突然目を開いて動き出した上に、ボヌールのことを突然「主人」と呼び出し始め・・・・・・
読み方は「マリオネットたちのはかなきレーヴロマン」になります
世界観設定的には現代フランスをモデルにファンタジー要素があるほのぼの日常系な感じです
アニセカ小説大賞参加作品です。9月中に3万文字以上書きつつ、募集期間である12月5日まで書けるとこまで書いていきます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:42:30
15271文字
会話率:65%
人間であれば必ず一つ魔法が使える世界の中で、ランスは生来魔法が使えなかった。
親に捨てられ、路頭に迷い倒れていたところを「博士」を名乗る男に拾われた。
それ以来ランスは博士の家で、「科学」の研究をしていた。魔法の否定を前提にした「科学」は
異端思想として扱われるため、その研究は隠れ家のような家で、誰にもバレないようにひっそりと行われた。
どんな大発見が起ころうとも、博士以外に認められることはなかったが、そんな生活がランスには平穏に感じられた。
ずっとこのまま、何もなく、死ぬまで研究をするつもりだったが、ランスが16歳になったある日、博士の一言から全てが変わった。
「国立魔法学校の入学試験を受けてみないか?」
なぜ博士は魔法が使えないランスにそう言ったのか、博士は語らぬうちに死んでしまった。その答えを知るには、魔法学校に入学するしか知る道はなく、ランスはほとんど諦めていた。
ポストに入った、合格通知書を見るまでは折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:40:00
44463文字
会話率:29%
年齢性別を問わず人気を博した王道RPG「グロリアスファンタジー」。
そのゲーム世界に転生した主人公は、魔王軍四天王の1人、ゼランになっていた。
しかも、四天王最弱キャラだったゼラン。
最序盤で勇者に殺される運命を覆すために、ゼランはさっそく
行動に出る。
「俺たち全員で戦えば楽勝だろ?」
この提案をきっかけに、四天王たちは共闘を始める。
ところが、なんだか様子がおかしい……。
(あれ?こいつら、こんなキャラだったか?)
なんと、実は他の四天王も全員転生者だった!?
お互いが転生者であることを知らない4人は、正体を隠すため四天王のキャラを演じつつ、勇者パーティの打倒を目指していく。
時にはうっかり素を出しながらも、生き残りをかけてゼランたちは死闘へと挑む。
果たして4人は最強の勇者を倒すことができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:40:00
27103文字
会話率:21%
多くの種族が住まう世界「クリエイタ」
およそ五百年前。
地上に恐怖の大魔王が降りて来て、これまで均衡を保っていた人類のパワーバランスを完全に崩壊させた。
その様子を憂いた神々は異世界から一人の勇者を召喚し、特別な力とそれを扱う術(すべ)を
与えた。
その勇者の力は強大で、一代で大魔王率いる魔族達を押し返すと、新たに四人の勇者を召喚し、自らは天界へと昇った。
そして残された勇者達は、散り散りとなったそれぞれの地で、それぞれの国を建国した。
その一つが、聖王国「コンツァート」であり、これがこの国の建国譚である。
時は下って建国五百年が間近に迫る頃。
転生者やその子孫の尽力もあり、魔族は四人の魔王とその配下を残して崩壊の一途を辿っていたかに思えた。
しかしこの四人の魔王の力は他の魔王の比ではなく、魔族側は反攻の兆しを呈していた。
その最中(さなか)、一人の男がこの異世界に降り立った。
この男は単身で一体の魔王を打ち倒すとたちまち勇者となり、他の勇者と協力して更にもう一体の魔王を葬ってしまう。
そしてあろう事か、不落と言われた魔族の砦までを陥落させたのだ。
男の名前は「ヤマト」
物語はそれから数か月が経った所から始まる。
**********
※現在この作品は、他サイトからの転記を進めています。
初投稿・初小説です。
異世界の住人と転生者達のドタバタコメディー。
ちょっとグロくてお下品な感じの作品です。
カクヨムにも同様の内容を投稿しており、書式の修正が完了次第、随時アップしていきます。
よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:29:35
143990文字
会話率:36%
かつて高度な文明都市として栄華を極め、飽食の時代を経た大陸『ヴァートランバーツ』。そこに棲む四つの人族は、枯渇した生存資源を巡る争いを続けていた。
竜人の青年『紅葉』は、幼い頃に自分を救った隊員へささやかな恩返しをするため、竜人軍事機関『
ドラーグド』の志願兵となる。しかし、陥落寸前の拠点へ飛ばされた彼は、そこの防衛任務に就く上官の『牙雲』と共に初陣へ臨むことになる。
生死をかけた戦闘の中、紅葉は固い絆を結んだ上官の背中を預かることを目標に、仲間たちと困難な戦を乗り越える日々を送っていた。
しかし、とある事件を境に自分の恩人が軍の《裏切り者》だと知る。その過去を探るうちに、軍の暗部へ触れた彼は、複雑に絡み合う思惑へ巻き込まれていく。
恩人の姿を追う中で起こる脅威との遭遇、味方の離脱、予期せぬ対立。深く傷付きながらも、紅葉が目にした恩人の正体とは――
これは、戦火の果てにいずれ滅びゆく大陸で、希望を絶やさずに生きる青年の背中を追った物語。
* * *
本編は11章を予定。ep.1は約2.5万字、以降のepは約6~7万文字前後。
登場キャラクターの完結済スピンオフ2作品も用意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:22:11
174722文字
会話率:59%
イザベラ・ブランシャールは悪夢に苛まれていた。
それは夜会にて、最愛の人であり皇太子のアルベールから婚約破棄を突きつけられるというものだった。
身に覚えのない理由で婚約破棄を言い渡される。まるで物語の悪役が断罪されるかのような光景。
そ
んな夢を繰り返し見るうち、いつしかこれが予知夢であり暗示なのではないかと思うようになった頃。
彼女は、とある夢を見る。
その夢は。あろうことかアルベールが死んでしまう夢。
そして、夢での光景がそっくりそのまま現実に再現されていってしまう。
死んでしまう寸前でアルベールを救出するイザベラ。
夢の結果から変わったことに、イザベラはほんの少しの希望を抱く。
もしかして、あの夢の結果も、変わる?
アルベールを助けるため。そして、微かな希望を現実にするために。
夢での記憶を頼りに、イザベラは行動を起こし始める。
これは、悪役令嬢が断罪されるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:10:49
82177文字
会話率:28%
変異型という特殊な魔物が存在する世界でエントリア魔法学校に通うクレイ・グランディール。
魔法好きのクレイはこれまでに学んだ魔法や知識を駆使していく。
しかしある時からクレイ達は他の人達とは違う道を歩みだす。
それがどれだけ危険であっ
ても引き返しはしない。
これは普通の生徒達が長い月日をかけ迫りくる困難に立ち向かい立派な魔法士、魔法剣士になる物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 18:00:00
54263文字
会話率:44%
第三エディションが最近出たVRMMOを遊ぶ話。
風来坊の風猫族ラン・ワールドウォーカーは貯金が出来ない。
「でも猫は…猫はぁ! 散財がしたかったにゃん!!」
最終更新:2024-09-23 18:00:00
845469文字
会話率:30%
高校進学と同時に小さな飲食店でアルバイトを始め、慣れない生活の中でも猫と僕だけで過ごす穏やかな暮らし。入学して3カ月が経とうというのに新しい友達は出来ない。それどころかクラス一番の嫌われ者になってしまったけれど、読書に紅茶を楽しむ休みは悪
くない。そんな6月最後の土曜日。
「明日からしばらくは休んでくれていいよ」
アルバイト先の副店長から突然の長期連休を告げられた。詳しく話を聞くと、どうやら遠回しに『クビ』を宣告されたことが分かった。理由は単純明快、接客業に不向きな顔のせい。笑えない代わりに、他で頑張ったつもりだったけど駄目だったらしい。
週明け、気を取り直して登校すると何やら視線を感じる。相手はクラス一の美少女。だから気のせいかもしれない――。
え、いや、そう思い込むことも出来ないほど視線を感じる。なんなら目まで合っている。落ち着かない気持ちで過ごし1日が終わった放課後。
「ちょっとお話があるの。ついてきて……ください」
美少女の後をストーカーのように着いて行くが、赤信号で逸れてしまった。慌てて追いかけて行った先で見た光景は、学校で魅せる洗練された所作や姿勢、仕草どれを取っても綺麗でどこか大人びている美少女ではなく、ただ無邪気な笑顔で楽しそうにブランコを漕ぐ「上近江美海(かみおうみみう)」の姿だった――。
この日を境にたった1週間で秘密や約束が増えていき、救い救われ、がむしゃらに過ごして行くうちに、クラス一番の嫌われ者が一転、気付けば後に引けないくらい学校で一番の有名人になってしまう少年の成り上がりスクールライフです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 17:31:03
1389640文字
会話率:33%
フリーランスで働いていた清宮成生は、契約を守る男だった。ブラックだろうがホワイトだろうが関係ない。契約書にサインしたら、仕事を全うする。それがフリーランスに身を置く成生の矜持であった。
飛行機の墜落によって急逝した成生に、神界で出会っ
た女神サラフィネが一枚の契約書を提示する。それは生まれ変わるために必要な魂のカケラの回収は自らで行うという趣旨の物であり、自らのサインもあった。サインは自らの分身が残したものであったが、契約書にサインをしたなら順守する。
この物語は、契約によって誕生した勇者が、フリーランスとして異世界に赴き、自分の魂を回収するついでに、悪を討つ話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 17:10:05
860869文字
会話率:42%
フリーランスで働いていた清宮成生は、契約を守る男だった。ブラックだろうがホワイトだろうが関係ない。契約書にサインしたら、仕事を全うする。それがフリーランスで働く成生の矜持であった。
ところがある日、成生は飛行機事故で急逝してしまう。普通
なら魂を浄化し生まれ変われるのだが……成生の魂は事故の影響で砕け、異世界に散らばってしまった。
それに頭を悩ませたのが、女神サラフィネである。成生を転生させるためには砕けた魂の回収が必須なのだが、立場上現世には関与が出来ず、魂を回収することが不可能なのだ。
思案したサラフィネは、成生自身に回収させることを思いつき、異世界で戦う力を授ける見返りに、自分の魂の回収を依頼する。
成生がサインし、契約は締結された。
この物語は、契約によって誕生した勇者が、フリーランスとして異世界に赴き、自分の魂を回収するついでに、悪を討つ話である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-18 16:51:26
434620文字
会話率:42%
雑界(ざっかい)。
それは九つもの異世界に同時に侵略を狙われつつも、その異世界どうしの睨み合いによって、奇跡的に均衡を保っている、奇妙な世界。
どれぐらい奇妙かというと、本来侵略のために作られたはずの九異界の砦が『ダンジョン』などと名付けら
れ、雑界の冒険者たちの攻略対象となってしまうぐらいには奇妙であった。
その奇妙な世界の片隅に、ひとつの異世界からの侵略者がいた。
彼女の名はアルマディリア・ヴァランキア。魔界の覇者より当代魔王の名を授かって、魔王城を統治する、ひとりの少女だ。
部下こそどんくさいブラウニーズしかいないものの、容赦のない罠で冒険者を返り討ちにする、孤高の魔王。
だがある日彼女の元に、ひとりの男が現れる。
仕掛けた罠をことごとく突破し、ボス部屋たる彼女の私室の前までたどり着いたその男は、平然とこう言った。
「ダンジョンイーツだ。注文の品を持ってきた」
ひとりぼっちの魔王少女、アルマディリア・ヴァランキア。
無愛想な貧乏配達員、ジュロウタ・マガミチ。
これはふたりの出会いが織りなし生み出し引き寄せる、罠とか因縁とか動画配信とか、ちょっとしたラブ的な何かとか、あとついでに、世界の行く末だとか。そういったものの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 17:08:52
132001文字
会話率:53%
病気で死んでしまった長瀬寿(ながせ ことぶき)は生まれ変わり、前世の時とは似つかない健康的な美少年に生まれ変わっていた。
知らない世界で神様の助言通りに道を歩き、村に着くと二人の冒険者に出会い、ギャルのような女性のランカに、芯の強そうな女性
のイラナの二人は暖かくコトブキを向かえる。
神様から貰った能力を使い、村の魔物駆除を手伝い冒険者二人と共に街へ向かい、酒場で他チームメンバーと挨拶をする。
カイはコトブキが子供という理由で反対気味だったが、支援魔法が使える、酔っている所にギャンブルで勝って気分が良かったのもあり、結局賛成派になった。
残り一人を待っていると酒場の雰囲気が変わる。なんだろう、後ろを振り返ろうとした時、ふわりと冷たいような甘く花に似た香りがする。
「あら新人さん?」
美しい女性、フィーネに、コトブキは一目惚れをした。
異世界転生した主人公がちょっと個性的な女の人達と一緒にのんびりと冒険する話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 17:02:34
135153文字
会話率:54%
世界を救うわけでも、世界ランキング1位を取るわけでもない。ただ、ゲームを楽しむ。それが良いのである。
感覚全てを仮想空間に投影できるVRが、日常的に使われるほど未来の日本で、のんびり、でも真剣にゲームを楽しむ少女たちの日常。
最終更新:2024-09-23 17:00:00
258565文字
会話率:42%
剣と鮮血の世界。命ある人間。全知全能の神。モンスター。それぞれが生きる混沌の世界。
誰かが創った、想像の力が生きる世界。
〝英雄王〟ギルガメッシュ。生命の愚かさを見た神々とそれに抗う生命の聖戦《神生大戦》を終結させた始まりの英雄。それから時
は進み……。
未だ最下層に到達した者がいない迷宮を進む《冒険者》と《神》の物語。
新人冒険者《アルタイル・アリエル》。祖父と父が消えて数年。モンスターに襲われ、覚醒したもう一人の自分を機に世界が広がった。
彼は父と祖父から学んだことを生かして冒険者家業を行っていた。そんなある日、トップクランの〝閃光〟と出会う。そこから始まった英雄物語〝神々に嫌われた男〟と呼ばれた彼の秘密。自身の本当の心を知った者の技。
機動兵器のパイロット《エイル・ローグ》。彼の祖国《ブリタニア王国》は神の恩恵を受けられず、モンスターにおびえる日々が続いていた。女が戦争に勝ち、男が奴隷として扱われている国。そんな時とある研究者が残した《神経接続機構》を使った人類が造ったもう一つのモンスター《セルウス》が完成し、奴隷を乗せることで平和を築いていた。
光の戦士が現れ奴隷兵の少年達と冒険者のアルタイルが女神を殺す……。エイルの魂が、光の巨人が神を裁く。過去との決着が着いた時、世界は変わる。最古の英霊と最高の英雄の人生。
これは〝神々と生きる者〟が紡ぐ、ハッピーエンドの物語。
――――しかしこの世界は、本当に《本物》なのだろうか―――――――――――。
《黒き剣士》の、始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-09-23 16:56:26
122828文字
会話率:48%
恋した王子と結ばれる為、策略と陰謀、そして虐殺を繰り返してきた悪女がいた。
しかし彼女の望みは叶わなかった。
彼女は愛した王子その人の手によって、悪事の報いを受け、結婚式の場で殺されたのだった。
生前の報いとして死後の激しい責め苦を経た後
に、彼女が転生したのは、とある乙女ゲーの世界だった。
『ソル=フランシア恋愛譚 -貴方に想いをときめかせて-』とかいうくっそ恥ずかしいタイトルの。
しかも、その主人公ソル=フランシアとしてである。
「え? 何でそうなりますの?」
困惑するソルに、ナビキャラだと自己紹介した少年は伝える。
「ソル様には愛を知って貰い、それを以て魂を浄化します」
果たして、残酷な悪役令嬢は、今度こそ意中の相手を攻略出来るのだろうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 16:44:25
427523文字
会話率:50%
セシリアはハート伯爵家の長女だった。
婚約者は幼馴染のシモン・ベルトラン。
平穏に暮らしていたはずが、去年引き取られた、異母妹のアリアとシモンが惹かれ合っているのに気付き、人知れず悩み、苦しむのだった……
最終更新:2024-09-23 16:20:41
15281文字
会話率:30%