少年は空を走る――
東のはしっこの空に浮かぶ島にある街、ロックリバー。少年エディ・バートンは、ロックリバーに支店をおく、ベクターズカンパニーという運送会社の新人自転車配達員。彼は空を走る三輪自転車に乗って、毎日周辺の村に手紙を届けている
。
これは彼が手紙を届け始めておよそ二ヶ月、風薫る晩春と緑濃い初夏の間の短い期間に世界の隅っこで起きた、通り過ぎる風のように儚く、朝焼けに染まる雲ような淡い色をした事件。
ある日、エディは得意先の占師、モーゼフからベクターズカンパニーのサービスの一つ『差出人戻し』の依頼を受ける。それは、抱えるほどの大きさの不振な箱だった・・・
大昔、マジになって書いた、初めての物語りです。オリジナルです。しょっぱい文章ですみません;折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-06 23:21:22
98889文字
会話率:33%
「自分は兄の欠陥品。偽物。
まるであの立派な船の横に浮かぶ笹船のように。
すぐに沈んでしまう笹船のように」
劣等感にまみれた少年。そんな彼が見つけた自分の存在意義とは・・・
最終更新:2010-05-18 22:29:16
5280文字
会話率:52%
十三夜の月が浮かぶ夜に、公園であったお話。
最終更新:2010-05-11 20:16:01
2785文字
会話率:12%
陸地という陸地はすべて海に覆われた世界、人が暮らすのは空に浮かぶ4大陸に限られていた。4大陸を納める4国家による争いが終わって4半世紀。まだまだ荒れた世界に蔓延るのは空賊や空賊や空賊。彼らを追いかける少女と、小さな空賊団の若き頭領のお話。
最終更新:2010-04-17 10:53:12
2798文字
会話率:35%
何処か影のある高校生宇木友和は、冬のある夜の公園で空に浮かぶ一人の少女と出会う。
翌日、鮮烈な印象(主にパンティー)を残した少女の面影が友和の脳裏にちらつく中、ホームルームの時に美少女の転校生が現れる。
彼女の名は、館林さや。
彼女こそ、友
和が昨夜の公園の上空で出会った『夜空を泳ぐ者』であった。
王道ボーイミーツガールですが、パンチラが出会いなんて女の子的に許されるんでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-11 10:31:17
97461文字
会話率:30%
吟遊詩人は語る。遠い異国の物語を。――舞台は砂漠に浮かぶ水の国。生け贄となる運命の少女が出会ったのは、不思議な雰囲気を持つ美青年だった。彼が差し出した手を取ったとき、少女が得たものは…。
最終更新:2010-03-03 18:34:09
7165文字
会話率:40%
平凡な日々を送る大学生3年の椎名駿の生活におこる様々な出来事彼はこれからどうなっていくのか
上野雫は本当に駿の彼女なのか・・・
最終更新:2010-02-10 03:09:15
516文字
会話率:42%
遠堂愁二(えんどうしゅうじ)は暗い毎日から脱出するべく親戚が住んでいる瀬戸内海に浮かぶ小さな島、長沖島(ちょうおきとう)の学校に晴れて通うことになった。しかしその島には代々たる不吉な習わしが存在していて…。
最終更新:2010-01-16 21:59:11
2331文字
会話率:28%
シリウス――。それは夜空に浮かぶ星の中で最も明るい星。その星がどこか強く印象に残っているのは、その綺麗な名前のせいだけではなかった。それはきっと、いなくなってしまった彼女のことを思い出すから。
もう会えないと思っていたはずの彼女と過ごす
最後の一日。それは、シリウスが叶えてくれた奇跡だったのかもしれない――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-22 09:23:51
7785文字
会話率:53%
ふわふわと浮かぶような感覚から穴に落ちるような感覚へ・・・目が覚めたとき私は記憶を失っていた。周りの美形兼変人に振りまわされるアリスと周りの美形兼変人のお話。アリスのハートを射止めるのは一体誰?逆ハーレムもの。
最終更新:2009-12-10 22:58:14
109488文字
会話率:22%
美しい満月の夜、14歳の「私」は家を出た。
そんな私を拾ってくれたのは、ルリとその恋人のナル。
3人で暮らした夏はとても幸せだった。
それなのに……
大切な人を失う悲しみを知り、人を愛する切なさを知り、少女は少しずつ成長してゆく。
夜空に
浮かぶ満月は、あの日と同じ月だけど、その月明かりを浴びる彼女は、あの頃と同じで少し違う。
少女が大人になる途中の、ちょっぴり切ない恋のお話です。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-18 09:33:34
10575文字
会話率:33%
目が覚めたら、そこには見覚えのない場所でただひとり、見覚えのない《軍服》をきたじぶんがたっていた。
目の前に突如現れた一人の少女。
やさしく微笑んでくれる彼女に、どうしようもない恐怖を覚えずにはいられない。
自分の知らない日常に取り残
されたわたしは、なにをおもう―――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-11-05 11:21:46
5882文字
会話率:24%
怖いんだ。
まんじゅうを見ると、あの日の光景が目に浮かぶんだ……。
落語『まんじゅうこわい』のパロディ。もといパクり(色んな意味で)
最終更新:2009-11-03 19:15:49
1637文字
会話率:12%
異世界――此処からは彼方の様に遠く、また傍らの様に傍にある異次元。
とてつもない規模の核戦争によって大地は汚染された。
戦勝国は天に浮かぶ理想の新天地、世界樹へとその居を移し、
敗戦国は大地を浄化するプラント、方舟に居場所を置いていた。
両
者が関りを失って久しく、それぞれが別の存在を半ば忘れかけていた。
不死の命を持った少年と、罪を犯し鳥の姿となった少女のファンタジー。そして、次第に闇に触れる少年と、それを支える少女の終末SFです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-20 17:50:46
991文字
会話率:38%
僕である優一の成長物語である。
子供の頃に体験をした心の傷を抱えながら、男として人として成長をしていく。
幸せについて、愛について、僕なりの答えを見つけていく物語。
新月の闇の中で、無数の星がきらめき、頭上に星の川を作っていた。
僕は、砂
浜に腰を下ろし空を見上げた。
闇の中に、波の音が聞こえてくる。
ときに遠く。
ときに近く。
波の音は、僕を海の中に誘うように聞こえてくる。
小学5年生だった、僕は、波の音を聞きながら、昔、母親に聞いた話を思い出す。
『夜空に浮かぶ星の一つ一つが死んだ人の魂』なのだと。
『死んだ人の魂が、空に浮かび、夜、みんなが安心して眠れるように、僕たちを見守ってくれている』のだと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-17 15:40:48
2746文字
会話率:8%
無辺の大洋の中に浮かぶ僕たちは、ただ、そこに浮かび何かを待っている。
キーワード:
最終更新:2009-09-24 01:34:18
915文字
会話率:12%
大海の向こうに浮かぶ、諸島国家。そこに足を踏み入れた彼女に待つ物語とは。
最終更新:2009-08-27 09:08:51
44859文字
会話率:27%
猫の目がほしい。ある日突然思い立った。なんたって猫の目は光るのだ。暗闇で光る、なんていい響きだろう。他に何が思い浮かぶ?月くらいだ。それから、星。あとは猫の目だけ。
最終更新:2009-08-21 04:48:41
1768文字
会話率:28%
オーシャン・ビューのレストラン、ギャルソンの微笑、空に浮かぶ半月。メイン・ディッシュと結婚指輪を前にしたわたしの心は、何故か、遠い場所にあった――
最終更新:2009-07-31 18:24:32
2605文字
会話率:0%
パソコンの画面の光に浮かぶ自分。黙々と小説を書き続ける、その意味とは
最終更新:2009-07-29 00:09:33
2811文字
会話率:3%