これは、我々の住む地球での物語ではない
遠く……そう、どこか遠い所の物語である………
その星には、人、そして人以外にも様々な種が存在していた
その中には人の脅威となる魔物も存在する
ある魔物は陸を駆ける狼の姿
ある魔物は水を巡る魚の姿
彼ら
はあらゆる場所、姿で生息し人々の生活を脅かしていた
しかし、その魔物は最初からその星に居たわけではないのだ
遥か昔、その星では、我々人間に似た種族が栄華を極めていた
彼らは飽食の限りを尽くし、機械を操り自然を蹂躙し、彼らの住む惑星「スーラ」を自ら蝕み、種としての過ちに気づかぬまま1000年の時を過ごした
緑と青の楽園だった星は、汚染された大地と黒ずんだ海に覆われた死の星へと姿を変えていった
しかし、その歴史は唐突に終わりを迎えることになる
ある大雨の日、それは突然起きた
前兆すらなく、突如地上に巨大な「何か」が出現した
その形は定かでは無いが伝承によると、「神」、「悪魔」などと記されている
その化け物は、数多の異形の生物を身に纏い街を破壊した
魔物がこの星に生まれ始めたのもこの時からである
星にある文明は消し飛び、僅か生き残ったのは奇跡的に難を逃れた極少数の者たちと、人里離れた奥地に住む人とは異なる進化を遂げた民族のみである
難を逃れた人々は、互いに寄り添い、集団を作り新たな集落を作り始めた
彼らは、自分達を襲った異形が今までの行いへの罰だと信じ、今まで培ってきた技術すらも放棄し狩猟と最終の時代へ戻ることを決意した
それから1000年
驚異的な自浄作用によりスーラは本来の美しい緑と青の星に戻っていた
そして、人々は古の教えを忘れ、着々と文明を再生している…
これはその星に生まれた罪人達の物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 01:08:46
400文字
会話率:0%
ここはパラレルワールド。無数に存在する世界の1つの可能性。時代は現代で言う江戸。ここには人間の他に、獣人、亜人、竜人、はたまた魔獣などまで存在する。もっと言うなら魔法まで。それだけなら、ただのファンタジーな世界だろう。だがこの世界には様々な
宇宙人通称(天異人)まで登場し鎖国中の江戸を開国してしまった。この過去と現代とファンタジーの入り混じった世界はどうなってしまうのか!?っと此処に何かの拍子の転生を果たしてしまった者がいるようだ!たぶん主人公はそいつです。ここから下は、まじめです。 とある世界に存在する鎖国中の江戸、この国は主要都市江戸を中心とした内部政治組織≪江戸幕府≫と、魔獣などから町を防衛することや国内、
大陸の迷宮攻略などを担当する≪冒険者≫と呼ばれる、所謂侍たちの組織からなりたっていた。しかし突如宇宙からやってきた≪天異人≫
達の襲撃により開国を迫られる。立ち向かうものもいたが、圧倒的な技術力、武力に圧倒され、ついには江戸の開国を許してしまう。
強力な力と、武器を持つ天異人により現地の侍、もとい冒険者たちは、衰退の一途をたどっていた。そんな中、現代、またはそれに限りなく近いパラレルワールドから
転生を果たした青年がいた。緑色の青年はこの世界をどう生きていくのか!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-03 23:58:02
10668文字
会話率:44%
拳銃使い、魔女、将軍、博士。
役割に支配された生き方しかできない連中が、ゆっくりと世界に染みこんでいく。そんな役割を与えられた生を『我々』は世界レンズを経由して観測する。
王国は革命で倒れ、共和国は大衆に焼かれる。
拳銃使いと、無愛
想な魔女はそんな世の中のカスの一片として拳銃をぶっ放し、魔法を使い、人を殺し、たまに助けて、飯を食う。音楽に耳を傾け、書物に心躍らせ、それでもやはり人を殺す。
将軍と感情的な魔女は、『塔』からあふれ出す怪物どもの相手をしながら、淡々と政治に明け暮れる。戦いにおいて優秀、政策において鋭敏な二人は、徐々に人の枠を離れ、自らが規格外の怪物に近似していく。
頭のおかしい博士は、世界のあり方を問い直すことを諦めて、ただ全てを肯定し続けて、なにもかもを楽しむ。それは方法論的虚無主義ではあるものの、それでいてロマンチズム。
冒険者ギルド、暗殺者ギルド、騎士団は各個に組織としての意思を持ち始め、それを構成する人々を歯車たる器官へと置き換えてゆく。
共和国、王国、都市国家連合、諸部族会議は『塔』に目を向けながら、互いに剣と銃を突きつけあう。
新人類と旧人類は相互に断絶し、播種船は飛んでくるわ、第一異星人と接触するわで話は混迷を極め、ますます分けがわからなくなる。
ドゥルーズだのフーコーだのがそれぞれに役にも立たない持論をまくし立てはじめ、科学は方法論となり強い人間原理が機能し始める。それでいて役割を与えられただけの『キャラクター』たちは、うやむやな物語に対して反旗を翻す。
わけもわからず能力バトルが始まり、挙句の果てにはSFもどきになり、重力の虹を論じ、百年の孤独に打ちひしがれ、緑の家にたどり着こうとする。ジョージ・オーウェルがそんなサマをあざ笑いながら嘘つきだけが現実を見ることができることを強弁する。
―そして、世界システムという怪物が、誕生する。
その世界システムに対して、並行世界のエヴェレット多世界解釈上の存在である女子高生が世界征服というカウンターアタックを決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-23 11:08:41
7460文字
会話率:31%
エターナルアーク。別名、永遠の箱舟。と言われる世界
舞台はその世界でも最も大きいスレイフィア大陸と呼ばれる大陸。
その大陸には八つの国が存在した。
緑豊かで生命にあふれた国、エルティア。
辺り一面が砂漠で過酷な環境のエイルアルド。
自然の防
壁に守られた森の国、サルラルト。
世界中からのさまざまな物品が届く、マク・アルガ。
古くからある異世界の扉が存在する国、レスタローブ。
資格を持つものだけが入れるという天使が住む国、セラフィム
異世界にある。魔族や精霊が住む世界樹、ウィルチェル。
美しい湖と世界樹に近い霊樹に守られたエルフの国、マナテリア。
物語はエルティアにいる少年、ライカを視点に始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-13 01:22:41
14891文字
会話率:25%
天地を緑に覆い、人間を拒絶する網緑幻想の地『グンマニア』には『羽仁畏備(はにいび)』、通称『ハニ』と呼ばれる民が住んでおりました。
背に翼で空を駆ける不思議な種族の、都市国家オオママの存亡を巡るおとぎ話。
よろしければ少しだけお付き合いくだ
さると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-31 16:04:58
16935文字
会話率:7%
中心にいるのにいつだって主役に慣れなかった
とても平凡とは言えない人生を送ってきた星河緑。彼女は張りのない、刺激のない退屈な生活を何の感慨もなく送っていた
最終更新:2011-07-01 15:39:26
4255文字
会話率:49%
車も空を飛ぶハイテク未来。全ての人種は個人識別のハイテクバンドをつけている。このバンドがなければどの施設にもの入れない。
一つは緑の一般人、もう一つはオレンジバンドを着けているサーヴァイト種。サーヴァイトとは吸血鬼の子孫である。
彼らは吸血
活動をするし再生能力や身体能力は人間より優れているが古代種と謳われた吸血鬼より格段に力が劣っている。日光を浴びても平気であるが爪は伸びるものは極僅かな者たちのみで翼はもはやない。もはやいない吸血鬼を崇拝する者たちもいるなかで彼らは消えない差別と偏見の中生きていた。もしも彼らの頂点に立つ吸血鬼がまだ生きていたらと願いながら折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-21 02:57:47
1936文字
会話率:44%
NGH法が施行された遠い未来。水面下で様々な綻びが生じ、奇病が流行った二三〇八年の地球で――。
幸せを拒み、誰も信じられず、秘密を抱えた純血種(NGH)の少女。その少女を慕う、IDを持たない混血の無力な子供。幼い子供を懐柔し、全てを手に入れ
ようと画策する、植物とヒトの融合体グリーン・ヒューマノイド(GH)の青年。
はたして望みを叶えるのは誰なのか? この先の運命を変える者たちの出会いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-26 17:28:40
11114文字
会話率:16%
昔。古い昔のこと。
『魔女』『吸血鬼(ヴァンパイア)』『人間』『神』が住んでいました。
ここの星は、誰が王をやるかで『魔女』『吸血鬼(ヴァンパイア)』『人間』で、戦争をしていました。
神、ウェズワンデは、お怒りになられこの星の緑を滅ぼしまし
た。
すると、3つの種族は、もっと戦いを激しくしていきました。
でも、それはもっとウェズワンデの怒りを買うだえでした。
すると、安曇神社(アズミジンジャ)に3人の巫女が現れたのです。巫女の1人は『魔女』もう1人は『吸血鬼(ヴァンパイア)』もう1人は『人間』。
安曇の神は、この緑を滅ぼした神、ウェズワンデの親友です。
3人の巫女は祈りました。
『どうか。どうか。星を元のようにお戻し下さい。そして、戦争を終わらせてください』
と・・・。
安曇の神はウェズワンデを説得し、ウェズワンデは民を許しました。
そして、現代に3人の巫女っ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-28 17:56:46
1319文字
会話率:51%
西暦2XXX年。人類は遂に地球を飛び出し宇宙へと展開していった。その中の一団が発見した新たなる星グランディア。ここは地球と似た環境で、地球とは明らかに異なる星であった。グランディアに到達してから数百年、人間たちは意見の対立から争いを始めた。
初めは小さな火種だったがそれは瞬く間に世界中に広がり世界を二分する戦争へと発展した。科学崇拝の国シグルドと自然調和の国レギン。少年ソラはひょんな事からこの二国の戦争に巻き込まれていくのだった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-13 17:20:15
13389文字
会話率:40%
二つの太陽が昇り、緑の月が昇る世界で彼女は今日も山道を辿る。大きな身体と鋭い牙、そして立派な翼を持つ…愛しい彼に会うために。竜と人間が共に暮らす村での、彼女の小さな決意。
最終更新:2008-05-06 12:54:48
3785文字
会話率:36%
緑の大地の源、守人(カノン)と種石(カクフス)という共同生命体の一族に訪れる運命。星が語った彼らが受ける試練とは。
最終更新:2007-06-08 14:46:31
246文字
会話率:0%
今回の舞台は『ネバーランド』と呼ばれる仮想世界。その世界は様々な種族が共存を計り、または争い、或いは国家間で戦争しながら生活している世界である。物語はネバーランドの三大陸の一つ、ネバーランド大陸より南に位置するプリエスタという緑豊かな国家。
主人公のブラッドは人間と猫との間に産まれた亜人、これは単にその男の生涯を映したものと言っていい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-02-25 04:14:45
16038文字
会話率:19%