幼少の頃から恵まれた環境で育てられた裕樹は、後天性筋ジストロフィー症にかかってしまい、次第に動けない身体と化し、ピアニストになるという夢が絶たれてしまっていた。
そんな状況になった裕樹を幼馴染のミカは献身的に介護するにも関わらず、裕樹は
病のせいで多くの大切な物を失い、奪われ、そしてそれらからも裏切られ、人生に絶望しながら日々を送っていた。
しかし先進医療技術により、世界で初の筋ジストロフィー症の手術を行い、彼はまた元の生活ができるようになる。
そして病が完治し、裕樹はミカを自分の介護から自由にさせられる事への喜びを感じ、一人で生きていくことを決心する。
かつての初恋の相手、夏希と心の距離が近づくに連れて、裕樹はこの世界で生きて行くことへの決断と自分の力で勝ち取る幸せを感じていこうと決心したのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 21:59:56
10317文字
会話率:35%
10年近く脳の病である精神疾患を抱えている大内智也は現在も治療を続けているが、あまり状況は変わり映えしていない。このまま一進一退を続けながら、完治はしないという病気と共に一生を過ごすのだろうと考えていた矢先、親友である村中愛未を彼女が患って
いた癌により失う。
悲しい事には変わりないが、感情鈍麻のせいかあまり表面上に変化が現れない智也。気持ちの整理をつけ、一段落つけると思った矢先、視界の右の隅に愛未が見えるという事態に陥る。
「幽霊なんぞいない、そんなものは存在しない。」かつてそう愛未と話していた事を思い出した智也は、視界の隅の親友を「幻覚」と断じ、服薬等の「治療」により愛未を視界から消そうとする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-16 14:50:33
1742文字
会話率:23%
ここは我々の歴史とは異なる歴史の流れる世界……
その世界では、人も街も国も違う名と顔を持つ。
その中の国家群の一つ"大和帝国"……
その命運は今、一人のようぢょの手に委ねられた……
な~んちゃってsay yo
u♪
初めましての皆様も、お前の顔なんざ見飽きたとおっしゃる皆様も暮灘雪夜と申します(;^_^A
うん、この物語は……
【理屈抜きのとにかくおバカな物語を書きたくなった】
という暮灘の思いが詰まってます(笑)
ノリはバカです♪
実在の国家と似たような名前の国家とは一切関係ありません(キリッ!)
そんな物語ですが、読んで頂ければ幸いですm(__)m
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-16 19:50:53
4130文字
会話率:23%
星海社FICTIONS新人賞。星海社が誕生して間もない頃、鳴り物入りで開催されたその賞の記念すべき第一回に投降し、悪名高き(投稿者にとっては!)座談会でばっさり切られたままお蔵入りした作品です。
袈裟斬りに斬られたキズは塞がるどころか、怠
惰という毒に膿むだけ膿んで小説への情熱をも腐らせて三年。ようやく完治に経ったのはジャックヒギンズ『鷲は舞い降りた』を読み終えた先月末のことでした。
現在新作に手をつけ始めていますが、せっかく完成させた処女長編を眠らせておくのも惜しいので、新作を書き上げるためのリハビリもかねて、目に余る部分を推敲しつつ発表したいと思います。
一応完成作であるので投稿ペースは速いでしょう。また情熱が腐らなければ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-18 23:03:14
13808文字
会話率:51%
ある村に蔓延していた不治の病『キマイラ病』をフラリと現れた怪しい旅人が薬でいとも簡単に完治させた!この噂は全大陸に知れ渡り城までつれてきた者には白金貨10枚(日本円10億)という破格の賞金も国から出されるように!?
自由気ままな旅人が旅をし
たり学生したりクエストしたりする物語
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-20 02:55:54
2833文字
会話率:53%
どんな病気でも完治させることが出来るほどに
医療技術が発達した未来。
そんな中で入院生活を送ることになった主人公のお話。
完治が確約された入院生活で彼が出会ったものとは――
最終更新:2012-04-17 10:10:44
11326文字
会話率:29%
その年の初冬、渋谷のパークシティーホテルでは、卒業後初めての「松本城西高校」のクラス会が開かれていた。
参加者は同級生の男女八人と当時の教師。
会も終わりに近づいたころ、参加者の一人、「木戸悠太」が突然苦しみ出して倒れた。薬物による中
毒死だった。
参加した同級生に疑いの目が向けられた。参加者はみんな何らかのかたちで医療機関に関係していたからだ。
全員が疑心暗鬼になる中で、「永島竜也」と「川名聡美」の二人が事件を追い始める。
その矢先にまた参加者の男女二名が、故郷松本で殺害される。
二人は事件を追う過程で、思いもよらない高校時代の隠された事実を知ることになる。そして、それに関わる複雑な人間模様が、徐々に浮き彫りになっていく。
一方で、犯人像は朧げなまま、遅々として捜査は進展しなかった。
そんな中、竜也の故意に漏らした言葉で、警察の事件解明が急速に進展していく。結果は誰もが予想し得ないものだった。
ある人間が仕掛けたクラス会という舞台で、同級生の仲間が踊らされていたのだ。
首謀者は捕らえられ、事件は解決したように見えたが、犯行の動機は依然ベールに包まれたままだった。
数日に及ぶ事情聴取。その中で、明確な動機のない事件は、醜い皮を次々に剥がしながら真の姿を現し始める。
犯行は、信じられないことに、首謀者の患った『疾患』が完治したことによって引き起こされたのだった。そして、その『疾患』を誘発したのは首謀者に送られたある一本の『メール』。
その『メール』が首謀者を凶行へと走らせたのだ。
「自分を犯罪者と呼ぶなら、メールを送って自分を陥れた人間こそが真の犯罪者だ」首謀者はそう嘯いた。
その『メール』と『疾患』との関連は・・・・・。
そして、首謀者の言う犯行の動機「人間の間引き」とは・・・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-11 21:41:14
107435文字
会話率:35%
異形の力を持つとされる一人の神父は、自称友人の医師から依頼を受けた。それは表沙汰にはできない裏稼業。仕事は貴族の令嬢を治療することだが、神父の力なくしては完治の余地はないそうだ。神父は押しつけられた感がどうにも否めないが、示された貴族邸に
行くことになった。神父を待っているのは悪魔や狂人か、それとも救うべき心の迷い人なのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-09 23:54:28
19692文字
会話率:35%
先天性心臓病患者として生まれて来た女の子。母は病院を駆け回り、何とか治してあげたいと、願う。2歳の時、大きな手術をするが、完治には至らない。自分の運命を知らず、笑って病院内で暮らす少女は、看護師さん達の話題になり、いつしか、100万ドルの笑
顔と、呼ばれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-03 23:11:49
385文字
会話率:0%
広い宇宙の中で、地球人だけが音楽を楽しむことができるんだよ。音は人と人のあいだにある空気が共鳴して、人の耳と心に届くんだ。音楽は決してとらえることはできない。それはものじゃないからつかむことはできない。音楽を演奏すること、それは人間だけが許
されたことなんだ。精神障害をわずらっていた私に、父はこういってバイオリンを渡してくれた。バイオリンが、生きる糧となっていった。やがて精神障害が完治する日がきた。亡くなった母の誕生日だった。お父さん、お母さん、産んでくれてありがとう。私は父と一緒にバイオリンを部屋で母のために弾いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-06-25 11:50:36
299文字
会話率:0%
神主の祈祷で乳ガンが完治した話。内弁慶な男の笑えない喜劇。
キーワード:
最終更新:2008-12-31 01:09:03
37193文字
会話率:62%
完治が困難な難病を抱える少女と、クリスマスに母親が買ってきたクマのぬいぐるみが織り成す物語り。
最終更新:2006-11-06 10:56:44
8036文字
会話率:26%