今より遥か昔、この世に魔神なる存在が現れた。魔神は後に魔物と呼ばれる怪物を生み出し世界中を争いの渦に巻き込んだ。それに対し人間は剣をとったが、襲い来る魔物の猛威を退ける事は難しかった。そこで人間は願った、戦う力を、魔物を葬り去る、魔神を倒し
得る力を。
果たしてその願いは誰に聞き入れられたのか、神なる存在か、はたまた人類の滅びの危機に人の内なる力が覚醒したのか。人類は力を手に入れた。
1人に1つ、力を秘めた武器を手に入れることができるようになった。
人はその武器を『神器』と呼んだ。
神器を手に入れた人類の反撃は凄まじく、魔物達を圧倒していった。しかし、魔神の力は人類の想像を絶するものだった。何人もの力に自信のあるものたちが挑むが遂に倒すことはできず、後に『四大英雄』と呼ばれる事となる者たちの手によって魔神は封印された。
これが人類2度目の黙次録である。
それ以降人類は平和を取り戻したが、未だ魔物は存在し、魔神の封印が解ける可能性も0ではない。そこで人類は、『神器』の力を伝承し、いつか再び訪れるであろう災厄の時に備えることにした。
魔物+魔法+神器ありのファンタジー世界で旅をする1人の少年と1人の少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 01:29:26
3723文字
会話率:25%
〝目覚めよ。〟と言われて目覚めると、そこは見知らぬ世界だった。というか、自分が何者なんかもわからない。名前くらいしか覚えていない。空に赤い月が輝く「まるでゲームのような」世界グリムガルで生き抜くために、とりあえず俺たちは生き抜くしかない……
が、どうやって? そんなの決まってる。大英雄になればいい。無職だけど。お供は、無自覚M女と天然カンフーマスター少女ただし魔法使いとむっちんエロフ、その他もろもろ。発売中の『灰と幻想のグリムガル』(オーバーラップ文庫)と同じ舞台で繰りひろげられるRPG風ヒロイックファンタジー小説。9月25日に『大英雄が無職で何が悪い 02 All You Need Is What』(オーバーラップ文庫)が発売されます。イラスト担当は「エレクトさわる」さんです。『灰と幻想のグリムガル』ともどもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-03 07:08:20
453363文字
会話率:44%
酒場の店主ジャックには幼馴染がいた。彼は竜殺しの異名を持つ大英雄ジークハルト。ある晩店にやってきたジークハルトにジャックはいつものように煮豆を出すのだが・・・。ほんのり切ない友情譚。
※題名をどうするかで小一時間悩みました。単にソラマメに
するべきかとも思ったんですが、それだとちょっと素っ気ないなと思い、これにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 13:53:55
5848文字
会話率:66%
「ボクを猿とか言う奴は神でも殺す」
そんな、花果山の岩から産まれた前世人間の大英雄。
牛魔王の討伐も終わり、神々も絞め、漸く一息ついた彼を呼んだのは様々な種族が争う異なる世界そのものでーー。
「あ?ボクに世界を救えって?嫌だよ」
世界に愛された世界の申し子が行く、異世界救出?珍道記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-12 13:47:41
329文字
会話率:0%
デュアール王国のウリエル家、と言えば王国中は愚か諸外国にすら知らない者は居ないとすら言われる程の名門貴族だった。
この一族はたった一人の男の手によって、四十年前華々しいスタートを切った。
聖祖と呼ばれるその男はたった一人で王国に巣食う一匹の
キマイラを屠り、その後も鬼神の如き活躍を続け、王国にこの人ありと言われた大英雄であった。
しかし、この栄耀栄華を一人で築き上げた男には、誰にも言えない、隠された過去があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-18 23:04:00
100149文字
会話率:16%
『ロンギヌスの槍を手にした者こそがこの混沌たる世界に君臨すべし王となる。』
リーチェ・リロイドは上級の『銀の魔法使い』で普通の一般学生として過ごしていたがある日、亡き父が護っていたとされる聖イエス・キリストを刺したと言われる堕天使王ルシフ
ァーが破壊した『ロンギヌスの槍』を探しに行く。途中、神でもあり大英雄とも言われているクー・フーリンと出会う。彼は個人的に興味があるらしくリーチェと共に槍を探す旅にでることになる。しかし、リーチェ達の前に数々の事件が起きる。遂に聖戦が幕をあける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-09 13:49:18
13843文字
会話率:58%
異世界ガスティムルグ。
その異世界の偉大な魔道師が作り上げたその世界を歴史を自動的に綴る魔道具「バース・ガスティムルグ」
世界の誰もが知っているが誰も名を知らず、その魔道具にすら名が記されることがなかった世界を救済した大英雄。
人々は彼の
ことを「空白(ブランク)」と呼び、彼が生前残した予言から世界の国と人々が世界で初の魔道学園を設立した。「空白の魔道書(ブランク・グリモワール)」と呼ばれる学園の歩む先と再び訪れる暗黒の歴史、その影を駆け抜けるかつての英雄の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-04 21:41:41
13691文字
会話率:47%
「ねぇ、高句麗(コグリョ)ー。」
「何?新羅(シルラ)。」
「転生しても・・・一緒にいようね。」
「・・・うん。」
それが全ての元凶。
この二人には一体何があったのか。
そして「世界四大能力勢力家」と深い深い関係である、
「四大英雄」
とは一体何なのか。
全てが解けた時、「英雄」は消滅する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-09 15:15:16
773文字
会話率:27%