高坂緋色《こうさかひいろ》が朝起きると、そこは剣と魔法の世界だった。……のだが。「俺が一番嫌いな言葉は、『非日常』だ!」残念なことに、この男には非日常への憧れというものがまったくといっていいほどなかった。緋色は決意する。このばかげた世界を
、全力で否定することを。しかし、元の世界に戻るために倒さなければならない魔王は、緋色の実の妹、高坂日和《こうさかひより》だった。「『魔王であること』!それがわしのレーゾンデートル!」これは、中学二年の妹の野望を打ち砕かんとする世界一残念な勇者の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-19 18:45:35
412文字
会話率:47%
正義の味方を目指す戦場心《せんじょう しん》。彼は目指した夢と一つの秘密以外は平凡な公立高校に通う高校生だが、彼が日課としている鍛練中、ある黒墨色の髪を有した絶世美人と出会う。美女の名前はアルトセレーナ・ヴァンパイアルベ。薄い女王めいた深紅
の瞳は美女の人外さを顕著に表わし、人々に敬服の念を抱かせる。そして、少年は運命に出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-19 01:43:50
22125文字
会話率:32%
結婚をひかえ主人公の心は激しく揺れる。
それは一つの夢の断念でもありました。
そして主人公は静かに『壊れて』いく。
あなたに捧げる想いの一篇。
試みの作品ということもあり、不足茶野先生の『in グラインドハウス』の場を誠に勝手ながら利
用させていただきました。
(グラインドハウスは、B級な小説を自分で楽しみます。)
【華】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-18 14:03:29
4203文字
会話率:56%
まだ見ぬ世界。
そこはどんなところであるのか。
想像に留まることは容易で、また残酷である。
明日の世界から今日の世界を覗けるとしたらその手段は記憶の他ない。
記憶の保存は難しい。人間はすぐに忘れる。
だから明日の世界からしたら、今日の世界は
もう崩壊している。
時間という概念は同じように存在するが、その内容・密度は当然異なる。
この物語は、もしかしたら今日という唯一つの世界を守ることができるかも知れないんじゃないかなあっていうそんな感じの御伽噺になりきれない物語。
あなたは、明日から今日が見えますか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-14 01:29:32
19663文字
会話率:18%
救部とは、他の部活を助けるといったことを中心に活動する部活動である。主人公、鳴川春希は、この部活に所属し仲間達と過ごしていく。他の部活の大切な夢、信念、心などに触れ、成長していく・・・?
最終更新:2010-07-08 23:45:10
96094文字
会話率:44%
35歳の清美は派遣で入社してきた若い男 木下と親しくなった。
清美は木下との結婚に希望を抱いていたが • • •
ある日 愛美がアルバイトで入社して来た事で 3人の関係に微妙な暗雲がたちこめる。
嫉妬と執念で精神を病み始めた清美は恐怖の行
動に出る。
木下はその時 ある恐ろしい計画を立てていたのだった• • •
他サイトと重複掲載を行なっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-08 11:10:23
7211文字
会話率:7%
今日も母が俺を起こす声が聞こえる。俺はいつまでこのままなんだろう…… (ホラー2010に投稿するための練習作。字数の把握のため、短編です。R指定ですが、「念のため」ですのでお気軽にどうぞ)
最終更新:2010-07-05 22:05:15
2680文字
会話率:35%
会社で一番地味な先輩は、分厚い瓶底眼鏡で素顔を隠している。彼の素顔はどんな顔?彼が隠しているのはどんな事実?優しい、けれど突き放す。そんな地味な彼が気になって仕方がない!パワフル新入社員が地味な眼鏡先輩を追いかけて行きます!ラブコメです……
たぶん。R指定は念のため(笑)地味に手直し中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-25 00:06:54
121382文字
会話率:59%
HPの4周年記念に書いた作品の(微)加筆修正版です。
テーマは「共生」(「共存」に意味合いは近いけれど、言葉としてはこちらかな、と)
人口爆発を迎え、移民を目的とした外宇宙探索船が辿り着いた惑星。
そこは居住可能な環境でありながらも、人体
に有害な陽光が降り注ぐ、過酷な場所だった。
集落を束ねる長の娘・キアナと、その兄弟のように育ったリーウは、太陽に供物を捧げる旅団に加わる。
キアナは見送る為に、リーウは《供物》となる為に──。
設定はSFですが、内容はかなりファンタジーよりのシリアスな話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-19 13:00:00
49293文字
会話率:27%
HPの3周年記念に書いた短篇です。
テーマは「お帰りなさい」。
純血政策を取る小国クルシアを舞台にした、混血の為に追われるように国を去った少年と、約束を信じ彼の『故郷』を守り続けた少女の純愛ファンタジー。
※2010/8/3 挿画を入れまし
た折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-09 13:06:35
8223文字
会話率:25%
何かと疑問の多い現代の教育に、様々な反論及び意見をする。
最終更新:2010-06-14 23:51:05
3816文字
会話率:0%
ここは、セイジェントと言う世界。ここは、ちょっと変わった世界・・・・・
科学、魔法 とは違う力がある。その名は・・・・・宝玉|(ほうぎょく)・・・・・・
その宝玉はいつからこの世界にあったのかは、誰も知らない。ただいつの間にか人々のそばにあ
った。
宝玉は、人の心に反応し人に力を与える。しかし、人間全員が使えるわけではいかなかった。
その力を使う人達を、皆は「宝玉使い」と言った・・・・・・
宝玉はたちまちに暴力となり、世界で争いが起きた。だが、全部がそうではなかった。
闇玉|(やみぎょく)戦争、これは闇の宝玉を手にした一人の人間が自らの信念のために起きた戦いだった。最初は一人の戦力だったが、その力に魅入られし者達が集い、大きな、そして世界を支配するほどの力を持っていった。その組織の名を「黒の世界」。その組織はあっという間に世界の平和を揺るがした。人々は恐怖を抱いていた。
しかし、そんな時に立ち上がったのが「自由な世界」と言うグループだった。そのグループと世界全体のレジスタンスや国が協力して「黒の世界」との戦い多くの人達と一人の勇者の犠牲に終わった・・・・・・・・・・・
これは、そんな悲しい戦いが終わって八年後の世界の物語。世界が平和になって人々は笑顔に日々を過ごしていたある日、黒い影が再び動き出す・・・・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-13 17:00:55
7972文字
会話率:55%
「うっかり殺しちゃった」って何じゃぁぁぁ!!そう叫ぶ俺の前に現れたのは、「エロス」、「タナトス」を名乗る双子と「クロノス」を名乗る、若干残念な服装のお兄さん。「チート転生」?何だそれ?
果たして、この「俺」の選んだ結末は……?
アンチ「チー
ト転生」物の、別解釈。相変わらず救いは全く無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-10 21:29:43
4721文字
会話率:39%
ご興味を持ってくださってありがとうございます。
このお話は現在三分の一くらいまでの進行状況です。
キーワードにも書いてありますが、BLも恋愛要素も皆無ですが、美形男子五人組が事件に巻き込まれて右往左往するお話ですので、一応乙女系としておりま
す。よろしくお願いいたします。
◇
本州からほんの少しだけ離れたとある島『イオフロート』。
観光用施設が整備されてはいたが、
どうにも客足が伸びずにいたその島は、
テレビ局や研究施設更には遊園地まで整備され、生まれ変わろうとしていた。
二年間のプロモーション活動を経て、遊園地が運営開始になる当日、
記念式典へ臨もうとしていた、
イオフロートの宣伝のために結成されたグループ『I.O.L』へ
島を運営する会社『イオトラスト』の代表の乗ったヘリが、
事故にあったという報せが舞い込む。
憂いのある艶ボイスが特徴の歌手の在原君影、
爽やか高学歴イケメンお笑い芸人の西明志智、
驚異的な運動神経の活字中毒俳優の春日多喜、
天才少年の子供タレント、シュティア・L・シュレダー、
静かなる美形モデル、神鳥ルイ、
この五人が、あやしい舞台監督、あやしいパンダの着ぐるみ、あやしいチャイナ服の女性に翻弄されながらも、
問題を乗り切って行くライトサスペンス。
(のはず。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-09 11:06:53
31413文字
会話率:39%
残酷描写ってほどでもないですが。念のため。
最終更新:2010-06-01 02:18:15
696文字
会話率:8%
とある閑静な住宅街にて、バイク飛ばすはチンピラ2人。それを追っかける警官1人。…さて問題、危険と書いてヤバイと読むのは、どっち? そんなお話。 ※注・特に危険な内容ではないです、念のため。
最終更新:2010-05-25 23:20:35
2864文字
会話率:72%
クリスマスまでに伊口さんと付き合えているといいな――
と思った僕は馬鹿だった。クリスマスイブの今日が伊口さんとの記念すべき初デートになったわけだけど、いくらなんでも無茶だった
最終更新:2010-05-23 21:33:59
4887文字
会話率:48%
俺の心は山道をひた走るこのバス同様、右へ左へと大きく揺れ動いていた。
――ひとつ下の後輩、森崎麻美。
冬休み中、俺は森崎に「好きだ」と告げた。そして想いは届いた。想いを告げたそのとき、森崎は天使のような微笑みを返してくれた。今思い出し
ても森崎のかわいさに悶え死にそうになる。あの日、俺は日記を書く習慣なんて全くないのに、嬉しさをノート三ページに渡って書き連ねた始末だった。後日読み返したところ、あまりの己の気持ち悪さにポエムにも似た日記は永久に封印しようと即決した。
こうして森崎は恋人となり、俺の部屋のカレンダーにはその日付に記念日としてグルグルと赤丸が付いている。
――ただ、その後の進展が全くありません!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-22 21:56:12
11132文字
会話率:53%
誰でも一度は疑問に思う、宇宙の果て、というクエスチョン。自分なりに考えをまとめてみた。個人的には宇宙の果てがあって欲しいと思っている。壁、行き止まりなどの言葉では表現できない新たな概念が生まれるだろうと思うとワクワクするので。
キーワード:
最終更新:2010-05-21 22:01:23
369文字
会話率:0%
黒胡椒が擬人化したら、そんなお話。
最終更新:2010-05-15 20:00:00
200文字
会話率:42%
お題は『サンザシ』『カクテル』『チェス』です。
前の二つは5/13に関係したもの(誕生花と記念日)、チェスは……、言うまでもありませんね。
とても良い出来とは言えませんが、最後まで付き合っていただければ幸いです。
最終更新:2010-05-13 23:13:00
1182文字
会話率:50%
彼女はスタイルは抜群で、顔立ちも大和撫子を思わせるような、日本的美人。気立ても良くて優しくて、僕にはもったいないくらいのいい女だ。しかし、残念なことに、彼女は物理的に大きかった。
最終更新:2010-05-10 13:08:57
2172文字
会話率:25%
失恋した帰りに拾った黒猫と一緒に寝た女子高生の葵。しかし、朝起きてみると隣にいたのは猫ではなく、何故か裸の美少年。
自分を魔法の国の王子だと言い張る少年を残念な目で見る葵だったが、目の前で猫の姿に変化されては信じないわけにもいかない。ある条
件で猫の姿と少年の姿が入れ替わる魔法を父親にかけられた王子様は、最初に少年の姿に戻した葵としか魔法は解けないと告げる。
ピンチを救われ、一人暮らしの寂しさも加わり、小学生の弟と同じ年くらいの王子様としばらく同居することを決める葵。我が道を行くようでほんとは優しい魔法の国の王子様と過ごすうち、だんだんと王子様の抱えるものも垣間見えてきて……。
いい男には弱い所帯染みた葵の、ちょっぴり哀れな男友達や、不敵な親友も巻き込んだ、ほんのりラブ&ファンタジー&コメディー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-06 19:59:27
218782文字
会話率:51%