アストンフォーゲル辺境伯領は海に囲まれ貿易の要所として栄える豊かな所だ。
アストンフォーゲル辺境伯家の娘であるスティアは、亡くなった前妻ソフィアの娘。
ソフィアの死後、屋敷に来たのは後妻のナタリーと1つ下の娘ミラ。
貿易の要所として様
々な所を飛び回り屋敷を開ける事が多い父は、あろう事か妻ソフィアがいながら外に妾を持ち、娘まで産ませていたのだった。
ソフィアの喪の明けぬ間にきた後妻ナタリーはやりたい放題。前妻の娘スティラに辛く当たるのだった。
唯一の味方である兄レオンは次期辺境伯として父の仕事についているため屋敷を開ける事が多く、父も帰ってこない屋敷はナタリーとミラの独壇場。
虐げられ続けたスティアの心は限界だった。
ある日、部屋についている小さなベランダから飛び降りて死んでしまおうとベランダへ駆け込むと床の段差に躓いて転んでしまう。
その段差をよく見ると何やら隠してあるようで…!?
スティアが自室の床下から見つけたのは一冊のノートだった。
まるで吸い込まれるかのように強く惹かれたそのノートを開くとそれは未来のスティアの日記帳だった!
そこに書かれていたスティアは悪役令嬢として大勢の前で断罪され破門になった上で国外追放される!
平民として知らない土地で生きて行くなど貴族の娘であるスティアができるはずもなく…スティラは誰もいない孤独な部屋で一人死んでいくのだった…
悪役令嬢としてのスティアの人生は最初から最後まで壮絶で…
こんな人生は送りたくない!
未来で起こる事が書かれた日記帳を手にしたスティアはそう固く決意する。
日記帳を見ながら同じ未来を辿らぬように注意するスティラだったが日記帳とは違う事が起こり始める。
元悪役令嬢スティアの受難の日々は、更に難易度を上げてスティアに襲いかかって行く…
さあ、スティアは無事、最悪の未来を回避し、自分の望む未来を勝ち取れるのか!?
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*アルファポリス様でも投稿しております。*折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-08 21:00:00
19082文字
会話率:37%
大陸の東側にある国の村で薬師によって育てられた少年カイ。
10歳になると共に独り立ちを言い渡されたカイは辺境伯領の街へと向かい冒険者見習いとして日々街の雑務と薬草採集をしていた。
彼はとある採集依頼の帰り、瀕死の重傷を負って街道に倒れていた
ところを、通りかかった馬車に救われる。
その馬車の主、聖女ルインの治癒魔法によって命を救われたカイは彼女に恩返しをすることを胸に誓う。
だが一介のそれもEランクの冒険者では聖女の力になれることなどなかった。
だからカイは……。
大きな修羅場はなく気楽に読める作品になる見込みです。
ただ、いつも通り登場人物たちが自由に成長し活動するのでカイ達がどこに向かうのかは作者にもわかりません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-16 20:00:00
82244文字
会話率:38%
気づいたら異世界転生していたグルナ。離縁された母と祖父母の住む辺境伯領に戻ったら、そこは数年前の他国との戦で細々と暮らす荒れた農地になっていた。何とか復興させて領民にまともな生活を……と思うも、前世では何でもできあがった市販品を買っていた為
、頭の中を総動員してもほぼ何も作れない。あぁ、私ってポンコツだな……と思っていたグルナの前に現れた一つの扉。グルナが見つけた納屋の奥にあるその扉の先には、懐かしい日本の風景が広がっていた。
2歳のグルナが前世の記憶と日本の商品を使って、何とか皆で普通に暮らせるようにと頑張る物語。
この話は『カクヨム』にも掲載しています。
なお、内容は絵空事でご都合主義で誤字脱字もあります。ご了承下さい。m(__)m折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-08 17:00:00
207749文字
会話率:37%
冒険国家アベンテューラ王国。
初代国王エドゥアールによって|迷宮《ダンジョン》という無限の可能性を秘めた近隣諸国にはないものが発見されてから300年。
迷宮は発見者の所有物と定められ、多種多様な迷宮の副産物により成り立っている国。
これはその王国の南のはずれ、ブノワ辺境伯領に生まれもふもふに愛された一人の伯爵令嬢のお話。
※なろうラジオ大賞用に書いた短編が思いのほか楽しかったので、改めて書き直してみました。
※アルファポリスにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-09 23:32:04
24165文字
会話率:49%
迷信を駆逐し、科学を啓蒙せよ。
女王の勅令に基づき、自然哲学を学ぶ大学生のカミルは、博物学者のワーズワースとともに、怪現象の調査のため辺境伯領アルデラを訪れる。
二人を迎える晩餐会で語られる奇妙な噂話。しかし、その最中に事件が起こる。死か
ら蘇った聖職者は都市を席巻し、魔女の恐怖が村を襲う。戦災を免れた辺境に溢れる怪現象には、貴族も司教も手に負えない謎が潜んでいた。
「何か隠している」
「何をですか?」
「それが会話だけで分かれば、私だって学者なんてやっていないさ」
科学知識と推理そして巧みな話術を頼りに調査を行う彼らは、怪現象を解き明かし《迷信狩り》を成功に導くため奔走する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 20:13:45
439673文字
会話率:43%
後世、独眼竜と称された名将"伊達政宗"。
10年早く生まれていれば、天下を狙えた器とまで言われた彼は、彼自身が天下に羽ばたくこと叶わず、豊臣政権、江戸幕府に臣従を強いられたことを後悔していた。
病に斃れ、その生命の灯
火が潰えようとする時、突如不思議な空間に投げ出され、神を名乗る存在"オリオン"と邂逅する。
政宗がオリオンから持ちかけられたのは、輪廻転生の理に沿って新たな生命へと転生をするか、取引に応じ終わりの見えない戦乱の世界への転生、そして「天下統一」の実現をすること。
生前の無念を晴らすべく、来世での戦乱を望んだ。
――ガラヴァン王国 スパロー辺境伯領――
この地に独眼竜は降り立ち、天下に覇を唱える!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-09 17:23:16
4565文字
会話率:34%
主人公であるクラウドはとある王国の片隅にある、陸の孤島と揶揄されるシェイラー辺境伯領を治める貴族の跡取りである。
一族代々の性質に違わず、事なかれ主義のめんどくさがりで領地に引きこもっていたかったが、王国との密約から同じ貴族の娘から嫁を取る
必要に迫られ、仕方なく王都に出向き婚活する事になる。
これは表社会では微妙な立場ながらも、裏社会では一目置かれる家に生まれた青年が、自分にとって都合の良い娘を見つけ政略結婚するまでの間に巻き込まれた、陰謀やら暗殺やらの騒動を描いた物語である。
※嫁取りと題していますが、甘い恋愛要素よりも政略的或いは打算的なやり取りを重視しています。
※作者の趣味で能力バトル的荒事を予定というかメイン要素になるかも?
※拙作「リード」と世界観や主人公の設定をある程度共通させています。あちらは作者の趣味でテンプレには否定的に重く長く書いているのに対し、こちらはお約束やテンプレ要素が積極的なサクサクマイルドな明るい作風を目指しております。
※超不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-04 14:25:02
4187文字
会話率:59%
「獣の国」第二部
摩訶不思議なる獣、『カタワレ』を誰もがもつラミナ王国。それは己と命を同じくする聖なる獣。
オスト大公の子息であるライラと騎士エリオスの姉弟。その胸に宿った禁忌の恋は、いつしか明確な形をとりはじめる。
華やかな王都の
競技大会の裏で、ライラの受け持つ辺境伯領に押し寄せる、恐るべき敵。その敵からもたらされる、驚愕の真実とは――?
※戦闘の描写で、まれに残酷描写が含まれます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-16 15:45:09
17407文字
会話率:46%
アース王国ブラッディ西部辺境伯領。その長男として生まれたクロンは地球の日本で33歳まで生きた記憶を持って生まれた転生者だった。
彼は両親と祖父祖母、家に仕える家臣達と領民達とのんびり(?)田舎ライフを過ごしながらすくすくと5歳まで成長し
た。
地球の生活と比べれば雲泥の不便差がある生活だったが、33年間過ごした地球のコンクリートジャングルにはなかった、厳しい事も多いがでも暖かみのある田舎暮らしに彼は特に不満を感じていなかった。
そんなある日、アース王国の第2王女の5歳の誕生日パーティーに出席するために、彼は両親と一緒に初めての領外へ出かけることとなる。そこで彼は自分の家であるブラッディ領の長期に渡り隠されていた衝撃の事実を知ることとなった。その事実を知った彼は愛する家族と家臣達、そして領民達の生活を守り豊かにするために、自分の使える情報と技術を駆使し、更には年齢を超えた策略を武器にその事実に立ち上がったのだ。
地球からの転生者クロン=フォン=ブラッディ。彼が本気で前世の経験や知識に一切の自重もせず、降りかかる苦難に立ち上がったことによって、様々な人や物そして世界の運命の歯車が激しく回り出す。
この話は地球からの転生者クロン=フォン=ブラッディが辺境の跡継ぎから世界の英雄となるまでの道のりを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 00:00:00
9739文字
会話率:47%
リオネルは辺境伯領で悪夢を見る。翌日、彼は初恋の相手ローリーを思い出す。彼女と出会ったことも愛し合っていた記憶もローリーの家族によってリオネルはすべて消されていた。
※ふたなり娘×人間(男)です。
最終更新:2016-03-13 14:00:00
6880文字
会話率:24%
お読みいただいている皆様には大変申し訳ありませんが、一度終了とさせていただきます。改めて時間が取れるようになりましたら、修正および更新を再開したいと思います。なにとぞ、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
少年ノアは来年10歳を迎え
る元騎士の息子。悪辣なユリウス辺境伯の罠にかかり農奴となった父ヴォルから、ノアの分の人頭税が払えないことを聞かされる。このままでは、戦奴か鉱山送りか。そこでノアは、ユリウス辺境伯領から抜け出し冒険者となることを決意する。いつの日か、ユリウス辺境伯を打倒しみんなで村へ帰るんだ。さあ、ノアの冒険譚が始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-09 15:21:41
595407文字
会話率:36%
俺の名はタウバル。帝国の執政官だ。ホーク辺境伯領とかいう田舎に特使として着任することになったんだが、どうも色々と一筋縄ではいかないみたいだ。だいたいどうしてここは帝国と王国の共同統治ってことになってるんだ? 話がややこしいだけじゃないか。フ
ィリオナ伯爵というのは王国きっての名家らしいんだが、そこのお嬢ちゃんも何かと俺に張り合ってきて面倒で仕方がない。聖王国の騎士を名乗る娘も、なんだかワケありみたいだし……。仲良くしてみたい女の子もいるんだが、その子は仮面で顔を隠して見せてくれない。とにかく散々な目に会うような予感しかしない。前任者曰く、ここは俺の将来にとって重要な地になるらしいんだが……また俺を騙して、厄介事を片付けさせようとしているだけなんじゃないか? 勘弁して欲しいんだがな。
※このお話は『彼女は七回戦った』の後日譚です。前作を読まなくても大丈夫ですが、ご興味があればそちらもどうぞ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-08 23:51:54
83769文字
会話率:32%
辺境伯領専属鍛冶師グラントス=フォング。
彼は代々名工を輩出してきたフォング家の跡取り息子であったが、鍛冶師としての腕前は二流以下であった。
しかし、彼には特筆すべき技能があったのである。
それが研ぎ。
どんなナマクラをも一流の切れ味に仕上
げ、魔剣修復すら朝飯前の腕前を持つ、伝説の研ぎ師であった。
だが、そんな彼はその腕前を充分に活かせずにいた。
「包丁研ぐよ~、どんな魚も獣も思い通りに捌けるそんな夢の包丁に仕上げるよ~。一本銅貨一枚(百円)、二本目以降は半銅貨一枚(五〇円)だ。安いよ、安いよ~」
これは、太古に神々が授けし神剣『ルニオン』を修復することになる、かもしれない男の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-16 13:03:54
4667文字
会話率:2%