デバイ帝国とアルダー連邦という二つの大国に挟まれた位置にある小国フリース共和国。主人公ハイドは、そんなフリース共和国の国境に近い人口五万人ほどのメンデレーという街に住んでいた。フリース軍は連邦軍などと協力して戦禍に巻き込まれた街や村で遺品を
回収する作戦を展開していて、ハイドはその遺品の整理と管理を行うことを主な仕事としていた。ある時、そうして多くの遺品を扱っているハイドの店で一人の女性放浪者が盗みを働く。その女性は無事捕まることになったが、女性の境遇と街の特殊な事情によって女性が窃盗をせずとも生活が出来るようになるまでハイドの店で生活することになってしまう。
それから始まる共同生活と、戦場に最も近い街と知られるメンデレーでの生活。街の秩序を守るために結成されている自警団の活動が混じり合いながら、ハイドの生活は大きく変わっていくことになる。
戦時中において戦っているのは軍人や兵士だけではない。小さな国の小さな街に住んでいる大きな力を持っていない人々も、戦争という大きな混乱の中で必死に生活しているということに視点を置いた作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-05 05:35:28
253792文字
会話率:56%
少しだけ未来の話。そこには人類の進化の一つなのか、生まれながらに特殊能力、一般に『異常性』と呼ばれる能力を持つ人間が現れ始めた。その数が次第に増え、やがて各国は戦争を経験し、そして痛み分けた世界。
治安は最悪、いつだって人が死ぬ可能性の
ある世界、日本。
そんな中、自警団に所属した主人公は『誰も殺さない』ことをモットーとして生きていく。
誰も死なない世界を目指して。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-04 20:00:00
91084文字
会話率:31%
永き平和は人々の心を腐らせ、弱きものは様々な欲に支配された者たちに食い荒らされた。
金、権力に支配された法では、悪党を裁くことができない。
表で裁けぬ悪党ならば、裏で裁くしかない。
──正当な復讐と金さえあれば、あなたの恨み晴らして
見せましょう。
裁けぬ悪を殺す、裏家業、復讐代行屋。
その牙は必殺──文字通り、狙った悪は逃さない。
これは被害者の無念を晴らすため、日本に帰ることを諦めつつある魔力∞、魔法才能0の日本人、法の神の加護がない法の神の神官、酒場の看板娘、男装の麗人が金の代わりに、悪を倒す悪になる物語である。
各章あらすじ
第一章 『代行人は罪深き機織りに死に装束を着せられるか?』
大手絹屋の白絹屋には妙齢の年齢の娘がいた。その娘アメリアは、男に騙されてライバル商会のマイク機織りの会長に純潔を奪われたあげく殺されてしまう。アメリアの死は、自殺に擬装されたうえ、捜査をする神殿、自警団は賄賂を受け取り、そのまま自殺で処理しようとする。アメリアの死を自殺で終わらせないために、復讐代行人たちが暗躍する──。
番外編 『アリスは名探偵!緑髪の白の神官とアリスの推理』
誰も入る事の出来ない塔になぜか死体があった。唯一の開口は3階の窓だが、その周囲にめぐらされた『墜落』の魔方陣が行く手を阻む。犯人はいかにして中に入ったのか、名探偵アリスの推理が光る。
第二部『代行人は上官殺しを裁く』
ある雨の日、アニェーゼの元へ騎士の娘ベアータが飛び込んできた。彼女の父は騎士団長殺しの汚名を着せられて殺害された。彼女を匿ったアニェーゼは、否でも応でも騎士団内の事件へと巻き込まれていく。ベアータの父の不名誉は晴らされるのか、彼女の運命は──?
※必殺シリーズをリスペクトした、異世界版必殺仕事人です。
※第一章完結、番外編完結、第二章完結
※次のネタが思いつくまでひとまず完結、ありがとうございました
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-13 00:00:00
289912文字
会話率:38%
日本で絶賛婚活中だった私。
婚活パーティーに向かってたのに、気付いたら、森の中。
拾ってくれたご夫婦の経営する町の食堂を売り込むついでに私も売り込んでみても良いですか?
夢はステキな旦那様と可愛い子供に囲まれた幸せな食卓なんです。
最終更新:2017-08-13 23:37:14
1432文字
会話率:3%
「私は正義のヒーロー、ティナ!悪は必ず成敗する!」
決め台詞を吐いて夜の駅前に現れたのは、スキーゴーグルとバンダナで目と口を隠し、赤いジャージに黒いマントを身に着けた、黒髪セミロングヘアーの女子高生だった。彼女は1年前に誕生した、日本初の
女性ヒーロー。
海外では実際にスーパーヒーロー…というか自警団は存在するらしいが、日本でそんな事をする人などそうそう見かけない。しかし万が一居たとしてもゴミ拾いなどのボランティアぐらいしかやることがないだろう。
だが彼女は違った。
彼女はアニメや漫画のように悪いことをしている輩を退治するなどという活動をしているのだ。
そんなティナにももちろん、スーパーヒーローではなくごく普通の女子高生としての生活もあり、更には同じクラスのクールで高身長な彼氏もいた。ティナは成績も優秀、見た目も美人で人脈も広かった。
だが日本初のスーパーヒーローティナは、周りの友達や家族に自分がスーパーヒーローだということを隠していたのだが、ティナが通う学校の職員に特定されてしまい、退学処分を受けてしまう。
果たしてティナの人生はこのままどん底に落ちてしまうのか…?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-28 04:54:44
3694文字
会話率:56%
ラガニアの街に突如、黒いドラゴンが現れる。街に現れる魔物ではないので最初、このドラゴンを見た人の話は出鱈目だと思っていた。しかし、同様にドラゴンに襲われる人が何人も現れた。それも、自警団が追っているような犯罪者ばかり。その上、死者は誰ひとり
としていない。そのドラゴンは人々の間では救世主、犯罪者の間では狩人と呼ばれるようになった。
そんな街の中、自警団団長の一人息子にして魔工学を習う一人の少年、クミトはその話を聞き流しながら自分の勉強に打ち込んでいた。ごく一般的で善良な市民である自分には関係ないと。
そんなクミトは一人の少女、レミリアと出会う。レミリアは魔術戦闘を習う、戦いのスペシャリストであった。そんなレミリアは自分の街に潜む魔物、ドラゴンを狩るためにクミトを引っぱりまわす。否応なしにドラゴン狩りに付き合わされるクミト、ドラゴンを追いかけるレミリアはやがて、この街に潜むドラゴンの秘密へとたどり着く――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 18:00:00
66207文字
会話率:50%
霊界地区で結成された自警団。その名も【レッドデッドスカイww】通称LDSww。
そんなふざけた名前の自警団に変なことから入団することになった主人公。
ふざけた自警団にふざけた団員あり。
毎日、彼らに翻弄される主人公に明かされる秘密とは??
最終更新:2017-05-16 21:14:03
4557文字
会話率:32%
『科学魔法』
それはある一つの街でのみ扱うことができた。魔法を使える人たちを適性者と呼び彼らはサイフォスと呼ばれる機械を使い魔法を行使した。そんな街の片隅にひとけのないマンションが建っていた。そしてそのマンションの一階にはこう書かれていた。
【自警団本部】と。
これは、街を愛し、自警団をやっている主人公明石亮太が、様々なことに首を突っ込んでいくお話である。
初めての作品です。そのため読みにくいところが多々あるかもしれません。アドバイス等よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-30 23:00:00
127404文字
会話率:31%
いつかの地球。宇宙からやってきたエイリアンたちが、夜な夜なひそかにうごめく閑静な田舎町、ウィッチウッド。
町に住む少年たちは、凶悪なエイリアンの被害に対処するため、自警団『エイリアン・ビジランテ』を結成。真夜中の抵抗活動へ乗り出します。
一方、遠い旅の果てに町へと降り立ったとあるエイリアンは、何の変哲もない女子高生の死体を乗っ取り、活動を開始。慣れない地球での生活に戸惑いながらも、徐々に人々の間へ溶け込んでいきます。
様々な登場人物の視点で、彼らの関係性や散りばめられた謎を少しずつ、遠まわしにじわじわと紐解いていく、群像劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-12 07:41:20
18150文字
会話率:48%
九月以降、埼玉県の風目市(かざめし)では、コスプレをしているとしか思えない格好の変死体が、毎週月曜日に発見される奇妙な事件、「月曜日のコスプレイヤー殺し」が続いている。
そんな風目市に住む高校生の少年……天城凛々(あまぎりんりん)は、双子
の妹の勇気(ゆうき)と、勇気の恋人であり、凛々の親友でもある雉岡如矢(きじおかゆきや)の様子が、「何か変」である事を察し、気を揉んでいた。
凛々は勇気と如矢を問い詰めた結果、「月曜日のコスプレイヤー殺し」が発生しているのは、異世界の組織が風目市を対象として行っている、「町泥棒と九十九人の自警団」というゲームのせいだという真実を知る。
「町泥棒と九十九人の自警団」とは、町を盗み出そうとする町泥棒側のプレイヤーと、町泥棒から町を守り通そうとする自警団側のプレイヤーが戦い、自警団側のプレイヤーが負けると、風目市全住民の命が奪われるデスゲームだ。
困っている人を見れば、助けずにはおれない性格をしている凛々は、自警団側のプレイヤーとして、「町泥棒と九十九人の自警団」に参加する事を決意する。
しかも、男性から性的なエネルギーを集めて、強力な戦闘能力を得る、迷宮娼婦と呼ばれるプレイヤーになる運命を引き当て、困り果てていた勇気を助ける為、凛々は自分の身体を女性化させ、勇気の代わりに迷宮娼婦となってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-04 10:29:53
87291文字
会話率:35%
爆弾職人の英雄譚があった。
その話は実は脚色されたものらしい。
ある街に、爆弾職人と、学生と、自警団、三人の幼馴染がいた。
以前に公募に出して落選したので、こちらで掲載します。
キーワード:
最終更新:2017-01-20 14:59:12
60172文字
会話率:47%
他者の返り血を浴びた者は、反逆者と呼ばれる化け物へと、姿を変える世界。
返り血を防ぐ短剣を持つ少年ヴァリスは、鐘槍の女騎士ヘルカとともに、小都市サルヴェンの自警団員として、日々を過ごしていた。
いつものように反逆者を打ち倒し、屯所に戻
ったヴァリスの元に、一人の少女が訪ねてくる。
およそ自警団とは縁遠そうな少女は「国王ゼリを、殺してください」と、言った。
一度は暗殺の依頼を断ったヴァリスだったが……。
縦読み推奨です。
行間弄ってる版をカクヨムに掲載中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-27 00:27:25
140056文字
会話率:37%
人類史上初の宇宙戦争となった第三次世界大戦が終結した世界。
日本国のスラム街に住む元少年兵の吉田正義は、そのロボット操縦技術を見込まれて、自警団『セイバーズ』に入団することになる。
そこで正義は、マフィアやギャングとの戦い、かつての敵との再
会を通して成長し、後に『真紅』の二つ名で知られる英雄となる。
これは、一人の少年の成長と青春の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-18 15:50:36
714文字
会話率:0%
伝説の聖女を祀った街が政治集団に占拠された次の日。
その街を取り返そうと奮闘する自警団員の生き残りの青年と、
その青年の頭の中に語りかけてくる自称聖女の話です。
割と王道な西洋ファンタジーものやウザいヒロイン、
その他諸々書いてみたくて考
えてみましたが……
果たして書けるかどうか……
なおこのお話は、下記サイトで同時掲載してます
ハーメルン[https://novel.syosetu.org/94532/]
pixiv[http://www.pixiv.net/series.php?id=730875]
カクヨム[https://kakuyomu.jp/works/1177354054881564139]
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-25 22:00:00
154758文字
会話率:57%
人の世から忘れられたものが辿り着く楽園、幻想郷。
記憶が曖昧な外来人の○○は自警団の一員として人里で生活することとなる。
これは、そんな彼と幻想の少女との話である。
※Pixivで掲載した小説の改訂版となります
最終更新:2016-08-24 23:00:00
106029文字
会話率:26%
世界は人類が滅びることを願った。
そのために呼ばれた地上の新たなる種族はアブラクサス。彼らは文明社会を完膚なきまでに破壊し尽し、人類を絶滅寸前にまで追い込んだ。
瓦礫のなかで暮らす人類のなかに、ユートとコージというふたりの少年がいた。
人類
救済委員会の自警団に所属するふたりの少年兵は、ある日、アブラクサスと遭遇する…………
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-07 13:15:37
6997文字
会話率:38%
主人公は目が覚めると森に立っていた。とりあえず当てもなくさまよっていると明かりが見えたので近づいてみると、中世の鎧のような胸当てを着込んだ男が数人談笑しているのが見えた。
その会話を草に隠れて聞いても聞いたことのない言語で、とりあえずその場
をあとにしようとした主人公は枝を踏んで音を出してしまい男たちに見つかってしまう───折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 02:23:29
1932文字
会話率:34%
人類の祖先が光の船に乗って飛来したという伝承の残る世界。人類は異界ヴァルムヘルの魔人(ヴァルム)の脅威にさらされていた。だがこの世界の人間のなかには、ブレイヴという、ヴァルムに対抗すべく神が人間に与えた超人力を発揮できる者もいた。マユラは辺
境の開拓民の町に暮す少年だ。町の自警団の隊長の息子アッシュとは親友だった。ある日町は堕天使ヴィシュヌ率いる凶賊の一団に襲われ壊滅し、両親は殺されアッシュとも離れ離れになる。マユラはサムライマスター志摩ハワード率いる傭兵チームに拾われ、志摩の弟子となり、傭兵たちと旅することになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-15 12:49:37
870文字
会話率:34%
三つの国、ヘブン、ヘル、ホライズン。ヘブンには天使が住み、ヘルには悪魔、そして、ホライズンには、人間が住んでいた。
三つの国は、均衡を保ち、各々の国は長らく、平和を維持していた。
ところが、ある日、ヘブンとヘルは戦争を始めた。
その戦争は大規模なものではなく、まもなく沈静化した。しかし、それは紛れもなく、これから起きる大戦の予兆であった。
そんな中、ホライズンの青年二人がホライズン自警団――通称、『冒険者』に志願する。
注意
・この物語は、作者が気まぐれで書き始めたものです。完結する見込みは薄いと思ってください。
・タイトルの通りです。ライトノベルのような設定ですが、ライトノベルにはならないと思います。
・設定の詰めが甘いかもしれませんが、上記の通りなので、ご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 22:27:33
24379文字
会話率:54%
製薬会社「パナケア」の病理研究員である日下部樹は、トルコ・シリア国境の防疫キャンプでクルド人の少女レヴィーンと出会った。
樹は少女の優しさに触れ、少しずつ頑なな心を解かしてゆく。けれど防疫キャンプは、感染した少数民族を目の敵にする自警団か
ら、繰り返し襲撃を受けていた。
感染病が無情に犠牲者を拡大する中、人道団体『ハルシオン』の戦闘員であるアリシアと唯斗は、病禍をめぐる争いに巻き込まれてゆく――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-22 18:14:34
128312文字
会話率:30%