地球が枯れ果てて衰退した時代。
宇宙に取り残されてしまった人型人形は時間を持て余していた。
移民船は故障してしまい、搭乗員は死滅。
一人、地球に焦がれる時間。
そんな日々の中で、ふと気付く。
ほぼ無限に残された時間の中で、この月を第二の
地球にしよう。
そう、わたしが開拓-テラフォーミング-しよう。
これは枯れた世界で宇宙に取り残されたしまった人型人形が、持て余した時間を使って月を開拓しようとする話。
たった一人で、できたら良いなを続ける話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-01 18:42:37
725文字
会話率:0%
地球を終の住処と定める地球連邦軍は、宇宙移民者の迫害だけに留まらず、彼等が得る宇宙鉱物を搾取する側に回っていた。
宇宙移民計画の初期段階では、宇宙空間は作物の大量生産や、人間が生命を維持するために必要な水資源の生産には不向きだった。
地
球連邦は当然その強みを利用する……度重なる地球資源の値上げだ。
しかし宇宙移民者は、その不遇を物ともせず何代にも渡り長い時を宇宙で過ごす……
その結果、彼等は遂に自分の終の住処を『宇宙に持つ』事に成功した。
彼等の悲願『宇宙空間で、人間が地上と変わらないように過ごせる環境』……コロニーの建設だ。
その巨大建造物『第一ユニバース』の建設に成功したのだ。
しかしそれは同時に『地球を頼らずとも自活出来る』その証明につながってしまう。
地球に住む人間と宇宙移民者の争いは、資源争いの小競り合いからやがて大きな戦争へ発展した……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 21:58:40
40613文字
会話率:42%
西方の大国ファーデルグの国王が崩御し、次期王を決めるため、国を挙げて次代継承戦が開かれることになる。そんな中、移民街ジンハの住民一葉は、王城から逃亡した第三王女エルーシュカと出会い、次代継承戦に巻き込まれることになるのだが――。
最終更新:2022-08-18 18:21:00
123810文字
会話率:58%
君の力を借りたい――全てを終わらせるために。
地球vs金星、SFサーガ序章!
西暦2595年現在、人類が光を超える速度を手に入れてからおよそ三百年が経過したこの時点で、太陽系内の有人惑星は、月や各惑星の衛星を加えると、その数は10を越して
いる。
ただ、この恒星系でその勢力を二分させていたのは、かつて唯一の有人惑星であった筈の地球と、その施政者たちの驕りに対して叛旗を翻し、第一世代移民として建国の礎を築いた、金星である。
太陽系内部での遭遇戦や、基地を狙った局地戦が繰り返されてはいるが、誰もが認める劇的な情勢の変化の兆しは、まだ見えない。
先の戦いで腹心の部下を失った本多天樹(ほんだ たかき)が新たな配下を探す時――地球軍の物語は、動き始めた。
完結保証:ドリコムメディア大賞応募のため、全面改稿!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-14 08:00:00
279467文字
会話率:50%
西暦2495年現在、人類が光を超える速度を手に入れてからおよそ三百年が経過したこの時点で、太陽系内の有人惑星は、月や各惑星の衛星を加えると、その数は10を越している。
だが、この恒星系でその勢力を二分させていたのは、かつて唯一の有人惑星
であった筈の地球と、その施政者たちの驕りに対して叛旗を翻し、第一世代移民として建国の礎を築いた、金星である。
太陽系内部での遭遇戦や、基地を狙った局地戦が繰り返されてはいるが、誰もが認める劇的な情勢の変化の兆しは、まだ見えない。
正確には、それを志す者は皆無ではなかったのだが、今はまだそれぞれの胸に秘められたままの、絵空事であった——。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-23 11:10:27
86695文字
会話率:16%
国の労働力不足解消政策によって大量の移民が流れ込み、行政機能がパンクし無法地帯と成った街ニューディエゴ。その国内犯罪の四分の一が発生する犯罪都市に平和を取り戻した二人の漢が居た。
人智を超えた超能力を用いて犯罪組織を撲滅し、人々の希望
と成った街の英雄ルネフォンス・ハルトマン。超科学の力でヒーローの敵役として街の人々の不満を一身に受止めた嫌われ者ヴィランのプロフェッサーディック。二人は直接口にはしないものの己が役割を演じ続ける互いに善悪を超えた感情を抱いていた。
しかし突如ハルトマンが超能力を使用不能に成るという症状に見舞われ、彼のヒーローとしての寿命がそう長くない事が判明。二人は街の人々の決着を求める声に背中を押され、
互いがヒーローでありヴィランである内に長年の因縁に決着を付ける覚悟を決める。
そして自らの役を演じきる為、二つの伝説はどちらかが死ぬまで終われない戦いのリングへと昇るのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-10 11:30:58
497769文字
会話率:40%
地球は太平洋の海底火山噴火で、未曾有の危機に陥っていた。
噴煙は世界の空を全て覆い尽くし、地表は明けることのない暗闇に包まれた。地表に堆く積もった火山灰で植物は枯れ、濁った海は澱み、生き物はその殆どが息絶えた。
そんな中でも人間たち
は生き残っていた。
人間が取った手段は二つ。
地下に潜ってそこに巨大な地下都市を築き、来る地球の自浄能力を期待して長い暗闇に耐えるか、新天地を目指して広大な宇宙に飛び出すか。
地球を見捨てられない大半の国の人間が、地下に潜って長い冬を耐える道を模索した。
僕が選んだのは地球を脱出し、移植可能な星を探して世代を重ねて宇宙を旅する道だった。
その日は、移民船『方舟』に日本の移民艦が積載される日だった。
移民ではなく船員として方舟に向かった僕は、そこで不思議な事件に巻き込まれた。港に移動するためのバスに乗った僕は、突然感じた目眩にバスの床に倒れかけた。
顔を上げたときに走る車窓に見えたのは、緑に茂った街路樹だった。そのまま突如として暴走した無人バスが、壁に衝突した。吹き飛ぶ僕に、横転したバスが滑りながらその先に立ち尽くしていた人影に『突き破られた』。
交錯する視線。
意識を失う瞬間に見えたのは、目を見開いて驚いた顔をしている、幼馴染のミモザの顔だった。
そうして僕の冒険は、気絶から始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-02 09:33:26
16867文字
会話率:23%
地球は太平洋の海底火山噴火で、未曾有の危機に陥っていた。
噴煙は世界の空を全て覆い尽くし、地表は明けることのない暗闇に包まれた。地表に堆く積もった火山灰で植物は枯れ、濁った海は澱み、生き物はその殆どが息絶えた。
そんな中でも人間たち
は生き残っていた。
人間が取った手段は二つ。
地下に潜ってそこに巨大な地下都市を築き、来る地球の自浄能力を期待して長い暗闇に耐えるか、新天地を目指して広大な宇宙に飛び出すか。
地球を見捨てられない大半の国の人間が、地下に潜って長い冬を耐える道を模索した。
僕が選んだのは地球を脱出し、移植可能な星を探して世代を重ねて宇宙を旅する道だった。
その日は、移民船『方舟』に日本の移民艦が積載される日だった。
いつもどおり仕事に向かった私は、バス停で職場に向かうバスを待っていた。突如として聞こえてきた大きな破壊音に顔を向けると、そこに見えたのは横転して横滑りしながら私に向かって来るバスの天井だった。
止まる時間。突如として頭に響いてきた『声』に考える時間すらなく、再び動き出した時間に戸惑う私。
バスはそのまま私に衝突して、吹き飛ばされることなくその場に立ち尽くしたままの私は、バスの車体を突き破った。車内を通過する瞬間に、中にいた人影と視線が合った。
視線が交錯したのは、錐揉み状態で車内を舞っていた、幼馴染の伊吹の顔だった。
バスを突き抜けた私は、たぶん体に大きな負荷がかかったんだと思う。眠るように意識を手放した。
そうして私の本当の物語は、気絶から始まった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-26 20:32:55
13264文字
会話率:28%
遠い未来、管理された社会。移民のための「B計画」(ほかの惑星で人類が子孫を残すことが出来るのかの実験)2年目に参加することになったジェイミィはこの惑星でもいろんな人と出会い、、、
最終更新:2022-07-19 20:33:08
61121文字
会話率:44%
遠い未来、管理された社会。移民のための「B計画」(ほかの惑星で人類が子孫を残すことが出来るのかの実験)に参加することになったジェイミィは、同じく参加していた少女アウラとペアになる。が、ヘタレのシェイミィは何日たってもアウラとあんなことやこん
なことが出来ずにいた。ところがとんでもない事件に巻き込まれて。。。
この作品はカクヨムさんにも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-20 21:00:21
108706文字
会話率:11%
他国からの難民、ザイカ・ヤピトーは、命懸けの地下決闘競技の選手として、一家をささえながら日々を送っていた。
苦労も実り、あと一勝で、家族とともに暮らせるようになる······
そんな折、都への招待選手として抜擢されることになった彼は、はげし
く悩む。
中央での一勝──それはあまりにたかい壁。しかも負ければまた、初めからやり直すことになる。
だが、よわい立場でしかない彼は、その招待を受け入れるしかなかった。
なにやらキナ臭いこの招待に、ザイカは決死の覚悟で挑む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-09 12:00:00
62391文字
会話率:22%
近未来に火星に移民させられることになった日本人、火星の地下で見つけた未知の世界のものを被験することになり…
最終更新:2022-06-27 22:57:09
911文字
会話率:0%
このお話は、二千年ほど未来の架空世界において、いくつかの星系を領域とする『宙域国家』同士の争いを駆逐艦艦長とその周辺の人々から見たお話です。
二十二世紀、地球から旅立った各国・民族を中核とする宇宙移民団は自分たちの居住する惑星とそ
れを取り巻く星系を新たな故郷として開発を進めていった。地球から銀河の外縁方向に進んだ幾つかの星系はニッポン人により開発され『宙域国家ニッポン』となっていた。 隣接する『大宙華帝国』は中華系移民により建国された専制国家であり、開発の進展につれニッポン宙域への侵略を意図することを隠さなくなってきた。やがて、その矛先が領域が接続する『オキナワ』に向けられることになったのである。
@220125「この作品はカクヨムでも掲載しています」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 19:00:00
471846文字
会話率:48%
遥か彼方の移民星へ向かっていく宇宙船。私は懸命に修理しつづけている。
最終更新:2022-06-14 18:00:00
1105文字
会話率:40%
ここは異世界からやってきた魔王と名乗る者が創り出した世界「ピンポンワールド」。
この世のありとあらゆる武力が卓球となった混沌の世界。そこには魔王によって召喚された異世界の大陸が散りばめられていた。そんな中、不幸なことに現代日本が大陸ごと召喚
されてしまった。それから百年後、卓球の経験者が多い日本は異種族の移民地となり、治安を悪化させていた。反則技や魔法が飛び交う卓球の殺し合い。無法地帯と化したこの世界に革命を起こす「新たな王」が誕生しようとしている…。
※このお話は「異世界卓球 混沌の章」と少し似ていますが、従来の設定の一部を除いて内容が大きく違います。
※改案ということでネットには残しますが、続きを書かない可能性があります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-14 00:39:46
10594文字
会話率:61%
惑星はすでに外星人の移民で溢れていた。
なぜ眠れないのか、そもそも私はこの星の生物なのだろうか。
最終更新:2022-05-29 00:00:04
572文字
会話率:0%
日本で三十歳にも満たず死亡したケンジは、科学技術の発達した宇宙帝国のもとで再び意識を取り戻す。特殊な任務に就くかわりに帝国民としての権利を得る契約に同意し、同じように蘇生させられた二人の地球人と共に宇宙基地にて訓練の日々を過ごした。
作戦
決行日となり用意された惑星探査機に乗り込むと、相棒となる機械知性を連れて惑星へと向かった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-28 15:00:00
30370文字
会話率:34%
『アイコン形式トーク採用』
制御OSが目を覚ますと、そこは静まり返った恒星間移民船だった。
船内に何が起きたのか、わずかな手がかりをもとに制御OSの孤独な戦いが始まった。
この作品は「虫系異族のギラファさん( n2232hf )」の二次
創作です。作者より許可を頂いています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 23:07:39
6580文字
会話率:25%
ヒト食いの村の話です。生きるためにヒトを食べる部族たちがありました。その島に移民たちが来て村のふもとに街を作ります。人口が減った村人たちはふもとの村に食料を求めておりてきました。彼らはむやみやたにヒトを喰う訳ではありません。ただ、三つあった
部族が一つになりふもとの町もヒトを喰うはずなので分けてもらおうと思った。でもそこで捕らえられ、食糧にされることを決めたが、喰われないことを不思議に思う。段々と喰わないかもと思いつつ喰われるはずと思い込む。ヒトを喰わないことを約束させられる。子供達は学校に行くことを強要される。生きるために受け入れながらヒト食い村からの脱却する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-14 23:47:00
692文字
会話率:7%
美しく青い星である惑星テスティアラ。ここで起きた出来事は、ここに住まう生物にとって悲劇であり、人類は生活圏を著しく狭められ、惑星外移住を強いられることとなる。
最後の造船となる第三次移民船。星を去る者、残る者の行く末は一体どうなるのだろうか
。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-29 21:14:28
2500文字
会話率:12%
人類初の星間戦争となった長い戦役の中で要塞として
存在した「逆巻」は戦後、その軍事的な価値を喪失し
「逆巻市」として改装され
今は、多くの市民を守り支えている
「逆巻港」と呼ばれることもあったこの居住地も
終戦後、五十年以上という長い時間
が経過し
重要資源の枯渇によって経済的な価値をも喪失していく
この状況を打破するため「市長」はある計画を立案する
その計画の第一段階として寄付を募り警備隊を発足させた
――――――なぜ今、警備隊なのか?
その答えをいまだに知らずにいた隊長の御影護と隊員達は
初任務として資源宙域の警護に向かうことになる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 00:27:25
302754文字
会話率:54%
ユグドラシルの木が枯れ神々の国が滅びた時代。アーズランド島の王国に神族の移民エミー族と妖精が住んでいた。
しかしその異世界にも魔の呪いが発生し、王サーディンが局部から炭黒く腐り死んでしまう。それはSEXをして射精すると性器から腐って死ぬ
呪いだった。女王エッダは錬金術師アルダリの助言で、闇の呪いを解きに人間界へ選抜チームを派遣する。
メンバーは人間と勇者の子・ソングと妖精のチーネ、ジェンダ王子、女戦士エリアン、鍵師トーマが選ばれたが、迷路の出入口には地竜が立ち塞がり、人間界都市ではマンダー家の魔女たちが待ち受けていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-13 14:47:12
99289文字
会話率:52%
一度始まった戦争は終わらない。人類が絶滅するまで続くだろう。
その間生まれた子供達は、憎しみ、怒り、苦しみを味わい成長し大人になる。そして次の世代へ...
移民の少年アテルイは、唯一の友達である少女のモロが生け贄になることを知る。アテル
イは、モロを助けるため行動する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-03 22:26:39
505文字
会話率:69%