早見雪乃は学生時代にゲームと出会い、ゲームプランナーとして開発会社オストマルクに就職。
だが、ゲーム開発の現場は想像以上の過酷さに満ちていた。
恋人を心の拠り所にしてディレクターの無茶ぶりに懸命に対応していた雪乃だが、やがて企画課の問題児・
新能荒也と二人で他社への出向を命じられる。
そこで雪乃を待っていたのは、RPGのバトルシステムを作り直すという初めての課題だった。
その仕事を通して、自社の開発体制に疑問を抱き始めた雪乃の運命が、急速に動き始める。
ゲームクリエイターとは一体誰の事を言うのか?
ゲーム業界を舞台に、作り手のあり方を問う現代ドラマ小説。
【おことわり】
※この小説はフィクションであり、登場する人物名、会社名、ゲームタイトル名は、すべて架空のものです。
※「カクヨム」との重複投稿となります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-12 12:00:00
243175文字
会話率:44%
高校三年生の夏休みを迎えた篠井誠(18)は、漠然とした心持のまま大学受験の勉強を進めようとするが全く手につかない。日々、エスカレートする姉・篠井莉子(21)による篠井への執拗な嫌がらせが篠井を女性恐怖症へと陥れていく。さらに、唯一の趣味であ
る『赤餓鬼』という漫画の同人誌作成を共にする友人・吉田功太(18)の自殺宣言や母親・篠井美子(44)の篠井への無理解な言動が篠井の生きる意欲を蝕んでいく。そんな中、『赤餓鬼』の主人公ライアに吉田が憧れて身体に入れていたタトゥーにシンパシーのようなものを感じた篠井は彫師・西道良哉(36)のもとへアプローチをかけるが「これが君にとってのボーダーラインにならないかな?」「タトゥーってのは生きる覚悟だよ」と告げられ、動揺したままその場を去る。心の拠り所であった吉田の失踪に対する悲しみや亡くなった祖母・明美(61)への追想、家族に対する嫌悪感が相まって篠井の心を圧迫する。その結果、衝動的に自殺の名所といわれる福井県の東尋坊へとママチャリ一台で旅立つ事になった。旅先での思いがけない様々な出逢いの中、東尋坊の崖壁で出逢った、足首に小さな緑色のハートのタトゥーの入った花山希(18)の存在が篠井に変化を与えていく。女性恐怖症を抱えていた篠井は次第に希の明るく寛容的な性格に少しずつ心を開いていく。「自殺」という目的を共有し合った二人は互いに興味を抱くが、固く死ぬ決意をしていた希と感情に流されていた篠井の間にすれ違いが生まれていく。希の「ほんとに死ぬ気あるの?」という言葉に動揺を見せる篠井は、次に続いた希の「帰れば?」という言葉に過剰に反応して希とぶつかり合う。意地を張り合う二人は、結局改めて死を選ぼうとする。再び立った東尋坊の岸壁。二人を呼び止めたのは、希と利用した定食屋で出逢った植田多紀(49)と蓮舫隼人(52)。多紀が東尋坊で発見された遺体の写真を二人に見せつける。「あんた達のお母さんやお父さんが見るのよ」という多紀の言葉にいたたまれなくなる篠井と「見せたい」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-23 07:37:15
24101文字
会話率:36%
私は彼の心の拠り所になりたいといつも願っていた。
最終更新:2017-01-30 11:09:41
219文字
会話率:38%
本当に大切なものは、本当の心の拠り所は、案外身近にあるものです。
主人公がそれを再確認するお話。
最終更新:2016-12-11 23:40:55
2844文字
会話率:25%
美形×苛められっ子凡/失恋/新しい恋
※サイトより転載しました
>>幸は幼馴染みの尚紀のことがずっと好きだった。尚紀の存在は苛められていた幸の唯一の心の拠り所だった。しかしある日、誰かの策略により尚紀にある誤解をされて突き放さ
れてしまう。何もかも嫌になった幸は尚紀によく似た男に自分の話を始めるのだった。あれは初恋だったのだと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-19 22:40:09
3758文字
会話率:65%
兄と妹は、ふたり一緒に捨てられた。遠い異国の国の言葉で書かれた本をささやかな心の拠り所として、ふたりは自らを助けてくれる場所を求めてさまよう。しかし。
最終更新:2016-06-25 18:22:55
3502文字
会話率:25%
幼い時に家族を失い、心を開かなくなった天野 直継(あまの なおつぐ)。
そんな直継の唯一の心の拠り所は、古く廃れた教会でのお祈りをすることだった。
ある日いつものようにお祈りをしていると、突如強烈な光とともに天使が現れた。
そして、天
使が直継に向けてこう囁いた。
ーーつまらない世界を捨ててみようよ。ここに居ても息が詰まるだけだよーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-13 12:00:00
22915文字
会話率:57%
心の拠り所をどこに求めたら良いのかわからない現代社会の影
最終更新:2016-02-28 21:40:07
768文字
会話率:16%
詩。
統合失調症と診断をうけ、
現在、陽性症状である。
どこか、心の拠り所が欲しい。
誰か、助けて欲しい。
そんな人に、読んでもらいたいです。
最終更新:2015-10-23 17:23:35
331文字
会話率:0%
「此方、貴方の心の拠り所。ようこそ、相談屋へ。」
最終更新:2015-10-09 20:24:12
2189文字
会話率:48%
真白の髪と紅の瞳を持って生まれた少女。
彼女はその特異な容姿から周囲に蔑まれ、両親から名前すらも与えてもらえなかった。
そんな彼女の心の拠り所は、屋根裏で見つけた一振りの剣。
人と触れ合うことの無い彼女の世界は、屋根裏の小さな部屋の中で完結
していたのだった―――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-13 20:19:24
8013文字
会話率:22%
君のいる街にはきっと希望がある。
そんな君を好きになってしまった僕は、ついこの間のことを忘れることが出来ない。
あれは初めて君が僕に声をかけてくれた時の会話だった。
それはまるで夢に描いていた人間から声をかけられた気持ちだった。
た
だ、誰もその気持ちは知る由もなく、今は少しすれ違いさえ感じている始末。
ああなんでいつもこうなってしまうのか。
僕は人とコミュニケーションをすることが続かない、
そんな自分が本当に嫌いなんだ。
職場についてショックを受けたことが一つあった、
そのことさえ、君がこころの支えでいてくれなければ
とてもやっていられない。
でも今後、君と上手く関係を築けるだろうか。
君はいつも愛妻弁当を持ってきている。
君にはきっと素敵な彼女がいるのだろうか。
それとも、それは思い違いなのだろうか。
思い違いであって欲しいが、だいたいが、予想は裏切られるものであり、
今後の関係もうまくいかないものであるものだ。
そういう気持ちを小説にしてしまう僕は
本当に何か拠り所が欲しくて仕方のない青い鳥しかないのか。
いったいこの気持ちのまま上手くやって行くことが出来るのだろうか。
『絶対にうまくいかない』
その上、僕は、必ず嫌われる存在感なのだ。
どうしていつもそうなってしまうのか。
焦れば焦るほど行き詰まり感は増し、
今後の絶望を思わずにはいられない。
君がいなければ良かったのに、とさえ思うことがある。
あと、僕にあとほんの少し可愛い要素があれば
どんなに幸福だっただろう。
ぼくは、たださえこの感情を吐き出しながらも
何もすることは出来ず、
悪環境に身を投じてしまったこと、
なぜ父の言う通りにしなかったか、ということに
後悔を嘆くばかりだ。いつもそうだ、いつもそうなってしまうんだ。
君との関係が変わらなければ、1年後には今の仕事を辞めようとさえ思うようになった。
君との関係だけが、この30%しかない環境で日々をやり過ごす橋だてになっている。
このショックは当分癒されることはないだろうし、
今後の展開も期待出来ない。
やはり今回もそうなのか、この状況を打破するには人との関わりが必然だ。
何もなくても良い幸せそれはつまりそういうものではないだろうか。
必要とされている何かがあること、歩けること、自由であること、気持ちが十分に自由であること、それはそんな要項に入っている気がする。
きっと君は思い描いているだろう幸せがあって、自分がそれに十分に値しないことも分かっている。その気遣いや優しさが自分にはまだ計り知れなく持ち得ないものであって、
かと言ってそれはいつまでもそんなことも言っていられず、何処かに居場所を見つけなければならない、そんな日々を送っています。
あいつは所詮それまで、と言われようが仕方がない、それが現実であったということなのだから。
でもいま流れている音楽はそういう気持ちを優しく促してくれるものでもある。
確かに事は進んでいなかった。
だからといって、このように早合点してしまう意味も無かった。
だが日々はそのように進んで行き、穏やかに流れる雲を見ながら漂う気持ちを溢れる言葉に変えている、それだけだ。
今感じるのは、幸せの意味であり、
平和であることが本当の幸せかどうかは人それぞれなのだなと実感するようになった。
これはまだ誰にも言えない悩みでもあり、
でもそれだからこそ、その虚しさをいかに平和を実感出来るのか、想いはつのるのみ。
今にしてみればやはりそれは行く末恐ろしいことになるのではないかと思うのだが、
なにしろ、やってみないとわからないというのは、あの人の口癖である。
それ以外に思うことは自分ならこうするだろうとか、自分だったらこんなはずではなかった、ということであって、
いつまでたってもそれは頭の中から離れない事実でもある
肝心なことは何も変わっていない。
ただ、棘のある日々を遣り過し、1日を消化していくのみだけ。
そんな単純な世の中の仕組みに今頃気がついた自分にがっかりしている。
あの幾つかの年月は夢であったかのように引き裂かれ、
心臓にナイフを二本さされたまま生かされている、そんな心境である。
ところがいつもそういうところまで行かずにその一歩手前でエリスが現れる。
何かこのような分には身の丈に合わないそういうことになっているのか、家庭はすでに崩壊しており、手のつけられない状況だ。
君だけを心の拠り所にしてしまっていいのだろうか。
この悲しみは誰にも伝えることも出来ず、ただ淡々とした日々を氷の様に書き綴っている。
昨日見た夢は次の日の朝には無くなり、
夢でしかないことをまざまざと知らされる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-15 14:29:53
835文字
会話率:3%
※本作品は作者ホームページ【ねこきゅう】に掲載した戦国時代小説『ほたる舞う城』を転載したものです。
【あらすじ】時は戦国時代、岩付城主の太田資正(後の三楽斎)の四男として生まれた太田源七郎資忠は潮田家の養子にとなり、武州寿能城十万石の大名と
なる。父と共に北条家に立ち向かうが、やがて兄の氏資が父の資正に反旗を翻し、やむなく兄に仕えるが、その兄も討ち死にしてしまう。北条家に太田本家を乗っ取られてしまい、それでも恥辱に耐えながら仕えて行く資忠。心の拠り所は美しい愛娘、能姫の笑顔と笛だった。しかし天下人豊臣秀吉の手はそんな資忠にも伸びて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-20 10:40:44
66909文字
会話率:65%
八幡実業高校3年、江崎久志。名門高校の陸上部で絶え間ないトレーニングを積んできたが、その努力は結果として報われることなく3年間を終えることになってしまった。自信を無くし、「走る」という心の拠り所を失い自棄になっていた久志だったが、体育祭の
スウェーデンリレーのメンバーに誘われて……
誰だって持っている、何かに一生懸命取り組んだ自分への誇り。時に強くて時にもろい、そんな誇りを取り戻そうとする少年たちの群像劇。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-15 01:26:37
4225文字
会話率:49%
ある青年が大事なものを取り戻す物語
最終更新:2014-03-23 06:57:38
6332文字
会話率:3%
俺には好きな人がいて、その人が別の人を想っているのだが、諦められないこの複雑な気持ち。
最終更新:2013-11-26 01:53:01
2433文字
会話率:67%
生まれたところで疎まれて過ごした男にとっての「ふるさと」とは?
最終更新:2013-06-04 19:00:00
6393文字
会話率:8%
辛いとき、自分が生きた世界を直視しろ。
そこには多くの奇跡が隠れているはずだから。
最終更新:2013-05-17 06:12:25
253文字
会話率:0%
フリーターとして毎日を退屈に過ごしていた和樹は、ある日山の中でとんでもない物を掘り出してしまった。それは銀行強盗が強奪した二億円近い金だった! しかしその金をそのまま使えば、札の番号から足がつく恐れがある。
和樹はきれいな金に変えて
いくために、様々なマネーロンダリングの手口を編み出していく。最初は数万円単位から始めるが、徐々に金額が大きくなっていき、それと共に、発覚する危険も増してくる。
そんな中、和樹は風俗嬢初音と出会い、和樹にとって唯一の心の拠り所となっていく。しかしそれが元で、やくざとのトラブルに巻き込まれてしまう。一方警察の捜査は、着々と金の出所に迫っていた。
二億円という大金を軸に、和樹と初音、刑事とやくざ、そして銀行員が複雑に絡み合うヒューマン・サスペンス! そして結末は……。銀行の意外な思惑が隠されていた!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-29 18:49:56
138734文字
会話率:56%
童話が心の拠り所の先天性色素欠乏症の少女、黒崎月乃。
世を嫌い飛び降りた彼女だったが、落ちた先は別の世界で…。
最終更新:2013-03-04 06:41:37
8133文字
会話率:29%