ペキュリアウイルスというものがある。世界全土にばら撒かれた発祥不明、対処不明のそのウイルスに罹患した者はおよそ発症一年以内に死に至る。
感染者から生まれた命は極めて低い確率で健康体として生き残り、さらにそこから、極めて低い確率で特異能力を有
する命が生まれ落ちる。
人はそれを咎と呼び、人は彼らを咎人と呼称した。
そんな彼らが隔離施設内での事故を契機に脱走を図ってから十八年。
五年前に仲間を逃がすために残り、《世界特異機関》に捕獲された《桐谷洵》は五年後、十八になったその年に再利用されることになる。
目的は、かつての同胞の撃破。
それでも仲間の救済を望む少年は、最強と謳われるその咎と共に事態の収束へと急ぐのだが……。
2012/0822 全編改稿終了折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-29 20:57:05
104343文字
会話率:29%
この世には、罪とそれに対応する罰が存在している。罪を犯したものは咎人(とがびと)と呼ばれ、それ相応の罪を償わなければならない。言わずもがな、大きすぎる罪には、その命を以て償わないといけないのやもしれない。これは、十四人の咎人のおりなす、十三
夜の物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-06 17:41:07
4210文字
会話率:19%
高校入学から半月。聖たち【CROSS:ROAD】メンバーが学校生活にも慣れた頃。聖たちはある1人の風紀委員の少女と出会う。何やら聖と凉に因縁がある彼女。そんな彼女の表情に聖と凉は悲しげに唇を噛み締める。同じ頃街では契約者としての能力を使い高
校生くらいの少女ばかりを狙う婦女暴行事件が発生していた。そしてついに1人の少女が遺体となって発見され彼らが動き出す。犯人を咎人にするため動き出した夜の執行人【CROSS:ROAD】犯人の次の狙いは一体誰なのか??そして聖と凉の2人が罪悪感を感じる彼女の正体とは??4人の道が交わるとき新たな少女の道が生まれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-12 13:16:38
26516文字
会話率:52%
一握りの咎人が、生前の姿そのままに生まれ落ちる世界がある。彼らは異邦者と呼ばれ、その前科ゆえに蔑まれる身分だった。魔法と呪術の存在する世界で、記憶を失った異邦者を拾ったのは……。
最終更新:2011-10-10 21:44:45
55786文字
会話率:25%
罪がそれ以上の善行を行うことにより天から許される世界。
それに疑問を持った少女が14歳のとき一人の咎人と出会った。
これはその少女と咎人の物語。
最終更新:2011-09-22 01:14:54
2601文字
会話率:18%
亡国の人々は真っ白な肌に金の髪、金の瞳をしている。最盛期には不可侵の象徴だったその姿も今では迫害や略奪の目印でしかない。人の心を惑わす黄金の容姿を持っているがために、いつだって否応なしに人々の陰謀に巻き込まれた。求めるものは平穏な暮らしだけ
だというのに・・・。 国が腐敗しはじめていた。ガレスディエリエル王国の末姫ルジェは数年前から王城の喧騒を避けて一人王都郊外の月白城に暮らしていたが、母の懇願を無視することができず王城に帰ることを決めた。帰城の矢先、ルジェは月白城に侵入してきたアルスと名乗る男装の女から元護衛騎士セイレン・オルデ=デュシスの死を知った。それは王国に巻き起こる大事のほんの前触れにすぎなかった。
*造語多数。特定した時代の話ではありませんので参考にしている城や衣装などの年代・地域の統一性はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-14 22:17:30
23674文字
会話率:49%
無秩序な世界で暗躍する『咎人』。 それも狩るために存在する『咎人送り』。彼等は世間から隔離された存在であり世の救世主でもある。美形×美形あり、絆あり、シリアスありの断罪ファンタジーです。
最終更新:2011-02-13 15:18:58
3781文字
会話率:43%
「4年前――俺はこいつに…ウォルディアに運命を変えられたんだ……」 とある青年がゆっくりと語りだした壮絶な過去とは!? ◆現在、クレインが持つ【ウォルディア】は、凄腕のメカニックで有名だった父親【ロケンス】とその親友であった【ゼオン】が
作り出した世界最強の銃の最後のオリジナルの最高傑作だった。『罪なき人々を護るための最期の防衛兵器』これを題材に【銀銃R&Z Handcannon(ウォルディアの原品)】を50丁程生産したが、危険過ぎる代物として封印を決意し、残った材料で手元に置くためだけの作品として【黒い魔石】を製作過程に織り混ぜ作り出した世界に1丁しかない【オリジナル黒銃R&Z Handcannon(ウォルディアの誕生)】を作り、後に事件は起きた。【ウォルディア(デカグラム古代語:<破壊の悪魔>の意)】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-05 16:27:51
997文字
会話率:18%
咎人とは、罪を犯した者、あるいは罪を犯そうとする者。罪を償おうともしないで、また新たな罪を重ねようとする欲深い人間達の総称。
法で裁けど、罪悪感など欠片も沸かない、感情が麻痺して欲望に忠実になりすぎた者ども。
これは、そんな連中に苦痛と絶
望、後悔、そして死を送りつける狂想曲。安らかな子守歌など聞かせない。己が咎、しかとその身に受けろ。傷つけた者達の痛みを知れ。そして絶望しろ後悔しろ。それは自分達が招いた結果に過ぎん。許しを乞うな。それが運命。貴様らの終着点。欲望に忠実過ぎた貴様らは、ただ死に急いだだけに過ぎない。
だから………苦しみ悶え痛み足掻きゆっくりと死ね。
死んでしまえ。
何故ならこれはただの自己満足ナノダカラ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-15 23:59:52
14094文字
会話率:17%
九の日を経て魂は昇華する――。クリスマスを目前に控えたある日、彼らの前に現れたのは一つの【時計】だった。それは、たった一人の生き残りを決める死神の試練、【ディヴィナ・マズルカ】の開催を告げる合図だった。物言う剣【ブリスゲーデ】という力に翻弄
され、十二人の契約者はそれぞれの罪と向き合って行く。その先に見る、彼らの答えとは?魂を刻むSFファンタジー、開催!それは、咎人達の舞う喜劇――。4/10:粕亜「そしてこの更新頻度である」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-13 15:11:41
186679文字
会話率:41%
愛する人への想いを貫いた男と彼の侵した罪への贖罪の物語。
最終更新:2009-11-17 12:52:19
9203文字
会話率:19%
軽はずみな肯定が、命取りだった━━とある牢に入り、水滴を希う女性。彼女の認めるべきものとは? 彼女は本当に咎人なのだろうか?
キーワード:
最終更新:2009-11-05 20:17:58
6981文字
会話率:26%
堕ちた天使は悪魔と呼ばれ
欲と罪にまみれながら誘惑のダンスを舞う。
だが、無垢なる 願いは悪と呼ぶのか?
それすらわからぬまま 少女は剣を振るう。
共に歩むべき 少年と共に。
普通の高校生だった隆聖。
ちょっと変な友人と日常を過
ごしていた彼は、突然に非日常に巻き込まれる。
それは、人外の化生との戦いの始まりでもあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-18 11:39:49
5094文字
会話率:17%
宇宙暦309年。火星独立戦争――後世に云う『テラツー戦役』の終戦間近の一人の医師の視点からの物語。『惑星の独立』と『人間の命』。医師は後者を選ぶ。だが、時代の流れは大義の名の下に、独立の為に人の命を浪費する・・・
最終更新:2008-03-29 23:21:27
17039文字
会話率:33%
高校生にして世界の頂点に立つ翔凪貴吾の物語
最終更新:2007-07-17 02:35:58
13275文字
会話率:32%
高校生としては異常なまでに能力値が高く、偏差値が低い翔凪貴吾。しかしこの物語は序章に過ぎなかった
最終更新:2007-07-17 02:17:33
4982文字
会話率:18%
ヒストリア。最古の歴史書を巡る異世界ファンタジー。
最終更新:2006-10-09 03:07:53
3722文字
会話率:46%