時は19世紀後半_____維新後間もない明治の日本。
かつて妖の力を借りて江戸幕府を倒した維新政府は、倒幕を成し遂げたのが妖のおかげであるという事実を隠蔽すべく、思想の近代化と治安維持を名目に妖追討令を発布し、人間に仇なす妖を退治する方針
を定めた。
しかしそんな裏切りとも取れる明治政府のやり方に憤慨したのか、政府に反旗を翻し人間に仇なす妖が増え、この国は日常的に妖による人食い事件が起こり、いつ幕末の動乱期に戻ってもおかしくないような混沌とした時代を迎えていた。
そんな幕末維新から10年後、人間と妖狐の血を引く妖人(半妖)の少女・白尾 狐雪は愛刀である雪血華を手に取り、人間と妖が共存できる平和な世の中のために、私利私欲で妖を利用する悪人や人を襲う凶悪な妖と闘っていた。
それ故彼女は、とある事故で140年後の未来からタイムスリップしてしまい勝手に巫女にされてしまった外見以外はいたって普通の男子大学生・博玉 霊璽郎と共に、様々な怪事件に巻き込まれることになり、同時に政府直属の妖討伐部隊である狼士組やかつて幕末維新で活躍した妖たちなど、様々な人や妖と関わり合っていくことになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 12:00:00
62696文字
会話率:46%
ルナリアは魔法使いの学校にいる女の子、『光の魔法』がとっても得意です。でも、光の魔法でできるのは、光を生み出すことだけ。それも、月明かりのような弱い光です。おまけに、他の魔法はまったく使えません。
魔法が下手なルナリアは、いじめられて森
へと逃げこみます。そこにいたのは、七頭の人食い狼でした。
これは、ルナリアが光の魔法を武器に、戦い、運命に抗って、幸せをつかむお話です。
原稿用紙48枚、全2話でお送りします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-19 19:17:51
15760文字
会話率:43%
孤独で、小さな少女の姿をした化け物がいた。彼女には世話をしてくれるものとてなく、獲物であるニンゲンをとらえることもできず、餓死しかけていた。加藤俊哉はその少女に血を分け与え、彼女の上を満たした。
それから七年後、少女は加藤俊哉の両親を誤
って殺してしまう。加藤俊哉は彼女が両親を殺したことを知り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-13 14:00:00
7650文字
会話率:48%
少し前にツイッターで流行った魔女集会に触発されて勢いで書いたものをサルベージしました。
両腕と片目が欠損した少年が人食い魔女に拾われます。
描写は別に残酷な感じにはしてないんですが、身体欠損は好みが分かれると思いましたので念のためR-15に
しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-01 20:00:00
1050文字
会話率:39%
宇宙からやって来た人食いの怪物が人間の女にホイホイついていって狩られる話。
最終更新:2018-04-20 17:20:53
10921文字
会話率:34%
文明・知性のカケラもなく、ほとんど野生児として生活していた主人公は、突然現れた人間に捕獲され、住処の洞窟から引っ張り出されてしまう。
発展した脳手術により、人間並みの知性を(無理矢理)与えられた彼は、そこで初めて地球の現状を知った。
五十年
前突然襲ってきた無数の隕石、その後各地に出現した人食い洞窟――。
「君はその洞窟の中に産まれた、人間とは違う生命体だよ。
君の力が、僕達人間には必要なんだ。協力してほしい。
力になってくれるなら、君の住処と食事、身の安全は保障しよう」
「洞窟暮らしよりは良さそうだ。オッケー」
知能が増えたと言ってもせいぜい子供レベルの主人公。
特に深く考えずに了解してしまったが、地球を救うことは出来るのか?
それ以前に生き抜けるのか?
元野生児の生活が幕をあける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-18 15:56:33
37764文字
会話率:65%
異世界転生モノの数だけ、異世界に転生する者が現れる!
でも、転生してきたばかりの勇者たちは異世界の事を右も左もわからないことだらけ……
でも大丈夫!そんな彼らに手を差し伸べるのが「異世界転生診療所」なのだった!
今までにない異世界転生ファン
タジー!読んだあなたはきっと後悔する!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-15 17:32:23
12097文字
会話率:65%
山には人食いの鬼が住んでいる。
青年は母からそう聞いていた。だが、出会ったことのないものを、どう恐れろというのか。
青年がいつものように、山で仕事をしながら、昼飯を食べ始める。
しかし、その時。
あまりにも早い夜が、青年の周囲にやってきた
……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-28 20:09:27
3203文字
会話率:7%
雨が降りしきる街で頭を噛みちぎられた死体が発見される。その異様な惨状に警察も捜査も難航していた。そこで退魔師藤代兄弟に密かに事件の調査をするよう指令が下される。彼らが調べる内に子供用の赤い傘、そして少女の幽霊が事件に関わっていることを突き止
める。解決に向けて行動する兄弟だが、新たな犠牲者が出てしまうのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-18 22:51:01
15784文字
会話率:39%
赤い星の国のリューリエ姫は、頬杖をついて物憂げにため息をひとつ。山の向こうに許嫁があるのですが、七、八年は前のこと、山を越える唯一の道が失われました。なぜかって、人食いの大きな化け梟が居座るようになったのです。大梟を倒せるものはおりません。
姫様の許嫁も変わってしまうでしょう。 そんな彼女の、背中を見つめる騎士がひとり。むかしむかし、どこかの国のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-17 17:32:36
4993文字
会話率:3%
鳴海彩兼、18歳。水産高校に通う高校生だった彼は、夏休みに冒険家にして発明家だった父親、鳴海譲二が遺した自作のクルーザー、アリスリット号の試験航海中に別の世界に迷い込む。
そこはファルプと呼ばれる世界。
魔力によって突然変異した獣、魔
獣が大陸を跋扈し、人類は離島や僻地へと追いやられ、まったく別の歴史をたどることになった並行世界の地球だった。
そこで出会った快活な人魚ファルカと、純朴な狩人ルルホと共に、元の世界に帰る方法を捜す彩兼。
そんな彼の元へ、凶暴な人食いモンスターの調査の依頼が……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-09 07:51:04
25814文字
会話率:23%
人食い妖怪や黒魔術師といった悪党を狩る「狩人」闇護真は不死の殺人鬼集団『殺人道化団』を追う。
そこで出会うは対オカルト省庁の「神祇局」傘下の「退魔師」日食 陽。
人の味方をする妖怪の互助会「八百万」所属の人狼の美女、月影冴。
所属も種族も
バラバラな三人が出会って、すれ違った一夜の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-06 23:57:13
10598文字
会話率:46%
京都、鞍馬口駅近くにある神社の宮司を務める祖母と共に暮らす女子高校生、二宮優春は、幼き頃から強力な霊力を持ち、隠り世の者達を癒し清め、浄化する神力を有していた。
そのおかげか、街に棲まう多くの妖や霊と心を通わせ、彼岸の彼らと仲睦まじい生活
を送っていた。しかし、霊感がある者など周りの人間から忌み嫌われてしまうのではと恐れていた優春は、その力の事で周りの友人達から自ら距離をとり、深く関わろうとはせず、神社にこもって祖母の手伝いをして過ごす日々を送っていた。
そんなある日、京都中で神職に勤めている人々が次々に喰い殺される連続殺人事件が発生する。町中が恐怖で震え上がる中、その犯人はなんと、人ではなく、隠り世に棲まう妖、霊力の高い人間の生き血を好んで喰らう〝人食い天狗〟の仕業だった。
神職で、尚且つ高い霊力を持つ優春も例外ではなく、その天狗に食い殺されそうになる。その時、優春の目の前に現れたのは、妖殺しを生業とした禍日主の青年、一ノ瀬颯斗だった。
現代京都を舞台に繰り広げる妖艶で儚い和風ファンタジー、ここに始動っ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-25 23:38:47
159452文字
会話率:49%
僕の家は少し変わった「家庭環境」って言うんだろうか。
テレビは見ているし、本も読むので世の中のことは多少は知ってる。
僕よりひどい家に生まれる子だっていくらでもいるんだし、そも生きられない子もいる。
それを思えば僕は恵まれてい
るかもしれない。
家庭がカッコつきなのは、そもそも家に基本僕一人しかいないのに家庭なんて言えるのかってことだね。
夜にはたくさんお客は来るんだけど・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-12 15:48:25
5879文字
会話率:0%
偉大なる英雄の話をさせてくれ。
そうだな、今回話すのは、人食い竜を討伐した時の話だ。
楽しんでくれると嬉しいね。
最終更新:2017-11-08 07:00:00
5877文字
会話率:23%
――今から遠い昔のことです。この世界には、とてもおそろしい魔女がいました。人々がパンを食べるように、魔女は人を食べたのです。数え切れないほどたくさんの人たちが食べられてしまいました……。
いつどこで、この人食い魔女を巡るおとぎ話を知った
のか分からない。おそらく、記憶も残っていないぐらい幼い頃の話だろうと思うのだけれども、母さんに聞いてもそんな話を聞かせた覚えはないと言う。なら、母さんの目の届かないところで、偶然目にした物語なのだろう。図書館の棚を眺めても、インターネットで調べても出てこなかった。ありふれた話のように思われるのに、ぴたりと当てはまる物語はなかった。それでも、どこかの誰かが書いた童話の一つ、として自分を納得させるしかなかった。母の口から語られるのを聞いた、小学五年生の夏までは。
「あの人も、昔から言っていたの。誰も聞かせた覚えのない、人食い魔女の物語をどこで知ったんだろう、って。あの人だけじゃなくて、あの子も……」
電話越しに誰と話をしていたのかは知らない。でも、母は確かにそう言っていた。沈痛な声の響きは、母は電話の相手に嘘をついているという考えを否定した。
その日を境に、僕にとって人食い魔女の物語は、どこで聞いたか覚えていない少し不気味なだけの童話ではなくなった。まさか、偶然で片づけるわけにはいかないだろう。周りの誰も知らない物語を、会ったこともない親子だけが覚えているなんて。
血は繋がっているかもしれない、でも、あいつとは何の関係もない。今まで、自分のことをそう元気づけていた。間違っているのはみんなで、僕は何も間違っていない。ただ、時間が全てを解決してくれるのだと思っていた。世間が安堂保を――今世紀最大の殺人事件を起こした殺人犯を忘れさえすれば、僕とあいつの縁は消えてしまうのだと。
母の一言により、それまでの僕を支えてきた希望は音を立てて崩れた。希代の殺人鬼の父と僕の間にある、不思議な縁を説明する手段が僕にはなかった。こうして、人食い魔女の物語は、顔も見たことのない父と僕とを繋ぐ、忌まわしい鎖になった。
父との不思議な絆を知ってから三年がたった。人食い魔女の物語は、思いもしなかった人物と中学二年生になった僕を結びつけた。
おとぎ話の真の結末を知る日が、その先に待っているとはそのとき知る由もなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-08 18:40:22
141266文字
会話率:33%
島国ブルターニュ王国には国王の直轄護衛ナイツ・オブ・ラウンドが存在する。そのほとんどは人食い鬼『ヴァルプルギス』を倒せるパラディンであり、アレックもその一人。
一方、宰相直轄戦闘指令所、危機対策官室という、ヴァルプルギス対応を主とする部署も
存在する。リリアンはその中の調整官の一人で、身分も年齢も上の新人に悪戦苦闘中。
毎日必ず王都では何かが起こる。その中ではぐくまれる愛の話……に見せかけたファンタジー。戦いの果てに残るものは。
※『討伐師シリーズ』です。時代設定は20世紀初頭くらいのつもりです。
※何でも許せる方のみご覧ください。趣味全開ですので……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-16 07:00:00
220686文字
会話率:54%
ゾディアック・セキュリティー・カンパニー。略してZSCは表向きただの民間警備会社である。しかし、裏では通常では処理しきれない事案を『処理』していた。
学生アルバイトである慧は、そんな非日常的事案を解決するための要因である。呪いや幽霊に始まり
、人食い鬼・ヴァルプルギスの討伐までなんでもござれだ。
そんな慧と、同じく学生アルバイトであり同棲中の由梨江がおりなすコメディーっぽいファンタジー。
※討伐師シリーズのひとつです。時代的には『ヴァルプルギスの宴』のちょいあとくらいです。
※相変わらず緩いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-03 07:00:00
107700文字
会話率:55%
最悪の殺人鬼として日本中におそれられる現役高校生殺人鬼、草薙幸人。自分の話題より盛り上がっている幽霊屋敷の秘密を暴こうとするが、百戦錬磨の殺人鬼でさえも体験したことのない事態に!!
天才殺人鬼が初めて人外と戦う物語です
最終更新:2017-08-07 01:04:14
2952文字
会話率:37%
まるでイトミミズのような貧相な●●●。生まれ変わったら、下半身が大蛇になりたい。
そう女神に願って死亡した青年は、異世界で蛇妖女(ラミア)として生まれ変わる。
ヒトを食わねば生きていけない魔物になり果てて、洞窟でひとり暮らしていた。
魔物
ライフにもすっかり慣れてきたころ、幼くか弱いヒトの子と出会う。
相容れない二者がともに暮らすには、あまりにも障害が多すぎて……。
人食いラミアとヒトの子の、異世界ハッピーライフストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-31 20:17:38
27487文字
会話率:30%
青年、小野洋一は少年期に訪れた遊園地に再訪する。
会社の同僚4人での楽しい肝試しとなるはずだったその日。
成長した彼を待つものは何か。
最終更新:2017-07-12 20:34:02
6577文字
会話率:36%