常冬の世界、最果ての雪原に、一軒の館が建っていた。
そこは、あらゆる世界と繋がる不可思議な迷宮。
住人は双子の姉妹と一人の男。そしてたびたび訪れる客人たち。
カフェ担当の青い方・シラユキ。
メカニック担当の赤い方・カナリア。
そして冬の魔
術師・ウィル。
記憶を無くした迷子の男と二人の少女の、迷宮館を中心とした日常。
ここには短編だけぶっこんでおく予定です。
Noteにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 23:40:03
41786文字
会話率:40%
ゴールデンウィークの初日。 峰ヶ原颯太は、補修課題を終わらせた帰りに生足のバニーガール姿の美少女に出会う。
だが、周りの反応はなく、まるで彼女のことが見えていないと言わんばかりに皆が気にする様子もない。どうやら彼女のことは颯太にしか見え
ていないようだ。
そんな状況の中、彼女のこと呆然と見ていたら…ちょっと、そこの君と声をかけられる。
突然のことで驚く颯太だったが姿も見えており、声も聞こえているため仕方なく反応したところ君には私が見えているのね?と聞かれる。
――どこかで見覚えがあると思ったら、その正体は校内でも有名な配信者の水瀬澪だった。
どうして水瀬先輩は手術服なのかと疑問に思い聞いてみるが、私も良く分からないけれど、気が付いたらこの格好だったのと説明される。
しかし、驚いた。 ほんとに君には私が見えているんだ?
はいと元気よく答えると若干、顔を引き攣らせながらそうと返事をされる。
簡単な自己紹介を済ませた後に、改めて疑問に思っていたことを口にする。
どうして、何で僕以外と会話しないんですか? しないんじゃなくて出来ないのよ。
どういうわけか知らないけれど、二〜三日前から私の姿が周りの人たちに見えていないみたいなの。 なにか心当たりはあるんですか? そんなものある訳ないでしょ。
翌日、数少ない友人である成瀬悠馬と新見莉央に水瀬澪が陥っている不可思議な現象について相談する。 すると莉央から幽体離脱かもしれないというアドバイスをもらい、独自に調査を進めていく。 その後、幽体離脱の原因が母親とのいざこざであることを突き止めた颯太は解決のために動き出す。
事件から数日経ち水瀬澪は日常を取り戻し変化が訪れた。 紆余曲折を経てあの有名人である水瀬澪が彼女になったことだ。
彼女とならどんな困難だって乗り越えられる気がする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-29 02:15:08
11721文字
会話率:35%
遠い未来、人類の文明が崩壊した世界
月に住む少女ソフィーは地球帰還を目標としていたが機会を掴むことができず、同世代のジーノにも止めらて、歯がゆい気持ちを心に秘めていた。
そんな中、現在の地球の情報がなにもない中、地球からのあるメッセージが
届く。
一方、地球では人類は亜人、幻獣と呼ばれる生物に怯えながら暮らしていた。
レナトスの町に住む少年 月乃瀬愁(つきのせしゅう)=シュウは人が日常的に亜人に怯える暮らしを少しでもなくそうと奮闘する。
しかしその心境は学校を卒業間近の中、ある出来事から違った見方に変化する。
何故、亜人、幻獣が生まれたのか。どうして文明は崩壊したのか。この世界で起こる、不可思議な現象は何か?
自分達の心はそれを受けてどのように感じ、生きていくのか。模範解答がないこの世界において彼女らが出す答えとは?
そんな感じの、物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 00:44:57
101861文字
会話率:24%
伝説の大賢者グレー・サンドルの死が、四人の人物の人生を交差させる―
最北の地で訃報を聞いた最後の弟子ジョシュア。彼は庶民のための生活魔法を学んだ、大賢者の愛弟子だった。
王都では、魔導将軍デクストラが一通の報告書を受け取る。かつての戦場
で苦楽を共にした義兄であり師匠の死。そして、彼が最期に残した不可思議な魔法の存在。
王都魔法学園では、エルフの一級講師マリンが静かに追悼の祈りを捧げる。種族の壁を越えて魔法を学んだ彼女にとって、グレーは厳しくも温かな師であった。
そして大賢者の館では、孫娘のアイリが三人の弟子が集うのを待っていた。「おじい様の遺言は、三人の弟子が揃ってから」という言葉を胸に。
誰一人として顔を合わせたことのない四人は、不思議な巡り合わせで大賢者の館に集う。そこで彼らを待っていたのは、大賢者が遺した最後の魔法陣と一通の手紙だった。
戦争の時代から平和な時代へ。魔導から魔法へ。人間からエルフまで。時代も立場も全く異なる四人を結びつけたものは…
これは、魔法とは何かを問い続けた一人の賢者が、最期に見出した答え。そして、新たな時代を創っていく四人の物語―。
登場人物
グレー・サンドル
伝説の大賢者。戦時中は恐るべき魔導士として名を馳せ、その後は魔法学園の設立に尽力。晩年は一般人のための生活魔法の研究に励んだ。
ジョシュア
大賢者の最後の弟子の一人。
デクストラ
魔導将軍。グレーの義弟であり、戦時中からの古い友人。現在は王国軍の重鎮として君臨する最後の魔導士。
マリン
王都魔法学園の一級講師を務めるエルフ。種族の壁を越えて魔法を学び、現在は新しい時代の魔法教育の第一人者。
アイリ
グレーの孫娘。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-11-24 04:30:50
5663文字
会話率:28%
鹿を助けたことにより異世界に鹿として転生した男のサバイバル。
転生した世界には、凶暴なモンスターが跋扈し、モンスター達は不可思議な術を使う。
鹿となった男は、弱肉強食の世界で生き延びることができるのだろうか……。
最終更新:2024-11-22 12:10:00
53347文字
会話率:3%
これは、特別になりたい私と、普通に憧れる君の物語
オカルト好きな主人公 八神透空(やがみ とあ)は、興味本位で行った異世界人を召喚できるらしい儀式から謎の少女、リベラを召喚してしまう。その日から謎の視線を感じるようになった透空は、ある日の
帰り道、悍ましい化け物に遭遇してしまい…⁉︎
異世界から訪れたリベラと、普通の高校生である透空。ありふれた日常が、不可思議な事件を通じて次第に歪み始める――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 06:34:41
7143文字
会話率:33%
染谷(そめや) 遥(はるか)は、まだまだ新人の市役所職員。
四季島市の市民の皆さんのお役に立つため、今日も大忙し。
宇宙からやってきた巨大エリマキトカゲの捕獲に、異世界からの不当な召喚拉致の被害者保護、元異世界民の生活相談に他
色々。
だって彼の配属先は地域包括不可思議現象対策課だったから……!
魔術も超能力も妖怪もモンスターも宇宙怪獣もダンジョンもある、何でもありのS(すこし)F(ふしぎ)な世界のお役人さんの日常にようこそ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-13 06:10:00
106393文字
会話率:33%
滋賀県彦根市のとある会社のとある部署に変わった二人組がいる。彦根城を世界遺産にしようとする街では不可思議な出来事が起こり出していた。
変人二人の探偵がこの不可思議な事件を解決していく物語。
誰が何のためにどうして事件を起こしているのか?
彦
根かるたの始まりの句
「いろは松 土佐の産湯を 浴びてくる」を題材とした彦根全体のお話
この小説は彦根市の情報まとめサイトHIKOTOMO(https:wwwwww.making-connection.com)内の娯楽要素として掲載している創作小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-11 10:53:25
102495文字
会話率:59%
2052年、人類は"完全なる統合"という狂気的な夢に囚われていた。
言語聴覚士の瀬川凛は、15年前の研究所爆発で母を失った。
母が遺した最後の贈り物は、耳に装着する特殊なニューラリンク(NAI)。
そして、毎夜響く悪夢の
中の、あの悲鳴。
「これが、最後のチャンスよ──」
重度の言語障害を持つ8歳の少女・陽子との出会いが、全ての歯車を狂わせる。
少女の描く不可思議な絵には、誰も知らないはずの過去が映し込まれていた。
ナチスの人体実験から連なる「神の声計画」。
記憶を継承する遺伝子。
感情を増幅させる都市規模の装置。
そして、人類の意識を一つに統合しようとする狂気の科学者たち。
母の死の真相。
失われた家族の痛み。
人類進化の果てにある、真実の声。
凛は、母から受け継いだ耳掛け型のNAIと、
不思議な力を持つ少女と共に、
禁断の計画に立ち向かう──。
これは、失われた声を取り戻す旅の記録。
そして、人類の感情と記憶を巡る、壮大な物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-06 20:18:30
900文字
会話率:23%
生と死の狭間で目を覚ました青年。彼の前に現れたのは、少女の姿をした不可思議な存在。冷たい瞳で彼を見つめるその少女は、この空間の「管理者」だという。そこは「虚無のアトリエ」と呼ばれる領域。失われた夢や叶わなかった願い、形をなさなかった物語が漂
い集まる場所だ。
少女は青年に告げる。ここでの彼の役目は“創造者”であり、無数の「未完の世界」に足を踏み入れ、それぞれの世界に「欠けたもの」を見つけ、形にしていくことだと。彼は黒い鍵を手渡され、最初の「扉」へと誘われるが、彼がその鍵で開く世界は、どれも一筋縄ではいかないものばかりだった。
彼が創り出すのは、ただの物ではない。命ある存在、あるいは世界を動かす「法則」そのものを創り出さなければならない。だが、その過程で生まれるものが、彼を“創造者”として敬うか、それとも敵意を抱くかはわからない。創造したものが未完の世界にどんな影響を与えるか、結果はすべて自分次第だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-04 07:26:40
13175文字
会話率:48%
本投稿では、創作詩 ”裏山の一夜” を発表します。発達障害があると本人も辛いでしょうが、その家族もかなり疲弊します。担当教師や担当医の中には「家族の問題だから」と言わんばかりに助言する人がいます。私の経験上、あれやこれやとコミュニケーション
を図ったところで解決に至ることは滅多にありません。ある時、偶然に本人に気づきがあった時に、初めて流れが変わるように思います。今回は、そんな不可思議な一場面を詩に紡ぎました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 22:07:52
383文字
会話率:0%
高校の入学式を翌朝に控えた、とある春の夜、就寝中に突如として異世界へ転移してしまった一人の少女。
不可思議で、まるで現実味のないその出来事は彼女の兼ねてからの憧れで、夢としても掲げる「異世界転生」とほぼ同義であった。
現実とはとても
言い難い世界で目蓋を開いた少女は、ザ・シスターな風貌の女性と出会うことになる。
しかし、少女の発言に違和を感じて表情が曇り始めた彼女は、鑑定スキルを使用するが、ますます様子がおかしくなり始め……。
更に少女が妄想に妄想を重ねて想像していた異世界転生とは、どうも何かが食い違っていて──。
何だかんだあって結局現実の世界で朝を迎える少女は、幼なじみとともに、自身らの入学式が催される高校へと向けて足を運んでいくのだった。
小さい頃から食べることが大好きな二人の少女は、同じくして食べることが好きだと言う少女たちとの出会いもあり、高校生としての新たな生活に食を交えて全力で謳歌したりしなかったり。
賑やかになっていく日々は少女を取り巻き、特に異世界に転生とかするわけでもなく(?)、ただただ愉快に平和な時間で彩られていく。
夢は異世界転生、勉強は不得手。食べるの大好きだけど苦い物は苦手。
特殊なスキルがあるわけでもないのに、異世界との繋がりを持ってしまった、極々普通の一般的な少女が待ち受ける運命や如何に────。
「え、別に事件とか急展開とか何も起こらないって? そんなまさか、嘘でしょ? じゃあ私の存在意義って一体……。本編始まってもないのにもう実質リストラってこと? っていうかあらすじでこんな大胆に展開のネタバレしちゃって大丈夫なの?」
そんなこの物語は、何かが起こりそうで起こらない、何気ない少女たちのありふれた日常をだらだらと描いた、空気系飯テロコメディ。
笑いあり、涙は九分九厘無しの、そんなお話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-03 12:24:14
81667文字
会話率:34%
『電灯に眼を焼かれる』
連作の私小説的小説。右目が白色に覆われる、恐怖と不可思議の物語。
キーワード:
最終更新:2024-11-02 08:32:57
3451文字
会話率:25%
『壊滅の地から、地平線へ』
自己の壊滅した精神の地から、様々な思いを乗せて、地平線へと言葉を投げ掛ける。不可思議は、小説には、いつも付き纏うのだろう。連作の小説。
最終更新:2022-10-25 05:52:55
3612文字
会話率:25%
『不可思議なる、点滅と設定』・・・『詩の群れ』から
何を言いたいのか分からないのが、詩の特徴だとしたら、例えばこの様な詩も、形作られる訳である。詩集『詩の群れ』、から。
最終更新:2021-12-25 04:34:29
294文字
会話率:0%
気が付くと僕は常世(とこよ)と呼ばれる不可思議な世界に立っていた。
過去の記憶がない。自分が誰かも分からない。
しかし時間が経つにつれて周囲にいる住人たちが「人」でないことだけは分かった。
取り留めもない夢の中にいるようなフワフワとした感
覚が付きまとう。
それでも夢のようであるが故にその世界のすべてが当然のように受け入れられる。
すべてが自明であった頃の夢の話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 21:26:51
7282文字
会話率:20%
春、いつもの廃墟巡りの道中、不可思議な村に迷い込んだ。
【探索メイン、稀に戦闘有り】
【やるべきことは二つ。 何より彼女のことを見守ること。あわよくば失った肉体を取り戻すこと】
※作中に登場する人物、地名は実在するものとほとんど関
係ありません。安心してお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 22:32:25
136637文字
会話率:38%
親友の強い勧めでミステリー研究会に所属した冴木賢は、平穏無事をモットーに今日も穏やかなキャンパスライフを過ごす……はずが、有栖川みれい現るとこに乱あり! 何故か彼女の周りでは不可思議な現象が起きていく。
冴木とみれいの出会いを描いた短編4
作目。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-17 19:00:00
20680文字
会話率:59%
不可思議な空間で目を覚ました呉島 紘(くれしまはひろ)は、そこにいた謎の女性に「これから異世界に行ってその世界から脱出せよ」と告げられる。 そして謎の異世界に飛ばされた紘に待ち受けるものとは…
最終更新:2024-10-14 07:20:18
86563文字
会話率:58%
探偵事務所を引き継いだ「碧衣 次郎」が不可思議な事件を解いていく
最終更新:2024-10-11 08:58:09
35115文字
会話率:78%
神はダンジョンという試練を、そしてカードという祝福を人類に与えた。
カード。
デッキにセットするだけでステータスを上げ、装備を具現化し、スキルを発現する不可思議な力。
二十五歳の主人公、上杉ハガネはデッキ枚数上限がたった一枚のラ
ンクEハンターだ。
デッキにカードを一枚しかセット出来ず、固有能力であるユニークカード「一瞬の保存」もハズレだったため、十年間ランクEから昇格していない。
病気がちな妹を養うため、日々ランクEダンジョンに潜って日銭を稼ぐハガネ。
しかしある日、アイドルの新城姫香を助けたハガネは、とあるカードを手に入れる。
そのカードを手に入れたことでハズレユニークカードが無限に成長できるチートユニークカードに変化して――?
ハズレだと思っていたユニークカードが実は無限に成長できるチートカード!
美しい女性ハンターたちと関係を持ちながら高ランクダンジョンをハーレム無双!
最弱だったはずのハンターが現代ダンジョンを攻略して最強に駆け上がる!
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 05:31:40
154640文字
会話率:31%
灰色の雲に覆われた草原の国、コフィン。
天空を舞う竜をあがめる王国に、ある日『神』と呼ばれる巨大な生き物をともなった軍勢が侵攻して来た。
不可思議な武器を持つ女剣士、異形を体内に飼う勇者、無言の兵士達。
圧倒的兵力で王国を屈服させた彼らの目
的は、コフィンの人々の想像を絶するほどの邪悪さに満ちたものだった。
人外の力で国を滅ぼさんとする者達に、生き残ったコフィンの英雄達が立ち向かう。
かつて魔王と呼ばれた男の魔術をめぐる、戦記ファンタジー。
* 2018年6月08日:棺の魔王0部分を「魔王の処刑人」としてヒーロー文庫から書籍化しました
* 2016年3月30日:ヒーロー文庫から書籍化しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-23 12:00:00
844100文字
会話率:35%
高校生の高村遥斗は、ある朝突然、色彩を失った灰色の世界に目覚める。
そこは、同じ空間に存在しながらも、誰にも見えず触れられない異世界だった。
パニックに陥る遥斗だが、同じ境遇の少年と出会い、この不可思議な世界の謎に迫っていく。
なぜ遥斗は
この世界に来てしまったのか?
元の世界に戻る方法はあるのか?
そして、この灰色の世界の真の姿とは...?
現実と幻想が交錯する異世界で、遥斗の予想外の冒険が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-22 01:33:39
1508文字
会話率:29%