エネルギーを自供自足できる都市を選定し、実行する政策を開始してから三十年――その都市の一つである東波市の大学院に通っている君恵は、海外で若手研究者として活躍している学と出会い、久しぶりに大学に来た彼の道案内人を引き受ける。その途中、ある研究
棟で変わった石を拾い、不思議な音が聞こえてくる光の方へ歩いて行くと――なんと六年前の過去に戻ってしまっていたのだ。やがて現代へ帰還するために奔走する中、二人にとってゆかりのある姉妹と邂逅する……。
優しくも切ない過去と現代を生きる人たちの物語。◇◆『空想科学祭FINAL』参加作品◆◇
※2014年1月全面改稿したものを再度アップ。ストーリーの大筋は変わっていませんが、細かなエピソードは追加しています。
※改稿前(PDF版)は目次下部にあるリンク先から読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-18 18:02:59
81335文字
会話率:49%
空腹で倒れた俺が次に目覚めたのは、美形に囲まれた死後の世界だった。いきなり死亡宣言され、個性豊かなメンバーと死者の道案内人の仕事をすることに!?その仕事を通して、俺は悲しくも温かい遺す者と遺される者たちの物語に出会う。涙の数だけ物語がある…
。ちょっぴり切ないハートフルゴーストストーリー…になっている…と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-20 20:29:39
42333文字
会話率:66%
目が覚めたら高校生の山羽有人は異世界に召喚されていた。そんなどこにでもあるようなお話に勇者と魔王はいない。代わりにあったのは、異世界各地に住んでいる大精霊と出会って歌を集めて欲しい、というお願い。歌と食べることが好きな道案内の巫女と、堅物だ
けど剣に優れて笛もたしなむ護衛の騎士、そんな二人との異世界旅行記。その旅のかたわら両目を包帯で隠す少女との交流や、旅路での出来事が、ただ旅行気分だった主人公の想いを大きく変えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 18:07:04
334166文字
会話率:36%
セイレーンにある国々はそれぞれが何かに特化する形で国を形成している。例えば、機械技術ならこの国、農業ならこの国といった具合だ。そのため、完全に独立して成立する国は殆どなく、相互に関係し合って世界が成り立っていた。
音楽の国であるユーフォ
ニア王国の王子ルードヴィッヒ(愛称:ルーイ)はあるトラウマから九年間、城のすぐ隣に立つ塔で引きこもり生活を続けていた。唯一話をするのは父であるユーフォニア国王アーサーと、王佐権騎士であるリフだけだった。
十六歳の誕生日を間近に控えたある日、ルーイはアーサーに呼び出される。嫌々ながらも城に参上したルーイを待っていたのは、「十六歳の誕生日をもって、ユーフォニア王国の親善大使に任命する」という非常な決定だった。どうしてもその決定に納得できないルーイはついに家出もとい、楽園への逃避行を決意する。
意気揚々と準備をするルーイだったが、不運にもリフに見つかってしまう。このままでは捕まってしまう。そんなのは嫌だと強く思ったその時、塔が眩いばかりに光ったと同時に、ルーイは吸い込まれるように飛ばされていた。
森で目を覚ましたルーイはユーノと言う天使のような青年に出会う。ユーノは小隊の隊長であり、彼らはある任務のためにこの森を抜け、マルムークまで行くところらしい。ユーノの話では、この森は迷いの森と呼ばれる磁石や電気機器類などが働かない危険な森であり、自分達のようにある程度経験のある者が付いていなければとても一人では抜けられないということだった。ユーノは騎士としての本分を果たすためにもルーイを連れてマルムークまで行ってくれると申し出る。一文無しの上、この森を抜ける能力も持ち合わせていなかったルーイは二つ返事で了承する。他人との接触を極端に嫌うルーイにとって、ユーノ隊と行動を共にすることは非常に嫌だったが、苦渋をのんで我慢することにした。それというのも、実はルーイの当面の目的地はマルムークだったのだ。三食寝床付きで目的地までの道案内までしてくれるとなれば、これほど美味しい話はない。渡りに船と喜んでいたルーイだったが、世の中そんなに上手くいく訳がなかった。なんとユーノは他国にもその名を轟かす『紅剣の黒い悪魔』と呼ばれる恐ろしい人間だったのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-06 12:00:00
146598文字
会話率:44%
道案内をするヤツ&されるヤツの話
最終更新:2011-09-03 17:29:04
759文字
会話率:67%
真面目で先生からも頼られている少年は、真面目なのか分からない小説家に出会い、道案内を頼まれる。
最終更新:2011-08-07 13:48:38
3971文字
会話率:45%
――古来から満月の夜には不思議な力が宿ると言われているのはご存知でございませうか。
奉公先からの帰り道。月夜の道で男に道案内を頼まれた主人公。
応じてみるも男の様子は何か不自然で――。
最終更新:2010-12-11 19:18:39
3763文字
会話率:0%
オデコの広いおっちょこちょいな見習い天使に、任務が与えられた。それは、突然生まれることになった天使を迎えに行くこと。星の子に道案内されながら、見習い天使ははじめて人が暮らす世界へと舞い降りる。そこで待ち受けていたこととは…。
最終更新:2010-05-17 15:20:07
99684文字
会話率:37%
時は中国明朝、日本は戦国。雲を道案内に江湖を旅する少女剣客、朱美鈴は、倭寇と遭遇しこれと戦うことになったが、倭寇の大将、長宗我部基親の腕前もさるもの。
だが、長宗我部基親も、そして朱美鈴も、何かの秘密と、そして希望を胸に秘めていた……。
こ
の出会いは、戦いは、ふたりをいずこへと導くのであろうか。
チャンバラアクション系短編武侠小説。
この作品はtaskey、E☆エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-27 08:43:55
13071文字
会話率:42%
妖艶な妻の茶道教室が経営の危機に陥った。生徒を呼び戻すためには「幻夢茶」を探すしかない。幻のお茶を探しに行かされた俺は小生意気な通訳兼道案内のティタとともに肉食恐竜のいるジャングルに分け入った。
2020/10/17 ノベルデイズにも掲
載しています(PN 不二原光菓)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-04 23:58:48
14887文字
会話率:39%
「道を教えていただけませんか?」そう言われた俺は女を道案内することにした。しかしその女は自分の意見ばかりを一方的に楽しそうに話す、ウルサイ女だった!胃をムカムカさせながらも女を道案内するが、その女が行きたがっていた場所は到着した場所と異なっ
ていて―――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-27 16:58:51
2020文字
会話率:60%
三途の川にいる、三兄妹と三匹の鼠が出会う死者との出会い。
最終更新:2008-03-15 01:43:08
2492文字
会話率:0%
七年前、秋月優斗は幼馴染の神山双葉に恋をしてた。そんなある日、偶然出会った柳双葉に、道案内をしている所を見られ関係はぎくしゃくしてしまう。それから七年後の現在、優斗が付き合っているのは柳双葉。七年前一体何があったのか?幼馴染の双葉は何処へ行
ったのか?そして優斗がもつ不思議な過去とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-16 01:30:10
21467文字
会話率:45%